Spring 2007 Fashion & Beauty News At Randam
2007年春、ファッション&ビューティー・ニュース・アット・ランダム (3月〜4月分)




Up Dated On Apr. 28


Tom Ford ブティックがマディソン・アベニューにオープン



トム・フォードと言えば、元グッチのデザイナーであると同時に、自らのブランドをスタートさせてまずサングラスを手掛け、 次にエスティー・ローダーとのコラボレーションによるコスメティック、そして自らのフレグランスを4月に発売したばかり。
そしてその彼が4月2週目にマディソン・アヴェニューにオープンしたのが、彼自身のブランドのメンズウェアのブティック。 メンズ・ウェアはエルメネジルド・ゼニヤの下で生産される最高級かつ、トップ・マーケットを狙ったもので、 845 Madison Ave.にオープンした地上3階のブティックも、高級感溢れる サロンという雰囲気に仕上がっている。
ことに1階のインテリアは、トム・フォードと彼の私生活のパートナー、リチャード・バックリーのロンドンの私邸を そのままコピーしたとのこと。家具も全て高額なものが揃えられていて、トム・フォード個人が所有する調度品も含まれているという。
さて、ここで販売されるメンズ・スーツは規制服でも最低が3000ドルというお値段。 上階のカスタム・メイドのフロアでオーダーするものは最低で5000ドルというから、庶民にはちょっと敷居が高いブティック。 実際、同店はセールス・スタッフが顧客1人、1人に付くサービスを基本にしていて、商品は全てガラス・ケースの中に納められている。 このため、気軽にハンガーから手にとって、鏡の前で合わせてみるようなブティックではなく、 好みのスタイルをセールス・スタッフに告げて、ケースから取り出してもらうことになる。
また同店は午前7時〜午前11時まではアポイントメント・オンリー。 すなわち予約を入れた人々のみのためにオープンしている時間となっている。 したがって忙しいビジネスマンで、出勤前の早朝にスーツを新調したいというニーズにも応えられるようになっている。
同ブティックのオープニング・パーティーには、写真上のようにヴォーグ編集長のアナ・ウィンター、グイネス・パートロ、 ナオミ・ワッツ、ケイト・ハドソン、リヴ・タイラーなど、トム・フォードがグッチのデザイナー時代にドレスを提供した 女性セレブリティばかりが現れたけれど、 その彼が何故ウーマンズのラインを手掛けないのか?と言えば、これは彼とグッチとの間で結ばれた契約が残っているため、 その期間中、トム・フォードがウーマンズのラインをグッチ以外のブランドとして手掛けることが出来ないため。 したがって、彼がウーマンズ・ウェアのビジネスに復帰するのには未だ時間が掛かるけれど、 コスメティックの世界では、この夏も新たにトム・フォード・フォー・エスティ・ローダーに新色、新アイテムが加わる他、 2008年春には彼自身のコスメティック・ラインも登場することになっています。






サラー・ジェシカ・パーカーのフレグランス第2弾!”Covet”

2005年9月に発売された ”ラブリー” が大ヒットとなったサラー・ジェシカ・パーカー。 現在世界23カ国の1万5000店舗を通じて発売されているラブリーは セレブリティ・フレグランスの人気が落ち込むアメリカで、 昨年 唯一売り上げのトップ20入りを果たしていたセレブリティ・フレグランス。 オスカー・デ・ラ・レンタのピンク色のストラップレス・ドレスを着たサラー・ジェシカが、 ピンクをバック・グラウンドにしたメローなCMに登場して話題を集めていたの”ラブリー”であったけれど、 そのサラー・ジェシカ・パーカーが新たに手掛けた第2弾のフレグランスが ”Covet / コヴェット”。
コヴェットとは、物を欲しがること、貪欲なことを意味する言葉であるけれど、 そのネーミング通り、大人しく エレガントな香りだった ”ラブリー” に比べてこちらは 「"アグレッシブな香り」とされており、 どんなオケージョンにもマッチする”グッド・ガール・フレグランス” に比べてスパイシーなもの。 トップ・ノートはジェラニウム・リーフ、シシリアン・レモン、ラヴェンダー、チョコレート。ベース・ノートは ハニーサックル、マグのリア、むジェット、ドライダウン・ムスク、ヴェティーヴァー、アンバー、ティーク・ウッド。 そのカラーも”ラブリー”がベイビー・ピンクであったのに対して、”コヴェット”はぺリドット。
フレグランスの発売と同時に放映されるTVCMは、サラー・ジェシカがクリスチャン・ラクロアの イヴニング・ドレスを着てパリのヴァンドーム広場のショップのウィンドウを覗き込んで、 フレグランスを熱心に眺めているシーンからスタート。やがてサラー・ジェシカは履いていたスティレットのヒールで ウィンドウを割ってまでフレグランスを手に入れようとするけれど、そこで警察に逮捕されて パリの刑務所に入れられてしまう。そこで、同じ牢屋に入れられた娼婦やドラッグ・クィーンたちをバックに、 サラー・ジェシカ・パーカーがフレグランスのサブ・タイトルでもある 「 I Had To Have It / アイ・ハド・トゥ・ハヴ・イット!」 と言い訳するのがCMで、 こちらもメローなラブリーなTVCMとは正反対。 雑誌広告もこのCMのシーンをそのまま使用した写真右のものになっている。
ちなみにこの雑誌広告の撮影には2日を要したとのことで、デザイナーのクリスチャン・ラクロアもこれに立ち会っていたことが 伝えられています。 アメリカでは、”コヴェットは”6月中旬の発売で、8月までの2ヶ月間はメーシーズがエクスクルーシブに取り扱い、 その後他の取扱店で販売される予定。 ”コヴェット” も ”ラブリー” 同様、コティが手掛けるフレグランスで、初年度の売り上げとして35億円が見込まれています。






