May. Week 4, 2011
” L'Oreal Infallible Le Rouge Lipcolor & Benetint Pocket Pal ”
” ロレアル・インフォーリアブル・ル・ルージュ・リップカラー & べネティント・ポケット・パル ”


私は、仕事柄ありとあらゆるスキンケア・プロダクトやコスメティックを試しているけれど、 ほぼ全てのプロダクトは短期間だけ使用して、結局は自分が愛用するプロダクトに戻ることになるのだった。
なので、愛用しているプロダクトの多くは10年以上使っているもの。 これがフレグランスになると、さらにその試用期間が長くなるけれど、 逆にしょっちゅう買い換えることになるのが、マスカラとリップ・プロダクト。
マスカラはプロダクトの進化が早いので、長く使おうとしても直ぐに商品のラインナップが変わってしまうこともあるけれど、 まつ毛を2倍長く見せるマスカラを使っていても、次に買う時には4倍長く見せるマスカラが売られていたり、 まつ毛の育毛剤がマスカラに含まれていたりするので、その宣伝文句に乗せられて、どんどん新しいプロダクトを買うことになってしまうのだった。

一方のリップ・プロダクトは、リップスティックにしても、リップグロスにしても、20代の頃は同じブランドの同じカラーにこだわって使っていたけれど、 今は全くブランドに対するロイヤルティが無くなって、どのブランドのものでもトライするけれど、殆ど使い切ったことが無いのだった。
なのでヴァニティ(鏡台)の引き出しを開けると、ウンザリするほどリップグロスやリップスティックが入っているけれど、 にも関わらず買い続けてしまうのがリップカラー。

そんな私がつい最近トライしたのがロレアル・インフォーリアブル・ル・ルージュ・リップカラー。
このプロダクトは今年の1月に、グウェン・ステファニが登場するTVCMが放映されてデビューしたプロダクト。
以下がそのCMの動画です。




ちなみに同CMはグウェン・ステファニがロレアルのスポークス・モデルになって 初めて登場したもの。
このインフォーリアブル・ル・ルージュ・リップカラーの何が特別かと言えば、新しいフォーミュラで鮮やかなカラーが10時間持続するという点。 また ロング・ラスティングのリップカラーと言えば通常は、唇がドライになるものが多いけれど、同プロダクトは ヴィタミンEが配合されていて、唇をしっとり保ってくれるという触れ込みなのだった。

でも様々なリップ・プロダクトを試していると、広告で謳っているような効果は60〜80%オフくらいしか望めないことは、 自らの経験を通じて理解しているもの。なので「10時間 カラーが持続するはずも無ければ、唇がドライにならないはずも無い」という気持ちで トライしたのがインフォーリアブル・ル・ルージュ・リップカラー。
案の定、10時間持つという事は無かったし、もしラ・メールのリップ・バームを下地につけていなかったら、唇が乾いていたかもしれないと思ったけれど、 9ドルという値段と、発色の良さ、味や匂いが無いこと、他のリップ・プロダクトよりは カラーの持続力が長いことを考慮すれば、 「悪くない」 というのが私の偽らざる感想なのだった。

私が購入したのは、下の広告でグウェン・ステファニとジェニファー・ロペスが共につけている、「Ravishing Red / ラヴィッシング・レッド」。 超真っ赤なカラーであるけれど、日本人の肌に乗せるとグウェン・ステファニやジェニファー・ロペスほどの強烈な カラー・コントラストにならない上に、2人のようにマットに塗るのではなく、リップ・バームを塗った唇の上に、 叩くようなモーションで、ごく薄くアプライすると、発色は良いけれど テクスチャーはマットにならないのだった。




インフォーリアブル・ル・ルージュ・リップカラーを単独でアプライすると、色持ちは良くなるけれど、人によっては唇が乾くようで、 同プロダクトのレビューでは一部のユーザーがこの問題を指摘していたのだった。 でも私がむしろ気になったのは、単独でつけると唇に ドライなベタツキ感がある点で、唇を合わせるたびに、 ベタっとした感触を覚えるのがちょっと気になったのだった。

私は、リップカラーはピンクをつけるよりも レッドを薄く、淡くつけるのが好みで、インフォーリアブル・ル・ルージュ・リップカラーはもっぱら 夜、外出する際のインパクトがあるメーク用に使っているのもの。
でも日中や、テニスなどスポーツやヨガのクラスに行く際に愛用しているのが、 べネティント・ポケット・パル。 このプロダクトは、ベネフィットの長年のベストセラー、べネティントを片側に、反対側にクリアのリップグロスをセットした デュアル・エンド・プロダクト。

べネティントは、ストリッパーの乳首を赤く見せるために開発されたプロダクトで、 ブラッシュ(頬紅)兼 リップカラーとして販売されているもの。 同プロダクトは、重ね塗りをすればするほど、レッドのトーンがどんどん強くなってくるけれど、 液状なので、どんなに重ね塗りしても唇のテクスチャーがうっすら見えて、決してベッタリとしたマットにはならないのだった。(写真右)
これを重ね塗りすると、10時間カラーが持続すると謳っているインフォーリアブル・ル・ルージュ・リップカラーよりも 発色が長続きして、 しかもとてもナチュラルな仕上がり。よほど脂っぽいものを食べない限りは、食事をしてもカラーが残っているのだった。
唇がドライな時のみ、クリア・グロスをレイヤーでアプライするけれど、これを使うと途端に落ちやすくなるという問題があるのだった。

べネティント・ポケット・パルは、過去10年以上で、私が初めて2回以上リピートして購入したプロダクトで、 使い続けて約1年半になるけれど、「唇に色をつけたいけれど、メークをしているという印象にしたくない」という時には 特に便利。
昨年から、コスメティック業界では”リップ・ステイン”、すなわち”服についたシミ”のようにカラーが薄っすらしたテクスチャーで長持ちするリップ・プロダクトが 盛んに登場していたけれど、べネティントは この”リップ・ステイン”の元祖と言える存在。
元祖=ベストというのは、観光地の名産品同様、リップ・プロダクトにも言えることなのだった。





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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