Sep. 22 〜 28 2003




パーティー・ケイオス

HPでもお知らせしていた通り、今週金曜日(26日)には、CUBE New York主催の 第3回NYエリア在住日本人女性のためのネットワーク・パーティーをとり行いました。
そのご報告は以下で行なうことにして、ここでは私の過去3回のパーティー運営の経験について 書かせて頂くことにすると、当たり前と言えば 当たり前であるけれど、 会社でパーティーをホストするというのと、個人でパーティーをホストするというのは、 全く異なる経験と言わなければならないと思う。
個人でパーティーをする場合は、参加者は自分の知っている人だし、 もし友人が誰か知らない人を連れてきたとしても、それが参加者のマジョリティになることは無い訳で、 どういうメンバーが来て、それに対してどんな食べ物やドリンクを用意して、どんな事が話題に上るか等は、 かなり予測可能なイベントとなるし、日程もある程度参加者の都合を調整しながら決めることが出来る。
ところが会社として、自由参加のネットワーク・パーティーをホストしようとする場合、 少なくとも第1回目の時点では どんな会になるのかは 全く分からない訳で、 CUBE New Yorkの第1回目パーティーも、参加希望の方に 会場となった10th ストリート・ラウンジに 直接いらして頂くだけ という形を取っていたので、本当に当日まで どんな方が何人いらして下さるのかは 全く予測不可能な状態だった。
1回目のパーティー当日の昨年12月9日は、外を歩いているだけでも顔が痛くなるような寒さで、 そんな気候にもかかわらず、交通の便が悪い同ラウンジを選んだのは、 私にとっての先ず1つめの反省点だった。
10th ストリート・ラウンジでは、店の奥の区切られたような空間をパーティーのために提供してくれたけれど、 私にとっての第2、第3の誤算となったのは 照明が非常に暗かったこと、音楽が煩かったことで、 これは個人として友人とラウンジを訪れたなら、まずは気がつかないし、気にならないことである。 でも初対面の人間同士がコミュケートするネットワーク・パーティーの場としては 明らかに不向きで、 このことは当日、参加者の方とお話を始めてから気がついた状態だった。
この時は厳寒にもかかわらず20人程度がご参加下さって、新しい方々とお話出来たのは とても楽しかったし、新鮮な思いが出来た反面、会の運営としては自己嫌悪に陥るほど 反省点が多かったのが実際のところだった。
この時私が痛感したのが、ネットワーク・パーティーには「如何に場所選びが大切であるか」ということで、 10th ストリート・ラウンジはラウンジとしては悪い場所ではないし、参加者がドリンクさえオーダーすれば 場所代はチャージされないし、スナックの持ち込みも自由だったので、第1回目のように参加人数が読めない会を行なうには、 ある意味で適したロケーションではあった。でも、人と人とのエネルギーの相乗作用が生み出されない場所で、 皆で楽しい思いをシェアするとか、会話が盛り上がるという雰囲気の場所ではなく、 どちらかというとエネルギーが沈静化されるようなスペースだった。
この会を行なう前は、会場選びの条件としてバジェットと広さを第一に考えていたけれど、 本当に大切なことはノイズ・レベルや照明といった外的な要素に加えて、 初対面の人同士でも打ち解けられるような暖かみのある雰囲気、コミュニケーションの相乗エネルギーが生まれるようなスペースという、 言わば風水的な見地からも選ばなければならないことを、遅ればせながら学んだ状態だった。
また、いくら自由参加のパーティーとは言え、会を運営する以上はRSVPをして頂いて、主催者として何人の方が参加して下さるかを 大体でも把握することが大切であることを悟ったのもこの時だった。