ルイ・ヴィトンが手掛けるダイパー・バッグ


アメリカでは ベイビー・シャワー (出産を控えた女性を囲むパーティー)の際のプレゼントとして よく贈られるのがダイパー・バッグ。
これは、哺乳瓶を入れるポケットや、オムツを取り替える際のマット、取替え用のオムツを入れるポケットや、 汚れたオムツを入れるバッグなどが付いたバッグで、 デザイナーで最初にダイパー・バッグを手掛けて大ヒットしたのは、90年代半ばにこれを発売したケイト・スペイドだった。
それまでは淡い花柄などが中心だったダイパー・バッグをナイロン素材のブラックやブラウンで製作し、 キャリア・ウーマン・マザーに大好評を得たのが ケイト・スペイド。 子供が育ってからもトート・バッグとして使えるのも大きな魅力になっていた。

そのダイパー・バッグを今シーズンになって手掛けたのがルイ・ヴィトン。 モノグラム・ミニ・キャンバスにレザー・トリムをあしらったこのバッグは、ショルダー・ストラップの取り外しが出来るのはもちろん、 ハンドルの長さも調節が可能で、外側に哺乳瓶用のポケット2つ、ポケット付きのサイド・コンパートメントがついてる他、 内側にも替えのオムツを入れるポケットや、哺乳瓶2本分をサポートするエラスティック・バンドが装着されているもの。 オムツ取替え用のマットもモノグラムであるけれど、こちらは洗濯が可能なポリエステル+ポリウレタン素材。
「機能的に申し分の無いバッグ」とベイビー・マガジンのエディターにも絶賛されたバッグというけれど、 問題はそのお値段。ダイパー・バッグとは言えルイ・ヴィトンの製品であるから、安いはずはないけれど、 $1850 ドル(約22万円)というお値段は、ベイビー・シャワーに気軽にプレゼント出来るようなものでは無いのは事実。 ケイト・スペードが手掛けていたダイパー・バッグが240ドルで購入できたことを思うと、とんでもない高額プライスであるけれど リッチな人々がどんどんリッチになっている昨今だけに 同バッグのニーズがあると期待されています。









Up Dated On Apr. 10


ケイト・モスの Topshop Preview 続報!





以前からお伝えしているように、本国イギリスでは5月1日に発売されるトップ・ショップのケイト・モス・ライン。
アメリカでもバーニーズ・ニューヨークで5月8日から発売が決定している同ラインは、イギリスの人気アパレル、 トップ・ショップのアメリカ・デビューとなるもの。
トップ・ショップのケイト・モス・ラインは、世界各国のリテーラーから引く手数多のようで、トップ・ショップは、 同ラインを武器に諸外国への本格進出を図ることにしているという。

さてそのケイト・モスのラインについては、ヴォーグ誌が表紙とグラビアで特集したり、 トップ・ショップのウェブサイトでスタイルが紹介されるなどして、徐々に全容が明らかになってきている。 全体的に若々しく、スリムなラインに仕上がったコレクションは、既にファッション業界では評判が良く、 高い評価を獲得しているもの。

ケイト・モスと言えばファッション業界では その抜群のファッション・センスで知られる存在であるけれど、 それでもケイトはデザイナーの教育を受けているわけではないので、服を1からデザインするのは難しいというもの。
そこで、デザイン作業に際しては、ケイトがヴィンテージ・ショップで買い付けてきたアイテムを 叩き台にして、トップ・ショップのデザイン・チームとブレイン・ストーミングをする形で行われ、この様子は 以下で紹介するビデオでも見られる通り。(以下3月31日アップデイト分のビデオ参照のこと)
それ以外に同ラインのインスピレーション・ソースになっていると言われるのは、 当然ながらケイト自身のワードローブ。 デビュー・コレクションの中にはケイト自身が過去のファッション・スナップの中で着用していたアウトフィットを真似たものが 何点も登場していたりする。
さらにインスピレーションとなっているのは、やはりケイトが好むデザイナー・ブランドの作品の数々で、 過去のシーズンのデザイナー物のランウェイには、今回のケイトのラインに類似したアイテムが見られている。
以下では、トップショップのケイト・モス・ラインをそのインスピレーションと言われるアイテムを照らし合わせながら ご紹介します。


Kate's Own インスピレーション



写真上一番左は、ケイト・モスが未だジョニー・デップと交際していた1998年、ジョニーと共に出掛けたパーティーのスナップ。 そしてその隣はこのドレスを忠実に再現したトップ・ショップのアイテム。
写真上右から2番目は、2005年にスナップされたケイトのアウトフィット。 そのコーディネートやスカーフの柄がコピーされているのが、写真右のトップ・ショップのラインである。


