May Week 5, 2011
” Chocolate Shoe From Gayle's ”
” チョコレート・シューズ・フロム・ゲイルズ ”



私が女友達のバースデーに、頻繁にギフトに選ぶのがCUBE New York でもう10年以上扱っているコサベラのランジェリー。
下着は消耗品だし、コサベラは着心地が良いので、凄く喜んでもらえるケースが多い上に、私にとってはショッピングの時間が省けるというメリットがあるのだった。
でも、相手が2〜3回しか会ったことがないような関係で、それでもバースデー・パーティーに招待されてしまったようなケースでは、 さすがにランジェリーという訳にも行かないもの。加えてランジェリーをプレゼントするというのは、カラーの好みやライフスタイルをある程度知る間柄でないと、 ソングが良いのかGストリングスの方が良いのかなど、なかなか相手に合ったものが選べないのだった。
ランジェリーだけでなく、相手を喜ばせるギフトを贈るには、ある程度 相手を知らないと出来ないこと。 なので、2〜3回しか会ったことがないような関係では、ギフト選びは手探り状態と言わなければならないのだった。

私はつい最近、そんなギフト選びをするオケージョンになってしまったけれど、 相手を良く知らないにも関わらず、そのバースデー・パーティーに出掛けるということは、そこに来ているゲストのことも殆ど知らないということ。 そして そこに、ごく普通のギフトを持って現れるのと、カンバセーション・ピースになりうる気の効いたギフト、珍しいギフトを 持参するのでは、パーティーに来ている人達とミングルする際の相手のウケが当然変わってくるのだった。

予算は50ドル程度。
相手が喜んでくれて、周囲が興味を示してくれるようなギフトということで、私が考え付いたのが、 チョコレート・ショップ、ゲイルズの チョコレート・シューズ。
見ての通り、本物のハイヒールのようなシェイプのチョコレート・シューズは、USサイズの7。ヒールの高さは5.5インチ。 残念ながら、片側だけしかないけれど、それが透明のハンドバッグのようなケースに入って、サテンのリボンが結んであるという キュートなプレゼンテーション。なので、ギフト・ラッピングも要らないというメリットがあるのだった。

私がギフトに選んだのは、写真上の、ダーク・チョコレートにピンクの水玉のハイヒール。
特にこれを選んだのは、カラー・コントラストがキュートだったこともあるけれど、 写真下のパープルやホワイトのものだと、チョコレートとして食べたいという気になれないかと思ったためなのだった。





チョコレート・ハイヒールのお値段は45ドル。フェデックスで配達してもらえて、その送料が10ドル掛ってしまうけれど、 案の定、このギフトは大成功。
他のもっと高いギフトよりも、話題と注目を集めて、その後、パーティーに来ていたゲスト達から このチョコレートを何処で買ったか?と盛んに訊かれることになったのだった。

私が、ゲールズのチョコレート・ハイヒールを見つけるきっかけになったのは、 以前、ゲールズの Junk Food Tins / ジャンク・フード・ティンズ (写真右) というチョコレート・スナックを貰ったことがあって、 それが非常に気に入ってしまったため。
このジャンク・フード・ティンズは、その名の通り、プレッツェル、ポテト・チップス、オレオ・クッキー、グラハム・クラッカー、ピーナッツ、トフィーといった いわゆるジャンク・フードをごちゃ混ぜにして、チョコレートでコーティングしたもの。 頭に描くと味がピンとこない人も居るかもしれないけれど、これが意外にもヤミツキになるスナックで、 あっという間に食べ終えてしまったのをよく覚えているのだった。
ジャンク・フード・ティンズは、ブリキのゴミの缶に入ったユーモラスなプレゼンテーション。 もちろん 女性のバースデイ・ギフトとしては、ちょっと色気が無いので、これをギフトの候補には考えて居なかったけれど、 これだけユニークで美味しいチョコレートをクリエイトするゲールズなら、何か他に変わったギフト・アイデアが見つかるのでは?と 思ってホーム・ページをチェックしたところ、チョコレート・ハイヒールを見つけたのだった。
考えてみれば、シューズとチョコレートというのは、どちらもガールズ・ベスト・フレンド。 この2つが嫌いだという女性には、殆どお目に掛ったことが無いだけに、 女性へのギフトとしては最適のコンビネーションなのだった。

私は個人的にも、同じ50ドルのギフトを受け取るのなら、自分では50ドルは出さないようなもの、すなわち50ドルだと安いと思えるものより、 50ドルなんて高すぎるというものを受け取る方が好み。 なので、以前友達がマシュマロをキャラメルとチョコレートでコーティングした30ドルのお菓子をくれた時などは 自分ではそんな高いマシュマロ菓子など 絶対に買わないので本当に嬉しかったし、チョコレートにディップしたイチゴの詰め合わせが10個入って50ドルというギフトも、同様に超ハッピーな気分にしてくれたのだった。
かつて私が人に贈るギフトの定番にしていたのは ティファニーのボールペン。 以前はこれが70ドル程度で買えて、よくそれを贈っては、凄く喜こばれていてたけれど、 私自身のためには70ドルのボールペンは決して買ったことが無かったのだった。

ところで、私が女友達にプレゼントしていたコサベラのランジェリーは、もっぱらソアレ。 素材がネット状なので、旅行中などはハンドウォッシュした後、あっという間に乾くので非常に便利。 特に私はランジェリー・ポーチもネット素材なので、その中に入れておくだけで乾くという利点もあるのだった。
でも残念ながら、ソアレがニュー・ソアレに変わって、色数が減ってきてしまったので、今、私がギフトに選ぶのはもっぱら ネヴァー・セイ・ネヴァー。 実は、最初は私もこのスタイルを食わず嫌いしていたけれど、一度ソングをつけたら あまりに心地が良くてビックリしてしまったのだった。 友達にプレゼントすると、友人も着用する前は ハンキー・パンキーやヴィクトリアズ・シークレットの類似したスタイルと大差無いと 思うようだけれど、その後 ”Revolutionary comfort!” などと、喜んでくれるのだった。

私の考えではギフトというのは、いくらお金を払うかよりも、どれだけ相手に関心を払って選んであげられるかがポイント。 中には ギフトの中味で 人格を判断したり、相手が自分をどう思っているかを判断する人も居るようだけれど、 私の経験でも それは当たっている場合が多かったりするのだった。
なので、友人の中にはそういったジャッジを防ぐためと、ギフトを選ぶ時間を節約するために、 食事代やドリンク代を払うという人が多いけれど、 確かにそれは、余計なジャッジをされることもなく、最も当たり障りの無いギフトと言えるのだった。





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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