Apr. 28 〜 May. 4,  2014

”Who is Amal Alamuddin? ”
今週 最もグーグルされた女性 !!
ジョージ・クルーニーのフィアンセ、アマル・アラムディン


今週、アメリカで最大の報道になっていたのは、現在プレーオフの真っ最中であるNBA、ロサンジェルス・クリッパーズのオーナー、 ドナルド・スターリングの人種差別発言をめぐるトラブル。
この発言は、彼が別れた愛人と口論している様子を録音したテープにフィーチャーされていたもので、これが ゴシップ・メディア、TMZで公開されて以来、 アメリカ国内のありとあらゆるメディアはもちろんのこと、オバマ大統領までもがバッシングを繰り広げ受け、 LAクリッパーズのプレーヤーはプレーオフの試合をボイコットする姿勢も見せていたのだった。 結局クリッパーズのプレーヤーは、試合はプレーしたものの、ユニフォームを裏返しにして、ロゴが見えないように着用。 公にチーム・オーナーへの抗議を行っていたのだった。

これを受けて、今週火曜日にはNBAのコミッショナー、アダム・シルヴァーが ドナルド・スターリングを永久にNBAから追放するという措置を表明。 これによって彼は、NBAのありとあらゆる試合や、イベント、トレーニング施設にさえ足を踏み入れることを許されなくなったのに加えて、 NBA側が定める最高額のペナルティ、2億5000万円の支払いと、チーム売却が同時に命じられたのだった。
この早急かつ極めて厳しいNBAコミッショナーの対応は、プレーヤーや黒人コミュニティからは 大きく評価されていたものの、その一方でドナルド・スターリングが愛人との口論中、怒りに任せてプライベートに語った コメントによって、これほどまでに厳しい措置を受けることに対して、プライバシーの侵害等を理由に難色を示す声も 聞かれたのが今週。
ドナルド・スターリングがクリッパーズを手放した場合、その買い手としてはオラクルのCEOでビリオネアのラリー・エリソン、 オプラ・ウィンフリー、メディア界の大物、デヴィッド・ゲフィンが、共同で名乗りを上げるという説が有力になっているのだった。





ドナルド・スターリングは、今週最もグーグルされた人物の1人であったけれど、 もう1人、突如グーグル検索の上位にランクされていたのが、ジョージ・クルーニー(52歳)の 婚約者、アマル・アラムディン。
ハリウッドで、「デートはしても結婚しない独身男性」として知られてきたジョージ・クルーニーと、 アマル・アラムディンの交際が初めて報じられたのは2013年10月のこと。 程なく、ジョージ・クルーニーはホワイト・ハウスでのディナーに彼女をエスコートしており、 その交際の真剣さを窺わせていたけれど、 一様にサプライズ報道として伝えられたのが彼の婚約。

婚約説が報じられるきっかけとなったのは、アマル・アラムディンが 大きなダイヤモンドの婚約指輪をして、ジョージ・クルーニー、およびその友人達と ディナーをしている様子が目撃されたためで、 日を追うごとにそのエンゲージメントの詳細が徐々にメディアで明らかにされてきたのだった。

それによれば、ジョージ・クルーニーは彼のロサンジェルスの邸宅で、 自らディナーを料理し、その食事の後、床に跪いて婚約指輪を差し出すという トラディショナルな方法で求婚したとのこと。 その婚約指輪は、7カラットのエメラルド・カットのダイヤモンドをフィーチャーしたもの。 ジョージ・クルーニー自身がデザインに携わったそうで、推定で約1億円と言われているけれど、 宝石の値段というのはあって無いようなもの。ジョージ・クルーニーほどのネーム・バリューがあれば、 その価格が半分になっても、3分の1になっても不思議ではないのだった。






ではアマル・アラムディンがどのような女性かと言えば、 彼女はレバノンのベイルート生まれ。英国のオックスフォード大学を卒業後、 ニューヨーク大学のロー・スクールで法律を学び、その間、現在 連邦最高裁女性判事の1人となっている ソニア・ソートマイヤーの学生秘書を勤めたとのこと。 卒業後は ニューヨークの法律事務所で3年間仕事をし、その後イギリスに渡って弁護士、人権活動家として 仕事を続けてきた36歳。
英語、フランス語、アラビア語を流暢に話し、その専門は、国際法、人権保護法、犯罪法。 彼女がロンドンの司法界で知名度を上げたのは、ウィキリークの設立者、ジュリアン・アサンジュの 弁護を担当して以来で、同時に前国連事務総長、コフィー・アナンのシリア問題に関するアドバイザーも 勤めているのだった。
したがって、36歳にして世界の第一線で活躍する弁護士になっているけれど、 それと同時にソーシャル・メディア、タンブラーのブログでは、ロンドンで最もホットな女性弁護士にも 選ばれた存在。 彼女自身のツイッターのアカウントは、ジョージ・クルーニーとの婚約がメディアで報じられる前の段階で、 約1800人がフォローしているのだった。