Chanel インスピレーション



ケイトは2005年のコカイン・スキャンダルが明るみに出るまでは、シャネルのココ・マドモアゼルの広告モデルとして登場していたけれど、 その彼女が着用していたのが、大きめのシークィンを繋ぎ合わせたカクテル・ドレス。(写真上左から2番目)
これをインスピレーションにした トップ・ショップのドレス(写真上一番左)は シャネルのお値段は取れないので、かなりシンプルなデザインにリメイクされているけれど、 ゴールドのシークィンとブラックのシークィンの2トーンにすることによって、よりカジュアルな印象に仕上げているもの。
その一方で、写真上右から2番目のブリティッシュ・ヴォーグ誌の表紙も飾ったブラック・ドレスは、 多くの人々が、昨年大流行したシャネルのガーベッジ・バッグみたい!と指摘したもの。 写真上、一番右のスナップにも見られるように、ケイト自身もこのガービッジ・バッグを私生活で愛用。
ちなみにガーベッジとはゴミのことで、このシャネルのバッグはオーバーサイズのエナメル素材であるため、ゴミ出しに使われる 黒いビニールのゴミ袋にそっくりということで、名付けられている。
光沢のある素材、バッグのチェーンのストラップと ドレスのストラップの類似、ストラップを引っ張るとドレープが寄るデザインなども、 このドレスがガーベッジ・バッグに似ていると言われる由縁。


Run Way インスピレーション






写真上段は、左からクロエ、ステラ・マッカートニー、バレンシアガ、アン・ドゥムルメステールの作品。 写真下段は、それらがインスピレーション・ソースになったトップ・ショップの作品。
ことに、バレンシアガのTシャツとスリムなスーツは、カラーやパンツのストライプこそは違うものの、 スタイルやTシャツのプリントはそっくり。
ステラ・マッカートニーについては、彼女が2005年にH&Mのゲスト・デザイナーとなった際に、 そのプロモーション・モデルとしてケイトを起用しようとしていたほど、ステラの作品と雰囲気がマッチするのがケイト。 結局ケイトはこの年のコカイン・スキャンダルが原因でH&Mのモデル契約を破棄されてしまったけれど、 ケイトとステラは親しい友人同士で、ケイト自身頻繁にステラ・マッカートニーの作品を着用していたりする。

このようにトップ・ショップのケイト・モス・ラインにはトップ・デザイナーのインスピレーションが感じられるアイテムも多いけれど、 最大のヒットアイテムになることが見込まれているのはジーンズと、シンプルなタンクトップ。
ケイトがカットにこだわってフィッテイングを行ったシンプルなアイテムであるだけに、 真っ先に完売が予想されています。









Up Dated On Mar. 31


ケイト・モスの Topshop Preview!




5月1日に英国人気アパレル、トップショップで独自のラインの販売がスタートするケイト・モス。
そのインスピレーション・プレビューがブリティッシュ・ヴォーグ誌のグラビアで紹介されている。(写真上)
ケイト・モスのラインは、ケイト自身がクリエーションやフィッティングに実際に関わってクリエイトされたもので、 ケイト自身のファッション・センスが反映されているもの。 ケイトは、ラインの製作に当たって自らビンテージ・ショップや、フリー・マーケットに出掛けて気に入ったアイテムを購入し、 それをトップショップのデザイン&バイイング・チームに提示し、それを元にデザイナー達はスケッチを起こしたという。
ケイトが自らフィッティングした各アイテムは、ウエスト・ラインや、アーム・ホールなどがケイト好みにカットされているとのことで、 シンプルなアイテムでも 見た目や着心地は大衆アパレルのラインとは異なるスタイリッシュさが感じられるものに仕上がっているという。

このケイト&トップショップのデザイン・チームとのフィッティング・セッションの様子は、以下のYou Tubeビデオで公開されており、 ノーメイクでやってきたケイトが、慣れた様子でフィッティングに応じる姿が見られます。

さて、アメリカでケイト・モスのトップショップのラインが購入できる唯一のストアと言えば、バーニーズ。
このため、ケイトはブランドのプロモーションのためにバーニーズでパーソナル・アピアランスをすることになっており、 その日程は5月8日。当日はファンが押し寄せて混雑が予想されるけれど、 「実物のケイトを一目見てからトップショップを買いたい!」という人は、是非お出掛け下さい。







サラー・ジェシカ・パーカーの ”Bitten / ビットゥン” プレビュー!



このコーナーで既にお伝えしている通り、サラー・ジェシカ・パーカーのアパレル・ライン ”ビットゥン”が 低価格アパレル・チェーン、スティーブ&バリーから6月7日に登場することになっているけれど、 ここではそのプレビュー・アイテム(写真上)と広告イメージ(写真左)をご紹介。
ほぼ全てのアイテムが19.98ドル以下というだけあって、カジュアル・アイテムが多いけれど、 若々しく装える上にシンプルでコーディネートし易いラインになっているとのこと。
既に広告でサラー・ジェシカ・パーカーが着用している「Fashion is not a luxury, it's a right 」 と書かれたTシャツには問い合わせが殺到しているそう。
既にサラー・ジェシカ・パーカー自身も、同TシャツやボーダーのTシャツを日常生活のワードローブに取り入れていることが レポートされています。









クリスティーナ・リッチが New ヴィトン・ガールに!





