Oct. Week 1 2017
★ "Competitive Diet"
"ダイエットのやり方で張り合ってくる友達、
自分のしているダイエットが正しいと主張して私を敵視します"



Yoko様、
毎日サイトをチェックしています。 ご相談の前にご報告です。ガルシニア・カンボジアのサプリで、私もYokoさんのように2カ月で2キロ落としました。 ジーンズが1サイズ小さくなって、リバウンドの気配もないので、結果に大満足です。素晴らしいサプリをご紹介頂いてありがとうございました。 実はアドバイスを頂きたくてメールをしたのは、そのダイエットと関わりがあります。

私がガルシニア・カンボジアのサプリで1.5キロくらい痩せた頃から、職場の友達などが、 「痩せたんじゃない?」と気付いてくれるようになりました。 ちょうどそのくらいの頃から、職場仲間が 炭水化物とグルテンを食べないダイエットを始めました。 その人をAさんとすると、Aさんは今年に入ってから自他共に体重が増えたと認めていて、 本人は3キロ増えたと言っていたのですが 周囲は絶対に5キロは増えていると見ていました。
Aさんは本来はお寿司や麺類が大好きな人なので、炭水化物とグルテンを週1日しか食べないで カロリーをカットするダイエットは さぞや辛いと思うのですが、そのせいか ランチタイムにおにぎりやお寿司などを食べていたり、 3時のお茶の時間にお客様のお土産のケーキ等を私たちが食べていると、 ヤキモチを焼くのか、「そんなものを食べていると あっという間に体重が増えるから…」などと嫌味を言ったり、 「私も痩せたら、お寿司食べ放題の日とパスタ食べ放題の日とデザート食べ放題の日を1回ずつやるつもり」と 食欲旺盛なことを言って、私たちが食べにくくなってしまうこともあります。

それだけでなく、Aさんは自分がやっているダイエットがいかに素晴らしいかを事あるごとに強調してきます。 そんなAさんにとって、炭水化物を食べながらでもサプリで2キロ落としたと喜んでいる私は敵視される存在で、 「そんなのサプリを飲んだ時だけの瞬間芸みたいなダイエットでしょ。すぐ戻るわよ」などと攻撃してきます。 職場仲間がサプリのことを知りたがって私に質問してくる様子とかも気に入らないみたいで、 説明を遮ってきて「サプリの副作用は大丈夫なの?」とか、「炭水化物が脂肪として蓄積せれるから太るんだから、 炭水化物を食べて痩せるダイエットなんて絶対に変!」などと、敵対心を持って否定されてしまいます。

少し前に、職場仲間で夕食に出かけたのですが その時にもAさんが誇らしげに、 「私、今日は外食だと思って、朝と昼で350カロリーしか取ってない」と言ったので、 「私も200カロリーくらいしか食べていない」と思わず言ってしまったら、 「やっぱりカロリー制限してるんじゃない」と、まるで私が詐欺とかウソつきのような態度を取ってきました。
私は、Yokoさんと一緒で朝食は食べない主義で、お昼もフルーツやヨーグルト程度で大丈夫で、 その代わりにダイエット中でも一日に一度は満腹感を得た方が良いというYokoさんの教え(?)に従って、 夜はしっかり食べるようにしていて、ご飯やパスタやパンも大量では無いですが食べています。 その食生活が無理なく続けられたお陰で、ダイエットをしているという意識が全然無いまま体重を落とすことが出来たと思っていますが、 Aさんは、朝食に卵かヨーグルト、昼食はサラダと少量のたんぱく質だそうで、「毎食たんぱく質を取らないと身体に悪い」とお説教をします。 Aさんは少しずつ痩せてきていて、ダイエットの効果は上がっているように見えますが、 劇的に痩せた訳では無くて、職場仲間の間では「大した効果が無いんだから、いい加減に止めれば良いのに」とまで言われていますが、 ダイエットの話題になると 何故かAさんが私のことを敵扱いしてきます。