そんな第1回目から約6ヶ月後の6月20日に開催したのが、 前回、第2回目のネットワーク・パーティーで、この時は会場をカフェ、モンドリアンに変えたことで、 照明も明るく、BGMのボリュームも控えめになったし、ロケーションも交通の便の良いミッドタウンで、 女性達に喜んでいただけそうなプチフールや美味しいコーヒー&紅茶がケータリングしてもらえるという点で、 会場としては 良いチョイスだと思っていた。
また会の進行上の改善点としては、前回のパーティーのご報告でもお伝えしたように、 まず最初に参加者全員に自己紹介をして頂いたことで、これによって 例え直接お話するチャンスが無くても、どういう方がいらしているかが 皆さんに分かるのと、その後で各々ミングルして頂く際に、お話がし易くなったという点で、 やってみて良かったと思う試みだった。やはり、いくらニューヨークに住む日本人女性同士という共通点があっても、 初対面の人間同士が楽しく会話をして、お友達を作っていくには、ある程度お互いについて知らなければならないと思うし、 これによって参加者全員が一同に会する場が持てるのもメリットだと感じられた。
第2回目は、1回目に比べて私自身もとても楽しめた会で、会としても1回目に比べて 盛り上がったし、活気のあるものだったけれど、この会でもやはり運営上の反省点は出てしまった。
先ず、僅か2ドルではあるものの赤字が出てしまったことで、 その赤字の原因は参加者1名からの会費の収集漏れから生じたことだった。 別にCUBE New Yorkは この会の運営によって儲けようなどとはこれっぽっちも思っていないので、 利益が上がらないのは一向に構わないけれど、赤字が出るのは困るし、それが会費を 頂き損ねるというミスから生じたものであることは、情けないことだと思ってしまった。
しかも、会当日はいろいろな事に時間が掛かったために、私がスタッフと共に会場入りしたのが 会がスタートする15分前で、モンドリアンでは既に会場の準備を済ませてくれていたけれど、 私達が来た直後には、参加者の皆さんが現れ始めたので、バタバタしながら受け付けがスタートすることになってしまった。
加えて自己紹介の際に、集まって頂くことにしていたエリアは、 総勢32人の参加者が座りきれない状態で、椅子を後から動かすことになってしまったし、 自己紹介については、声が小さい方が喋っている時は「聞こえない」「場がシラケタ」とのご指摘も頂いてしまった。
会場のモンドリアンについては好評で、やはり女性の会なのでバス・ルーム(トイレ)がきれいなのが 有り難いという声も聞かれたけれど、人数の割にプチフールやコーヒー&紅茶の量が少なく、 皆さんが盛り上がっておしゃべりして喉が渇いているのに、 飲み物が足りないという事態にも陥ってしまった。 また参加者の皆さんはモンドリアンから出されたプチフールは召し上がっても、 クッキーには手をつけられないので、これが必要の無いものであることもよく分かった感じだった。
ちなみにモンドリアンの名誉のために申し上げると、クッキーはその後オフィスに持ち帰ってスタッフで 食べさせて頂きましたが、美味しいもので、皆さんが手をつけられなかったのは「味に問題がある」という理由からではないことは確かです。
いずれにしても第2回目パーティーの改善点としては、先ず紅茶、コーヒーはいくらでも飲めるように確保すること、 会場費用を落とすために食べ物は全て持ち込む、そして自己紹介用のマイクを導入するということだった。
マイクについては、アメリカではワイヤレスでなければ 良い物が9ドル程度で買えるけれど、 アメリカで売られている所謂CDラジカセにはマイク・ジャックが付いておらず、 この国でマイクが使える持ち運び可能なオーディオ機器となると カラオケ・マシンになってしまうということは ちょっとした発見だった。
でも私にとって第2回目のパーティーから学んだ最大のことは、パーティー自体からよりも パーティーの後からで、 そのきっかけになったのが、2回目のパーティーに参加された方が、ご自宅でのパーティーに呼んで下さったことだった。 出かけてみると、大勢のゲストに混じって、ネットワーク・パーティーの参加者がいらしていて、とても楽しそうにしていたので、 この時「ネットワーク・パーティーは、そのフォローアップが如何に大切か」ということをしみじみ感じてしまった。
そこで、8月末にパーティー参加者の中から、記事に協力して下さることになっていた方を中心にお声を掛けて、 6人ほどでお食事会をしたところ、この会がとても楽しめて、 また同じメンバーで翌週にランチをすることになり、すっかりお友達モードが盛り上がってしまった。
だから第3回目のパーティーでは、参加して下さった方達にも同じようにフォローアップを心掛けて頂くように プロモートしようと思ったし、CUBE New Yorkとしても主催者としてフォローアップ・イベントを 少しずつでも行なっていかなければと考えるようになった。
そして私個人としては、いろいろな方とお話するだけでなく、 キャリア・マッチメーキングが出来るように、皆さんをいろいろな方にご紹介することを 心掛けるようになったけれど、まだまだパーティーのホストとしては学ぶことが山積状態で、 会を重ねる毎に改善点が出てくるのは、今回で3回目だから仕方が無いとも思っている。
でもこのネットワーク・パーティーは以前からずっとやってみたいと思っていた企画だったし、 どういう準備をして良いのかが分からないまま、決行した第1回目の パーティーにしても、昨年の12月の時点では「来年からパーティーを軌道に乗せるために、 1度年内に試験的にやっておきたい」と考えて行なったものだった。 だから運営的には問題だらけのパーティーであったけれど、今となっては 「あの時に思い切って始めておいて良かった」と心から思っていたりする。
さらにCUBE New Yorkのネットワーク・パーティーについて、とてもラッキーだと思うことは、 参加してくださる方達が、皆さん前向きで、フレンドリーかつ 素敵な女性ばかりであること。 だからせっかく参加して頂いて「友達になりたいような人が誰も居ない」というようなことには 決してならないことは、このパーティーを通じて お友達を作らせて頂いた私が保証します。