2007年の春のキャンペーンで、スカーレット・ヨハンソンを起用し、パステル・カラーのイメージで広告を展開しているルイ・ヴィトン。 その現在のキャンペーンに次ぐ広告写真が 新たにプレスに公開されたけれど、今回フィーチャーされているのは 3月に公開された最新作、「ブラック・スネーク・モ−ン」でセクシーな演技を見せているクリスティーナ・リッチ。
同作品のプロモーションのためにメディアに久々に登場したクリスティーナは、すっかり美しくメイク・オーバーされた容姿が話題になっていたけれど、 その彼女をフィーチャーした広告は、メルヘン・タッチのスカーレットをフィーチャーしたプロモーション(写真下)とは 好対照のダークでセクシーなもの。真っ赤なシューズと妖艶なクリスティーナの姿が見事にフィーチャーされている。
ヴィトンは、これまでスカーレットの他に ジェニファー・ロペス、ウマ・サーマンなどのセレブリティを広告にフィーチャーしてきたけれど、 今回のクリスティーナ・リッチのフィーチャーは、「久々にセレブリティ側にもヴィトン側にもイメージアップ」とメディア関係者の間では 好評を博しています。







CHANELから登場したフットボール!?



既にアメリカではフットボール・シーズンが終了しているけれど、シーズンに関係なくシャネルから登場したのが、 シャネルのロゴを目一杯フィーチャーしたフットボール。
シャネルからはこれまでにも、スキーやスノー・ボード、テニス・ラケットが登場しているけれど、 これもそうした一連のスポーツグッズの一環。
お値段はフットボールとしては極めて高額であるけれど、シャネルの商品としては極めて安価な195ドル。
シャネル・ブティックと、ミートパッキング・ディストリクトのジェフリーズ等がこのフットボールを取り扱っているそうです。







Up Dated On Mar. 28


ナオミ・キャンベルのコミュニティ・サービス・ランウェイ



メイドやアシスタントに対する暴力行為で有罪になったナオミ・キャンベルが、3月19日〜23日までコミュニティ・サービスを 裁判所に命じられていたのは、エンターテイメント・ニュースでもお伝えしていた通り。
これによってナオミは、市の清掃員達に混じって、清掃局のオフィスやトイレの掃除を5日に渡って行うことになったけれど、 ここで最大の話題になっていたのが毎日ナオミが披露していたファッション。
毎日、カジュアルでありながらもブランド物で固めた彼女のファッションであるけれど 清掃作業を行った5日間に披露した彼女のワードローブの 総額はニューヨーク・ポストの推定で2万5000ドル(約290万円)。もちろんこれには彼女がつけていた全てのジュエリー、時計、バッグの価格は含まれてはいないもの。
さて、そのナオミのファッションを曜日ごとに分析していると、分かっているアイテムの価格が以下の通りである。

写真上 一番左 Monday / 月曜
オリバー・ピープルズのサングラス 500ドル、シャネルのハンチング 600ドル、アズディン・アライアのコート1500ドル、シャネルの時計4000ドル、 クリスチャン・ルブタンのスティレット・ブーツ 1200ドル、肩から下げている清掃作業用のブーツは40ドル。

左から2番目 Tuesday / 火曜
ボルサリーノ・フェドーラ 250ドル、ドナ・キャランのセーター 380ドル、バイト・バイ・テソのファー・ジャケット 2000ドル、 ラルフ・ローレンのパンツ 500ドル。

右から2番目 Wednesday / 水曜
ラルフ・ローレンのタートルネック450ドル。バーバリーのレザー・コート 4200ドル、ロベルト・カヴァーリのスカート 950ドル。 ボッテガ・べネタのパテント・レザー(エナメル)・ブーツ 830ドル。

一番右 Thursday / 木曜
エトロのブラウス 950ドル、ザンドラ・ローズのファー・ジャケット 8000ドル。 Jブランドのワイドレッグ・ジーンズ 200ドル、 マーク・バイ・マーク・ジェイコブスのパテント(エナメル)&スウェード・ブーツ 800ドル。

写真右 Friday / 金曜
左側は朝、作業に現れたナオミのファッションで、レイバンのサングラス 200ドル、エルメスのハット 700ドル、バーバリーのカーディガン 795ドル、 ギャップのパンツ 50ドル。
右側は作業を終えて イヴニング姿で登場したナオミ。フルレングスのドレスはドルチェ&ガッバーナの最新コレクション。 お値段は マスター・カードのコマーシャルじゃないけれど プライスレス!

ナオミは、この5日間で2回ニューヨーク・ポスト紙の表紙を飾っているけれど、1度目は火曜の作業に現れたナオミが、 自分のバッグを持とうともせずに、ニューヨーク市警察のポリスマンをポーター替わりにつかって荷物を運ばせた様子が水曜の NYポストの第一面を飾っている。さらに、金曜に作業を終えたナオミが、イヴニング・ドレス姿で作業場から現れ、まるで ランウェイ上を歩くがごとくフラッシュを浴びながら、ロールス・ロイスのファントム・セダン、お値段にして33万ドルの運転手付きの車に 乗り込む姿は、土曜日の第1面を飾ることになっている。
この見だしには 「ゴミ作業を終えたナオミがイヴニングに着替え、ニューヨークの司法制度を笑い飛ばした」というもの。
実際ナオミのイヴニング・ガウンのフィナーレについてはニューヨーカーの間で大きく意見が分かれるところで、 「コミュニティ・サービスを終えたのだから別に何を着ても構わない」という人も居れば、 「スーパーモデルのエゴをむき出し」と嫌う人々も居たけれど、彼女がこのドルチェ&ガッバーナのガウンを着用して向ったのが ミッドタウンのチピリアーニで行われたパーティー。 このパーティーはナオミのコミュニティ・サービス終了のセレブレーションとして、彼女の友人達に企画されたものだった。
その翌日にはナオミは、ニューヨークを離れ マイアミに飛び立っており、土曜日にはビーチで 日光浴を楽しむナオミの姿がスナップされていたのだった。

