NY Times Critic's Choice
The 10 Best New Restaurants in 2007
ニューヨーク・タイムズのクリティックスが選んだ
2007年にニューヨークにオープンしたレストラン Best 10
ニューヨークでは毎年多くのレストランがオープンすると同時にクローズしているけれど、
以下に紹介するのはニューヨークのレストラン・ビジネスに最も影響を与えるといわれるニューヨーク・タイムズ紙の
レストラン・クリティック、フランク・ブルーニが選んだ、2007年のニューヨークのニュー・レストランのベスト10。
傾向としてはカジュアルなレストランが人気を博しており、2006年に見られた巨大スペースにメガ・レストランを
オープンするトレンドは既に過去のもの。
若手シェフもどんどん登場してきており、ダニエルやジャン・ジョルジュでなくても、料理やコンセプト
集客力を得られることを立証しています。
ちなみに新たにオープン、もしくは改装オープンしたレストランで ”期待外れだったレストラン” としては、
グラマーシー・ホテル内にオープンしたチャイニーズの ”Wakiya / ワキヤ”、アジアン・フュージョン&ミドル・イースタンのテイストを加えた
フレンチの ”FR.OG”、女性名シェフ、パトリシア・ヤオを迎えてリノベーション後再オープンした”Monkey Bar / モンキー・バー”、
そしてワインにフォーカスを当てた”Varietal / ヴァリエタル” の4件の名前が挙げられていました。
1. Momofuku Ssam Bar / モモフク・サム・バー
イースト・ヴィレッジのモモフク・ヌードル・バーが大人気のシェフ、デヴィッド・チャンが2007年1月にオープンした 2件目のモモフク。
ヌードル・バーより洗練されたイメージの同店は、予約を取らないポリシーなので、ディナータイムには常にテーブルが空くのを根気良く待つ
来店客の姿が見られています。
肉料理を中心にしたメニューで、レストランのネーミングになっている”サム”とは アジア風のブリトーのこと。
また、ヌードル・バーの人気メニューでバークシャー・ポークを用いたポーク・バンズも同店で味わえます。
ちなみにデヴィッド・チャンは、昨年度の食のオスカーと言われるジェームス・ビアード・アワードでベスト・シェフに選ばれています。
Momofuku Ssam Bar
207 Second Ave., New York, NY 10003 ( at 13th St )
Tel: (212) 254-3500
Web: www.momofuku.com/
2. Soto / ソト
かつてアトランタのスター・スシ・シェフで、ジェームス・ビアード・アワードでライジング・スター・シェフを受賞したこともある
ソトヒロ・コスギのニューヨーク進出店舗となったのがグリニッジ・ヴィレッジにオープンした ”ソト”。
看板など出ていないミニマリズムのファサードで、店内はカウンターを中心にしたシンプルなインテリア。
料理は基本的にはオーセンティックなスシを中心とした日本食であるけれど、刺身シャビーチェのトッピングにキャビアを添えるなど、
クリエイティブなツイストを見せるもの。
日本人にも、日本食通のアメリカ人にも高く評価されているレストラン。
Soto
357 Sixth Ave., New York, NY 10014 ( nr. Washington Pl )
Tel: (212) 414-3088
3. Anthos / アンソス (以下で紹介する Insieme / インシーム と 3位タイ)
以下で紹介するインシエムと3位を分けあったアンソスは、シェフ、マイケル・ピラスキーの
クリエイティブなグリーク・キュジーヌが味わえるレストラン。
ニューヨーク・タイムズのレビューでは2つ星、ニューヨーク・マガジンでも2つ星を獲得している。
また2008年度版のミシュランでもオープンしたてにも関わらず1つ星に輝くという快挙を見せている。
基本的にはグリーク・フードを好む人にお奨めのレストランであるけれど、多くのグリーク・レストランがシーフードを得意としているのに対して、
同店のメインはローステッド・チキンやラムが高く評価されている。
Anthos
36 West 52nd Street., New York, NY 10019 ( bet. 5th and 6th av )
Tel: (212) 582-6900
Web: www.anthosnyc.com/
3. Insieme / インシーム (上で紹介した Anthos / アンソス と 3位タイ)
数年前にオープンしたレストラン Hearth / ハースで成功を収めたマルコ・カノラのレストラン。
彼が2007年夏に、ミッドタウンのウエストサイドにオープンした同店は、
シンプルで洗練された雰囲気のインテリア。そしてここで味わえるのは、トラディショナルとコンテンポラリーがクロスオーバーする
イタリアン。そのフードはニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーク・マガジンで、共に2つ星を獲得している。
またマルコ・カノラのパートナー、ポール・グリーコがチョイスするワインリストもニューヨーク・タイムズでは高く評価されている。
Insieme
777 Seventh Avenue., New York, NY 10009 ( at 51st )
Tel: (212) 582-1310
Web: www.restaurantinsieme.com/
5. Park Avenue Winter/Spring/Summer/Autumn / パーク・アヴェニュー・ウィンター/スプリング/サマー/オータム
パーク・アヴェニュー・サマー、パーク・アヴェニュー・オータム、パーク・アヴェニュー・ウィンターと季節ごとにネーミングを替える