Aさんは日ごろから健康オタク的なところがあって、水素水とか、自家製味噌とかいろんなものに凝っていたのですが、 その時は効果や、やり方を説明することはあっても今回のような嫌味な態度を取るようなことはありませんでした。 私としては せっかく痩せられてウキウキしているのに 悪いことをしているような気分にさせられたり、 私が自分のダイエットのことを言わなくても、友達が尋ねて来るたびにAさんに嫌味を言われたり、攻撃的な態度をされるので、 凄く迷惑しています。 今のところ2〜3週間くらいそんな状態が続いていて、陰では「もうすぐ挫折するんじゃない?」と噂していますが、 Aさんのことなので、もし挫折しても 直ぐに別のダイエットや健康法を見つけてトライすると思います。
Aさんのひがみや攻撃的な態度を上手くかわす方法があったら是非教えて下さい。 それと、どうして私だけにそんな態度を取るかもYokoさんなりに分析して頂けると嬉しいです。 いつものような、千里眼みたいな鋭い分析を楽しみにしています。

これからもこのコーナー、ファッションやビューティー、ダイエットの情報を沢山ご提供くださいね。 ずっと応援しています。。

- K -





まずはKさんのダイエットの成功、おめでとうございます。2キロ痩せるというのは、頭で描くほど簡単なことでは無いですし、 2か月掛けて2キロを落としたと言うペースは、身体が現在の食生活をしながらの2キロ減という状態にアジャストしているはずなので、 この先 過食が続かない限りはリバウンドすることなく、そのまま体重が安定することと思います。

Kさんのメールを読んで まず私が思い出したのが、私自身が大学時代にかなり厳しい低カロリー・ダイエットをしていた時の事でした。 家族が美味しそうに食事をしている中、自分のお皿の上には殆ど食べ物が乗っていない状態で、 もう少し食べた方が身体に良いと考えた母が 私のお皿の上に食べ物を乗せようとしたのを ヒステリックに拒んでしまって、 家族に不愉快な思いをさせてしまいました。
結局それがきっかけになって その時のダイエットには挫折してしまいましたが、それ以降はダイエット中に 目の前で誰が何を食べていようと、熱心に食べるように勧められようと、 決してアグレッシブな態度は取らないように心掛けるようになりました。 加えてどんなに空腹な時でも ダイエットをすると決めている時は たとえ周囲が目の前で美味しそうに食事をしていても平気になりました。 むしろダイエットをしていない時の方が、食欲を抑えるのが大変です。

私の経験では、よほど強靭な意思と精神力を備えていない限りは、厳しいカロリー制限や、 食べたい物が食べられない状態を続けることは出来ませんし、たとえそれを続けて目的を達成した場合でも、 普通食に戻る段階で食欲が目覚めるので あっという間に体重を戻してしまう、もしくはダイエット前よりも 体重が増えるケースが殆どです。 特に短期の無理なダイエットは、 一時的に体重を落とすことが出来たとしても、その努力が結局は無駄になるケースが多く、 ダイエット中に筋肉が落ちてしまう結果、逆に脂肪体質になって 以前よりも代謝能力が落ちる分、太り易くなる傾向にあります。
ですから私は辛いダイエットや、厳しいカロリー制限、 好きなものを我慢してストレスを抱え込むようなダイエットは薦めない立場ですが、 ダイエットが辛ければ辛いほど それを実践している人は そのダイエットの効果やセオリーを宗教的に信じて取り組んでいるものなので、 ダイエットについて否定、批判されると、腹を立てたり、気分を害することになります。 またお腹がすいている時に 目の前で美味しそうに食べてる人が居れば、 例えダイエットをしていなくても嫌味を言ったり、不機嫌そうな態度を取る人は珍しくありません。
もちろん苦しくてもダイエットの効果が表われている時は その達成感からダイエットに弾みがついて、徐々に空腹にも慣れて来て、 軽くなってきた自分の身体を実感しながら、楽しんで減量が出来るようになります。 ですが、「2週間で誰でも6キロ痩せる」と言われて 苦しみながら取り組んだダイエットで 1キロしか痩せていない場合には、 苦しさに見合うだけの成果が得られない焦りや虚しさ、失望を味わいますし、それによってダイエットの緊張の糸が切れてしまうケースも少なくありません。

