New & Newly Renovated Boutique in Paris
2007年秋、パリにオープン&リオープンしたブティック
Christian Dior / クリスチャン・ディオール
ブランドの創設60周年を記念してパリ本店のリノベーションを行っていたクリスチャン・ディオールが、
新装ブティックをリオープンしたのは9月17日のこと。
ゴージャスに、そして贅を尽くしたブティックはチベットで手織りで仕上げられたシルク・カーペットに始まり、
フィッティング・ルームのウォール・ペーパーがエンボスのメタリック・レザーであったり と、
ありとあらゆるディテールをカスタム・メイドしたもの。ブティックというよりも
ロイヤル・アパートメントというフィーリングで仕上げられたブティックは、
歴史あるオートクチュール・メゾンでクリスチャン・ディオールの名に恥じないものになっている。
事実、ディオールで最も利益率が高い部門と言われるのがオートクチュールで、年間の売り上げは何と日本円にして70億円。
このサロンは、最高級のクラフトマンシップ、最も贅沢な素材やディテールを好む同ブランドのクチュール顧客を
満足させるインテリアになっている。

同店のリオープンと共にブティックで行われたのがセレブリティ・ゲストを多数 招待しての
ブランド60周年記念のパーティー。会場には女優で、現在ディオールの時計の広告に出演しているシャロン・ストーン(写真上、上段右側)や、
フランス人女優 ジュリエット・ビノッシュ、シンガーのエルトン・ジョンなどが姿を見せた他、
ディオールのデザイナー、ジョン・ガリアーノと、ディオール同様にモエ・へネシー・ルイ・ヴィトンの傘下にある
ルイ・ヴィトンのデザイナー、マーク・ジェイコブスが談笑する姿なども見られていた。
ブティックに足を踏み入れると まず遭遇するのが楕円形のアトリウムで、ここにはバッグやスモール・レザー・グッズ(財布、キーホールダー等)
のセクション。高さ約7メートルのこのフロアの壁の上には、一面フレンチ・ウィンドウがあって、
窓ガラスの向こうはプラズマスクリーン。そこではイスラエルのアーティ、ストオヨラマによるヴィデオ・モンタージュが映し出されている。
高級ブティックというよりも邸宅をイメージしたというインテリアは一流アーティストによるカスタム・メイドのファニチャーが置かれており、
セピア・カラーのサングラス・セクション、ミラーを用いてジュエル・ボックスをイメージしたビューティー&フレグランス・サロン、
画家ベルナール・ブフェが描いたクリスチャン・ディオールの肖像がをファイアー・プレース(暖炉)の上にフィーチャーした
イヴニング・ドレス・セクションなど、それぞれのエリアが売り場ではなく レジデンシャルなショーケースとして
美しくデコレートされている。
リノベーションを手掛けたのは、アルマーニ・ブティックやバーニーズ・ニューヨークの店舗を手掛けたことでも知られるピーター・マリノ。
見た目にはクラシックなブティックであるものの、随所にハイテク機能が盛り込まれている。
ディオールでは、このブティックでプレタ・ポルテの売り上げを2倍に伸ばす計画とのことで、
アグレッシブなビジネスプランを打ち出している。
Christian Dior Boutique
30, Avenue Montaigne 75008 Paris
Tel: (33) 01 40 73 73 73
Fax: 01 40 73 57 95
Lanvin / ランヴァン
リノベーションのために3ヶ月もの間 クローズしていたランヴァンのウーマンズ・ブティックがリオープンしたのは
9月18日のこと。
1階フロアはエイジド・ウッドに囲まれたロフト風のスペース。
アンティークのラックに掛けられたドレスはカラー別に吊るされ、個人のワードローブをイメージする陳列が行われている。
このラックは顧客がファブリックに触れたり、ドレスのシルエットを大きな鏡の前でチェックし易い作り。
写真上左のセントラル・ラウンジ・エリアはソファが置かれた落ち着いたエリアで、鏡張りのステアー・ケースが個人宅をイメージした
プライベート・スペースを演出している。
