May Week 3, 2015
★Arguing About What to Wear for Wedding
友達の結婚式に何を着て行くかで、彼と大喧嘩!


こんにちは、このサイトは昨年 GYトート を買うために、お友達に教えてもらいました。 その時に、このコーナーを読み始めて すっかりハマってしまって、遡って全て読んでしまいました。 あとキャッチ・オブ・ザ・ウィークも遡って読んで、すっかりYokoさんのファンになりました。
私も悩んだことがあったら、相談したいと思っていたら、本当にアドバイスして頂きたいことができてしまいました。 よろしくお願いします。

私の彼は おしゃれで、ファッション・センスを褒められることが多くて、自分でも服装をかなり気にしています。 はっきり言って私よりおしゃれですし、ショッピングにも時間を掛けていると思います。
彼は時々 街を歩いている他の女の人の服装が気に入ると、私に「ああいう服を着てみたら?」みたいなことを言いますし、 以前私が気に入って買ったワンピースを、「その服、もう自分の前では着ないで」と言われたこととかもあって、 彼と出かけるときは、結構服装に気を使っています。

ですが日頃は、私がシンプルな服装しかしないこともあって、服装のことで喧嘩になることなんてまず無いのですが、 昨年の秋、共通の友人の結婚式に出たときに、 私が着ていたドレスを彼が気に入らなくて、「何でそんな格好してるんだ?」とか言われてしまいました。 それだけでなく、周囲が私達の写真を撮ってくれようとするのに、「今日はあんまり撮らないで。こいつのドレス嫌いなんで」とか、 皆に言うので、その日に喧嘩をしてしまいました。
その時は結局、彼が「言いすぎた」と謝ってくれたので収まったのですが、今年もまた6月に2人で結婚式に行くことになっていて、 今回は彼の方から 「新しいドレスを買うなら 自分も一緒に行く」と言い出しました。

私もその方が良いと思ったので、週末に一緒にショッピングに行ったのですが、 彼は私がお店に入って、手に取るドレスが全て嫌いで、 掛かっているドレスをざっと見る以前に、「この店じゃダメ」と言って、さっさと出て行ってしまって、私はお店をゆっくり見る時間さえありません。
彼が気に入るドレスを見つけると、それは殆どが高いドレスで、「こんなに高いお金、出せない」というと、 「じゃあ何で去年のドレスに9万円も払ったの?」と彼が散々嫌ったドレスの話を蒸し返します。
そんな有り様なので、1回のショッピングでドレスが見つかるはずは無く、2回目のショッピングに出掛けましたが、 その時に彼と大喧嘩になってしまいました。

その原因は、私がシックで無難な黒のドレスが気に入ったのに、彼は「悪くはないけれど、それだと無難過ぎて、 自分がショッピングに立ち会っている意味が無い」といって 買わせてくれず、 その後いろいろ見て回ったのですが 全く良いドレスに巡り会えませんでした。 やがてお互いに疲れてきたので 「もうあの黒のドレスでいいよ」と彼が折れてくれて、 2人で店に戻ってみたら、運悪く そのドレスが売れた直後でした。
私は一度 手に入らないと分かると、益々そのドレスが良く思えてきて、 「あの時に、あんなこと言われなかったら、買っていたのに」とか、「私1人でショッピングしていたら、絶対あのドレスにした」と 愚痴ってしまい、彼の方は「もう済んだことを蒸し返すなよ」と言い返し、それに対して私は「あなただって、私の去年のドレスにいくら払ったなんて話を 蒸し返したくせに」と、大人気ない喧嘩をしてしまいました。

それでふと、「私はこの人と付き合っている限り、2人で何処かに出かける度に、 こんな風に着る物の干渉を受けるの?」と思ったら、考えただけでウンザリで、 きっと彼の方も、私のことを 「自分がチェックしてないと、まともな服も選べない」と思って ウンザリしているように思います。 それもさることながら、また彼とショッピングに行くことを考えただけで、ちょっと気が重くなっています。
こういう彼と、どうやって服装の問題をクリアして行ったらよいでしょうか?
是非アドバイスをお願いします。ちなみにキューブさんのGYトートは彼から二重丸を貰いましたよ!(笑)