そのアマル・アラムディンは、ジョージ・クルーニーからのデートの誘いを2回断った後に、 彼とのデートに応じたとのこと。 あっという間に婚約した2人であるけれど、クルーニーは婚約前に彼女の家族に 会いにドバイに出向いており、彼女の兄妹をヨットでのクルージングに連れて行くなど、 家族に取り入る努力をしていたことも伝えられているのだった。
ジョージ・クルーニーがスピード婚約に至った要因としてメディアが指摘していたのは、 彼女が美貌と頭脳の双方を持ち合わせているのに加えて、 人権問題に関わる政治活動家でもあるという事実。 父親がジャーナリストで、オバマ大統領と深い交友関係にあることでも知られる クルーニーは、過去何年にも渡って俳優として活躍する傍ら、 政治活動、チャリティ活動にも熱心であった存在。
そのためアマル・アラムディンが 彼と政治的なポジションをシェア出来る女性であることが、 彼の過去の交際相手には見られなかったポイントとして挙げられていたのだった。


確かにアマル・アラムディンはジョージ・クルーニーが過去にデートした女性とは、 学歴、職歴が異なる存在。
写真上は、ジョージ・クルーニーが過去6年間に交際した3人の女性で、左から ラスヴェガスのカクテル・ウェイトレス、サラー・ラーソン、 イタリア人モデル兼女優のエリザベッタ・カナリス、そして元女子プロレスラーのステーシー・キーブラー。
いずれも、シリアスな交際というよりも ジョージ・クルーニーがオスカーを始めとするレッド・カーペット上を歩くための ”アームキャンディ ”として付き合っていると見なされていた女性達。 サラー・ラーソンは彼との交際がスタートした直後にウェイトレス時代の過激なスナップがメディアで 報じられ、コールガールだったという噂さえ流れた女性。 エリザベッタ、ステーシーの2人は、何度もメディアのセミヌード撮影に応じていて、 ジョージ・クルーニーとの交際を自らのキャリア・アップのために利用していた存在。
それでも子供が欲しかったというステーシー・キーブラーは、 自分との結婚も、自分との間の子供も望まないクルーニーとの別れを自ら決心しており、 クルーニー側が過去2年の交際の慰謝料、口止め料、手切れ金として彼女に支払ったと言われるのが 約10億円。
サラー・ラーソンについても、彼女の豊胸手術代を含む手切れ金をクルーニーが支払っていた事は 2人が別れた直後に伝えられていたのだった。

今週、全米からのバッシングを受けた前述のドナルド・スターリングは、 「現時点で何を後悔しているか?」と尋ねられて、「(愛人に)ちゃんと手切れ金を払っておけば良かった」と 語ったとのことだけれど、ジョージ・クルーニーの後始末ぶりを見ている分には、将来的にそうしたトラブルは無さそうな気配なのだった。


ところで、今週ジョージ・クルーニーが ”オフ・ザ・マーケット” になったのと入れ替わりに、 婚約間近と噂されたクレシダ・ボーナスとの破局が伝えられたのが、イギリス王室のヘンリー王子。
今週友人の結婚式のためにメンフィス州を訪れていた同王子であるけれど、 パーティー好きな彼のために、地元のストリップ・バーがその看板に「Welcome Prince Harry」(ハリーはヘンリーの愛称)と いうサインを掲げていた様子は、全米のメディアで笑い話的に報じられたニュース。
そのヘンリー王子の花嫁探しのリアリティTVとして、もう直ぐ放映がスタートするのが 「I Want To Marry Prince Harry」という番組。 これは人気リアリティTV「バチェラー」と同じコンセプトで、12人のアメリカ人女性が ヘンリー王子のハートを射止めるべく、競い合うというもの。 でも、もちろん英国王室がそんなリアリティTVに王子を出演させるはずはなく、 女性達がヘンリー王子だと思い込んでいるのは、ただのそっくりサン(写真上、一番左)であるというのがオチ。
常識がある人だったら決して信じないような非現実的な企画にも関わらず、参加した女性達は 偽者のヘンリー王子を 彼自身だと信じて疑わず、 彼が偽者と知った時には泣き出す女性も居たことが伝えられているのだった。

このエピソードと、今週のジョージ・クルーニーの婚約報道から言えるのは、人も羨む男性を射止めるためには、 IQが高くなければならないということ。
ふと考えると、かつてニューヨークで最もホットなバチェラーと言われた故JFKジュニアにしても、 長年交際した女優、ダリル・ハンナとの結婚は 母親であるジャクリーヌ・オナシスに大反対され、 彼が結婚したのはカルバン・クラインでパブリシストをしていたキャロリン・ビセット。 キャロリンがジャクリーヌ・オナシスに気に入られた要因と言われるのが、学生時代にモデルをしていたほどの 長身美女でありながら、彼女が教員資格を持っていたこと。 アメリカの政治家の妻として 最も理想的かつ、社会的に体裁が良い仕事は、教師、大学教授、もしくは弁護士。
したがって、ジョージ・クルーニーにも 今後の彼の政治活動にとって、 理想的なキャリアの女性と結ばれることになるのだった。





執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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