May. Week 1, 2011
” Celine Luggage Nano ”
” セリーヌ・ラゲージ・ナノ ”



私が今、首を長くして到着を待っているのが、写真上、グリーンのセリーヌ・ラゲージ・ナノ。
元クロエのデザイナーである、フィービー・フィロがセリーヌをデザインするようになって、 彼女のテイストで、バッグ・ラインも一新されたけれど、その初のヒット・バッグとなったのが、ラゲージ。
ラゲージはニューヨークでは、それほど持っている人は見かけないバッグで、私は街中ではまだ3回くらいしか目撃したことが無いけれど、 それでもウェイティング・リストに名前が連なる人気商品になってるのだった。

私は個人的には、全くラゲージには興味を示さなかったタイプで、その理由は縦長シェイプのバッグが好きではないため。
なので、ラゲージがホットなバッグになりつつあるのは知っていたけれど、 欲しいとは思ったことは無かったのだった。
でも今シーズンからラインナップに加わったナノについては話は別。
ナノは、ラゲージのスモール・ヴァージョンで、ショルダー・ストラップが付いたスタイル。 サイズや、バッグのキャパシティとしては、バーキンの25cmに近い感覚。なので、それほど中味は入らないけれど、 私はそもそも持ち歩く荷物がかなり少ない方なので、それは問題ナシ。
ショルダー・ストラップは、かなり長めで クロス・ボディ・バッグ(斜め掛けのバッグ)としても使えるものなので、 これからの季節に、非常に便利だと思ったのだった。




でも、ナノの購入を決める決定的なポイントになったのは、グリーンのカラー。
私はパープルが好きで、服もパープルのものがかなり多いけれど、 これまでは、パープルの服に合わせて、ブラックかパープルのバッグをコーディネートしてきたのだった。 でも、何となくそれが面白みが無いように感じられてきたところに、グリーンのバッグを持ってみたところ、 驚くほど 服の雰囲気が際立って見えて、以来、私はずっとグリーンのバッグを探し続けていたのだった。
でもなかなか、手頃な大きさや良い色のグリーンが見つからず、 ジレンマを感じていた時に出逢ったのが、このグリーンのナノ。
グリーンの色を気に入ってしまったのに加えて、私が持っていないタイプのバッグであったことも 購入のきっかけになったのだった。




私がナノを持つ時に着用しようと思っているのは、ジーンズではなく、ミニ・ドレスや、今年また流行になってきたロング丈のサマードレス。
こうした鮮やかなカラーのバッグというのは、無彩色を着用して、バッグをカラー・アクセントにするのも良いけれど、 ブルーやレッドなど、同様に鮮やかなカラーのアウトフィットに合わせて持つのにも適しているもの。
世の中には、未だにバッグとシューズのカラーを揃えることに執着している女性は少なくないというけれど、 ファッション・フォワードな人々やセレブリティ・スタイリストが あえて避けるのが、シューズとバッグを同じカラーや同じシリーズの素材にするコーディネート。
だから、私もグリーンのバッグを持っても、シューズはレッドやパープル、ゴールド等のサンダルやヌード・カラーのパンプスを合わせると思うのだった。

インパクトのあるアクセサリーというのは、服の雰囲気をガラッと変えてくれるもの。
もちろん インパクトがあるということは、人に覚えられ易いということだけれど、 かつて、バレンシアガのモーターサイクル・バッグを 様々なアウトフィットに合わせて持っていたシエナ・ミラーのように、 似合っている分には、同じバッグを何度も持ち歩くというのは、ファッションIQの高さを証明するもの。
エルメスのバーキンやシャネルのキルト・バッグのように10年、20年使い続けるバッグではないだけに、 セリーヌのナノは 様々なアウトフィットに合わせてヘビー・ローテーションで持ち歩くのが適していると思うし、 それが今、私が楽しみにしていることでもあるのだった。





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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