66th Annual Golden Globe Red Carpet Review
第66回 ゴールデン・グローブ賞授賞式
レッド・カーペット・ファッション・レビュー



1月11日、日曜日にビバリー・ヒルズのヒルトン・ホテルを会場に行われたのが ゴールデン・グローブ賞授賞式。
同授賞式は、ハリウッドの授賞式シーズンに先駆けて行われるのに加えて、メジャー・ネットワークで 生中継される授賞式であるため、例年セレブリティがドレスアップしてそのレッドカーペット上を歩くことで知られるイベント。
昨年の同賞は 脚本家組合のストライキのせいでセレモニーが行えなかったこともあり、今年は あえて華やかに行われた印象であったけれど、それに花を添えていたのが スーパースター・ラインナップのノミネーション&プレゼンター。
今年の受賞者には一部サプライズもあったけれど、やはり賞が終わってみると、人々の関心が集中しているのは レッド・カーペット上のファッションの競演。 今回は目立った失敗ドレスが無かったと言われるけれど、圧倒的な支持を獲得するドレスもあまり観られなかったのが実情。
その一方で、メディアやファンの関心は ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーや、12年ぶりに一緒にレッド・カーペット上を歩いた ケイト・ウィンスレット&レオナルド・ディカプリオの2カップルに集中していた印象でした。
さて、今回のゴールデン・グローブのドレスの傾向としては キー・カラーと言われるのがブルー。 そしてドレスのカラーとコントラストを見せるクラッチ・バッグが目立っていました。
ブランドとして多く登場していたのはリーム・アクラ、クリスチャン・ディオール。ジュエリーはいつものようにヴァン・クリフ&アペル、 フレッド・レイトンが最も貸し出しの多いジュエラーとなっています。
一方の男性陣は、殆どがオーソドックスなタキシードにホワイト・シャツを合わせるスタイル。 実際カラー・シャツはメンズのフォーマルの世界では既に時代遅れと見なされるもの。 また 若い世代は圧倒的に棒タイを合わせる傾向になっています。

以下、今年のゴールデン・グローブの主だったセレブリティ・ファッション、全52枚をご紹介します。





写真上左より、 娘のルーマーが 今年の”ミス・ゴールデン・グローブ”を務めていたデミー・ムーアとアシュトン・クッチャー。 デミーのドレスはクリスチャン・ディオール、クラッチ・バッグはロジェ・ヴィヴィエ。

中央は 今回のゴールデン・グローブで主演女優と助演女優の双方を受賞したケイト・ウィンスレットと、彼女と「レヴォルーショナリー・ロード」で 共演したレオナルド・ディカプリオ。ケイトのドレスは、イヴ・サン・ローランでジュエリーはショッパール。レオのタキシードはアルマーニ。

右は、お互い主演女優と男優にノミネートされていたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。 あまり評判が良くなかったアンジェリーナのドレスはアトリエ・ヴェルサーチ、シューズはジミー・チュー、ジュエリーは二ール・レーン。 昨今、少々老けた印象のブラッドのタキシードはトム・フォード。





写真上左より、プレゼンターとして登場したサーシャ・バロン・コーヘンとの間に 昨年 女児を出産した女優のアイラ・フィッシャー。 ベージュ〜ブラウンのグラデーションのドレス。

左から2番目は新世代のアンジェリーナ・ジョリーと言われるミーガン・フォックス。ウエスト・サイズ22インチの彼女が着用しているのは ラルフ・ローレンのドレス。ジュエリーはアムラパリ。

右から2番目は ジェニファー・ロペス。ドレスは彼女のお気に入りのブランド、マルケーザ。ジュエリーはローレイヌ・シュワルツ、 シューズはロジェ・ヴィヴィエ。夫、マーク・アンソニーと一緒にレッド・カーペット上に登場したものの、結婚指輪をしていなかったことが ちょっとした話題に・・・。

右は、グレン・クロース。インドのマハラジャのようなコスチュームはアルマーニのヴィンテージ。





写真上左より、今も美しいジュリア・オルモンド。ドレープが寄ったバーガンディのドレスはミッソーニ。

左から2番目は キャメロン・ディアス。人によってはワースト・ドレスの1枚に挙げていたピンクのドレスはシャネルのオートクチュール。バッグもシャネル、 ジュエリーもシャネル・ファイン・ジュエリー、シューズはレネー・カオヴィラ。

