Feb. Week 3, 2011
” Noma's Chocolate Decadence French Toast ”
” チョコレート・デカダンス・フレンチ・トースト ”



ミッドタウンにあるパーカー・メリディアン・ホテルの中にある Noma's / ノーマズは、 週末ともなると、ブランチ客で大混雑することで知られているブレックファスト専門のレストラン。
朝食専門レストランとあって、メニューにはフレンチ・トーストだけでも5種類がリストされているけれど、 中でも最も有名なのが、ここに紹介するチョコレート・デカダンス・フレンチ・トースト。

チョコレート・デカダンス・フレンチ・トーストの何がそんなに特別なのかと言えば、 パンの替わりにチョコレートのパウンド・ケーキでフレンチ・トーストを作っている点。
一皿23ドルと、同店のフレンチ・トーストの中でも最も高額なお値段が付けられた同ディッシュは、 まずチョコレート・パウンド・ケーキを焼き上げるところからスタート。 このパウンド・ケーキはヨーグルトを用いているので、リッチでしっとりしたテクスチャーでありながら、 決してヘビーではないもの。
このチョコレート・パウンド・ケーキのスライスを ミルクと卵のミックスにディップして、通常のフレンチ・トーストのプロセスで 焼き上げ、そのレイヤーの間にストロベリーを挟み、ホームメイドのフレッシュ・クリーム、ピスタチオのトッピング、 ドライ・オレンジのチップをあしらって、ダーク・チョコレート・ソースとパウダー・シュガーを振りかけたのが チョコレート・デカダンス・フレンチ・トースト。
ストロベリーはバターとブラウン・シュガーで軽くソテーして、グラン・マルニエを振りかけて 香りよく仕上たもの。なので酸味が強すぎず、チョコレート・パウンド・ケーキのフレンチ・トーストとマッチする味わいになっています。

ノーマズは世界各国の旅行ガイドにフィーチャーされている上に、ホテルの中のレストランとあって、 客層は 旅行者と ニューヨーカーのミックス。
特に、週末のブランチはかなりの混み合いなので、予約をした方がベター。 しかも同店の営業時間は午前7時〜午後3時なので、週末の午後は予約無しでは、どんなに待っても入店できないのが通例となっています。


ノーマズは 朝食メニューの割りには、お値段が高めに設定されているのに加えて、ボリュームもヘビーなので、 何度も通って ヤミツキになるタイプのスポットではないし、店内は天井が高くて、狭いスペースではないものの、 窓が無いので、物凄く 気分良くブランチが出来る環境ではないのも事実。
また、チョコレート・デカダンス・フレンチ・トーストにしても、「何時でも食べたい」、「何度でも食べたい」という類の フードではないけれど、私はそもそもチョコレートとフレンチ・トーストの両方が好きなのに加えて、 「他には無い、名物フレンチ・トーストを食べた」という満足感やインパクトを与えてくれるのがこのディッシュ。

でもボリュームがあるだけに1人で食べ切るのはかなり厳しいのと、これだけを食べていると どうしても飽きて来るので、 お薦めは 一緒に出掛けた人と エッグ・ベネディクト & チョコレート・デカダンス・フレンチ・トースト をオーダーしてシェアすること。
実際、私も友人とシェアしたので、このコーナーで取り上げるほどの好感を持ったけれど、 一皿食べようと試みていたら、途中でウンザリしたかも知れないと思うのだった。
ちなみに、ノーマズはエッグ・ベネディクトでも定評があって、エッグ・フロレンティーンを含めて5種類のチョイスから オーダーすることが出来ます。

Norma's
Le Parker Meridien
119 W. 56th St., New York, NY 10019
Tel: 212-708-7460






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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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