改に設けられたセクションとしてはシューズ・エリアでここは もちろんランヴァンのベストセラー、バレリーナ・フラットが並ぶエリア。
そしてその隣にはイヴニング・ドレスのセクションがあるけれど、ここはやがて2008年1月に発表される
ランヴァンのブライダル・コレクションのエリアになるという。
ランヴァンといえば、ブティック入り口のクリエイティブなディスプレーがあまりに有名であるけれど、
そのウィンドウに吸い寄せられた女性達が、「朝シャワーから出てきて 自分のワードローブから服を選ぶ感覚で
気軽にショッピングが出来る空間をクリエイトした」というのがランヴァンのデザイナー、
アルバー・エルベのコメントである。
22 Rue de Faubourg Saint-Honore 75008 Paris
Tel: (33) 01 44 71 31 73
Robert Cavalli / ロベルト・カヴァーリ
アグレッシブにパリ進出を進めているロベルト・カヴァーリがこの秋ブティックをオープンしたのはアベニュー・モンターニュ。
でも このブティックはロベルト・カヴァーリが来年サントノーレ通りにオープンする約500平方メートルの大型のブティックの
プレビュー的存在と言えるもの。
アイヴォリーのフロア、ゴールドやブラスの壁、ブロケードやシルク・シャンタンのソファーなど、
ゴージャスながらも パリらしくシックに纏められた店内にはVIP顧客のためのラウンジも用意されている。
53 Avenue Montaigne 75008 Paris
Tel: (33) 01 56 88 37 70
Blumarine / ブルマリーン
1977年にブランドがスタートしたブルマリーンにとって、初のフランス進出店舗となったのが、
この秋 アベニュー・モンターニュにオープンしたブティック。
ホワイト・マーブルのフロア規模は120平方メートルとそれほど大きくはないものの、
ハイテク・ライティング・システムとプレシャス・グラスの壁によってにダイヤモンドの中に居るような
フェミニンな空間を演出している。
今後、ブルマリーンはロンドン、ニューヨークにブティックをオープン予定とのこと。
56, Avenue Montaigne 75008 Paris
Tel: (33) 01 45 61 33 22
Fax: (33) 01 45 61 14 12
Y3 / ワイ・スリー

ヨージ・ヤマモトとアディダスのコラボレーション、Y3のパリ・ブティックがオープンしたのは、
パリの中でも若々しいファッションのメッカ、エティエンヌ・マルセル通り。
ここはヨージ・ヤマモト・ブティックがオープンして久しいロケーションでもあるけれど、
約160平方メートルの広さのブティックは2フロア構成。
メンズ&ウーマンズのアパレル、フットウェア、アクセサリーを揃えたブティックは
ミニマリズムかつシンプルでモダン。
フューチャリスティックなエッジを感じさせる仕上がりになっている。
なお、Y3は次なるブティックをマイアミにオープン予定とのこと。
47 Rue Etienne Marcel
Tel: (33) 01 45 08 82 45
Le 66 / ル・ソワサントシス
シャンゼリゼ通りのアドレスをそのままブティック名にしたル・ソワサントシスは、ファッションと
スタイリッシュなグッズをミックスした品揃えを見せるショップ。
なかなか探せないDVDのタイトルや、ファッション・マガジンに混じって、
オールド・インダストリアルな店内に見られるのはアレクサンダー・マックィーンとプーマのコラボレーションや、
アーバン・モビリティのアクセサリーなど。シャンゼリゼといえば旅行者のメッカであるけれど、
ル・ソワサントシスが狙うのはラグジュアリスで、高額志向のアップスケール・カストマー。
ファッションだけでなく、ライフスタイルをも提供するタイプのマーチャンダイズである。
66 Avenue des Champ-Elysees
Tel: (33) 01 53 53 33 80
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