Jun 16 〜 Jun 22 2003




「セックス・アンド・ザ・シティ」 ラスト・シーズン!

6月22日、日曜日から「セックス・アンド・ザ・シティ」のシーズンNo.6にしてラスト・シーズンが スタートしたけれど、先シーズン頃から同番組には以前ほどのハイプ、すなわちエキサイトメントが感じられなくなっているのは 一部で指摘されていること。
例えば今、ニューヨークで「セックス・アンド・ザ・シティ」 のウォッチ・パーティー(友人達と集まって 番組を見るパーティー)をすると言えば、「未だそんなことやっているの?」と訊かれても不思議ではないくらいに、 カッティング・エッジ・ピープルを中心に番組への熱は徐々に冷めてきてしまっているのである。
とは言っても、こうした人々とて番組は見るであろうし、話題にする程度には 同番組は未だホットな存在ではある。 また私を含む多くの番組のファンやメディアでさえもが、主演のサラー・ジェシカ・パーカーを始めとするメイン・キャラクター4人が、 今シーズンは何を着て登場するのかを楽しみにしていることには変わりはなかったりする。
でも日曜の夜9時(「セックス・アンド・ザ・シティ」の放映時間)を目指して そそくさと帰宅したり、 友達と集まってわくわくしながら番組が始まるのを待つというような 「気負って見る番組」ではなくなっているのは事実である。
私個人の見解では、同番組が最もホットと言えたのはシーズンNo.2〜No.4の中盤までで(奇しくも2001年9月11日のテロ前)、 この時期は、日曜の夜9時にTVの無いレストランで女性の姿を見かけるのは少ないと言えるほどだった。
私はその頃、日曜の9時5分くらいに食事から戻って、アパートのエレベーターで3人の女の子と乗り合わせたことがあったけれど、 そのうちの1人が物凄く焦っていて、バッグから鍵を取り出しながら「急がないと、もう始まっちゃっている」と言ったので、 「セックス・アンド・ザ・シティのこと?」と訊くと「もちろん」との返事。 「私はテープに取っているから…」と言うと、もう1人の女の子も「Me, Too」、さらにもう1人の女の子は極め付けで 「I have Tivo(私はティーヴォがあるから)」と言われてしまったので、思わずうなってしまった。
ティーヴォとはデジタル・レコーディング・システムで、ビデオとは異なり、録画している番組を 録画中でも最初から見ることが可能で、CMが入る場合はそれを飛ばしながら見ることも出来る 「TV大好き人間のお宝」と呼ばれるプロダクトである。奇しくもこのティーヴォは 今シーズンの2回目エピソードで、 シンシア・二クソン扮するミランダがどっぷり浸かっている様子が登場することになっているけれど、 いずれにしても この時は、エレベターから焦って女の子が降りていった後、私と残った女の子で顔を見合わせてニンマリと微笑んでしまったのをよく覚えている。

私は「セックス・アンド・ザ・シティ」をシーズンNo.1から毎週欠かさずに見てきて、 シーズンNo.2が始まる時点で、1度CUBE New Yorkの記事でこの番組のことを詳しく書いたことがあったけれど、 当時、日本で放映される1年以上前でも、読者の方から「是非その番組を見てみたい」というリアクションを沢山頂いたし、 それ以来、同番組については何度も記事やコラムで触れてきている。
でも先シーズン(No.5)は初めてトレンドとして何1つ紹介するものが無く終わったシーズンで、 これは以前もこのコーナーで書いたとおり、サラー・ジェシカが髪を似合わないショートにして、 ルックス的にスランプだったことに加え、彼女が妊娠していたため、電気の傘のような お腹を隠すAラインのドレスが多く、ファッション的にも面白味が欠けていて、 ニューヨークっぽくなかったのが原因である。ニューヨークでは妊娠中の女性でさえ、 もっとボディ・コンシャスな服を着ているくらいだから、 先シーズンのキャリーのファッションに影響を受けるようなニューヨーク・ウーマンは先ず居なかったし、 シューズやアクセサリーも、フォーカスが足りなくて、トレンドになるようなインパクトを与えるものは登場しなかった。

