Best Holiday Dessert, Traditional & New Wave

ベスト・ホリデー・デザート
定番&ニュー・ウェーブ、6つのベストをご紹介!



年末のアメリカでは、11月にサンクス・ギビング、12月にクリスマやハヌカといったビッグ・ホリデーが訪れますが、 これらホリデーには、ファミリーが集合してターキーのローストなどを囲んだディナーを一緒に楽しむのが通常。
そしてディナーの締めくくりとなるのがホリデー・デザート。ホリデー・デザートの定番となるのはパンプキン・パイ、アップル・パイ、ピーカン・パイといった季節の収穫物やナッツを使ったものが中心で、 不思議に登場しないのが、アメリカ人の大好きなチョコレート。
アメリカはヨーロッパとは異なり、クリスマスでもブッシュド・ノエルのようなクリスマス・ケーキや、ドライフルーツとナッツをたっぷり用いてリカーに浸したフルーツ・ケーキは あまり登場せず、もっぱらパンプキン、アップル、ピーカン・パイがリピートされるのが一般的。
こうしたデザートは、ホームメイドの場合もあればデザートに定評があるベーカリーやパティスリーにオーダーするケースもあるため、 人気店は予約が殺到して、ホリデー前の数日間は大忙し。
ここでは、そんなホリデーの定番デザートや、ニュー・ウェーブでベストの定評がある6点をご紹介。 いずれもホリデー・シーズン以外にもオーダーが可能なデザートですが、特にホリデー・シーズンはメディアにフィーチャーされる、有名なデザートです。



★Momofuku Milk Bar の クラック・パイ★



ニューヨークで確固たる地位を獲得しているアジアン・フュージョン・レストラン ”モモフク” が経営するデザート・ショップが ”モモフク・ミルク・バー”。
「クラック (ドラッグの一種) のようにヤミツキになるパイ」 という意味のユニークなネーミングの同店ご自慢の ”クラック・パイ” は、 絶大なカルト的人気を誇るアイテム。その人気ぶりはニューヨーク内に留まらず、西海岸のLAタイムズにも取り上げられたほど。
「アディクション(中毒)になる」 とまで言われるクラック・パイですが、その人気の秘密は異常な甘さ。 信じられないほどに甘いこのパイは、砂糖、卵、バター、ミルクを原料とするとてもシンプルなもので、ホーム・クッキングできるように一般向けにレシピが公開されているのですが、 そのレシピによると直径約25cm、高さ約3cmのパイに使用される砂糖の量は何と約700g。 その甘さは 「血糖値が致死量まで急上昇する」 と冗談交じりに語られるほどですが、 そう言いつつもやめられないところがまさにドラックのようなパイ。
ホリデー・シーズンにも大人気のクラック・パイは、同店のウェブサイトでメール・オーダーも可能。 お値段は44ドルとなっています。

Momofuku Milk Bar
251 East 13th Street
Tel: (212) 254-3500
Website: http://www.momofuku.com/restaurants/milk-bar/




★Four And Twenty Blackbirdsのソルト・キャラメル・アップル・パイ★



ニューヨークのアップル・パイはここ抜きでは語れないと言っても過言ではない程、アップル・パイに定評のある ”フォー・アンド・トゥウェンティー・ブラック・バーズ”。 2010年4月のオープン後、近隣住民の間ですぐに大ブレイクし、その噂はたちまちニューヨーク中にスプレッド。 その後すぐにクッキング・チャンネルへのテレビ出演もあり、開店からわずか2?3ヶ月にして誰もが知る有名店となりました。
ミッドウェスト出身のカントリー姉妹が経営するこのブルックリンのカフェでは、季節のフルーツを使ったホームメイド・スウィーツをサーブ。 その中でも最も有名なのがソルト・キャラメル・アップル・パイ。 キャラメルの甘さとソルトのしょっぱさが絶妙にマッチしたパイは、薄くスライスされたアップルの歯ごたえ、サクサクのパイの食感が最高で、素朴でありながらも滅多に出会えない美味しさ。
週末にはマンハッタンからも多くの人が訪れ、ソルト・キャラメル・アップル・パイを始めとする人気の高いパイはすぐに売り切れてしまう程。 11月末のサンクス・ギビング用にパイのオーダー・メイドも行っていましたが、今年は昨年にも増して注文が殺到したため、かなり早い段階で予約は打ち切り状態。 ですがホリデー当日は、ソルト・キャラメル・アップル・パイを含む数種の人気パイが個数限定で店頭で販売されるため、 事前にオーダーし損ねたファンが早朝から押し寄せるとのことです。

Four & Twenty Blackbirds
439 3rd Avenue, Brooklyn
Tel: (718) 499-2917
Website: http://birdsblack.com/




