
2007年 秋冬 シーズン、シューズ、スタイル、アクセサリー・トレンド
マスト・ハブ・フットウェア : ブーティー
今年の秋冬の足元のマスト・ハブ・アイテムとなっているのがブーティー。
ブーティーとは、非常に曖昧なカテゴリーでアンクル・ブーツのこともブーティーと謳って販売しているものもあるけれど、
正式にはパンプスとアンクル・ブーツの中間の足首下丈の超短いブーツの名称。
このブーティーがこの秋はミニスカート、レギンス、スーツ、パンツ、ジーンズ、そしてカクテルドレスにまで合わせて
コーディネートされているほどのトレンドの目玉となっているのが2007年秋冬シーズン。
ブーティーの魅力は何といっても、着脱が楽なことに加えて、パンプスより足をサポートするので履きやすく、歩き易いのに加えて、
ブーツよりも足首やふくらはぎの動きを束縛しないため、動きやすく、1日中履いていても浮腫(むく)まないこと。
(もちろんタイトなサイズを履いていたら浮腫みます!)
ブーティーは タイツと合わせると見た目はブーツの感覚。特に今年のトレンドの目玉になっているハイヒール・ブーティーは、
パンプスを合わせるとフォーマルになりすぎるようなドレスなどと合わせると モダンで今年風のコーディネートに仕上げてくれます。
ブーティーのカラーはブラックを選ぶのが無難な上に、最もいろいろな服に合わせやすいけれど、
素材はスウェードでもレザーでもエナメルでも活躍してくれることは請負いです。
写真は左よりマーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、ヴェルサーチ、フェンディ、ラルフ・ローレン。
オペーク・ストッキング&ホーズリー・バラエティ
2007年秋冬はブーティーがトレンド・アイテムに浮上したのを受けて、久々にオペーク・ストッキングが大々的に復活するシーズン。
オペークは足の肌が透けるシアー素材のストッキングではなく、マットなテクスチャーなストッキングのこと。
オペークのストッキングを合わせるとブーティーもブーツ感覚で履けることは上でも触れたけれど、
2007年秋冬シーズンのランウィショーでは、オペーク・ストッキングをサンダルに合わせているデザイナーがとても多かったのも記憶に新しいところ。
写真上、左から2枚は共にヴェルサーチのランウェイからのスナップで、全く同じシューズを素足とオペーク・ストキングを履いた足に
合わせているけれど、シューズがシックに見えるのは断然ストッキングと合わせた方。
この他、写真中央はボッテが・ヴェネタ、隣はバーバリー・プローサム、そして一番右はヴィクトリア・ベッカムも履いていたジャンバティスタ・ヴァリ。
オペーク・ストッキングと合わせるとサンダルもブーティー感覚で履けるようになります。
その一方で 2007年秋冬のランウェイ・ショーで目立っていたのが、コーディネートの目玉となるようなホーズリー。
写真下は左から2枚がプラダで、シューズの太いストラップまでのホーズリー。
ストラップから先は素足が露出しているのでセクシーな印象であるけれど、遠目で見ると、
何処までがシューズで、何処からがホーズリーか分からないようなスタイル。
右から2番目の二ナ・リッチは足にリボンを結びつけたようなストッキング。
シューズ自体はサンダルともブーティーとも言えるものだけれど、ストッキングの柄が
シューズのストラップのように見える効果をもたらしているもの。
そして一番右はキャロリーナ・ヘレラのジュエルド・タイツ。
タイツのフロント部分にブラック・ジュエルを散りばめたゴージャスなスタイル。
足が細い人で無いとお勧めできないけれど、シンプルなコーディネートがこのタイツでエッジーなすタイルに変わります。
マスト・ハブ・アクセサリー: ロング・グローブ
2007年秋冬シーズンのアクセサリーで、コーディネートに欠かせないのがロング・グローブ。
決して実用的とは言えないアイテムであるけれど、ブーティー同様、身に付けただけで、どんなアウトフィットも今年風に見えてしまうのが
ロング・グローブ。
写真上は左からソニア・リキエル、イブ・サン・ローラン、バーバリー・プローサム、マーク・ジェイコブス、グッチ。