ナオミの弁護士は、ナオミはコミュニティ・サービスさえしっかり行っていれば、彼女が好きなように装う権利があるとして、 彼女が繰り広げた5日間のファッションと金曜のイブニング・ガウンのフィナーレをサポートする発言をしている。
ところでインターネット上のアンケートで最も評判が良かったのは水曜のオール・ブラックのファッション。 最も評判が悪かったのは火曜日のボサボサのファー・ジャケットを着用したもの。
ドルチェ&ガッバーナのイヴニング・ドレスについては、「メタルのワイドベルトが手錠を腰につけているみたいに見える」として ゴージャスというよりは、留置所ファッションのように受け取られていたようだった。







Up Dated On Mar. 17


サラー・ジェシカ・パーカーのアパレル・ラインが発売


「セックス・アンド・ザ・シティ」が終了してからは、とかくワースト・ドレッサーに選ばれるケースが増えてきたサラー・ジェシカ・パーカー であるけれど、その彼女が新たにスタートするのが彼女独自のアパレル・ライン。 ” Bitten /ビットゥン ” と名付けられたラインは、3月12日にニューヨークのレストラン、インドシンでプレスにお披露目となり、 これが店頭に並ぶのは6月7日のこと。
サラー・ジェシカ・パーカーをファッション・アイコンにしたのは、言うまでもなく「セックス・アンド・ザ・シティ」で彼女が演じたキャリーの ファッション。そのキャリーのファッションと言えばラグジュアリアス、ヴィンテージ、トラッシュ(ゴミ)のトレンディ・ミックス。 なので、ビットゥンのファッションもそういったものになるのかと言えば、ちょっと異なるようで 同ラインは大衆アパレル・チェーンとして 全米に200店舗を展開する スティーブ&バリーのエクスクルーシブ・ラインになるという。
したがって そのお値段も激安で ほぼ全てのアイテムが19.98ドル以下というもの。 商品ラインナップはジーンズ、ウィークエンド・カジュアル、オフィスに着られるようなベーシック・アイテム、ランジェリー、そしてアクセサリー。 Tシャツにはサラー・ジェシカの好きな言葉がフィーチャーされるとのことで、そのうちの1つは「Fashion is not a luxury, it's a right (ファッションはラグジュアリーではなく、権利)」といったもの。
またアクセサリー・ラインには、サラー・ジェシカがファッションの中で最も固執するシューズも含まれていて、スニーカー、フリップ・フロップ(ビーチ・サンダル)、 エスパシュミナドリーユ・ウェッジなどが登場するという。
ブランド名の ”ビットゥン”(Bite の過去分詞 Bitten) とは、犬などに ”噛まれる” という意味であるけれど、 サラー・ジェシカ・パーカーが同ブランドをスタートするに当たって 何に噛まれたかと言えば、 スティーブ&バリーの チープ&シック・ポリシーのバグ(Bug / 虫)だそうで、ビットゥンとはそのバグ・バイトのことだそう。
同ラインで最も驚くべきはそのアイテム数で、デビュー・シーズンの2007年サマー・コレクションは400アイテムが登場。 そして秋になるとこの数が500に増えるという。
ニューヨークでこのラインが購入できるのは、ヘラルド・スクエアのマンハッタン・モール内のスティーブ&バリー。 同モールはマンハッタンの中では あまりショッピングに出掛けたいと思えるような場所ではないけれど、サラー・ジェシカのファンだったら、 チェックしてみるのは良いでしょう。







ヘッド・バンド、ヘッド・スカーフ & ターバン?



昨年から、ハリウッドでは帽子を被るのがどんどんアウト!になってきていて、その代わりに カチューシャを含むヘッド・バンド、ヘッド・スカーフがトレンド・アイテムになってきている。
アメリカに最後にヘッド・スカーフが流行ったのは1991年、60年代ファッションが流行った際であったけれど、 この時は長いストレート・ヘアにヘッド・バンドやヘッド・スカーフをするのが流行っていたのに対して、 現在のハリウッドを中心とするトレンドは、髪をアップにしたり、ポニーテールなどにして小さく纏めた状態にヘッドバンドや、ヘッド・スカーフを するというもの。
このトレンドは昨今、セレブリティを追いかけるパパラッツィのデジタル・カメラの解像度がどんどんアップしてきて、 髪の毛1本でも顔に掛かっていると スナップ写りが悪くなるので、ヘア・スタイリスト達が 顔に掛かるヘアを纏めるアクセサリーとしてヘッド・バンドを使い出したというのが始まり。 そして 徐々にこれがトレンドとなってヘッド・スカーフにまでブームが波及してきており、今シーズンはターゲットや、H&M(写真右)などが こぞってヘッド・スカーフを発売するに至っている。(ちなみにH&Mのプレス・フォトのように髪を纏めずヘッドバンドを使用するのは ハリウッド・セレブリティには見られないスタイル。)
さて、ヘッド・スカーフのブームに火が付きそうということで、そのH&Mが春夏シーズンのアクセサリー・ラインに加えようとしているのが、 ターバン。ターバンと言えば、プラダの2007年春夏コレクションのランウェイに登場して人々が首を傾げたものであったけれど、 ヘッド・スカーフのブームが果たしてここまで及ぶかは、メディアもファッション業界も疑心暗鬼で見守っているのが実状。
ところで写真上のセレブリティは、左からサンドラ・ブロック、パリス・ヒルトン、ジェシカ・ビール、スカーレット・ヨハンソン、二コル・リッチー。