ユニークなコンセプトのレストラン。しかも替わるのはネーミングだけでなく、メニュー、インテリア、スタッフのユニフォームまでが季節に合わせて
替わるという徹底振り。
同店は以前、リバー・カフェで3つ星を獲得したシェフ、デヴィッド・バークの長寿レストラン、パーク・アベニュー・カフェであったロケーション。
料理は、レストラン ”クォリティー・ミーツ” のシェフとしても知られるクレイグ・コケツがメニューを監修する季節の食材を生かしたアメリカン・キュジーヌ。
アッパー・イーストサイドの洗練されたニューヨーカーをターゲットにしたレストラン。
Park Avenue Winter/Spring/Summer/Autumn
100 East 63rd Street at Park Avenue., New York, NY 10021
Tel: (212) 644-1900
Web: www.parkavenyc.com/
6. Resto / レスト
ヌーベル・ベルジャン(ベルギー料理)のカジュアル・レストラン。
ベルジャン・キュジーヌというとムール貝のワイン蒸しを思い描く人は多いけれど、同店ではビールで蒸したものを含む4ヴァージョンが味わえる。
でも同店一番人気であると同時に最も高く評価されている料理は ニューヨークでNo.1といわれるハンバーガーと、
クリスピー・ピッグを挟んだサンドウィッチ。
アペタイザーは8〜14ドル、殆どのメインが20ドル以下という手頃な価格で、これらのフードと共に
60種類を揃えたベルジャン・ビールを味わうのが同店の醍醐味となっている。
Resto
111 E. 29th St., New York, NY 10016 ( nr. Park Ave. South )
Tel: (212) 685-5585
7. 15 East / フィフティーン・イースト
日本食レストランが次々とオープンする中で、第2位の ”ソト” と共に評価が高かったのが同店。
イーストヴィレッジで、タコヴィル・レストランも経営するオーナーの が同店のシェフとして白羽の矢を立てたのは
以前、人気レストラン ”ジュエル バコ” で スシ・シェフをしていたマサト・シミズ。
彼がクリエイトするノーナンセンスで、トラディショナルなスシが同店の最大のウリとなっている。
おまかせメニューは55〜75ドル。7コースのテイスティング・メニューは120ドル。
15 East
15 E. 15th St., New York, NY 10003 ( nr. Union Sq. West )
Tel: (212) 647-0015
Web: www.15eastrestaurant.com/
8. Allen & Delancey / アレン・アンド・デランシー
2007年11月のオープン以来、予約がなかなか取れないことで知られるトレンディ・レストラン。
その飾り気は無いもののヒップな雰囲気の店内もさることながら、客層がファッショナブルでいかにもニューヨークっぽいことでも
知られるのが同店。レストランというよりはラウンジのようなダークなライティングのブース・シートのインテリアであるけれど、
シェフ、二ール・ファーガソンは かつてゴードン・ラムジーの下で働いていた人物。
彼がクリエイトするのは都会的なコンティネンタル・キュジーヌで、 高級食材の組み合わせの妙が持ち味。
ニューヨーク・タイムズでも、ニューヨーク・マガジンでも2つ星を獲得しているレストラン。
Allen & Delancey
115 Allen st., New York, NY ( bet Delancy and Rivington st. )
Tel: (212) 253-5400
Web: www.allenanddelancey.net/
9. Pamplona / パンプローナ
かつてフレンチ・レストラン、ブーレイで修行したシェフ、アレックス・ウレナがクリエイトするヌーベル・スパニッシュのレストラン。
かつてはシェフのラストネームをつけた ”ウレナ” というレストランであったけれど、これをビストロ・スタイルのカジュアルなレストランにして、
お値段を抑えたのがパンプローナ。
そしてメニューにもガスパチョやパエヤのような、一般的に好まれるスペイン料理を加えているけれど、
アレックス・ウレナの持ち味であるクリエイティブなキュジーヌも 引き続き味わえるところが最大の魅力。
Pamplona
37 East 28th st., New York, NY10016
Tel: (212) 213-2328
Web: www.pamplonanyc.com/
10. Mai House / マイ・ハウス
”トライベッカ・グリル”、現在はクローズしてしまった”モンラシェ” といった店のレストランターとして知られるドリュー・二ポーレントと
イースト・ヴィレッジのヴェトナミーズ・レストラン、”Bao 111 / バオ ワンイレブン” で腕を振るっていたシェフ、マイケル・フュンがティーム・アップして、
トライベッカにオープンしたのが マイ・ハウス。
70年代のテイストが感じられるサウス・イースタン・インテリアの中で味わえるのは串刺しのラム肉や、
グラス・ヌードルと和えたダンジェネス・クラブ(カニ)などの ヴェトナミーズ・キュジーヌ。
カクテルはアブソルート・ペッパーを用いたスパイシーなタイガー・テールが人気。
バー・カウンターでは軽食と共にマンウォッチングが楽しめる。
Mai House
186 Franklin st., New York, NY10013 ( bet Hudson and Greenwich st )
Tel: (212) 431-0606
Web: www.myriadrestaurantgroup.com/maihouse/index.html
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