中でもスタイリストやエディター等、ファッション関係者がマスト・ゲット・アイテムに挙げているのがバーバリー・プローサムの
グローブ。
ランウェイ上ではレザー素材、エナメル素材のグローブが目立っていたけれど、カジュアルウェアのコーディネートでは
ニットのロング・グローブも数多く登場。
また着脱の必要が無いフィンガー・レス・グローブ(指の部分がオープンになったグローブ)も引き続きの人気アイテムになっています。
マスト・ドゥ・スタイリング: ドレス・レイヤー
90年代半ばにも一度トレンドになったドレスのレイヤー。
タートルネックやブラウス、Tシャツとドレスをレイヤーにして、ジャンパー・スカートの感覚で着用するのがこのコーディネート。
写真上は左からラルフ・ローレン、バッジリー・ミシュカ、ブルーマリーン、バーバリー・プローサム、DKNY。
何をどう着ているのかが一見分からないような レイヤー・コーディネートがポイント。
アウター・トレンド 1 : ショートスリーブ・コート&ジャケット
グローバル・ウォーミング(地球温暖化)の影響か、2007年秋冬は袖丈の短いコートやジャケットを手掛けるデザイナーが目立っていたシーズン。
アクセサリーで、ロング・グローブがトレンドになっているので、コートやジャケットの袖が短くても腕は露出しないのが正しい着こなし。
写真は左からバッジリー・ミシュカ、ブルーマリーン、バーバリー・プローサム、フェンディ、ヴィラ・ウォン。
アウター・トレンド 2 : パフィ・コート&ジャケット
毎年、カジュアル・ウェアとしては根強い人気というか、定着した実用アイテムになっているダウン・ジャケットであるけれど、
今年はこれがファッション・アイテムとなっており、ありとあらゆるスタイルが登場しています。
写真上は左より、ドリス・ヴァン・ノッテン、フェンディ、バーバリー・プローサム、エマニュエル・ウンガロ、ラルフ・ローレン。
素材も様々で、光沢のあるエナメルのような化繊素材のものからメタリック、シルクなど。
ダウン・ジャケットやコートというとファッションとは掛け離れたイメージが強かったけれど、今年ばかりはそれも様変わりを見せそうな気配です。
アウター・トレンド 3 : ケープ & ケープレット

欧米では3年前の秋冬シーズンのポンチョ・ブームから徐々にメインストリームにカムバックしてきていたケープ&ケープレット。
今シーズンもケープ・ジャケットやコートが沢山登場しているけれど、上半身にAラインが来る分、ミニ・スカートや細身のパンツを合わせて
ボトムのボリュームを絞るのが着こなしのポイント。
写真は左よりザック・ポーゼン、マイケル・コース、クリスチャン・ディオール、ヴェルサーチ。
「ケープはファッショナブル過ぎて着用に抵抗がある」というような人のためには、
写真左は バーバリーのキルティング・ケープ・ジャケットのようなジーンズにも合わせられるようなカジュアルなタイプがお勧め。
ちなみにこのバーバリーのケープ・ジャケットはお値段も495ドルと比較的手頃なものになっています。
No.1 トレンド・カラー : Grey / グレー
2007年の秋冬コレクション・シーズンが終了した直後、多くのバイヤーやファッション・ライターがトレンド・カラーとして挙げていたのが
ブルー、ブラック、そしてレッド。でも実際に秋冬シーズンが近づくにつれて No.1 トレンド・カラーとして浮上したのはグレー。
秋というとブラウン系が幅を利かせてくるシーズンであるけれど、今年に関してはボビー・ブラウンからも”ストーン・ウォッシュド・ヌード・アイパレット”
でグレー・トーンのアイシャドウを展開していたことからも分かるとおり、ブラウンよりもグレーの年。
でもグレーというカラーは グレー&ベージュ、グレー&ブラウン、グレー&ブラックなど
グレーのトーンを選べば べーシック・カラーとコーディネートし易いカラーであるのは大きな魅力。
したがってキー・アイテムにグレーを加えれば、簡単に2007年秋冬らしいスタイリングが実現します。
写真上は左より、イブ・サンローラン、バーバリー・プローサム、マイケル・コース、ダイアン・フォン・ファーステンバーグ、二ナ・リッチ。