「セックス・アンド・ザ・シティ」と言えば、これまでにはフェンディのバゲットや、パシュミーナ、 ネーム・プレート・ペンダント、ホースシュー・ペンダント、コサベラのトング、フラワー・コサージュ等、 様々なファッション・トレンドを生み出してきたのは周知の通りで、 これらのプロダクトはCUBE New Yorkでも取り扱っていたりするけれど、 私が個人的に同番組から最も影響を受けたプロダクトと言えるのは、ナチュラ・ビセーの「ダイヤモンド」である。
「ダイヤモンド」は番組に登場したことは無いけれど、「セックス・アンド・ザ・シティ」を2シーズン以上見ている人ならば、 オープニング・タイトル(テーマソングの部分)で登場するサラー・ジェシカ・パーカーの肌と、 シーズンNo.2以降の彼女の肌が血色、ツヤ、透明感、テクスチャーなど、どれをとっても明らかに改善されているのは 見て取れるはずである。私はサラー・ジェシカ・パーカーがシーズンNo.1の撮影終了間際頃から 「ダイヤモンド」を使い始め、そのあまりの効き目にシャーロット役のクリスティン・デイビスも使い始めたという噂を耳にしたのがきっかけで、 それまで一度も聞いた事が無かったナチュラ・ビセーというブランドを探して、 当時、同ブランドで最も高額であったプロダクト「ダイヤモンド」を含む約700ドル分のプロダクトを、 バーグドルフ・グッドマンで買いあさって使い始めることになったのである。 その後、同ブランドをCUBE New Yorkで取り扱うことになったくらいであるから、 私が如何にナチュラ・ビセーが気に入ったかはお察し頂けると思う。
一昨年にスペインからやって来た同ブランドの副社長に会った際、 私が「サラー・ジェシカの肌の改善ぶりを見て、ダイヤモンドに興味を持った」と話したところ、 その副社長は、サラー・ジェシカが マネージャーを通じて友人に「ダイヤモンド」をプレンゼントした時に添えたという 「Sarah Jessica wants you to have this (サラー・ジェシカがこれを使って欲しいそうです。)」と書かれたメモを わざわざ見せてくれて、彼女がキャリー同様に実生活でもヘビー・スモーカーで、 そのためにいくらフェイシャルに通っても 肌のエイジングが進んでいた話などを聞かせてくれた。 でも「ダイヤモンド」がいくらサラー・ジェシカの肌の改善に貢献していても、 彼女と広告契約を交わさない限りは、その裏話をナチュラ・ビセー側は公表できない訳で、 「セックス・アンド・ザ・シティ」の「裏の立役者」に終わっているのは気の毒なところである。

さて、今週末のニューヨーク・タイムズ紙には「セックス・アンド・ザ・シティ」 関連の記事が 2つ登場していて、そのうちの1つは、テキサスのティーンエイジャーまでが 毎週同番組のウォッチ・パーティーをしているというもの、もう1つは そのタイトルが 「Adieu, Before Wrinckes Show (シワが目立つ前にさようなら)」というもので、 いよいよ「セックス・アンド・ザ・シティ」も終わった方が良い時期に来ていることを 如実に示すものだった。
ニューヨーク・ポストに掲載された記事の一説はさらに的を得たもので「セックス・アンド・ザ・シティが 今シーズンもまだ人々の関心を集めることが出来るのは今回がラスト・シーズンだからだ」というものだった。
昨年12月に番組の終了が決定し、今年1月にゴールデン・グローブ賞のレッド・カーペット上でインタビューを受けた サラー・ジェシカ・パーカーが、「皆が興味を持っていてくれるうちに番組を終了するべきだと思った」と語っていたけれど、 確かに、「セックス・アンド・ザ・シティ」 が 現在のステイタスを保ちながら終了しようと思ったら、 今シーズンをラストとするのは私も正解だと思う。
これが最後とは言っても、6月22日を皮切りに12エピソードが放映された後、シーズン後半は来年に入ってから 8エピソードが放映されることになっているので、本当に番組が終わってしまうのはまだまだ先のことである。
今TV業界で臆測を呼んでいるのは果たしてキャリーが誰とハッピー・エンドを迎えるか?というもので、 先シーズン登場した新しいキャリーの恋人候補、ジャック・バーガー(ロン・リビングストン)はオープニング・エピソードでキャリーと デートをしただけでなく、今シーズンを通じて登場が決定しているキャラクターである。 最終的にビッグと一緒になるという説や、キャリーがパリで暮らすために旅立つという説も有力であるものの、 実際のところは未だ最後まではストーリー・ラインが決定しておらず、番組のエグゼクティブ・プロデューサーである サラー・ジェシカでさえ、結末を知らないとのことである。どうしてエイデン説が出て来ないかと言えば、 彼は今シーズンのオープニング・エピソードで既に子連れで登場しているためで、 彼は自分と同じファニチャー・デザイナーの女性と結婚したという設定になっていた。
でも時代はJ.ロー&ベン・アフレックや、デミー・ムーア&アシュトン・クッチャー、最近ではキャメロン・ディアスと ジャスティン・ティンバーレイク等、ゴージャス・ウーマンが年下でホットな男性を射止める傾向が強く、 「セックス・アンド・ザ・シティ」の原作者、キャンディス・ブシュネルでさえ年下の若きバレエ・ダンサーと結婚したくらいだから、 もしキャリーが、今更ナパ・ヴァレーでヴィンヤード(ワイン農園)を営む隠居状態のビッグとくっ付くことがあれば、 少々時代と逆行した、興醒め的エンディングになってしまうことは否めないところ。
でも、その分キム・カトゥラル扮するサマンサが 若いモデル上がりのブロンド俳優、ジェイソン・ルイス(番組内ではジェイというニックネームのウェイターという設定)と 時代を反映したロマンスを繰り広げることになっており、彼のキャラクターもまた、 シーズンを通じて登場することが既に決定しているという。

