Jan. Week 3, 2011
” Baba Al Limoncello ”
”ババ・アル・リモンチェロ ”



フランスのデザートに ” Baba Au Rhum / ババ・オ・ラム ” というのがあるけれど、ここに紹介する ババ・アル・リモンチェロ は、 そのイタリア版と言えるデザート。
ババ・オ・ラム はブリオッシュの生地で焼いた筒型のパンにラム酒をたっぷり浸したもの。 フレッシュ・クリームを添えてサーブするのが一般的。
これに対してババ・アル・リモンチェロは、中にクリームを入った ブレッド・ドーナツを イタリアの食後酒、 リモンチェロに浸して、グレーズをかけたもの。 ブレッド・ドーナツとはイーストを使ったパン生地状のドーナツのことで、 中に入っているクリームは甘さを控えたレモン風味のカスタード・クリーム。
トッピングはクラッシュしたピスタチオとキャンディド・オレンジ・ピールです。

ババ・オ・ラムは、かなり生地がしっとりするほどラム酒にしっかり浸っているけれど、 ババ・アル・リモンチェロはあくまでレモン風味がドーナツ全体に行き渡る程度なので、 お酒が強いデザートといったイメージは全く無し。
しかも食べてみると非常に軽くて、ふんわりしていて、レモン風味がさわやかなデザート。
なので、お腹が一杯の時でもあっさり平らげてしまえるスウィーツです。


このババ・アル・リモンチェロが買えるのは、 CUBE New York のダイニングのセクションでもご紹介している 話題のマーケット・プレース、 Eataly / イータリー
イータリーのドルチェのセクションでは、他にもティラミスなど様々なケーキが買えるけれど、口コミで 人気が高いのがババ・アル・リモンチェロ。 それほどまでにヤミツキになっている人が多いのがこのデザートで、 実際 私自身、友人宅のパーティーでこれを食べたのがきっかけで後日、自ら買いに出掛けたような状態。
他のデザートも美味しいけれど、ショーケースに並んだ美しいデザートの中から1つ選ぶなら断然コレ! ただし、1つ5ドル80セントというお値段は、他店と比べるとちょっと割高な印象なのが正直なところ。

でも基本的にイータリーは、上質な食材やフードが買えるけれど、お値段は割高。 チーズにしても他の店に無い珍しいセレクションがあるけれど、小さめに切り分けてもらったペッコリーノ・チーズが 10ドルを超えてしまうというのはニューヨークのスタンダードでは かなり高額な印象。 なので、それを考慮すれば ババ・アル・リモンチェロのお値段も納得といった感じです。

ちなみに、私はババ・オ・ラムも大好きだけれど、今までで 一番美味しかったのは 昨年、日本に一時帰国をした際に銀座のロオジエで食べたババ・オ・ラム。
シェフのお薦めだったのでオーダーしてみたけれど、ラムの風味が上品で、テクスチャーといい、程よい甘さといい、 申し分の無いババ・オ・ラムでした。



Eataly
200 5th Avenue,
Tel: 212-229-2560
New York, NY 10010




 


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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