カラー・アクセント: Yellow / イエロー

2007年1月のゴールデン・グローブ賞授賞式でリース・ウィザースプーンがニナ・リッチのカナリー・イエローのカクテル・ドレスを着用して以来、
2007年のトレンド・カラーとなったのがイエロー。
そして2007年秋冬シーズンは、シューズ、スカーフ、バッグ等でイエローをアクセント・カラーに使うコーディネートがメイン・ストリーム。
ことに、グレーやブラックのスタイリングの差し色として使うのがホットな着こなしです。
引き続きのエナメル・トレンドも手伝って、鮮やかなエナメルのイエローがバッグがシューズに数多く登場しているのが今シーズン。
ハリウッド・セレブリティが熱愛するクリスチャン・ルブタンも、Tストラップ・サンダルやパンプスをエナメル・イエローで手掛けて、
ルブタン・レッドのアウター・ソールと抜群に美しいカラー・コントラストを演出しています。
写真上は、左よりドリス・ヴァン・ノッテン、マイケル・コース、クロエ、ジャンバティスタ・ヴァリ、Dスクエアード。
カラー・アクセント: Red / レッド
イエロー同様、2007年秋冬のトレンド・カラー、グレーと相性抜群なのがレッド。
写真上は左より、ジャンバティスタ・ヴァリ、クロエ、ステラ・マッカートニー、マーク・ジェイコブス、ランヴァン。
また、ルブタンのアウター・ソールとリップ・スティック&ネールのレッドをカラー・アクセントにブラック1色のコーディネートをするのも
Very New York!
トレンディ・マテリアル 1 : シークィン
2007年秋冬はシークィン(スパンコール)がイヴニング・アイテムに多数登場しているシーズン。
写真上は左よりシャネル、ヴィラ・ウォン、ドルチェ&ガッバーナ、J.メンデル、ジョルジォ・アルマーニ。
このうち最もオーソドックスなシークィンの使い方をしているのがJ・メンデルのカクテル・ドレスであるけれど、
あえて肌の露出の無い、モダンでシンプルなカットのドレスにタイツとブーティーをコーディネートすることによって
フォーマルではない夜の外出にも着られるアイテムに仕上げているのがポイント。
この他、シャネルのようにカジュアルにシークィンのタンクトップをブラウスとレイヤーにする着こなしもあれば、ヴィラ・ウォンのように
部分的にシークィンを使ったスカート、ドルチェ&ガッバーナのように、素材全体にビーズのように散りばめる使い方、またアルマーニのように
コートにまでシークィンをあしらうスタイルがあるけれど、服でこのトレンドを取り入れるのはちょっと・・・という人にお勧めなのが、
シークィンのシューズ。今シーズンは、写真右のクリスチャン・ルブタンを始め、マノーロ・ブラーニックなど、
多くのブランドがシークィンのシューズを手掛けています。
でもシークィンのシューズを履いたら、服のシークィンはせいぜい部分使いに抑える方が無難でしょう。
トレンディ・マテリアル 2 : フェザー

実際に着用されるかは別として、2007年にデザイナーが盛んに用いていたのがフェザー (羽根)。
ドレスやスカート、アクセサリーなど様々なアイテムにフェザー素材が用いられているのは、近年には無かったトレンド。
写真上は左より、ルイ・ヴィトン、アルベルタ・フェレッティ、二ナ・リッチ、マルケーザ、アンドリュー・ゲン。
使い方が難しい素材であるだけに、各ブランドともテクニックを凝らした用い方がされていて、
特に圧巻は中央のニナ・リッチのイヴニング・ガウン。実用よりも 目を楽しませる演出のための素材であるだけに、
フェザーを用いているのはイヴニング・アイテムが殆どであるけれど、
そんな中、ファッション誌がこぞって取り上げているのが写真右のバングル・ブレスレット。
これはルイ・ヴィトンのもので、サイドにヴィトンのロゴがフィーチャーされたかなり大ぶりなブレスレット。
このブレスレット自体、かなり個性的なアイテムであるけれど、ドレスよりは遥かに安価に、そして
失敗を恐れずに このトレンドをトライすることが出来ます。
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