Feb. Week 2, 2017
★ "Torn Between 2 Kinds of Women"
しっかりした女性と可愛く振る舞う女性、男性が選ぶべきなのは?



秋山さん、
男性ですがいつもこのコーナーや、秋山さんの他のコラムを愛読しています。もう何年も読んでます。 ボクも尊敬する秋山さんのアドバイスをお願いしたいと思ってメールをしました。 よろしくお願いします。

ボクはモテるタイプではないのですが、仕事絡みの人間関係で自分のことを好きだと言ってくれている女性が2人ほど居ます。 今は仕事が忙しく、あまり時間が無いので、どちらともというか、誰とも付き合っていませんが、将来的には誰かと結婚して、 1人でも子供が出来たら良いなと思っています。
仕事関係の人の間では、2人の女性が自分のことを好きで、時々デートというほどではないですが、映画とかに誘ってくれるのは 有名な話になっているので、頻繁に2人のうちのどちらにすべきという提案の話題になります。
女性のスタッフほど、2人のうちしっかりしている印象で、仕事も出来る女性を薦めますが、 男の先輩などはもう1人の見た目に大人しい可愛い感じで、歳もちょっと若い方を薦めます。 一緒に出掛けた印象は、しっかりした女性の方が話していて楽しくて、冗談を言って笑わせてくれます。 大人しそうな女性は、話し始めると良くしゃべって、しっかりした女性よりもいろいろな意味で積極的なように思いますが、 可愛く振る舞おうと努力している印象を受けます。

別にどちらかとこれから付き合おうと思っている訳じゃないんですが、 周囲の女性と男性でスッパリ意見が分かれているんで、 同じ女性のアドバイスが正しいのか、実際に女性と結婚している男性のアドバイスが正しいのか 混乱することが多くて、本当に結婚したいと思う女性が現れる前に秋山さんにアドバイスをしてもらいたいと考えました。
下らない質問に聞こえるかもしれないですが、結婚は一生のことなので 慎重に後悔しない相手選びをしたいと思ってます。 3歳上に姉が居て、既に結婚してますが、姉はどちらかと言えば女性が薦めるようなしっかりしたタイプで、 姉夫婦は 姉が舵取りをしているような雰囲気で、ふと考えると両親も父が仕事に忙しかったこともあって、 母親の存在が家族の中で大きかったように思います。
でも実際に女性と結婚している男性の何人もが、「強い女はやめとけ」とか、「女性は強いから、自分で扱える相手を選ばないと後で苦労する」などと 言うのを聞くと、そういうものなのか?という疑問が沸いて来て、 実際に結婚してみないと 分からないことが沢山あるのかと思ったりもします。
秋山さんはこんな意見についてどう思いますか? 何か理想の結婚相手を見極めるアドバイスがあったらお願いします。
これからも、ずっとこのコーナーやサイトを続けて下さい。応援してます。

- F -





2人の女性が思いを寄せていることからお察しして、”ボクはモテるタイプではないのですが”とおっしゃるのはFさんのご謙遜だと思います。
メールを拝見しただけでは お二人の女性のお人柄はさほど良くわかりませんでしたが、Fさんご自身がこのお二人に関しては 客観的でドライなお気持ちを抱いていらっしゃるようでしたので、お二人についての意見は割愛させていただいて、 まずは男性の先輩のアドバイスと女性のアドバイスの どちらに信ぴょう性を見出すかにつきまして。
Fさんは「実際に女性と結婚している男性の言い分」ということで、男性の先輩のアドバイスに価値を見出そうとしていらしたのですが、 結婚と一言に言っても、いろいろな結婚がありますので、盲目的にそのアドバイスを信じると、不幸な結婚に導かれるだけの場合もあるかと思います。 もしその先輩たちが自他共に認める幸せな結婚をしている場合は、”既婚”というステータスに 価値を見出す理由になるかと思いますが、家に帰っても妻や子供から相手にされていない男性も居れば、 必要なこと以外会話が無い夫婦&家族関係は珍しく無いのです。
また身勝手に生きている男性ほど、妻が本当はどんな風に自分を見ているかを分かっていない場合も多いので、 そうした男性のアドバイスは、恐らくFさんご自身もさほどピンと来ないものが多いと思います。
基本的に女性を見下したようなことを言う男性というのは、やはり女性から受けている恩恵が少ないというのが私がこれまで見てきた分析結果です。 女性というのは本領を発揮すると、男性の人生にとって 無くてはならない存在になりますので、 そのことが分からない男性というのは 「女性に本当に愛されたことが無い」 と解釈しても間違いでは無かったりします。

