
New York Times'
Top 10 New Restaurants in 2011
NYタイムズ紙が選んだ、 2011年にオープンしたニューヨークの新レストラン、トップ10
2011年も各キュジーヌの分野から 数々の新レストランが登場しましたが、
フード・クリティックにおいてニューヨーカーから絶大な信頼が寄せられているNYタイムズ紙が、
その中のトップ10チョイスを発表しました。
これは過去数年続いているレイティングで、同紙によってニュー・レストランのトップ10に選ばれることはかなりの名誉。
トップを飾るレストランと言えば値段の高い格式ばったレストランを想像しがちですが、
NYタイムズがチョイスするのは、現代ニューヨーカーの視点を基準に選考したレストラン。
味のレベルの高さは勿論のこと、他のレストランと違ったユニークさをアピールしながら、
モダンでスタイリッシュ、かつ活気に満ちたレストランで、ニューヨークらしさを持つ、一般層にとってアプローチし易いラインナップ。
マンハッタンだけでなくクイーンズやブルックリンも含まれ、幅広い料理のジャンルや価格帯からチョイスされています。
1. The Dutch (ザ・ダッチ)

ロバート・デ・ニーロが出資していることで有名な、トライベッカのイタリアン・ビストロ ”Locanda Verde (ロカンダ・ヴェルデ)”。
そのオーナー・シェフ、アンドリュー・カーメリーニがオープンしたSOHOのレストランが、2011年のベスト・ニュー・レストラン1位に選ばれた ダッチ。
広々としたフレンチ・ビストロ風のレトロなインテリアは、ふらりと立ち寄りたくなるようなアット・ホームな雰囲気に仕上がっており、
ダウンタウンのファッショナブルなアダルト層が集うレストランです。
客層やインテリアのスタイリッシュさもさることながら、
NYタイムズが絶賛しているのは料理のレベルの高さ。
それもそのはず、オーナーのカーメリーニ氏は、ニューヨークの長寿レストラン ”Cafe Boulud (カフェ・ブリュー)” や ”A Voce (ア・ヴォーチェ)” で経験を積み、
シェフの世界でもトップ・クラスに位置する人物。
「トライベッカのセンセーション」 とまで言われているロカンダ・ヴェルデに続く同店は、地元メディア以外にもヴォーグ誌や、ボナペティ誌で
オープニング前に特集記事が組まれていた程の話題店。
同店で人気が高いのは、有名ステーキ店を凌ぐほど美味なステーキと新鮮なオイスター。セレクションの良いワイン・リストも用意され、
中でもオイスター・サンドイッチやステーキ・タルタルはワインと最高に合う味わい。
「他では味わえない」 とダイナーをうならせるロースト・チキンやポークチョップも人気メニューとなっています。
NYタイムズでは、「時代の流れに乗った、ニューヨークならではの味わいとイメージを兼ね備える、ニューヨーカーのためのレストラン」 として絶賛されています。
The Dutch
131 Sullivan Street
Tel: (212) 677-6200
Website:
http://thedutchnyc.com/
2. Boulud Sud (ブリュー・スッド)
世界的に名高いNYのフレンチ・シェフ、ダニエル・ブリュー。彼の期待の新店舗は、フランス、スペイン、ギリシャ、
北アフリカ、トルコと、数カ国のフレーバーを混ぜ合わせた多国籍地中海料理。
ミッド・センチュリー・モダンが演出された店内にはバー・ラウンジとダイニング・ルームがあり、
どちらのエリアもプレシアターのディナー客や、近隣に勤めるビジネスマンで毎晩賑わいを見せています。
魚介類、野菜、肉類のそれぞれをメインとした3つのメニューが用意されていますが、
全メニューにおいて共通しているのは、各国のテイストの特徴を上手く捉え、それぞれのディッシュがヨーロッパの異国情緒溢れる味わいであること。
良い意味でアメリカナイズされていないオーセンティックな仕上がりである点が、NYタイムズが2位に選出した理由となっています。
Boulud Sud
20 West 64th Street
Tel: (212) 595-1313
Website:
http://www.danielnyc.com/boulud_sud.html
3. The John Dory Oyster Bar (ザ・ジョン・ドーリー・オイスター・バー)
イギリスのガストロパブを再現した同店は、現在ホットなノーマッド・エリアにあるスタイリッシュなホテル、”Ace Hotel (エース・ホテル)” の1階に入ったレストラン。
オリジナリティー溢れるシーフード料理は、2011年の新レストランとしてだけでなく、ニューヨーク内の全てのシーフード・レストランの中でもトップに入ると
NYタイムズが称賛。
新鮮な食材、斬新な味付け、荒削りに見えて実は計算されたディッシュ全体の完成度の高さにより、批評家のみならず、ニューヨーカーの間でも
ファンが非常に多い同店。
常に活気に満ちた雰囲気も、同ランキングのトップ3に相応しく、ニューヨークらしさを感じさせるレストランです。
The John Dory Oyster Bar
1196 Broadway
Tel: (212) 792-9000
Website:
http://thejohndory.com/info.html
4. Ciano (チアーノ)
同店のオーナー・シェフであるシェアー・ギャランテは、かつてのニューヨークのNo.1フレンチ・シェフ、デビッド・ブーレーの下で修行を重ね、
充実したワイン・リストで知られた今は無きレストラン、 ”Cru (クリュ)” で長年シェフを務めた人物。
そんな彼が クリュ時代の同僚である超一流ソムリエ、そしてシェフ、トーマス・ケラーのミシュラン4つ星レストラン、 ”Per Se (パー・セ)” 出身の凄腕メートルディと
トリオを組んで 生まれたのが同店。それだけに、オープン当初からレストラン界で大きな注目を浴びていましたが、その期待を裏切ることなく
