Mar. Week 3, 2015
” Fill It Up Your Skin Kit! ”
注入トリートメント無しで、若々しい張りのある肌!
Do It Yourself フィラー・キット



私は、ボトックスを年に2回のペースで打っているけれど、フィラー・トリートメントを受けたのは、恐らくもう10年以上前のこと。
フィラーとは、ヒアルロン酸ベースのレスティレーンやベレテロ・バランス、カルシウム・ベースのラディッセのように、 注入によっては肌にボリュームや張りをもたらすもの。 特によく用いられるのは、ほうれい線や目の下のくぼみの改善。
またボトックス注入によって、 シワが出来ない顔が不自然な印象を与えることを心配する人は、 額や眉間のシワにヒアルロン酸ベースのフィラーを注入することが多く、 頬骨を高くしたり、顎を尖らせることによって、顔のたるみを目立たなくしたい場合には、ヒアルロン酸ベースよりも 固めのフィラーで、 効果に持続性がある カルシウム・ベースのラディッセが用いられるのだった。

でも、フィラーの怖いところは、よほど腕の良いドクターに注入してもらわない限りは、 不自然な仕上がりになる場合が少なくないこと。 レネー・ゼルウェガーや、最近ではユマ・サーマンがフィラーの使い過ぎと思われる 顔で登場して、メディアで批判を浴びていたけれど、 若々しい張りと フィラー注入による張りの違いは、やはりフィラーは部分的な施術なので、 注入部分の問題が改善されたように見えても、その影響が他に及んで、どこか不自然に見えてしまう点。
だからと言って、顔中に満遍なくフィラーを使えば、若々しいふっくらした肌というよりは、 パンパンに膨れたような顔になってしまうので、 フィラーは、少量を頻繁に、細かく打つのが効果的とも言われているのだった。





年齢と共に肌がボリュームと弾力を失ってたるんだり、皮膚が薄くなってくるのは、エイジングの避けられないプロセス。 でも中には60歳になっても、肌がプルプルしている人もいる訳で、それが私の友達のロシア人の母親。
通常コケージャン(白人)、特にロシア系、北欧系は、アジア人よりも遥かにエイジングで皮膚が薄くなるスピードが早い人種。 にも関わらず、友達の母親の肌がプルプルな理由を訪ねたところ、「ハイルロニック・アシッドのトリートメント」という答えだったので、 てっきりヒアルロン酸のフィラーかと思ったら、ニードル・ローラーを使うというDo It Yourself のトリートメントなのだった。
ニードルのローラーは、以前このコーナーでもご紹介して、Cube New Yorkでも 販売しているけれど、このニードル・ローラーを使うだけでも、 肌のコラーゲン分泌が促される効果があるだけでなく、スキンケア・プロダクトが深く、効果的に浸透する効果があるけれど、 このトリートメントは、そのニードル・ローラーを使いながら、ハイルロニック・アシッドのセラムを顔にアプライしていくというもの。
友達の母親によれば、「通常は面倒なので3分程度しかニードル・ローラーを使わないけれど、理想的なのは5分間のトリートメント」 とのことだったけれど、正直なところ それを聞いた私は心の中で「これは絶対に無理!」と思ってしまったのだった。

というのは、ニードル・ローラーは何百本もの針が付いたローラーを皮膚の上で転がすものなので、痛みを伴うトリートメント。 私はローダンのトリートメントでこのローラーを使っているけれど、本当に全体を軽く撫でる程度にしか使用しないというか、それしか使用できないのだった。
ところがこのキットについてくるローラーは、そんな痛みが無いのだそうで、 実際に購入してみたところ、これまで使用したダーマローラー、ニードル・ローラーの中で最もマイルドな使い心地。 見た目は同じなので、恐らく針が細いだけかもしれないけれど、この程度の刺激ならば、5分の使用も可能だと思えてしまったのだった。