ジュディス・リーバ、春の新作とリミテッド・エディション



今もセレブリティやソーシャライトの間でイブニング・バッグの人気No.1と言えば、やはりジュディス・リーバ。
そのジュディス・リーバからこの春登場したリミテッド・エディションとなっているのが写真上左の” Venus / ヴィーナス ”。 これはヴィーナスが誕生したと言われる貝殻をかたどったバッグで、シャンペン、アンバー、ピンク、ラヴェンダー、ゴールドなどの 細かいクリスタルが波模様を描きながら装着された芸術的な一品。 クリスタルの模様だけでなく、バッグそのもののシェイプも貝殻のように凹凸がつけられたデザインで、 最高のクラフトマン・シップが感じられるものになっています。
ジュディス・リーバのコレクターにとってはたまらないこのリミテッド・エディションの"ヴィーナス"は100個しか生産されないもので、 お値段は3995ドル(税別)。でも下で紹介したルイ・ヴィトンのバッグに比べれば、 遥かに美しく、高級感がある上に、お値段もその10分の1以下となれば、バーゲンと言えるもの。
ヴィーナスは、お揃いのピルボックス(写真右)も登場していて、こちらのお値段はバッグよりは遥かに安いものの、それでも ピルボックスとしては破格の425ドル(税別)。
一方 写真上右は、この春最もパブリシティを獲得している ”Silver Lining Overture/シルバー・ライニング・オーバチャー”。 四角いクリスタルを一面にあしらってアール・デコ的な模様をフィーチャーしたバッグは、円形の細かいクリスタルのバッグよりも モダンで、フォーマル以外のちょっとしたドレスアップ・オケージョンにも持ち歩けることが魅力になっています。 こちらのお値段は1495ドル(税別)。
御希望の方にはパーソナル・ショッパーのセクションでお取り寄せをしますので、 カストマー・サービスまでお問い合わせ下さい。 ただし、ヴィーナスについてはリミテッド・エディションなので、予約数が生産数に達した時点でオーダー不可能となります。 予めご了承をお願い致します。





Up Dated On Mar. 14


ルイ・ヴィトンから登場した世界一高額なバッグ?


この春にルイ・ヴィトンから登場し、世界に24個しか存在しないのが、写真右のルイ・ヴィトンの新作バッグ。 アメリカにはわずか4つしか入荷しないというこのバッグは、ヴィトンがこの春を含む過去に発売したバッグをパッチワークにした ショルダー・バッグで、その名前は「トリビュート・パッチワーク・バッグ」。
「バッグの売れ残りを縫い合わせたよう」などという悪口も聞かれるこのバッグは、決して趣味が良いと言えるバッグではないけれど、 驚くべきはそのお値段で 何と$42000ドル。日本円にして495万円で、以前紹介したダイヤモンド・バーキンのように宝石が入っている訳でもない、 レザー製のバッグとしては世界最高額と言われるもの。 このバッグは、世界一バッグのフェイクが出回っていると言われるルイ・ヴィトンが、「決してコピーが出来ないバッグ」としてクリエイトしたもので、 このバッグ1つを作るために、15のバッグのパターンと素材を必要とするとのこと。
このバッグは、特別に製作された透明のトランクに収納されて販売されることになっているけれど、バッグのデザインを担当したのは ルイ・ヴィトンのデザイナーであるマーク・ジェイコブス(写真左) と彼のデザイン・チーム。 そのマーク・ジェイコブスと言えば 夜遊びが大好きで、アルコール摂取が激しい上にドラッグを常用していることはファッション業界の公然の秘密だったもの。 彼の数シーズン前の大減量もコカイン減量だったと言われるほどであった。
でも、それが嵩じたのかヴィトンの2007年秋冬コレクションのショーが終わった途端に マークが出向いたのがアリゾナのリハビリ・センター。 昨今彼の顔がげっそりやせ細っていただけに、マークの周囲は彼のリハビリ入りを歓迎しているとのことです。





プラダの新マーケティング戦略はパパラッツィ?