★Two Little Red Hensのパンプキン・チーズ・ケーキ★



ニューヨークのデザートを語る際に欠かせない存在が、CUBE New Yorkでもこれまでに何度か取り上げてきた ”トゥー・リトル・レッド・ヘンズ”。 年末のホリデー・シーズンにはニューヨーカーが長蛇の列を成す、ニューヨークでも5本の指に入る有名ベイカリー・ショップです。
どのスウィーツも定評のある同店ですが、中でもホリデー・シーズンに人気が高まるのがパンプキン・チーズ・ケーキ。 そもそもチーズ・ケーキに定評がある同店は、多くのメディアやウェブサイトからニューヨークNo.1のチーズ・ケーキに幾度となく選ばれていますが、 そのパンプキン・ヴァージョンは秋から冬にかけて販売される季節限定もので、シナモンやナツメグ等のスパイスが効いたジンジャー・ブレッド・クラストに、 甘くリッチなカボチャのピューレとクリーム・チーズがミックスされたフィリングが最高に美味しいケーキ。
厳選された材料を使っているのが感じられる質の高いデザートで、 一度食べるとヤミツキになってしまいます。
ホリデー当日は、お目当てのケーキをゲットしようと毎年多くのニューヨーカーが押し寄せ、午前7時の開店直後から大混雑に見舞われる同店。 オーダー・メイドを予定している場合は、2週間前に予約打ち切りとなってしまうので、早めに注文されることをおススメしますが、 チーズケーキは冷蔵庫で日持ちがするデザートの1つ。そのため、ホリデーの3?4日前に購入しておくこともできます。

Two Littel Red Hens
1652 2nd Avenue
Tel: (212) 452-0476
Website: http://www.twolittleredhens.com/




★First Prize Piesのバーボン・ジンジャー・ピーカン・パイ★



2009年にブルックリンで開催されたパイ・コンテスト、”Brooklyn Pie Bake-Off (ブルックリン・パイ・ベイク・オフ)” で見事1位に輝いたのが、ここにご紹介する ”ファースト・プライズ・パイ” のバーボン・ジンジャー・ピーカン・パイ。 トーストされたピーカンが主役となったこのパイは、生ジンジャー、摩り下ろしたジンジャー、砂糖をまぶしたクリスタル状のジンジャーという 3種のジンジャーがふんだんに使われ、そこにメープル・シロップの甘さがブレンドされた素晴らしい味わい。 そして味の決め手となる良質なバーボンが、まろやかさを醸し出し、他では決して味わえない非常に興味深いテイストとなっています。
ファースト・プライズ・パイは電話やサイトを通してのオーダー・メイド専門で、ニューヨーク内からのオーダーはデリバリー、もしくはピックアップが可能。 他州への配送サービスも行っています。

First Prize Pies
Website: http://firstprizepies.com/shop.html




★Neiman Marcusのグルテン・フリー・タキシード・パイ★



グルメ・フードのメール・オーダーで定評のあるニーマン・マーカスからも、毎年ホリデー・シーズンにはたくさんの美味しいデザートが大集合。 今年の注目デザートは、最近話題のグルテン・フリー・デザートが美しいデコレーションでホリデー仕様になった、グルテン・フリー・タキシード・パイ。 チョコレートとミルクのレイヤー・パイのトップにマーブル模様とクッキーがあしらわれた、とてもエレガントなデザインである上に、 グルテン・フリーなのでアレルギーがある人でも安心して味わうことができます。
ハイエンドなニーマン・マーカスのデザートであるだけに65ドルとお値段は張りますが、指定した日に配送も行ってくれるため、 人気の高いデザートとなっています。

Neiman Marcus
Website: http://www.neimanmarcus.com/




★New River Grovesのテリーズ・キーライム・パイ★



フロリダと言えば地元名産のキーライムを使用したキーライム・パイが有名。 さらにキーライム・パイは、フロリダのステート・パイとされているので、 フロリダには数多くのキーライム・パイの有名店が存在しますが、 ここでご紹介する ”ニュー・リバー・グローブ” のものはその中でも特に有名。 ニュー・リバー・グローブはもともと、フロリダの小さな町に1970年代にオープンした小さなベイカリーでしたが、 過去40年間で知名度を上げ、現在では全米にデザートを配送する大きなビジネスに発展。
キーライム・パイも勿論メール・オーダーを受け付けていますが、ホール・サイズのパイが3個で1セットとなっており、そのお値段は160ドルと高値。 でも、爽やかなライムの酸味が感じられるクリーミーなフィリング、しっとりとしたパイ生地、そして上にたっぷりのせられた生クリームの滑らかな味わいは、 フロリダまで足を運ぶことのできないできない他州の人々からも大人気。 配送料も高額を取られるとのことですが、他では味わえない最高のキーライム・パイということで、毎年多くのオーダーが入るとのことです。
キーライム・パイというと夏のデザートというイメージがありますが、フロリダではキーライム・パイはれっきとしたホリデー・デザート。 フロリダにバケーションで訪れて同店のキーライム・パイを味わった人がホリデーにオーダーするケースも非常に多いとのことで、 サンクス・ギビングやクリスマスのヘビーなディナー後にぴったりの、クリーミーで程よい酸味のキーライム・パイは、 フロリダ以外の人々の間でも新しい定番になりつつあるようです。

New River Groves
Website: http://www.newrivergroves.com/





© Cube New York Inc. 2011