そもそも「強い女はやめとけ」とか、「女性は強いから、自分で扱える相手を選ばないと後で苦労する」などと 言う男性というのは、その言い分からして 幸せな結婚をしていないケースが多いものです。
男女間というのは、よほど運命の糸で結ばれたラッキーなカップルでない限りは、恋愛感情が持続するのはせいぜい最初の3年です。 その後の夫婦は、家族そして人生のパートナーになっていくものですが、 「強い女はやめとけ」とか、「女性は強いから、自分で扱える相手を選ばないと後で苦労する」などと 言う男性は、女性に潜在的なコンプレックスを持っていて、自分が妻より上の立場であるべきと考えて、それを確認するために 何らかの形で妻と戦って負かそうとするケースが多いのです。 だから「自分が扱える女性でないと苦労をする」などと言うのです。 でもそれは本来あるべき夫婦の姿ではありません。

夫婦は同じチームに属して、人生の様々な出来事に一緒に向き合ったり、時に戦ったり、様々な時間や経験をシェアしていく チームメイトであるべきで、同じチーム内で戦うライバルではないのです。
私はテニスをしますが、もしFさんがテニスのダブルスのトーナメントに出場する場合、どんなパートナーを選ぶでしょうか? 見た目は可愛いけれど、走るのが嫌いだったり、サーブが1本もコートに入らなかったり、 試合のプレッシャーで取り乱すパートナーではFさんの負担が重すぎます。 実力でも精神力でも頼りがいがあって、自分を盛り立ててくれるパートナー、どんな時でもお互いに信頼できるパートナー、 そして勝っても負けても一緒にプレーをしていて楽しいパートナーこそが理想と言えるのです。
私が時々プレーをするセントラル・パークのテニス・クラブには、 夫婦関係よりも長く続いているテニス・パートナーが何組も居るそうですが、 もし男性が 人生において自分が勝たなければならない試合が何であるかを理解したら、 その試合のための最高の戦力であり、最良のパートナーになる女性を妻として選ぼうとするはずです。 そしてそれが出来る男性こそが成功と幸せを掴むものと私は見ています。
夫婦間に競争や争い、優劣の意識を持ち込む男性というのは、 妻からも様々な形で敵対心を抱かれますので、結果的に十分な愛情や思いやりを注いでもらうことはできませんし、 そんな小さなレベルの戦いにエネルギーを吸い取られて、肝心な世の中では力が発揮できなくなってしまうものなのです。

強くしっかりした女性と、大人しく可愛く振る舞う女性のどちらを選ぶかについては、何度もこのコーナーに書いているように、 本当に弱い女性などこの世に存在しません。弱く見える女性、自分の強さを自覚していない女性でも 時間が経過して遠慮が無くなったり、子供を産んだり、 男性に頼りなさを見出せば 強さを出してきますし、そうあるべきケースが多いのです。
その強さというのは、弱そうに振る舞っていた女性ほど強烈である場合が多いので、「扱い易くて、か弱い印象の女性」ほど しっかりその本性を見極める必要があると私は考えます。

とは言っても男性にとっての恋愛感情というのは もっとずっとトリッキーなもので、何度かこのコーナーに書いてきた通り、 女性の中では男性に対する愛情は育ちますが、 男性はまず第一印象で愛情や運命的な結びつきを感じなければ結婚まで至ることはありませんし、 周囲がどんなに反対しようとも、自分が決めた人と結婚するものです。 ですから男性は相手選びについて理論武装をする必要はないというのが私の考えです。
お見受けしたところ、Fさんはお母さま、お姉さまというしっかりした女性像に囲まれながら育っていらしたので、 きっと人生の良きパートナーになる素敵な女性を選んで結婚されるものと思います。 ですので余計なアドバイスには耳を貸さず、目をしっかり見開いて、 ご自身の本能に訴える女性を探し当てていただければと思います。

Yoko Akiyama

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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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