同キットの使い方は至って簡単で、まず洗顔。その後パーフェクト・クリア・ミストをスプレーしたコットンで、 顔全体を拭き取って肌のコンディションを整えるのが次のステップ。
ローラーの使用箇所の順番は、利き腕側の頬からスタートして、上の2の写真の矢印の通りに行うのが正しいプロセス。 それぞれの箇所に、縦、横、斜めにローラーを転がすけれど、大切なのはローラーが肌に触れている最中に向きを変えないこと。 これは肌の表面が傷つくのを防ぐため。
そして各箇所にローラーを転がす傍ら、透明のセラムを肌に延ばして行くのがこのトリートメント。 ローラーとセラムのアプライを一緒にやった方が、遥かに肌への浸透が良いとのことなのだった。
使用してはいけないのは目の周りのデリケートな肌。 逆にほうれい線のような 気になる部分は、他の箇所より集中的に行う必要があるけれど、 ほうれい線に関しては、ローラーを転がすだけでなく、ローラーで軽くシワの部分を叩くようなアクションが 効果的なのだった。

このトリートメントは最初は週に2回、徐々に顔がふっくらしてきたら、その後は週1回のメンテナンス・トリートメントでOK。 フィラーのようも部分的に大量のヒアルロン酸を注入するのではなく、顔全体に穏やかな浸透を促すので、 効果は非常に自然。 なので、フィラーと違って施術直後に顕著な違いが出るわけではないので、ビフォアの写真を撮影しておく方が、 その変化がわかり易いとアドバイスされているのだった。





友達の母親は皮膚科医のサロンでこのキットを購入したそうだけれど、私は一応ビューティー・プロダクトの流通業者なので、 メーカーにコンタクトをして、やっと先週入手。さすがに皮膚科医のサロンで販売されるプロダクトとあって、 使い心地は非常に良くて、1回使用した翌日に 自分だから分かる程度ではあるものの、顔に張りが出た実感があったので、 すっかり満足してしまったのだった。
なので 人に会う日の前夜にこれを使って、その翌日にピーンとした肌で 登場できるようにしようと思っているけれど、友達の皮膚科医のご主人によれば、 フィラーでもスキンケアでも、ヒアルロン酸のプロダクトは ヒアルロン酸のサプリの摂取で相乗効果が現れるとのこと。 なので、日ごろからコラーゲンのサプリと一緒にヒアルロン酸サプリを摂取している私にとっては、 願ったり、叶ったりの状況。

またサプリと同様に肌に張りをもたらす食材が、写真上右のセルティック・シー・ソルト。
これは84種類のミネラルを含んだグレーの色をしたシー・ソルトで、血圧から、体内の酸とアルカリのバランス、傷の手当、腎臓結石の溶解、 抵抗力のアップ、皮膚アレルギーの改善など、様々な健康的効果をもたらすもの。 私は、数年前から工場生産の塩を料理には使わない主義で、もっぱらヒマラヤン・ソルトを使用してきたけれど、 数ヶ月前から使い始めたのが、このセルティック・シー・ソルト。 工場生産の塩は、過剰に摂取すると身体が浮腫むけれど、セルティック・シー・ソルトは、そんな余分な水分を 身体から排除してくれる不思議な塩。 でも、必要な水分を細胞内にとどめる働きがあるとのことで、それは皮膚細胞もしかり。 老化というのは、慢性的な酸欠と、脱水症状であることは、以前にも書いたことがあるけれど、 そんな老化に伴う水分不足の細胞を潤してくれる働きがあるのがセルティック・シー・ソルト。
肌のアレルギーにも効果的な塩なので、身体と肌の健康のためには 工場生産の塩の摂取を止めて、セルティック・シー・ソルトに切り替えるのがお薦めなのだった。

ちなみに、私は以前のこのコーナーでご紹介したココナッツ・プリング をした後、歯磨き粉にセルティック・シー・ソルトをミックスして歯磨きをしているけれど、 ホワイトニング効果と歯肉の殺菌効果はかなりのもの。
なので、フィラー・キット同様にセルティック・ソルトもマスト!というのが私の意見なのだった。

同キットは、入荷に2週間ほどを要しますが、Cube New Yorkでも取り扱い予定です。お値段は130ドル。 セラムをどの程度使うかにもよりますが、2ヶ月の使用が目安とのことです。

Will New York 宿泊施設滞在


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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