Aug. Week 1, 2013
★ Is It OK To Date My Friend's Ex?


初めまして、つい最近 お友達に教えてもらってこのサイトを知りました。
以来、過去のYoko Akiyamaさんのコラムを読みまくって、その内容の素晴らしさに 感心したり、いろいろ勉強したりで、 とても楽しんでいます。Yoko Akiyamaさんがすっかり私の尊敬する人物になってしまいました。
そこで、私もご相談したいことがあります。

私の大学時代からの男友達が、私の女友達と1年と数ヶ月ほど付き合っていたのですが、1ヶ月ほど前に別れてしまいました。 女友達がフラれてしまった形だったので、彼女はショックを受けていたのですが、その後、男友達から連絡があって 「相談に乗って欲しい」と言われたので、出掛けたところ 彼に「前から好きだった」と告白されてしまいました。
ふと考えてみると彼が 女友達と付き合いだした時に、「何となく この2人は合わないな〜」と感じたことはあるのですが、 彼のことは 以前から友達としか思っていなかったので、特にヤキモチを焼いていた訳ではありません。 最初はその告白にビックリしたのですが、2人で話しているうちに 確かに気が合うし、長く知り合いなので 気心も知れていて、 彼と一緒に居ると 楽しいのです。
それでも、彼にフラれてショックを受けている女友達のことを思うと、少なくとも暫くの間は、彼とオープンに付き合うことは出来ないように思います。 彼は、私達の方が以前から友達だったのだから、女友達に気を遣う必要は無いのでは?と言いますが、 私は 暫くほとぼりを冷ますべきだと考えていました。

そうしたら先日、別の女友達と3人(3人とも、男友達にフラれた友達の知り合いです)と話していた時に 「自分の元彼が 友達と付き合いだすのって最低!」という話になって、 私が友達の元彼である男友達と付き合ったら、皆に白い目で見られるのでは?という気がしてきてました。
彼は考えすぎだと言いますが、友達の元彼と付き合うというのは、やはり止めた方が良いのでしょうか。 もし付き合っても良い場合、どの程度時間が経過したら 友達の気持を傷つけることなく 私達がオープンに付き合うことが出来るでしょうか。
理知的な Yoko Akiyamaさんのアドバイスを 頂けたらとっても助かります。 よろしくお願いします。

−R−






率直に申し上げてしまうと、たとえある程度時間が経過しても お友達の気持を傷つけることなく、彼女の元彼である 男友達とお付き合いを始めるのは無理なように思います。
たとえフッテしまったのが女性側であっても、自分の友達と元ボーイフレンドが付き合うのを好まないケースが殆どですし、 口では 「気にしない」 と言っていたとしても、内心は全く正反対であったりします。
中には、最初は本心で「気にしない」と言っていても、実際に自分の元彼が友達と仲睦まじくする様子を見て ジェラシーや 「自分は彼にとって、一体何だったんだろう?」というような複雑な気持を抱くケースもあります。
どんなに周到に根回しをしても、どんなに女友達に事前の気遣いをしても、彼女の元ボーイフレンドと付き合って、 全く波風が立たないというのは、有り得ないとまでは言いませんが、非常に稀だと思います。

それより私が興味深く思ったのは、Rさんが「友達の元彼と付き合うというのは、やはり止めた方が良いのでしょうか?」と アドバイスを求めていらっしゃることです。
お友達との会話で、「自分の元彼が 友達と付き合いだすのって最低!」と言われてしまったことからも分かる通り、 もしRさんが男友達とオープンに交際を始めたとしたら、お友達は、 こぞって彼にフラれた女友達の側についてしまう可能性が高いのです。 もちろん これはRさんと彼の交際を知って、女友達がどんなリアクションを示すかによるかと思いますが、 それだけのリスクを負って交際を始めようというケースでは よほど相手のことが好きでなければ、乗り越えられない部分が沢山あるように思います。
メールからお察しした限りでは、少なくとも今の段階では Rさんが 「周囲の顰蹙を買ってまで、男友達と無理に交際しなくても・・・」 と考えていらっしゃるようにお察しします。 もしそうなのであれば、「暫くほとぼりを冷ますべきだと考えていました」とメールに書いていらしたので、 急いで結論を出そうとせずに、暫く様子を見てみるのが良いように思います。
これは、女友達の気持を気遣うための猶予ではなく、Rさんご自身の彼に対する気持をチェックするためにお薦めすることです。

男性とは違って、女性の愛情はゆっくり育つものなので、Rさんが男友達と一緒に過ごす時間が増えるうちに 彼を思う気持が高まってきたら、その時は 心を決めて、女友達や周囲に理解を求めて オープンに付き合い始めるのも良いかと思います。
でも 長く友達だった男性というのは、多少の恋愛感情が介入してきたとしても、友達のままの方が楽しかったり、 関係が上手く行く場合は多いのです。 なので 相手が ”恋愛相手”なのか、”恋愛感情が持てる友達” なのかを見極めるためにも、 暫くの間、今の状態を続けて 様子を見てはいかがでしょうか。
慌てて飛び出してしまえば、女友達の気持を傷つけてしまった上に、周囲には白い目で見られ、更には彼とも上手く行かなくなる、というような 四面楚歌の状態を招いてしまうので、自分の気持と彼の存在を しっかり見極めることがまず大切です。

私の友人は、親友の元彼と付き合い始めた途端に、親友から”泥棒猫” 扱いをされてしまいましたが、 親友側の言い分は 私の友人が「もともと彼を狙っていて、2人の仲が壊れるように画策していた」というパラノイア的なものでした。
私の友人と親友の周囲は、その言い分を信じている訳では無いようでしたが、 親友側に同情して 私の友人とは距離を置いていたようでした。
結局私の友人は、親友の元彼とは別れてしまい、親友とも疎遠になってしまいました。
世の中には 友達の元彼と別れた途端に、その友達との友情が復活するケースもありますが、 この場合、元彼を悪者にして 「被害者同士」という共通意識を使って復縁している例は少なくありません。

いずれにしても私が知る限りでは、友達の元彼との交際は、友達との関係がギクシャクするのはもちろん、その周囲にも 波紋を広げる例が殆どですので、それだけの犠牲を払ってまで付き合う価値があるかを 見極めるのがまず先決です。
そしてその価値があると思った場合には、出来る限り波風を立てずに付き合うための努力をするべきですが、 彼が友達の域を出ない存在だと思った場合には、周囲もどんな仲なのか分からないような 「交際している訳ではないようだけれど、仲が良すぎる」というような関係を続けるのが、 お互いのためにも、周囲のためにも良いように見受けられます。
その結果、彼がRさんにとっての異性の親友になるのも、悪くないアイデアだと思います。


Yoko Akiyama


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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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