右から2番目は エヴァ・ロンゴリア。レッド・カーペットに溶け入ってしまうようなレッドのドレスは、これまでセレブリティが着用してこなかったカラー。 でも 「HDTVが普及した現在では そんな心配は必要無し」 というのが大方の声。 長くトレーンを引いたドレスはリーム・アクラのもの。 イヤリングはヴェンデューラで、ブレスレットはH. スターン、クラッチはスワロフスキー。

右は、夫のケヴィン・ベーコンと共にレッド・カーペット上に現れたキーラ・セドウィック。TV部門の主演女優賞にノミネートされていた彼女が 着用していたのはオスカー・デ・ラ・レンタのドレス。ジュエリーはフレッド・レイトン。





写真上左より、「ママ・ミア」に出演していたアマンダ・セイフリード。年齢の割りに地味なドレスはステラ・マッカートニー。 クラッチバッグはスワロフスキーで、ジュエリーはH. スターンのもの。

左から2番目はドラマ映画部門の主演女優にノミネートされていた クリスティン・スコット・トーマス。ドレスはランヴァン。 ジュエリーはマーティン・カッツのもの。

右から2番目は人気TV番組「アグリー・ベティー」の主演、アメリカ・フェレラ。着用しているのはオスカー・デ・ラ・レンタ。 ヒールはジミー・チューで、ジュエリーはフレッド・レイトン。

右は、ビヨンセ。ドレスはエリー・サーブのオートクチュール。100カラット以上の圧巻のネックレスはローレイヌ・シュワルツのもの。





写真上左より、人気TV「ゴシップ・ガール」に出演中のブレーク・ライヴリー。スナップされる際の姿勢の悪さが残念。 ニナ・リッチのドレスがタイトすぎて、痩せているにもかかわらずウエストラインのシワが目立っているのも問題点。 ジュエリーはフレッド・レイトン。

中央は主演女優賞の最有力候補と言われていたアン・ハサウェイ。ゴージャスなドレスはアルマーニ・プリヴェ。 ジュエリーはヴァン・クリフ&アペル。

右は、「マッド・メン」でTVドラマ部門の主演女優賞にノミネートされていたジャヌアリー・ジョーンズ。布を丸めて折り返したようなディテールの ブルーのドレスは ヴェルサーチの作品で、サイドから見ると非常に不思議なシルエットのドレス。ジュエリーはヴァン・クリフ&アペル。





写真上左より、今回 ” ミス・ゴールデン・グローブ ”を務めたルーマー・ウィルス。本来彼女は昨年のゴールデン・グローブの ” ミス・ゴールデン・グローブ ”であったけれど、セレモニーが中止になったために今年に持ち越されたキャスティング。 ドレスはリーム・アクラ、 ジュエリーは二ール・レーン。

中央は今回のゴールデン・グローブで多くのメディアやファッション評論家がベスト・ドレスに選んでいたのが オリヴィア・ワイルドが着用したラヴェンダー・カラーのリーム・アクラ。ジュエリーはヴァン・クリフ・&アペルで、シューズはジミー・チュー。

右は、アナ・パックィン。TVドラマ部門で主演女優賞を獲得した彼女が着用したのは、 エルヴェ・L・ルローのドレス、二ール・レーンのジュエリー、クラッチ・バッグはボッテガ・ヴェネタ。





写真上左より、映画のコメディ&ミュージカル部門で最優秀作品賞を受賞した「ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ」に出演し、 助演女優賞にノミネートされていたぺネロピー・クルーズ。 ドレスはアルマーニ・プリヴェで、 ジュエリーはヴァン・クリフ&アペル、シューズはジミー・チュー。

左から2番目はプレゼンターとして登場したセルマ・ハイヤック。ドレスからバッグまで、全てボッテガ・ヴェネタ。

右から2番目はエリザベス・バンクス。細かいフリルがストライプのようにあしらわれたJ.メンデルのドレスは不評だった1枚。

右は 久々に授賞式イベントに姿を見せたサンドラ・ブロック。ワンショルダーのドレスはクリスチャン・ディオール。 ドレスとコントラストを見せるブルーのクラッチは アレクサンドラ・ナイトのもの。





写真上左より、ミッキー・ロークが主演男優賞を受賞した「ザ・レスラー」で彼の娘役を演じていたエヴァン・レイチェル・ウッド。 ドレスはエリー・サーブ・オートクチュールで、ジュエリーは二ール・レーン。

左から2番目は、TV「30ロック」のプロデューサーであり脚本家、主演女優も勤めるティナ・フェイ。今回のゴールデン・グローブでは 番組が最優秀コメディ番組を受賞し、彼女自身も主演女優賞を受賞している。ドレスはロベルト・カヴァーリで、クラッチバッグはVBH、 ジュエリーはH.スターンで、ヒールはジミー・チュー。

