Feb. Week 2, 2015
★ I Got Caught Cheating On My Wife...
妻に愛人との浮気がバレてしまったら…


秋山さんへ、
以前男性の質問も受けていたのを思い出して、メールをしてます。 下らない相談とは分かっていますが、恥をしのんで質問させてください。

実は、若い年下の女性と浮気をしてました。 それがつい最近になって妻にばれてしまいました。
妻の友達が、自分が愛人と一緒に居るのを2回ほど目撃したらしく、仕事や友人関係には見えなかったことと、 相手が若いので、最初に見たときから愛人だと思ったけれど、2度目に目撃してそうに違いないと思ったみたいで、 それを妻に話したようで、バレてしまいました。
最初は否定してましたが、目撃者もいますし、妻に 「浮気をしてたなら、せめて正直に話すべきだ」と何度も言われるうちに、 渋々その女性との関係が過去1年近く続いたことや、どんな風に知り合って、どんな所で会っていたかを話してしまいました。 それで納得してくれるかと思ったんですが、細かいことを話した方が、怒りと顰蹙を買ってしまいました。

自分としては 妻と離婚して 愛人と一緒になろうという気持ちなどは全く無いので、 愛人と別れる決心をしましたが、 愛人は日ごろは 「早く若い独身男性を見つけて結婚する」なんて言っていたくせに、 別れ話をした途端に 「いつかは離婚して、私と結婚してくれると思ってた」と怒り出した挙句、泣き出してしまいました。
それからも、愛人とは別れ話をめぐって いろいろあって、 やっと穏やかに別れられるかと思ったら、「奥さんにばれないように気をつければ、 まだ付き合っていても大丈夫」と言いだして、まだ付き合いを続けたがってます。 でも、もしそれが奥さんに見つかったら、今度こそ本当に大変なことになるのと、 今別れておかなかったら、ずっと愛人に付き纏われそうな気がして、穏便に手を切りたいと思ってます。
同じく浮気をしている同僚に言わせると、「愛人の後始末はきちんとしないと、 女っていうのは後で何をしでかすか分からない」のだそうで、 最初は愛人を無視して、一切取り合わないようにしようかとも思ったんですが、 「今は会う時期じゃないから」と言い訳しながら、何とか自然消滅が出来ないかと願ってますが、 しつこいほどに連絡が来ます。

妻は妻で、未だ自分のことを怒っていて、家に帰宅しても心が休まることはありません。 上手く愛人と別れて、妻に許してもらうにはどうしたら良いでしょうか。 浮気がバレて、こじれてみるまでは、こんなことになるとは思っていなかったんで、 反省してます。
女性の気持ちの細かいところは、男の自分には分からないことだらけなので、教えてもらえたら助かります。
みっともない質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。

−H−





私の知人や友人の既婚者にも、男性、女性を問わず浮気をしている人は居ますが、 特に出張が多い男性は、出張先に愛人が居たり、何らかのきっかけで知り合った女性と簡単に関係する傾向が強いというのが私の分析です。
浮気をしている人の夫婦関係が上手く行っていないかと言えば、決してそのようなことはなくて、 むしろ浮気をしている罪悪感やスリルから、夫婦関係が上手く行っている例は少なくありません。 セックスレス夫婦でなくても浮気はしますし、むしろセックス・ライフがアクティブな人の方が、 性欲が盛んな分、浮気にも走る傾向にあるように見受けられます。そしてそういうケースの方が、伴侶やパートナーが浮気に気付かない、疑いもしない傾向にあります。

私は浮気が褒められることとは思いませんが、人生は一度きりなので、人を傷つけずに、 後悔しないためならば、浮気をするのは個人の選択であり、自由だと思っています。 ですから、浮気について私がお説教をしたり、口出しをしたり、ましてや伴侶の浮気を友達に告げ口するようなことは一切しない主義です。 というのは、浮気というものが その言葉の通り、一時の気の迷い程度のものであれば、 伴侶が知らないうちに始まって、終わらせるのが一番だと考えるからです。

