Apr. Week 4, 2016
” Chronos ”
プレステージ・ウォッチをデジタル・ディバイスに早変わりさせる ”クロノス”


全世界的に売上げが下がっているものの1つがプレステージ・ウォッチ。
その代わりにアップル・ウォッチに代表されるスマート・ウォッチに切り替える人が多いのかと思いきや、 そういう訳ではないようで、時計をする人が減っているとのこと。 特にミレニアル・ジェネレーションは時計をしない、高額時計に魅力を見出さない と言われているけれど、 それより上のジェネレーションにとっては 今も時計はステータス・シンボル。
したがって アップル社史上最もアグリーなプロダクトと言われる アップル・ウォッチに切り替えようという人はあまり居ないのだった。
でもルックスはさておき、スマート・ウォッチのデジタル・ディバイスとしての機能は魅力的かつ、 実用的で便利ということで、様々なスタートアップ企業が プレステージ・ウォッチをデジタル・ディバイスにコンバートするプロダクトを 開発しているニュースが伝えらて久しかったけれど、 遂にその実用版としてプレオーダーがスタートしたのがここにご紹介するクロノス。



上のGIFアニメーションでも分かるとおり、クロノスはプレステージ・ウォッチの裏側に装着させるディバイス。 厚さ3mm、直径33mmのクロノスは、女性用の華奢な時計には装着が出来ないものの、 昨今では女性も文字盤の直径が35mm以上のメンズサイズ・ウォッチを好むようになっているので、 男女共に使用可能なアイテム。
そのクロノスの機能は以下のようなもの。

・ アイフォンが見当たらない場合に、時計をタップ(指で叩く)して簡単に探し出すことが可能
・ 携帯電話のコール&メッセージを受け取った場合のアラートやアラーム機能
・ 万歩計、カロリー計算を含むフィットネス・トラッカーとしての機能
・ 携帯電話が鳴った場合に、そのリングトーンをストップする機能
・ アイフォンの音楽のボリューム・コントロールや、曲を跳ばす機能




クロノスのバッテリー・ライフは3日で、重さは僅か10g。直径が4.5cm以上のブリン・ウォッチをしている男性だと、 クロノスを装着しても 重さの違いに気付かないといわれるほど。
アップル・ウォッチのように、時計が電話になることは無いけれど、 アップル・ウォッチのユーザーでさえ電話はスマートフォンで掛ける方が楽だと語っているので、 アナログ・ウォッチ+クロノスで殆ど必要な機能が満たせるというのが、メディアの評価。
しかもお値段は100ドルほど。気に入った時計を使い続けられるメリットもさることながら、 このお値段は大バーゲン。 なので、安っぽいアップル・ウォッチを身に付けたくないというファイナンス系、不動産ブローカー、 ファッション業界の人々を中心にバズを生み出しているのがクロノス。
どんなにテクノロジーが進んでも、プレステージやスタイルが優先される分野があるというのは、 歓迎されるべきことだと私は考えるのだった。


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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