第3回ネットワーク・パーティーのご報告

さて、ここからが9月26日金曜日に行われた、今回で第3回目となったネットワーク・パーティーのご報告となるけれど、 お蔭様で、今回は前回を更に上回る総勢42人の会となり、7時にスタートした会が最終的に お開きになったのが10時40分という盛会ぶりでした。
前回のこのコーナーでもお伝えしたように、パーティーは当初19日に行なう予定だったものが ハリケーン・イザベルの影響で延期となり、この日程変更のために参加出来なくなった方が 何人もいらしたのは残念だったのですが、その反面、新たに参加して下さった方も非常に多く、 前回までのパーティーを通じてお友達、もしくは顔見知りになった方達と、 新しいメンバーがミックスした、ネットワーク・パーティーとしては理想的と言える参加者構成でした。

この日、私は起きてみると風邪気味で、皆さんにご迷惑を掛けるといけないので、 直ぐに風邪薬を飲んだところ、日中はそのせいでボーッとしてしまい、 「パーティー中、こんなにボーッとしていたらどうしよう」とスタッフにこぼしていたけれど、 それと同時に心配していたのがお天気。この日は朝からずっと曇り空で、にわか雨の予報も出ていたので、 「せっかくハリケーンを避けて19日を延期したのに、延期した日は晴天で、決行の日が雨だったら いかにも運が悪そうな感じで、みっともないなぁ」などと思っていた。
「大丈夫ですよ。今日は降りませんよ」とスタッフが私を心配させないように言ってくれたけれど、 私に言わせれば、うちのスタッフほど天気に無頓着な人達は居ない訳で、事実、彼女らは 午後から100%大雨の予報が出ている日でも、傘を持って仕事に来た事など殆ど無いのである。 だから彼女らの天気に関する慰めは空虚なものではあったけれど、幸い お天気は曇りのままで、 一晩中雨は降らず、参加者の方達もほぼ時間通りに続々といらして下さったので、その点ではラッキーでした。
また前回の苦い経験を生かして、今回は40分前にスタッフが会場入りして、 自己紹介のスペースを作るために椅子を並べ替え、10分前には参加者の到着を待つのみの状態になれたのは進歩で、 スタッフの役割分担も事前にしっかりミーティングをしておいたので、 今回はスムースでした。
私はと言えば、夕方には風邪薬の効き目が切れてきて、ボーッとするのは治った反面、 今度は熱で身体が熱くなってしまい、汗だくになっては大変と急遽着る服を変更して ノースリーブで出掛けることにしたけれど、 実際に会が始まると、参加者の方達のパワーと熱気で、自分の熱が感じられないほどになってしまって、 すっかり体調のことを忘れて、楽しんでしまいました。
やはり以前パーティーに参加してくださった方は、皆さんもう顔馴染みという感じで、 私自身も前から知っている方にお会いするような親しみがあったし、参加者の皆さん同士でもそれは同様だったようです。 また、新しい参加者の方達ともお話が弾んでいたようで、自己紹介をして頂く前から既にお話がかなり盛り上がっていたけれど、 自己紹介を始めてみると、やはり効果を発揮してくれたのはマイク。皆さんのおっしゃることがよく聞き取れた上に、 声を大きく話す必要が無い分、それぞれの参加者の方が前回の自己紹介より いろいろなことをお話して下さったので、 それがプラス要因となりました。