「ヴォーグ」、「ハーパーズ・バサール」、「エル」といった一流ファッション誌のトレンドへの影響が衰える一方であることは、 アメリカだけでなく、フランス、イギリスでも言えること。
その一方で、ファッション・トレンドに大きな影響を及ぼし始めているのが芸能誌やタブロイド誌やインターネットのファッション・サイト。 ここにスナップされるセレブリティ、ことにホットなセレブリティが着用している服、バッグ、サングラス、シューズは軒並み完売してしまうことが 伝えられており、このことは一流デザイナーも十分熟知していること。
だからこそ、昨今ではデザイナー達がセレブリティにバッグやシューズ、サングラスを無料で提供して、それをつけた姿が パパラッツィにスナップされて、タブロイド誌を賑わすことを願っていたりする。
でも、この春プラダが行ったマーケティング戦略はこれをさらにワン・ステップ押し進めていて、 まずこの春の目玉バッグを、今ハリウッドで最もホットなセレブリティの1人、ジェシカ・ビールにプレゼントし、 彼女がこのバッグを持って現れるオケージョンにパパラッツィを送り込むというもの。
パパラッツィが撮影した写真は、プラダが各メディアに送りつけるプレス・リリースにフィーチャーされる他、 雑誌のブラビアをも飾るけれど、プラダはバッグをジェシカに無料提供しても広告出演料のような膨大な金額をジェシカに支払う 必要は無いという効率的な戦略である。
そのプラダの新マーケティング戦略となったのが写真右であるけれど、このバッグはシルバー・レザーを用いたこの春のプラダの新作で、 お値段は2835ドル。ジェシカ・ビールのスタイリストによれば、このバッグはプラダから一方的に押し付けられたものではなく、 ジェシカ本人が選んだものだそうで、スナップされた際は特にこのバッグのためのファッションを選んで着用するようなことは無かったという。
この写真はプラダの狙い通り、タブロイド誌やインターネット上のファッション・サイトなどに広く登場することになったけれど、 一部のメディアはプラダがパパラッツィを送り込んだことも暴露していたので、果たしてこのマーケティングがどの程度 効果的なものと言えるかはバッグの売り上げを見るまで分からないという感じである。





Kelly Muff For Fall



パリの2007年秋冬コレクションが終わった途端に話題になったアクセサリーがエルメスのケリー・マフ。
ケリーバッグの中をくり抜いたようなマフは、カーフ・スキンにシアリングのライニング、クロコダイルとミンクのライニング、クロコダイルとセーブル のライニング等で登場していたけれど、内ポケットがあって小物程度は収納できるもの。 またバッグのようにハンドルが付いているので、マフとして使用しない場合はハンドルを持って持ち歩けるようになっている。
エルメスのコレクションというと、バイヤーやプレスの目が服よりバッグに釘付けになるのは毎シーズンのことだけれど、 春夏コレクションに初登場し、今シーズンも登場していた折り畳み式のケリーは引き続きあまり評判が良くないもの。
でもこのケリー・マフについては、そのアイデアの面白さとラグジュアリアスさがエルメスのリッチ・クライアントにウケているようで、 既にクロコダイルのものは問い合わせや雑誌のグラビア撮影のための貸し出し以来が殺到しているとのこと。
折りたたみ式ケリーの紹介記事でもふれた通り、不必要なものに大金が払えることはメガリッチの証であり、 ラグジュアリアスなこと。バッグの世界でこんなことが出来るのはやはりエルメスならでは!





Up Dated On Mar. 7


M by マドンナ、3月22日発売! Press フォト で スタイル・チェック!



既に、このセクションでお伝えしたように、激安アパレル H&Mのこの春の期待のラインとなっているのが、 マドンナ個人のワードローブを叩き台にしてクリエイトされた ”M バイ・マドンナ”。
3月22日から世界各国のH&Mで発売されるこのラインの 最新プレス・フォトが公開されて、そのスタイルの一部が明らかになっているけれど、 もちろんここに紹介するのはラインのごく1部。
目玉といわれるアイテムは、写真右下でマドンナが着用しているトレンチ・コート。 スプリング・コートの1枚仕立てのものであるけれど、シンプルに仕上げてあるので、キャリアにもカジュアルにも着られるスタイルとのこと。
次いで写真では良くスタイルが分からないものの、写真下段右側でマドンナが着用しているブラック・ドレスも、前評判が高いアイテム。 これは、背中が部分的に開いたドレスで、トレンドに関係なく着用できるという自信作。お値段も58ドルとなっている。
このドレスに限らず、多くのアイテムが30〜50ドルで販売される予定で、写真下、中央でマドンナがジャケットの下に着用しているキャット・スーツ (スリムなジャンプ・スーツ)は39ドルになっているという。

前評判の高いアイテムは数日での完売も見込まれているとのことで、H&Mのウェブサイトでは3月22日の 発売日を逃さないように、 Eメールでスケジュール・コンファームをするサービスも行っています。









