Apr. Week 2, 2015
” Will Space ”
”ウィル・スペース”


2014年からCube New Yorkがスタートしたのが、女性のための留学ビジネス、ウィル・ニューヨーク。
そして参加者の女性達が、1週間〜4週間の留学プログラム期間中を、できる限り快適に、そしてリーズナブルに滞在して頂けるようにと 用意したのが アッパー・イーストサイドの宿泊施設なのだった。
宿泊施設は、2ベッドルーム&2バスルームだったアパートのリヴィング・ルームに パーテーションを設置して、3ベッドルームにコンバート。最高で6人までが宿泊できる施設にしていたけれど、 ビジネスというのは、一度走り出してみないと分からないことが多いもの。

ベッドルーム3つ&バスルーム2つというと、フルハウスの時でも6人で2つのバスルームをシェアすると 考えがちであるけれど、実際はバスルームのうちの1つは マスター・ベッドルームの奥に付いているので、 残りの2つのベッドルームの滞在者が1つのバスルームをシェアすることになるのだった。 その結果、フルハウスの時は4人が1つのバスルームを使うことになるけれど、 これは長期滞在者が多かった時には、全く問題が無かったシェア。 というのも、長期滞在者はそれぞれ朝起きる時間も、寝る時間も異なるので、それぞれがバスルームを異なる時間帯に使っていたのだった。

ところが それを留学生でやろうとすると、全員が同じ時間帯に寝起きをして、同じ時間帯に洗面所やシャワーを使うことになるので、 4人で1つのバスルーム・シェアはほぼ不可能。 加えて、ウィル・ニューヨークの施設に滞在する方は、長期でも、短期でも、「違法経営の安価な宿泊所は論外!、ホテルより安くて、キッチンが付いていて、 安全で、きれいだから」という理由でご利用下さるので、そのような方達がほぼ例外なくご希望になるのがプライベート・バスルーム付きの部屋の滞在。
なので、昨年末の時点で私が決心したのが、3つめのベッドルームをリヴィングに戻して、 宿泊施設をそれぞれプライベート・バスルーム付き2ベッドルームにすること。
もちろんその分、滞在費が若干アップしてしまうけれど、その方がウィル・ニューヨークを利用したいと考えてくださる女性の ご希望に添えると思ったのだった。








そこで、これまでリベッドルームとダイニング・エリアに区切っていたパーテーションを撤去したところ、 日当たりが良くて 気持ちが良い、ゆったりしたリヴィングに戻ったけれど、 ふと考えると、ご滞在者は日中も夜も出掛けている場合が殆ど。
そこで考えたのが、リヴィングをサロンとして貸し出したり、Cube New York主催のイベント・スペースとして活用することで、 このエリアを ”ウィル・スペース”とネーミング。 ここで、留学生を対象にしたクラスやセッションはもちろんのこと、Cube New Yorkが 今後企画する ワイン・テースティングや、デザート・テースティング、ポットラック・ディナー・パーティー、 ニューヨーク在住の方を対象にしたクラス、セッション、レクチャーを行っていくのに加えて、 マルチ・パーパス・スペースとしてのレンタルも行うことにしたのだった。






そのために必要になってくるのが、様々なイベントやレクチャーに対応するインテリアであるけれど、 このエリアは、以前はアメジスト・ユニットと呼ばれるパープルでデコレートされていたベッドルーム。
私は個人的に壁のデコレーションは気に入っていたので、まず決めたのは そのパープル、ブラック&ホワイトのウォール・デコレーションと コーディネートするファニチャーを選ぼうということ。 そしてストレッチャブル、すなわち大きさが変えられるテーブルを購入して、様々な人数に対応できるスペースにしようということなのだった。

その結果、仕上がったのが写真のインテリア。 極めてシンプルではあるけれど、最高で16人までが着席で食事が出来て、レクチャー、ディスカッション、サンプル・セールや受注会、立食パーティー、 フラワー・アレンジやネールアート、メークアップのクラス等が、テーブルと椅子の配置を変えることにより、 快適に行えるようにデザインされているのだった。






ウィル・スペースは、ニューヨークでの指導経験を積むために日本からやってくる様々なインストラクターにも、もちろんご利用いただける空間。 その場合、宿泊施設も一緒にご利用頂くと、クラスに必要な備品をわざわざ運ぶことなく、移動時間無しで、クラスが開催できるという利点があるのは 言うまでもないこと。

また、ご希望の方にはケータリングの手配、ワイン・グラスやテーブルウェア、カトラリーのレンタル、 ディスポーサブル(使い捨て)テーブルウェアやパーティー・サプライの手配、イベント・アシスタントの手配も別料金で行うことにしているので、 様々なオケージョンにご利用いただけるように対応したもの。
ただし、ウィル・スペースは 女性滞在者の居るアパート内であることを考慮して、 同スペースを利用してのイベントやパーティー、レクチャー、クラスは参加者の半数以上が女性であることを条件とさせて頂いています。

今後、ウィル・スペースを通じて、これまでとは違った形で、ニューヨーク在住の日本人女性、日本からいらっしゃる女性の お役に立てればと思っています。

Will New York 宿泊施設滞在


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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