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Apr. Week 1, 2011
” Olive Oil Dispenser & Strawberry Salad”
” オリーブ・オイル・ディスペンサー&ストロベリー・サラダ ”



このところ、私のキッチンで著しく消費量が増えているのがオリーブ・オイル。
かつてロー・ファット・ダイエットをしていた頃は、オイルの量に非常に気を配っていた私だけれど、 オリーブ・オイルは体内の善玉コレステロールと呼ばれるHDL(High-Density Lipoprotein)を増やしてくれるだけあって、長寿の秘訣と言われるオイル。 私の知り合いのヴェガンで、物凄く厳しいダイエットをしている人などは、エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイルを毎日スプーンに6杯飲んで、 脂分を摂取していたりする。
そんな様子を見ていることもあって、私は 揚げ物は食べない主義だし、バターの量も制限しているけれど、オリーブ・オイルについてはあまり制限をしない ようにしているのだった。

なのでソテーをする時にオリーブ・オイルを使うのはもちろん、昨今は朝食もチアバッタ(Ciabatta :イタリアン・ブレッド)に モッツァレラ・チーズとバジルを載せて、オリーブ・オイル、フレッシュ・ブラックペッパーを掛けるのが定番。
中でもオリーブ・オイルを最も多く使うのは やはりパスタ、セビーチェ(魚介類のマリネ)、そしてサラダ。 特にサラダは、温製、冷製を問わず週に何度も食べる上に、市販のドレッシングを使わなくなって久しいこともあり、 オリーブ・オイルの消費量が増える要因となっているのだった。

私が最も好むのは10年もの以上のバルザミコとエクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル、シーソルト&ブラック・ペッパーというシンプルなドレッシングで、 ドレッシングを別の容器に作らなくても、そのまま野菜に掛けるだけなので、非常に簡単。 なので、時間が無い時は もっぱらこのドレッシングになるけれど、急いでいると 時にボトルを傾け過ぎて、 とんでもない量のオイルを掛けてしまうことがあって、 料理番組の中でシェフが使っている、ノズルのようなチューブが付いたオリーブ・オイル・ディスペンサーをずっと探していたのだった。

これをやっと見つけたのが今週のこと。
オイルを購入したボトルから移し変える手間はあるものの、ディスペンサーを使うとオイルの量がコントロールできるだけでなく、 朝食のオープン・サンドの上に掛ける際には、オイルを掛ける場所もコントロールし易いので、 僅か6ドル程度の投資で、凄く満足しているのだった。




ところで、春のイチゴが新鮮な季節に私が好んで作るのが、ストロベリー・サラダ。(写真上)
これは酸味が強くて、そのまま食べるのはちょっと・・・と思うようなイチゴで作るのが最適で、青菜はベイビー・スピニッチを用いるけれど、 アルグラなどでもOK。
ベイビー・スピニッチには、オリーブ・オイルとバルザミコを振りかけて、シー・ソルトとブラック・ペッパーで軽く味付けて、 刻んだウォルナッツをフライパンで軽くローストしたものをトッピングとして掛けておくだけ。 ウォルナッツはアーモンドでも代用が可能だけれど、大切なのは必ずローストしたての香ばしいものを使うこと。

ストロベリーは適度な大きさにカットして、少量のハチミツとブラウン・シュガー(普通の砂糖でもOK)で甘すぎない程度に味付け、 バルザミコ(10年以上ものが望ましい)を振りかけて混ぜると、 写真右のように美しいテリが出てくるので、そうしたら平皿かサラダ・ボールに敷き詰めた 先述のベイビー・スピニッチの中央に イチゴを盛り付けて出来上がり。仕上げにはイチゴの上にブラック・ペッパーとレモン・ゼスト(レモンの皮の摩り下ろし)を掛けるけれど、 レモンゼストは、レモンの皮の部分をゼスター(摩り下ろし器)で擦るだけのもの。
レモン汁を使わず、レモンゼストを使うと、サラダが水っぽくなることなく、少量でレモンの味わいが全体に行き渡るので、これはお薦め。
イチゴとベイビー・スピニッチは個人の皿に盛り付ける直前にミックスするのが、正しいサービングなのだった。

材料さえあれば 5分で出来る上に、初めて食べた人はこぞって感激してくれるのがこのサラダ。
しかもハニー、ブラウン・シュガー&バルザミコであえたイチゴは、ヴァニラ・アイスのトッピングに使うと そのままデザートにもなるのだった。 デザートとして食べるときも、ブラック・ペッパーとレモン・ゼストをイチゴに振り掛けるのは、 こちらのシェフがよくやる手法。
私の友人の中には、イチゴとバルザミコというだけで難色を示す人が居たけれど、長く寝かせたバルザミコがイチゴと相性が抜群なのは 高額なバルザミコの説明書にも書かれているほどの常識中の常識。 ブラック・ペッパーにしても、ナツメグやジンジャー同様、甘い物にも塩味のものにも使えるスパイスなので、 デザートに使っても不思議ではないのである。

ところで私がこの春、特に頻繁にストロベリー・サラダを食べているのには理由があって、 それは、ストロベリー・サラダを食べた翌日は肌の調子が良いため。
3月1週目にボディ・コンシーラーをご紹介した際に、少し前からアレルギー性の皮膚炎に 悩まされていると書いたけれど、日本の震災が起こってからというもの、寝不足と、知らない間に溜まったストレスのせいで、 快方に向かった皮膚炎がぶり返してしまったのだった。
ところがストロベリー・サラダーを食べ始めた途端に、皮膚炎が目に見えて回復してきており、イチゴに含まれるアンチ・オキシダント(酸化防止)の パワーを痛感してしまったのだった。
そもそも、イチゴはヴィタミンCが豊富なだけでなく、繊維質もたっぷり入っているので、理想的なビューティー・フード。
日本のイチゴに比べると、アメリカのイチゴは酸味が強くて、遥かに美味しくないと思うのが常だけれど、 ストロベリー・サラダは、そんなアメリカのイチゴの問題点を補ってくれるのも魅力なのだった。





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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