Up Dated On Mar. 2


オスカー・レッドカーペットのジュエリー・トレンド



オスカーのレッド・カーペット・ファッションは その年のフォーマル・ドレスのトレンドに影響を与えると言われているけれど、 一流ジュエラーがセレブリティのためにこぞってジュエリーを提供するようになってからは、 オスカーはジュエリーのトレンドにも影響を与える結果となっている。
さて今年のオスカーに見るジュエリー・トレンドと言えば、ドレスにビーズやクリスタルをあしらったものが多かったこともあり ノー・ネックレスが主流。代わりにBling Bling (ダイヤモンド・ジュエリー)がこれでもか!で輝いていたのは手首。 写真上のリース・ウィザースプーンのブレスレットは約2500万円、アン・ハサウェイのヴァン・クリフ&アペルのブレスレットは、3連重ねで 合計のお値段は5000万円といわれるもの。またグイネス・パートロやポーシャ・デ・ロッシも千万円クラスの 千万円クラスのブレスレットをつけているけれど、圧巻はキャメロン・ディアス。 3000万円以上のダイヤモンド・ブレスレットと、6000万円のカルティエのダイヤモンド・ウォッチを右手にレイヤーにして、 さらには指に3つのリングを重ねていたので、右手のジュエリーだけのお値段で2億円以上となっていた。
ブレスレットはリングより目立つアクセサリーであるため、ファッション・スナップでも人々の目に留まり易いという利点がジュエラー側にはあるもの。
またセレブリティ側にしてみれば、ブレスレットはネックレスより肩がこらず、リングやイヤリングよりゴージャスな雰囲気なので 魅力あるアクセサリーと言えるもの。
そもそもアクセサリーの世界では、昨年からバングル・ブレスレットの売れ行き好調が伝えられているけれど、 今回のレッド・カーペット上で、あまりに大きめのダイヤモンド・ブレスレットを着けるセレブリティが多かったため、 一流ジュエラーは、テニス・ブレスレットより太く、装飾性のある大ぶりのブレスレットのニーズを期待していると言われている。 とは言ってもこういったものが購入できるのはもちろんミリオネア。 でも、世界一のダイヤ消費国、アメリカは幸いミリオネアが世界一多い国。なので、市場は決して小さくないのだそう。
ダイヤと共に、今回のオスカーで注目を集めたのはエメラルド。 写真下右はキャメロン・ディアスが授賞式でもアフター・パーティーでもつけていた巨大なエメラルド・イヤリング。 このお値段はジャスト$1ミリオン(約1億2000万円)。さらに、 写真下左、ナオミ・キャンベルがアフター・パーティーにつけて現れたエメラルドのネックレス。そのお隣ヴィクトリア・ヴェッカムが つけていたエメラルドのリング。
エメラルドは、これまでオスカーに限らず あまりセレブリティがつけなかった宝石なだけに、新鮮だったようで エメラルド・ブームを期待する声も聞かれているとのこと。
さらに、バッグについて触れておくと、レッド・カーペット上で評判になっていたのが二コル・キッドマンがバレンシアガのドレスに合わせて持っていた ボッテガ・ヴェネタのバッグ。これは未だ市販はされていないというけれど、独特のテクスチャーや金具の形の面白さで、 メディアやファッション評論家から好評を集めていました。







シャネル・オートクチュールの2つのイメージダウン



このところ立て続けに2つ続いたのがシャネルのオートクチュールのイメージダウン。
まず、最初は2月24日にLAで行われたパリス・ヒルトンのバースデー・パーティーに現れたコートニー・ラブが、 1月に行われたシャネルのオートクチュールのショーで発表された作品にそっくりのドレスで現れたというもの(写真右)。
ハウス・オブ・シャネルでは、コートニー・ラブにはドレスを貸し出しておらず、実際良く見ればこのドレスは単なるコピー。 でもあまりに忠実に、手袋に至るまでコピーさているために、この写真を見たデザイナーのカール・ラガーフェルドはカンカン。 現在シャネルではこのドレスの製作者を突き止めようと躍起になっているという。
シャネルがこうしたドレスのコピーを嫌うのは、コピーをシャネルの本物だと思われてしまったら、 シャネルというブランドの商品のクォリティや評判に傷が付くため。 また こうした写真が出回れば 人々は「シャネルの作品はモデルのボディで着こなさなかったら、この程度にしか見えない」と 判断してしまう訳で、こうしたコピーを野放しにしておくことは、シャネルのビジネスにダメージを与えかねない訳である。
シャネル側にとって幸いだったのは、このコピー・ドレスのニュースを面白がって多くのメディアが報じたため、 すっかり同ドレスが有名になり、コートニーが着用したのがコピーだということが知れ渡ったことで、 後日少し機嫌を直したカール・ラガーフェルドは、「別にドレスを着ているコートニーに対しては、何ら悪感情は抱いていない」と コメントしている。

その一方で、オスカー授賞式にシャネルのクチュール・ドレスを着用して、ワースト・ドレッサーに選ばれているのは、 キァスティン・ダンスト(写真左)。彼女はインターネット上で1月に行われたオートクチュール・これクションで発表された このドレスを見て気に入り、シャネルからドレスを借りているけれど、結果的には大不評。 批評家からも インターネットでの一般の人々のアンケートでも叩きに叩かれていたドレスの1枚になってしまった。
ネット上のクリティックがモデルが着用した写真と比較して指摘するのは、キアスティンのような小柄な女性が着るにはバランスが悪いドレスであること。 またショーのようにベルトをした方がベターだったのでは?ということ。 でも大方の意見は着こなしや、着る人間以前にドレス自体が ランウェイ上では違和感はなくても、レッド・カーペットという実世界には そぐわないというもの。
この2枚のドレスでシャネルはパブリシティは獲得したけれど、ファッション・ブランドとしてはあまり有り難くないものになってしまっていた。






Spring 2007 Fashion & Beauty News At Randam 1月〜2月分