ところで、アメリカ人男性と「セックス・アンド・ザ・シティ」について話をすると、 彼らが必ず最も好きなキャラクターに上げるのは、サマンサである。 シャーロットは「ナイーブ(うぶ)過ぎる」とか、ミランダは「セクシーじゃない」と文句を言い、 キャリーについては「時々凄く馬鹿げた服装をしている」とか、 「ああいうタイプと付き合っていくのは難しい」という指摘がよくあるけれど、 この後者の指摘は、シーズンNo.2の最終回でビッグがプラザ・ホテルの前でキャリーに言った言葉と類似していて、 興味深いと思ってしまった。



第2回ネットワーク・パーティーご報告

サイトでご通知させていただいた通り、6月20日金曜日に、CUBE New York主催の 第2回NYエリア在住日本人女性のネットワーク・パーティーをとり行いました。
当日は前回を上回る総勢31人の会で、私個人的としても前回よりもリラックスして 楽しめた会でしたし、 会としても今回の方が盛り上がったと言うことが出来たと思っています。
前回はラウンジを会場にしたため、照明が暗く、BGMが少々煩かったこともあり、 ミングル・スタイル、すなわち集まった皆さんが個人個人でお話して頂くというパーティーだったのですが、 そうした会にしてしまうと、お話をする相手が替わる度に自己紹介をすることになってしまうことが良く分かりましたので、 今回は、一度皆さんに自己紹介をして頂いて、軽くディスカッションをした後に ミングルして頂く会にしました。
やはりその方が、直接お話をしなくても、どんな方が参加していらっしゃるかが分かったこともあるのですが、 何よりミングルする際に、お話がし易かったのでは?と思っています。
今回参加してくださった皆さんは ファッション、貿易関係の方や、インテリア会社にお勤めの方、 ご自分で新たにビジネスを始められた方、コンサルタント、シンガー、お勉強中の方、 主婦の方等、本当に様々で、マッチ・メイキング・パーティーに出かけた経験談や ヤンキーズの松井と同じトランプ・インターナショナルに住む方が、 松井に遭遇した時の話をして下さったりして、楽しませて頂きました。
私個人としてはいらして下さった皆さん全員とお話するのが目標だったのですが、 お話が面白い方と話込んでしまったりして、残念ながら今回はその目標が達成出来なかったのがたった1つの心残りです。
前回このコーナーでパーティーの報告をした際、読者の方から 「写真を掲載して欲しかった」というメールを頂いたので、 今回は参加者の集合写真を撮影したのですが、 皆さんに掲載許可を頂いていませんでしたので、その写真は参加して下さった方のみにお送りすることにして、 ここでは、掲載許可を頂いた参加者の方のスナップのみをご紹介させていただきます。
ちなみに1番左が私、隣からJuriさん、Yasukoさん、Risaさん、Yaekoさんで、 スナップに写って下さった方だけでなく、皆さん本当に素敵な女性ばかりで、私としてはとても良い刺激になりました。
今後は定期的に会を行なっていくこと、そして皆さんにより楽しんでいただける会になるように 会の運営についても改善を重ねていくのが目標です。
改めてこの場で参加してくださった皆さんにお礼も申し上げると共に、 今回参加できなかった皆さんと次回は是非お目にかかれることを楽しみにしています。





Catch of the Week No.3 June : 6月 第3週


Catch of the Week No.2 June : 6月 第2週


Catch of the Week No.1 June : 6月 第1週


Catch of the Week No.4 May : 5月 第4週