Eataly Marketplace
セレブ・シェフが手掛ける本格派イタリアン・グルメ・マーケット
"イータリー・マーケットプレイス"






マンハッタンのマーケットプレイスの先駆者的存在であるチェルシー・マーケットに加え、2010年に入って ライムライト・マーケットプレイス、 そしてプラザ・フード・ホールが 華々しいグランド・オープニングを迎えたのはまだ記憶に新しい話。
そして9月半ばには、同じくマンハッタン5番街の23丁目と24丁目の間に、その名も” Eatery / イータリー ”という また新たなマーケットプレイスがオープンしました。

”イータリー”は、もともとイタリアのトリノに本店を構える大型マーケットプレイスで、豊富な品揃えや そのスタイリッシュさによって、 現地では 観光スポット的な有名店。 そのトリノ本店に次ぐ 第2号店 としてオープンしたニューヨーク店は、 ジョー・バスティアニッチ、リディア・マティチオ・バスティアニッチ、そしてマリオ・バターリという ニューヨークのイタリアン・レストラン・シーンを 牛耳る 豪華メンバーのコラボによって実現したプロジェクトになっています。

マリオ・バターリ (写真右、一番右)と言えば、ニューヨークのトップ・イタリアン・シェフであると同時に、TVのグルメ番組シリーズでグイネス・パートロと共演するなど、 その活躍の場をどんどん広げている 世界的に有名なセレブ・シェフ。 90年代に”Po / ポー” という小さなイタリアン・レストランをオープンして以来、 ニューヨーク・タイムズの3つ星レストランで常にザガットの上位にランクされている ”Babbo / バッボ” 、 ピッツァ・レストランの ”Otto / オット”、小規模ながらも長寿人気の ”Lupa / ルパ”、タパス・レストランのカーサ・モーノ、そして9月末のニューヨーク・タイムズ紙の レストラン・レビューで4つ星を獲得するという快挙を成し遂げた ”Del Post / デルポスト” など、 サクセスフルなレストランを数多く手掛ける一方で、イタリアン・ワイン・マーチャンツとネーミングされたイタリアン・ワイン・ショップを 経営するなど、イタリアの食文化を深くニューヨーカーに馴染ませてきた存在。

そのマリオ・バターリと パートナーシップを組んでいる リディア&ジョーのバスティアニッチ親子も、フード&レストラン業界では 誰もが知る存在。
母親のリディア (写真右、中央)は、マンハッタンの長寿イタリアン・レストラン、フェリディアのシェフとして知られると同時に、ニューヨーク以外でも レストランを経営しており、ケーブル局のフード・チャンネルで 自らの料理番組にも出演するベテラン・シェフ。
息子のジョー (写真右、左側) は、マリオ・バターリの数多くのサクセスフルなプロジェクトのパートナーであり、仕掛け人であると同時に、有名シェフ達が腕を競い合うリアリティーTV ”マスター・シェフ”で、 ゴードン・ラムジーやグラハム・エリオットと共にジャッジを務めている人物。 この親子はイタリアにワイナリーを持っており、彼らのファミリー・ネーム、”バスティアニッチ”というワインを生産していることでも知られています。
リディア&ジョー親子は、バターリが経営するエスカやデル・ポストの共同オーナーでもあって、 イータリー・マーケットプレイスは、こうした長年のパートナーシップを経た 3人の新プロジェクトとして誕生したものです。




誰もが本格的で良質なイタリアン・キュイジーヌやその食材を体感できる場所としてデザインされたイータリーは、広さ約4650u もある巨大マーケットプレイス。
その中に軒を連ねるのは、ヨーロッパ的な活気に溢れる食材マーケット、ハイエンドなフード・コート、イタリアン・フードとワインについての書籍や料理本が並ぶブック・ストア、 イタリアン・ブランドのクックウェア・ショップ、ワイン・ショップ等々。 さらにはイタリアのトラベル・エージェンシーまでがデスクを構えており、小さなイタリアン・ワールドを形成しています。

マーケットには野菜、肉、ベーカリー、スウィーツなど様々な食材が並べられていて、どれもフレッシュで質の高いものばかり。 また、レアなイタリアン・ブランドの調味料やお菓子、そしてあらゆる種類のパスタやトマト・ソースも揃っています。
そんな 品揃えも さることながら、同マーケットプレイスの中で注目したいのは”ベジタブル・ブッチャー”と呼ばれるサービス・カウンター。 ここは 店内で購入したフレッシュな野菜を洗ってカットしてくれるというカウンター。 新鮮な野菜を調理したくても、刻んだり、剥いたりの時間や手間が無い人とっては、非常に有難いサービスを提供しています。
その他、ホームメイド・フレッシュ・パスタの量り売りをするカウンターなどもあり、料理好きにはたまらない、至れり尽くせりのグルメ・ストアです。



マーケットの周りにあるフード・コートもまた、レベルの高いものばかり。
ジェラート、パニーニ、パスタ&ピザのフード・カウンターが設けられている傍ら、多数のテーブルに加え、それぞれ30人程度が アコモデートできる オーバー・サイズ・カウンターを いくつも設置。
そこではサラミ、サラダ、ピザなどの軽食から、一流レストランに負けないような肉・魚料理までが楽しめます。
また、同マーケットプレース内で唯一予約制のレストランが、元バッボのスー・シェフでもあるマイケル・トスカーノが手掛けるステーキ・ハウス”マンゾー”。 アンティ・パスティ、プリミ、セコンディと一通りのコースが揃うメニューは、本格派イタリアンの味。 ビーフを中心とする6コースから成り立つ”ビーフ・テースティング・メニュー”も用意されています。
そんな中でも、同店のイチオシのディッシュと言えるのが ロー・ビーフ。 イタリアのピエモンテから直輸入されたロー・ビーフのタルタルやカルパッチォは、本場イタリア顔負けの味わい。 マリオ・バターリが長年こだわり続けてきた食材でもあります。

イータリーのスローガンは、”ショッピング・イーティング・ラーニング(買う/食べる/学ぶ)”。
なので店内では、 近々クッキング・クラスを始めとする 「ラーニング」の場 も設けられる予定。 著名なシェフやワイン・メイカーを招いてセミナーを行う他、特別なディナーの準備やセッティング、栄養学、さらには食材や メニューの組み立て方 等までを レクチャーしてくれるクラスを開講するとのこと。 もちろん ディーン(学長)を務めるのはリディア・バスティアニッチ。そのため、周囲からは多大な期待が寄せられています。

チェルシー・マーケット、ライムライト、プラザ・フード・ホールに次ぐ、マンハッタン4つ目のマーケットプレースとして登場したイータリー。
イタリアンにフォーカスを絞り、様々な角度から「食」を追及したコンセプトは、グルメフードを食べたい、料理したい、学びたいニューヨーカーに 広くアピールすることは請け合いと言えるでしょう。





Eataly
200 5th Avenue,
New York, NY 10010






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