Jan. 11 〜 Jan. 17 2016

” Ton Brady & Gisele Bundchen's Diet Works For You? ”
トム・ブレイディ&ジゼル・ブンチェンのダイエットで健康&ナイス・ボディになれる?


"There are many, many wonderful, wonderful working men and women in the state of New York," Cruz stated during the debate Thursday night in remarks targeted at Trump. "But everyone understands that the values in New York City are socially liberal or pro-abortion or pro- gay-marriage, focus around money and the media."




新年になると、人々のダイエットへの関心が高まるのを受けて、メディアが様々なダイエットの特集を企画するけれど、 2016年の年明けに最も大きく取り上げられたのが、「ビカミング・ア・ファット・バーニング・マシーン:12ウィーク・ダイエット」。
ダイエット本を書くのは、通常心臓外科医や糖尿病の専門家、エクササイズ・トレーナーが圧倒的に多いけれど、 この本の著者であるマイク・バーランド(47歳、写真上 本の隣の男性)は、政治コンサルタント兼ポリティカル・リサーチャー。 そのクライアントにはビル&ヒラリー・クリントンも名前を連ねる政界インサイダーの間では有名人。
マイク・バーランドは、2008年にその体重が110キロを超えたことから 奮起してダイエットを始めたものの、 なかなか思ったような成果を上げることが出来なかったとのことで、 そのリサーチャーとしてのキャリアを生かして、エクササイズ、医療、ダイエットのスペシャリスト達から 情報や指南を仰ぐことにしたという。そして、約1年をかけて約35キロの大減量に成功しただけでなく、その後も体重を維持。 同じく100キロを超える肥満体に悩んでいた彼の母親までも 35キロの減量に導くことに成功しており、 そのダイエットとエクササイズの秘訣を 1冊に纏めたのが同書なのだった。

同ダイエットにおける 食事は野菜とたんぱく質中心で、パン、シリアル、ポテト、パスタ、白米、糖分の多いフルーツは身体に脂肪を蓄えるため ご法度。 たんぱく質は脂肪分の少ない肉、魚、卵が中心で、大切なのは身体が体脂肪を燃やすトリガーになる脂肪分を適度に摂取すること。 その脂肪分は飽和脂肪酸を避けて、アボカド、オリーブ・オイル、ナッツ類などから摂取することが奨励されているのだった。
一方のエクササイズは、3年ほど前からブレークしているインターバル・エクササイズを奨励。 最も簡単なインターバル・エクササイズと言われているのは 30秒ほど 全力疾走して その後4分ほどゆっくり走って呼吸を整えるのを1セッションに、 それを繰り返すというもの。
実は私は昨年これを実践していた時期があって、確かに身体が短期間に凄く引き締まって、ヒップアップしたので ビックリしたのだった。 でも、これは物凄く身体にキツいワークアウトで、これを始めてから 楽しく走れなくなってしまったため、結局止めてしまったのだった。
ところが、この本によれば インターバル・エクササイズは、全力疾走でなくても ペースを上げるだけで、 脳がそのペースで動くためのエネルギーを捻出しなければならないと勘違いして、脂肪として蓄えたカロリーを燃やそうとするので、 楽なペースで同じ距離を走るよりも、遥かにカロリーを燃やすだけでなく、カロリーを燃やし易い体質を作るとのことなのだった。




その一方で、今週メディアにダイエットの話題を提供していたのが、 NFLニュー・イングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ & ジゼル・ブンチェン夫妻のプライベート・シェフ、 アレン・キャンベル(写真下、左側)。 彼は、かつてマイアミのホテルでシェフを務めていた際に トム&ジゼルに出会い、 彼の植物ベースのダイエット・ポリシーに共鳴した2人に プライベート・シェフとして雇われたとのこと。 その彼が、トム&ジゼルの日頃の食生活を初めてオープンに明かしたのが今週なのだった。

これに人々とメディアが興味を示すのは当然で、トム・ブレイディは1977年生まれ、現在38歳のベテラン・クォーターバックであるものの、 「40を過ぎてもプレーがしたい」と語るほどの体力と身体を維持している存在。 一方のジゼル・ブンチェンは 1980年生まれの35歳。こちらのベテラン・スーパーモデルであるものの、 今もスーパーモデルの長者番付けNo.1に輝くトップ・モデル。
2人とも 健康的なボディと若さを保つことが大切なキャリアにおいて、その世界のトップに長く君臨してきただけに 果たして彼らが日頃からどんなものを食べているかは ファンならずとも興味深々なのだった。
とは言っても、ジゼルは自らのインスタグラムで 時々自分の食事を紹介していて、写真上一番右と、 写真下右側はその一例。
これを見て想像が付くとおり、トム&ジゼルの食生活は 80%が野菜、それもローカルで栽培されたフレッシュなオーガニックで 残りが脂肪分の少ないたんぱく質。 彼らの3人の子供達も90%はトム&ジゼルと同じものを食べているとのことなのだった。






