Revolutionary Weight-Loss Plan?: The Dukan Diet
フランスから生まれた革命的ダイエット!? デュカン・ダイエット
ダイエットをしないことで知られているフランス人の間で 最も知られているダイエットと言えば、
ピエール・デュカン博士が考案したデュカン・ダイエット。
同ダイエットは決して新しいものではなく、1980年代から徐々に広まってきたもの。
既に500万人のフランス人がトライしているというプロテインをメインに摂取するスタイルのダイエット。
カロリー計算が無く、簡単なレシピが多数出回っているのに加えて、素早くウェイトが落とせて、しかもそれを持続させることが出来る
デュカン・ダイエットは、ジェニファー・ロペス、ジゼル・ブンチェン、サンドラ・ブロック、ジェイミー・リー・カーティス、デミー・ムーアといった
セレブリティも行っていることで知られていたりする。
ここへ来てデュカン・ダイエットがフランス以外でも取り沙汰されるようになったのは、
デュカン・ダイエットの本が英訳されて2010年3月にイギリスで発売されたため。
アメリカ進出は未だであるけれど、セレブリティが数多くトライして、しかも成功しているこのダイエットは
ハリウッドやファッション業界を中心にトライする人々がどんどん増えていることが伝えられています。
プロテイン中心のダイエットとしてアメリカで絶大な知名度と支持者を誇っていたのがアトキンズ・ダイエット。
このアトキンズ・ダイエットはステーキやベーコン・エッグなど、脂肪や たんぱく質は際限無く摂取することが出来るものの、
炭水化物は徹底的にカットしなければならないというダイエット。
そうすることによって、 体内では 糖分よりも脂肪を優先的に分解するケトシスという状態が生み出され、
みるみるうちに体重が減っていくというのがこのアトキンズ・ダイエット。
同ダイエットには、炭水化物の量を減らしていく フェイズ1:イントロダクション、 実際に体重を落とすフェイズ2:オンゴーイング・ウェイトロス、
減量のゴールが近付いてきたところで切り替えるフェイズ3:プレ・メンテナンス、そして減った体重を維持するフェイズ4:ライフスタイル・メンテナンス
の4つのステージが存在している。
利点として指摘されるのは、急速に体重が落とせて、外食がし易いこと。またカロリー計算が要らないこと。
逆に問題点として指摘されるのは、炭水化物を摂取が抑えられるため食事の満足感が得られず、加えて人によっては便秘になり易くなること。
さらにケトシスの状態が腎臓に負担を掛け、コレステロールが溜まり易くなると などで、
長く続けるタイプのダイエットではないのは言うまでもないこと。
それだけに、落とした体重の維持が難しいと言われたのがアトキンズ・ダイエット。
これに対してデュカン・ダイエットは、たんぱく質のみを摂取する時期がアトキンズ・ダイエットに比べて極めて短く、
また 自分の体調や体質に合わせてプログラムを調整できること、
アトキンズ・ダイエットでは容認されている脂肪分をカットすることにより、心臓病やコレステロール値のアップが防げるのが大きな利点。
さらに減量の後のリバウンドが無く、減量後も自然に食生活に取り入れ易い レシピが数多く紹介されていることも
デュカン・ダイエットの魅力になっています。
デュカン・ダイエットもアトキンズ・ダイエット同様、4つのフェイズから成るダイエットで、それは以下のようなもの。
- Attack Phase / アタック・フェイズ :
ここでほぼ無制限に食べて良いのはビーフ、仔牛、チキン(鳥皮はダメ)、ターキー、魚介類、卵(1日2つまで)、無脂肪の乳製品で、
同時に水を沢山飲むことが義務付けられています。このアタック・フェイズは10日以上続けてはならないルールで、
体重を3〜4キロ程度落としたい人であれば1日、5〜7キロ落としたい人であれば3日程度で十分とのこと。
この期間はエネルギーが低下して、口臭が強くなる場合があるとのこと。
便秘になった場合は、このフェイズを続けない方が賢明。
このアタック・フェイズをスキップして、次のウェイトロス・フェイズからスタートすることも可能です。
- Cruise Phase / クルーズ・フェイズ :
この段階では、たんぱく質のみを食べる日と たんぱく質&野菜を食べる日を交互に、そして目標の体重に到達するまで続けます。
野菜は炭水化物が多く含まれるポテト、ニンジン、かぼちゃ、コーンなどは避けて、緑黄野菜を中心に摂取します。
それ以外に毎日最低2リットルの水を飲むことが義務付けられています。
- Consolidation Phase / コンソリデーション・フェイズ :
この段階に入ると1日に1カップのフルーツ、50グラム前後のチーズ、麦パン2枚の摂取が許されて、週に2回は
ライス、パスタなどの炭水化物を150グラムずつ食べてよいことになっているけれど、相変わらず食事の中心は
たんぱく質。この段階になるとポーションがかなりコントロールできるようになって来るので、食べすぎの心配はなくなってくるとのこと。
バターやオイル、さらに脂分の多い肉は引き続きご法度。
この期間は、クルーズ・フェイズで落とした体重 x 10日。すなわち5キロ落としたら50日このステージを続けること。
- Stabilization Phase / スタビリゼーション・フェイズ :
ここに辿り着くまでに、苦も無く食欲がコントロール出来るようになっているので、毎日
野菜、果物、たんぱく質、適量の炭水化物をバランスよく取る食生活を心掛けるだけ。
それでも週1日は、たんぱく質だけを食べる日を設けるのがこのフェイズ。
これを行うだけで落とした体重が保てるのはもちろん、デュカン・ダイエットの4つのフェイズをこなさなくても、
少しずつ体重を落とすことが可能になるとのことです。
デュカン博士は、週に一度のプロテイン・オンリーの日は木曜日が適していると語っています。
デュカン・ダイエットは素早く体重が落とせるので、ダイエットのなかなか体重が減らないジレンマを感じる事無く 取り組めるのが
フランスで 大人気を得た大きな要因。
とりあえず たんぱく質を食べることによって食欲は満たされているので、苦しい思いをせずに痩せられること、
エクササイズ無しでも体重が落とせるというのもフランス人のライフスタイルに合っていると言えるもの。
逆に難点と言えるのは、よほど肉や魚が好きでない限りは、食欲は満たされても
炭水化物を食べたいという精神的な欲求を抑えるのに苦労をすること。
炭水化物は身体のエネルギー源であると同時に 脳のエネルギー源。
なので、炭水化物の少ないダイエットは精神的、肉体的にエネルギー不足を感じることになるもの。
したがって、日ごろから運動量が多い人には薦められないのがデュカン・ダイエット。
しっかり運動をしている人の場合、デュカン・ダイエットを試すのであれば、最後のフェイズであるスタビリゼーション・フェイズ、
すなわち週に1回だけ たんぱく質だけを食べる日を設けるダイエットをするのがお薦め。
その場合、ワークアウトをお休みする日を選んでプロテイン・オンリーの日を実行することが奨励されます。
デュカン・ダイエットのようなプロテイン中心のダイエットは、
医学界では 賛否両論のダイエット。
栄養が偏るので、サプリメントの摂取はマスト。
そして、腎臓に問題がある人は決してトライするべきではないダイエット。
短期間で体重を落として、その後 理性的な食生活やエクササイズをする習慣を身につける自信がある人、
それを続ける強い意志がある人にとっては、トライする価値があるダイエットと言えるでしょう。
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