いずれにしても辛いダイエットをしている人というのは 往々にしてダイエットと食べ物の両方に固執しているものです。 ですので、きっちりとダイエットのルールを守ることに躍起になる一方で、前述のように自分がやっているダイエットについての否定的なコメントや、 「他のダイエットの方が良い」というような話は聞きたがりませんし、 周囲が減量の効果が見た目に表れることを承知で、あえて「そこまで頑張ってどのくらい痩せた?」などと尋ねてくるのも嫌います。
また辛いダイエットをしている最中は、常に食べ物のことを考えてしまい、日頃よりも食べ物に執着しているので、 ダイエットの邪魔をするかのように目の前で本人が我慢しているものを美味しそうに食べたり、 相手が断っているのに「一口だけでも食べない?」と無理に勧めたり、逆にその人を外して食事に出かける計画をしたり、 「この先もずっと食べたい物を食べないで我慢するの?」などと目の前が真っ暗になるような事を言った場合、 反感どころか恨みを買ってもしまうことさえあります。
これらのことを考えれば、別に競争をしている訳ではなくても Aさんとは異なるダイエットをしながら、Aさんが食べたくても食べられない炭水化物を食べていたCさんが Aさんにとってダブルで気に食わない存在になってしまうのは当然の成り行きと言えるかと思います。

でもそんな敵対意識さえ一段落すれば、健康オタクで何でもトライするタイプの人というのは、健康&ダイエット・トレンドを真っ先に試しては その効果の有無を身をもって証明してくれるので、メディアに躍らされて 余計なものにお金を払ってトライする無駄が省ける有難い存在でもあります。 そもそも健康ブームで流行るものというのは 単なるブームであって、それこそが短期ダイエットの効果と同様に瞬間芸のようなものが多いですが、 それでも理にかなったもので、何等かの効果が認められるものは、 トライしてみると 生活に変化が出たり、脳の刺激になったりもしますし、自分の体調を見極める習慣がついたりもするので、 私は決して否定はしない主義です。

ダイエットに話を戻せば 私の経験上、Aさんのように「私も痩せたら、お寿司食べ放題の日とパスタ食べ放題の日とデザート食べ放題の日を1回ずつやるつもり」と、 食べることをモチベーションに痩せようとする場合は、概してダイエットに失敗します。というのも痩せる前に ダイエットで躓いた時にそれを実践してしまうからで、 ダイエットが成功するのは食べ物に固執せず、食欲がコントロールできるメンタリティが備わった時です。 なので好きな人が出来て その人のことばかり考えている方が、栄養士をつけてカロリー制限をするよりも遥かに効率良く、無理なく体重が落とせたりします。
食べることをモチベ―ションにして成果が得られるのはダイエットよりも むしろエクササイズで、 「食べたから運動する」、「食べたいから運動する」という気持ちで取り組むと、痩せることは無くても体重の維持は出来ます。 体重は減らすより 維持する方がずっと難しいことなのです。

さらに言えば人間はそれぞれDNAが異なる上に、消化器官の機能や体内のバクテリアの種類にも個人差があるので、 誰にでも適したダイエットや、誰もが同じように痩せられるダイエットというのは存在しません。 私の場合、たんぱく質中心のダイエットをすると太る上に、精神的にも満たされない思いをしますが、 だからと言って玄米ダイエットをした時も太ってしまいました。 私が生涯で最も痩せていた時は、低脂肪ダイエットをした際で、その頃はアメリカでダイエットの一番の敵と言われるベーグルを朝食時に2つも食べていましたが、 バターやクリームチーズは一切つけませんでした。
グルテン・フリーについては、アメリカでは徐々にバックラッシュが起こってきていて、 それというのもグルテンを不必要にカットしてしまうと 腸内でそれまでグルテンの消化をしてくれていたバクテリアが餌を失って激減するので、逆にグルテンが消化できない体質になってしまうとのこと。 またグルテン・フリーの食品の方が脂肪分や糖分が高い不健康フードであることも指摘され、小麦粉の代わりに使用される米粉には発がん性のあるヒ素が含まれていることも問題視されています。

結局のところ人間の身体については、医学の世界でも解明されていない部分が沢山あるので、ダイエットや食生活も含めて 自分の身体は自分が常に気を配って、自分で管理しなければならないという事なのだと思います。

Yoko Akiyama


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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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