トム&ジゼルのダイエットでは、何を食べるかよりも、何を食べないかのルールが沢山あるとのことで、 以下がその ”Do Not Eat” リスト。

・ 白砂糖、白い小麦粉
・ MSG (旨み調味料)
・ カノラ・オイル、サラダ・オイル
・ イオダイズド・ソルト・オイル(ヨウ素添加塩=工場生産の食塩、シェフが使うのはヒマラヤン・ピンク・ソルト)
・ コーヒーを含む、 カフェイン入りのドリンク、食べ物
・ 乳製品
・ キノコ類全般
・ ソーダ、コーラ類 (ジゼルはソーダを10年以上飲んでいないとのこと)
・ シリアル (トム・ブレイディは雑誌のインタビューでコーラと共にシリアルの健康への害悪を語ったばかり)

アレン・キャンベルによれば、トム・ブレイディの方がジゼルより厳しいダイエットをしているとのことで、彼はスムージーにバナナを時折使う以外は、 フルーツを全くと言って良いほど食べないだけでなく、トマト、ナス、コーンといった野菜さえ制限していて、 特に試合の日は更にパフォーマンス重視のダイエットをしていると語っているのだった。

でもトム&ジゼルは、ずっとこんな食生活をしてきた訳でなく、2008年にトム・ブレイディが怪我をしてNFLの試合に出場出来なかったシーズン中には、 2人がマンハッタン・ミッドタウンのステーキ・レストランで、昼間から優に4人分はあるステーキをたらふく食べていたことが伝えられていたような状況。 したがって、トム&ジゼルは生まれながらにして代謝能力が高い体質で、しかも共にその体力レベルや体型を保つために アクティブなライフスタイルを続けて来たのは周知の通り。 すなわちDNAのレベルで体型と体力に恵まれた2人が、30代にして これだけ厳しいダイエットをする一方で、 それぞれのキャリアのためのトレーニングやエクササイズを欠かさないライフスタイルをしているのであるから、 彼らが美しいボディや若さ、そしてそのパフォーマンス・レベルを保っていたとしても不思議ではないこと。
トム&ジゼルのようなボディになるために こうしたダイエットを真似してみるか否かは別として、 彼らの子供達にまで 幼いうちから これほどまでにストリクトな食生活を強いることに関しては ダイエット&医療専門家からも疑問の声が聞かれるのは事実。 というのも子供の消化器官にとっては、アレン・キャンベルがトム&ジゼルのために作っている写真上のような玄米の巻き寿司や穀物を使ったスナックのような 料理は、負担が重過ぎる食事。 こうした食生活を送っていると、かえって消化器官が弱る一方で、体内における消化、吸収にエネルギーを奪われて、 日常生活の体力レベルが低下するなどの弊害が出ることが指摘されているのだった。

加えて、高額の給与をプライベート・シェフに支払ってまで、写真上のような玄米寿司や穀物スナックを どれだけの多くの人が食べたいと思うかは定かではないけれど、 少なくともニューヨークにおいては、これだけ優秀なレストランが溢れていて、多くの人々が毎日のようにダイニング・アウトをする中、 自宅でプライベート・シェフの料理を食べている人というのは、往々にしてグルメではないどころか テイスト・ブラインド、すなわち味音痴。 私自身、個人宅に招かれて、プライベート・シェフの料理を食べた経験は3回程度しかないけれど、私の知人に尋ねても 「個人宅のプライベート・シェフが レストラン並みに美味しい料理を出した試しはない」という意見が殆どなのだった。

したがって、トム・ブレイディ&ジゼル・ブンチェンの場合も、これだけ厳しい食事制限をしていることは感心に値するけれど、 そもそも彼らにとってはボディが収入源。 その上に 食や味へのこだわりがさほど無い場合には、周囲が思い描くよりもずっと簡単にこうした食生活を続けられると言えるのだった。

Will New York 宿泊施設滞在



執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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