右から2番目は 映画「ダウト」で助演女優賞にノミネートされていたエイミー・アダムス。 オーガンジーとビーズのボリュームあるスカートの ドレスはオスカー・デ・ラ・レンタの作品。

右は、「ヒーロー」に出演中のヘイディ・ペネティエア。ドレスはジャン・フランコ・フェレ、クラッチはフェラガモ、ジュエリーはフレッド・レイトン。





写真上左より、マイリー・サイルス。今回のゴールデン・グローブ賞では、声で出演したアニメ 「ボルト」の 主題歌部門でノミネート。ドレスはマルケーザのもの。

中央は クリスチャン・ディオールのストラップレスのドレスを着用したエヴァ・メンデス。フロントの大きなリボンのような部分が 賛否両論だったアウトフィット。抜群に評判が良かったゴージャスなネックレスはヴァン・クリフ&アペル。

右はプレゼンターとしてステージに登場したケイト・ベッキンセール。ドレスはJ.メンデル。ジュエリーはフレッド・レイトン。





写真上左より、ケーブルの番組「 ザ・スターター・ワイフ」で TVコメディ部門の主演女優にノミネートされていたデボラ・メッシング。 好評だったドレスはヴィラ・ウォンのもの。フレッド・レイトンのジュエリーに、ジュディス・リーバのクラッチ・バッグ。

左から2番目はドリュー・バリモア。裾がマーメイド・ラインを描くドレスはクリスチャン・ディオール・オートクチュール。 膨らんだヘアと共に評判が悪かったドレスの1枚。イヴニング・バッグはロジェ・ヴィヴィエ。

右から2番目は プレゼンターとしてステージに登場したマギー・ジーレンハール。アニマル柄が不評だったワンショルダーのドレスは ランヴァン、ジュエリーはフレッド・レイトン。

右は、TV部門の主演女優賞にノミネートされていたメアリー・ルイーズ・パーカー。ブルーのストラップレスのドレスは オールド・ファッションと指摘されていた1枚。





写真上左より、TVのコメディ部門の主演女優賞にノミネートされていたクリスティーナ・アップリゲート。レモン・イエローのドレスは ロベルト・カヴァーリのもの。

中央は 「スラムドッグ・ミリオネア」 に出演したフレイダ・ピント。ドレスはクリスチャン・ラクロアのオートクチュールで、 バッグはジュディス・リーバ。 シューズはロジェ・ヴィヴィエ。

右は、HBOのミニ・シリーズ「ジョン・アダムス」で主演女優賞を受賞したローラ・リ二ー。ドレスはエリー・サーブのオートクチュール。 バッグはフェラガモ。





写真上左より、妻のケイティ・ホルムズがニューヨークのブロードウェイで最後の舞台を演じているため、 母親をエスコートしてレッド・カーペット上に現れたトム・クルーズ。着用しているネイビーのタキシードはジョルジォ・アルマーニ。

左から2番目は 「ハイスクール・ミュージカル」の主演で、実生活でもカップルと言われる ザック・エフロン&ヴァネッサ・ハッジェンス

ヴァネッサのドレスはアルベルタ・フェレッティ。 右から2番目は TVシリーズ「チューダー」で主演男優にノミネートされていたジョナサン・リース・マイヤー。 タキシードは彼がフレグランスのCMに出演している ヒューゴ・ボスのもの。

右は、映画のコメディ&ミュージカル部門の助演男優にノミネートされていたロバート・ダウ二ー・ジュニア。 ジョン・ヴァルヴェイドスのタキシードにスニーカーを合わせたコーディネート。





写真上は今年のワースト・ドレッサーと言われる顔ぶれ
左より、「ザ・レスラー」で主演のミッキー・ロークの相手役のストリッパーを演じたメリッサ・トーメ。 着用しているアウトフィットはオスカー・デ・ラ・レンタで、ジュエリーは二ール・レーンのもの。

中央は 今年のワースト・ドレッサーと言われたレネー・ゼルウェガー。 プレゼンターとして登場した彼女が着用していたのはキャロリーナ・ヘレラ。ジュエリーはヴァーデュラ。 アップにしたヘアも失敗していた印象。

右は、モデル兼リアリティ・ショーのホスト、ハイディ・クルムとシンガーのシール。 ワースト・ドレッサーの呼び声が高かったハイディのドレスは ヴィンテージのジェームス・ガラノス。







Photo: Steve Granitz/Wire Image,Reuter, CelebrityPhoto, Getty Image