Hさんは、浮気が「つい最近になって妻にバレてしまいました」と書いていらしたのですが、 女性というのは、夫やボーイフレンドが浮気をしているかもしれないと悟ったり、誰かに言われた場合、 直ぐに相手に問いただすような生き物ではありません。
まずは、自分でその疑いをかき消すため、もしくはその確証を得るために、 何らかのサーチを始めるものです。 Hさんの行動や、言葉の端はし、職場から家に戻るまでのタイムラグををHさんがどう説明するか、 その声色や顔の表情に注意を払うようになって、ポケットの中に浮気の証拠が無いかなども チェックするようになります。
私の知り合いには、 夫に 「友達が浮気現場をを目撃した」とウソをついて、 不意を突かれてタジタジになる夫から、浮気の真相を聞きだしたという女性が居ます。 そのケースも彼女が散々証拠をかき集めた挙句、疑うのに疲れて、夫からの自白を引き出すためにウソをついていました。
ですので、Hさんの奥様は Hさんが思っているよりも ずっと以前から浮気に勘付いていらして、 Hさんに切り出したのは、ご自身が苦しんだ挙句の選択だったとお考えになるべきだと思います。

このケースで私が考えるHさんの最大の過ちは、浮気をしたことよりも、むしろ奥様に浮気を認めたことです。
夫婦関係は教会の懺悔ではないのですから、本当のことを告白したら、罪が帳消しになるようなことはありえません。 浮気を認めることは、浮気を疑って苦しんでいた奥様に最後通告を言い渡すような 残酷な行為であると同時に、 誰に何のメリットをもたらすこともない無い行為です。
浮気というものは、する側にとっては単なる精神的なはけ口や、 スリル、自分にまだまだ異性を惹きつける魅力があることを実感する優越感など、他愛の無いものですが、 される側にとっては「裏切り」、「信頼の失墜」、「侮辱」などを意味します。 ですから 伴侶や周囲を傷つけないためにも、 浮気をしている、もしくは していた事実を、どんなに白々しいウソをついてでも、言い訳に全く筋道が通らなくても、 ”隠し通す”、”認めない” というのが 上手く浮気をしている常習犯たちの哲学や ポリシーになっています。

もし、これが犯罪の裁判であれば、状況証拠と目撃者証言だけで有罪になることはありますが、 浮気については、たとえホテルの部屋から女性と出てきたところでを見られたとしても、 本人が否定する限りは、誰にも確証は持てないのです。 人間というのは 自分が信じたいことを信じる生き物ですので、 Hさんが首尾一貫して否定さえしていれば、奥様がHさんに対して愛情がある限り、結婚生活を続けたいと考える限りは、 どれだけ証拠が山積していても、Hさんに対するを疑いを徐々に払拭して、Hさんの言い分を信用するようになるものです。
逆の見方をすれば、もしウソを突き通したり、否定を続ける自信がないのであれば、 離婚する気が無い伴侶を傷つけてまで浮気をするべきではないと思います。

さて、ご質問の浮気の後始末についてですが、この失敗を肝に銘じるためにも、自分で苦しんで解決されることをお薦めします。
浮気相手の女性とこじれれば、「こういうタイプの女性に手を出すと、後で大変な目にあう」ということが身をもって学べると思いますし、 一度浮気をした夫に対しては、妻側は 次にまた愛人の影がチラつくようなことがあれば、直ぐに 警戒と疑いの目を向けるようになりますので、今後、バレないように浮気をするのは更に難しくなります。 ですから、この機会に女性心理のドロドロした部分を学んでおくのは、転ばぬ先の杖になると思う次第です。
浮気というのは、犯罪ではなくても、先述のようにやはり身勝手な行為であり、愛する人に対する裏切り行為とも言える訳ですから、 それを行った人間が 自己責任で解決するべきだと思います。

Yoko Akiyama



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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。




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