Oct. Week 4, 2015
★ I Know Who Sent Negative E-mail About Me
嫌がらせの意見、きっとあの人の仕業だと思うのですが…


秋山さま、こんにちは。
キューブさんには何度もショッピングでお世話になっていますが、それ以上にサイトに毎日アクセスしています。 いつも早い情報や、しっかりしたアドバイスなど、本当に中身の濃いウェブサイトで、感心しながら読ませていただいています。
いつもは、いろいろな方からの悩みと、それに答えていらっしゃる秋山さんのお考えとアドバイスの素晴らしさに 読み入っている私なのですが、今日はどうしてもご相談したいことがあってメールを差し上げました。

事情をあまり詳しくは書けないのですが、 職場のオンライン意見箱のようなものに、つい最近私に対する苦情が2通寄せられました。 これは職場の全員が読める訳ではなくて、私のボスや人事を担当する人が読むためのもので その内容についてボスに呼び出されて、とても不愉快な思いをしました。
その内容は、2通とも既婚の私が職場の男性と不倫をしていて、そのせいで職場の規律やモラルが乱れているというような内容で、 それ以外にも私にとって不利なこととか、明らかに誤解というか、でっち上げというようなことも書いてあって、悪意が感じられるものでしたし、 無記名だったので、ボスは「恐らく同じ人間の 嫌がらせだな」と言ってくれましたが、 私は管理職とまでは行かなくても セクションを纏める立場なので、 同じ職場の男性との不倫関係の濡れ衣(?)については、 「職場の空気がネガティブにならないように気をつけて欲しい」と 釘を刺されるようなことを言われました。

以来、職場の誰がそれを書いたのかがどうしても気になっていますが、1人思い当たる女性が居ます。 その人には以前、不倫相手と疑われた職場の男性の誕生日を皆でケーキでお祝いしていた時に、 私が張り切りすぎていると言われたことがあります。でも、その時はたまたま有名店のケーキを男性のバースデーに合わせて 皆でオーダーしただけで、ケーキを楽しみにしていただけで、男性のバースデーのために張り切っていた訳ではありませんでした。
また、私は服装とかメークに気を使う方なのですが、その女性には「結婚してからも、男でも引っかけようとしているから、キレイにするの?」 というようなことも、何度か言われたことがあります。 職場で、皆でお茶を飲みながら、ちょっと生き抜きかたがた楽しく話している時なども、私はそういう時間が人間関係に大切だと思うのですが、 その人は話に入らずに「私は早めに仕事を片付けて帰りたいから…」と場をシラケさせるようなことを言ったりします。

それだけでなく、メールのいろいろな内容からも、その人が書いたのではないかと思われることが沢山あるのですが、 私が一番嫌なのは、その人のせいで私が不倫をしているように思われたり、不倫相手と一緒にいたいから残業しているなどと思われたりすることです。 それに、この先もその人がまたインターネット上の書き込みなどで、嫌がらせをしてくるかもしれないと思ったら気分が悪くなります。
先日、職場の近しい友人に意見を求めたところ、この女性が嫌がらせメールの張本人であってもなくても、 彼女と一度 一対一で話して、彼女が日頃から人前で言っているような ネガティブな言い分が不適切だと言うべきではないかと言われました。 でも主人に相談すると、メールを送ったのがその女性だという確証が無いのに、彼女とだけ話すのはどうか?と言われて、 それよりも皆に一度それについて話すべきだと言われましたが、そうすると私のセクション全体に、 私が不倫で疑われていると宣言することになってしまいます。

秋山さんならば、この状況にどう対処されますか? 私の気が小さいのかも知れませんが、嫌がらせのメールを2通も突きつけられて、 どうして良いか分からなくなっています。どうかアドバイスをお願いします。
これからも秋山さんと、キューブさんのご活躍とご発展をお祈りしつつ、応援しています。

−J−





Jさんから頂いたご相談には、2つのポイントがあると思って読ませていただきました。
1つ目は、無記名で寄せられた明らかに 嫌がらせや悪口であるメールにどう対処するべきか?、 そして2つ目は、どういう人間がそういった嫌がらせや悪口のメールを送付しているのか?というポイントです。

2つの目のポイントから 私の考えを述べさせて頂くと、嫌がらせのメールを送付するような陰湿な人というのは、 Jさんの前では決してそんな素振りさえ見せないほどに陰湿な人です。
以前、ブログやフェイスブック、インスタグラムなど、ソーシャル・メディアの更新を頻繁に行っていた私の知人が、 嫌がらせのフィードバックに悩まされた時期がありましたが、 それをやっていたのは、表向きには彼女と仲良しで、常に真っ先にフェイスブックの「いいね」をクリックしては おだてるようなフィードバックを書いていた女友達でした。
かく言う私も 密告の嫌がらせをされたことがありますが、それについての私の愚痴を聞いてくれていた女友達が犯人であると私が確信したのは、 その嫌がらせが一段落してから さらに1年ほどが経過したある日の彼女の言動がきっかけでした。

陰湿な嫌がらせをする人というのは、決して馬鹿ではありませんので、周到に 尻尾を出さないように 嫌がらせをするものです。 したがって嫌がらせのせいで 考えが混乱しているJさんが、直ぐに思い当たるような人物ではなく、 「その人が疑われるはずだから 自分は大丈夫」と思ってメールを書いている人、もしくは あえてその人が疑われるように メールを書いている人の仕業と思った方が間違いありません。
この類の人が尻尾を出すのは、ある程度 時間が経過して気が緩んだ時や、自分がやったことを忘れかけた時なので、 やがてはJさんが ”真犯人”を突き止める日が来るかと思いますが、 現時点でJさんが思い込んでいる人は、往々にしてメールの送り主ではありません。
ですから、その女性と話す必要も無ければ、セクションのメンバー全員に”メール疑惑”について 話す必要もありませんし、どんなに信頼していても、職場のお友達には これ以上同件について相談しない方が賢明です。 メールの送り主は、Jさんが腹を立てたり、困ったりする様子を楽しみたいのですから、 相手が求めているものを わざわざ提供する必要はありません。

陰湿な嫌がらせをする人というのは、ジェラシーや競争心が人一倍強いことだけは確かで、 私が知る限りでは、女性をこうした行為に駆り立てる要因は 男性に対する恋愛感情である場合が非常に多いのです。 このケースであれば、Eメールで Jさんの不倫相手とされていた男性に思いを寄せている女性 というのが私の憶測なので、 この男性と距離を置けば、今後はJさんに対する嫌がらせは なくなるようにも思えます。
いずれにしても 無記名の嫌がらせというのは、真剣に取り合うだけ時間と労力の無駄であることを ここでしっかり学んで 今後に生かさなければ、 今Jさんが味わっている不愉快な思いが単なるネガティブな経験に終わるだけになってしまいます。

つい最近、アメリカ人の知人が 自分が経営するレストランについての 同業者の嫌がらせと思しきネット上の フェイク・レビューに悩まされていたのですが、 その話を聞いていた際に 私と もう1人の友達が 彼のために歌ってあげたのが テイラー・スウィフトの大ヒット曲 ”Shake It Off”の以下の部分。
The haters gonna hate, hate, hate, hate, hate
The fakers gonna fake, fake, fake, fake, fake
Baby, I'm just gonna shake, shake, shake, shake, shake
I shake it off, I shake it off
(ちなみに 上は実際の歌詞の抜粋です)


テイラーが歌う通り、ヘイターやフェイカーは相手にせず、振りはらって、楽しく生きるのが一番なのです。

Yoko Akiyama


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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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