−S−





当社の商品が、ファッション・コンシャスな彼から二重丸をいただけて嬉しいです!
私が嬉しく感じるのは、Sさんの彼氏がファッションにこだわる方だという事が頂いたメールから手に取るように分かったからで、 同じ褒め言葉でも、センスが良くて、こだわりがある方に言って頂けた方が、 何でも褒める人や、会話つなぎで適当に褒める人に言われるよりも、遥かに嬉しく感じるのは私だけでは無いと思います。

結婚式に来て行くドレスのショッピングでSさんが頭を痛めていらっしゃる様子はお察しするのですが、 世の中には、「彼氏がもっとファッションに気を使ってくれたら」と考える女性の方が多いのが実情です。 Sさんとて、スタイリッシュなアウトフィットを着用した時は、ファッショナブルな男性が隣に居てくれた方が、 カップルとしての視覚相乗効果がアップしますので、ファッション・コンシャスな男性とお付き合いするのは、私はとても良いことだと考えています。

彼とドレスをめぐって喧嘩をしてしまったことで、今は彼のファッションへのこだわりがネガティブな要素と感じられるかと思いますが、 ポジティブな見方に切り替えれば、そんな彼のお眼鏡に叶う装いが出来るようになることは、Sさんにとって自分を高めるチャンスと言えます。
「彼が気に入るドレスを選ばなければならない」とか、「彼のためにスタイリッシュにしなければならない」と考えたら、 ドレス選びも面倒で 「この先もこれが続く」と思ったら ウンザリするかも知れませんが、 それが自分を向上させるプロジェクトで、彼がそれに協力してくれている と考えることが出来れば、 Sさんも 彼の意見を批判ではなく、アドバイスとして聞き入れることが出来るように思います。

ファッションというのは、無難なチョイスだけで済ませていたら 波風も立たない分、恩恵を受けることもありません。 でも周囲よりも明らかにスタイリッシュに装っている場合は有形無形の恩恵を受けますし、何より好印象を与えます。
私が好きなココ・シャネルの語録に「美しさは武器、装いは知恵、謙虚さはエレガンスである」というものがありますが、 よくあるアイテムの組み合わせでも、人とは異なるセンスを感じさせる人というのは、 確かに頭が良いですし、周囲もそれに気付きますので 存在感が違います。 なので私は、装いは知恵であり、武器であるとも考えていますが、 それは、ジョージ・クルーニー夫人である アマル・クルーニーを見ていて非常に感じます。
彼女の場合、ヴォーグ誌のアナ・ウィンターを初めとするファッションのエキスパート・チームがスタイリングを担当して、 彼らがデザイナーに働きかけて入手したアウトフィットで、あっという間にファッショニスタになってしまいましたが、 今週行われたジョージ・クルーニー主演映画のプレミアでも、 メディアが注目したのは ムービー・スターであるジョージよりも、 もっぱらアマル・クルーニーのファッションでした。
彼女に限らず、ケイト・ミドルトンにしても、ジェニファー・ロぺスにしても、人々が注目するのはファッションなのです。 違う見方をすれば、たとえ絶世の美女でも 同じ服装や、ユニフォームを着用していたら、話題性が無いので直ぐに飽きられてしまいます。 逆にファッション・センスに優れていたり、個性的な装いをする存在は、容姿に関係なく注目を集めます。 このことはセレブリティでなくても、一般の人々においても言えることなのです。
たとえお金を掛けなくても、ココ・シャネルの語録通り 「装いは知恵」ですので、賢く装う方が、お金を掛けて装うよりも ファッションの本質であると私は考えます。

Sさんは、ファッション・コンシャスな男性とお付き合いしていらっしゃることからお察しして、きっとお綺麗な方だと思いますので、 その美しさをスタイリッシュなアウトフィットで、さらに引き立てて頂きたいと思います。

Yoko Akiyama


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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。




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