今回もデザイナー、アーティスト、金融関係、シンガー、貿易関係、翻訳者、弁護士、主婦、お店を経営する方、これからオープンする方等、 本当にいろいろな方が参加して下さったけれど、皆さんが口々に言っていらしたのは、 「ニューヨークにこんなに頑張っている日本人の女性がいらしたんですね」ということと、 「お話を聞いているだけで元気が出ました」ということ。 私もこれには全く同感で、本当に毎度のことながら触発される思いでした。
加えて皆さん、とても積極的で、自己紹介の後のミングルの際も、それぞれがいろいろな方とお話されていたので 主催者としては気を使わずに済みましたし、個人的にとても嬉しかったのは、初めて参加してくださった方達が、 「来て良かったです」とか「すごく楽しい!」と言って下さったことで、 これはまさに主催者冥利に尽きるという感じでした。
さて、今回の反省点と言えたのはまず集合写真。 ウェブに写真が載ると困るという数人の参加者の方を除いて集合写真を撮影したけれど、 撮影したエリアがコの字型になっていて、カメラを構えた位置の関係で、手前の1辺に座っていた方が全く写真に写っていない という事態が生じてしまいました。 写っていなかった方は本当にごめんなさい。
これを撮ってくれたのは、モンドリアンのブロンドでなかなかのハンサムのボーイさんだったけれど、 「上手く撮れていなかったら、ごめんね」と彼が言っていた通り、本当に上手く撮れていなくて、 ウェブでお見せできるほどに写真を明るくするのが大変でした。
だから集合写真を上手く撮影するというのは、次回の課題になってしまったし、 これからまたいろいろな方にパーティーの感想を聞かせて頂くうちに、 改善点をフィードバックして頂けると思うので、まだまだ学ばせて頂くことになりそうです。
いずれにいたしましても、今回パーティーに参加してくださった皆さんにはこの場を借りてお礼申し上げます。 どうもありがとうございました。
なお、このまま3ヵ月おきで会を行なうと、次はホリデイ・シーズンですが、 この時期はCUBE New Yorkも忙しく、世の中もパーティー・シーズンであるため、 いつものような不特定多数の方からのご参加を募る会は難しいかと思っている次第です。 ですから、次回は過去3回のパーティーにご参加くださった方達の中から参加者を募った、 少し小規模なクリスマス、もしくは新年会のようなものを計画しています。
来年春には、また今回同様のネットワーク・パーティー・フォーマットでの会を開催しますので、 これまでご参加頂けなかった方は、是非この機会のご参加をお待ちしています。










Catch of the Week No.3 Sep. : 9月 第3週


Catch of the Week No.2 Sep. : 9月 第2週


Catch of the Week No.1 Sep. : 9月 第1週


Catch of the Week No.5 Aug. : 8月 第5週