ニュー・レストランのトップ4にランクイン。
温かなカントリー・ハウスを想わせるのんびりとした空間では、洗練されたイタリアン・キュジーヌが楽しめます。
もちろんワイン・メニューの素晴らしさも、NYタイムズから絶賛されています。
Ciano
45 East 22nd Street
Tel: (212) 982-8422
Website:
http://cianonyc.com/
5. M.Wells (エム・ウェルズ)
ニュー・レストランのトップ10にランクインしているものの、わずか1年足らずで閉店してしまった エム・ウェルズ は、
クイーンズの入り口に位置する新興住宅地、ロング・アイランド・シティーにオープンしたフレンチ・カナディアン・レストラン。
評判も良く今後の発展が期待されていたものの、法外とも言える賃貸料の値上げで やむを得ず閉店となってしまいました。
一見どこにでもあるようなダイナーですが、中に入ってみるとアット・ホームで親しみやすい印象だったM.Wells。
軽めでヘルシーなフレンチ・ディッシュが人気だった同店のクローズに対して、多くの近隣住民から嘆きの声が上がっており、
その期待に応えて近々場所を変えて再オープンする予定であることが伝えられています。
6. Empellon (エンペロン)
クリエイティビティー溢れるメニューが特徴的なメキシカン・レストラン。
メニュー自体はオーソドックスですが、ワカモレにカシュー・ナッツが入っていたり、チョリソーの中にゆで卵が入っていたりとツイストが効いたディッシュばかり。
アイデアは奇抜なものの見事にバランスの取れた味わいで、NYタイムズがトップ6に選ぶのも納得のテイスト。
また、メキシカン・レストランにしては珍しいハイ・エンドなセッティングも、ニューヨーカーの注目を集めている要因。
ホワイトとダーク・ブラウンでまとめられたインテリアは、ニューヨークに相応しいアーバン・シックな仕上がりとなっています。
Empellon
230 West 4th Steet
Tel: (212) 367-0999
Website:
http://empellon.com/
7. Hunan Kitchen Of Grand Sichuan (フーナン・キッチン・オブ・グランド・シチュアン)
中華料理がニューヨーカーに浸透し始めたのは、1970年代のこと。
その時代にチャイナ・タウンで数々のレストランをオープンし、名を上げた中国人ファミリーの新店舗が、この フーナン・キッチン・オブ・グランド・シチュアン。
マンハッタンから遠く離れたクイーンズの端、フラッシングというロケーションにも関わらず、
NYタイムズのレビューアーも足を運んだほど信頼のおける味。お腹一杯食べても、一人30ドル程度という嬉しい価格帯です。
Hunan Kitchen Of Grand Sichuan
42-47 Main Street
Tel: (718) 888-0553
Website:
http://www.thegrandsichuan.com/flushing
8. Tertulia (テルトゥリア)
グリニッチ・ビレッジに登場したテルトゥリアは、注目株の若手シェフが経営するスパニッシュ・レストラン。
本場スペインの雰囲気漂う店内でサーブされるのは、スパニッシュ・キュジーヌならではのダイナミックでリッチな味わいのタパスや大皿料理。
他の有名スパニッシュ・レストランに負けない実力で、これから期待が高まる新スポットのひとつです。
6人以上のグループ予約しか受け付けていないため、ディナー・タイムは多少の待ち時間が見込まれますが、
それでも立ち寄る価値があると多くのフード・クリティックが語っています。
Tertulia
359 Avenue Of Americas
Tel: (646) 559-9909
Website:
http://tertulianyc.com/
9. Red Rooster Harlem (レッド・ルースター・ハーレム)
ファッショナブルなバーやレストランが増え続けるハーレムに新しく加わった、レッド・ルースター・ハーレム。
アマチュア・ナイトで知られるアポロ・シアターのすぐ傍で、同店のウリはスウェーデン料理にアフリカンとアメリカンをミックスさせたキュジーヌ。
オーナー・シェフは、ニューヨークの有名スカンジナビアン・レストラン ”Aquavit (アクアビット)” で名を上げた、エチオピア生まれでスウェーデン育ちという、
エキゾチックなバックグラウンドを持つマーカス・サミュエルソン。彼の生い立ち同様、同店に集まるパトロン達も様々な人種であるところは、まさにニューヨークならでは。
目玉メニューは、サミュエルソンがアクアビット時代から得意とするスウェーデンのミートボール。
甘い味付けとそのふっくらと柔らかな食感は、今でもいちばん人気のディッシュです。
Red Rooster Harlem
310 Lenox Avenue
Tel: (212) 792-9001
Website:
http://redroosterharlem.com/
10. Danji (ダンジ)
目まぐるしい速さで開発が進んでいるヘルズ・キッチンに登場した韓国レストラン、ダンジ。
韓国の伝統を大切にしながらも、程よく西洋化された同店の料理は、現在ニューヨーカーの間で大人気。
日本の居酒屋をイメージして作られているため全体的にカジュアルで、メニューは小皿料理や複数でシェアできる大皿料理がほとんど。
オーナー・シェフであるフーニ・キムは、”Daniel (ダニエル)” や ”Masa (マサ)” で経験を積んだ人物。
韓国らしさを上手く残したフュージョン料理は アンダーグラウンド・グルメとして評価を集めています。
Danji
346 West 52nd Street
Tel: (212) 586-2880
Website:
http://www.danjinyc.com/
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