June Week 3, 2011
” Hot Power Yoga @ Pure ”
” ホット・パワー・ヨガ・アット・ピュア ”




私が2009年の12月にランニングを始めてからというもの、1つ出てきた問題が 身体が以前より硬くなってきたということ。
そのため、昨年から週に1〜2回、欠かさずに通ってきたのがヨガ・クラス。 私が取っているのは、メンバーになっているジムで行なわれているヴィンヤサ・ヨガのクラスで、 無料な上に、インストラクターが非常に優秀なので、かなり楽しくヨガを続けているのだった。

私がニューヨークで初めてヨガのクラスを取ったのは、もう17年くらい前のこと。
当時はヨガのポーズをしている時に、自分の卵巣のう腫に気付いたという思い出があるけれど、 その後は暫く、ヨガからご無沙汰して、再びクラスをとり始めたのは2000年のこと。 このときは、Equinox / エクイノックス というジムに通っていて、そこで ヨガのクラスが沢山行なわれていたので、 ヨガの基本を比較的きちんと学べたのがこの時期なのだった。
でもエクイノックスのメンバーを辞めてからは、再びヨガから遠ざかっていて、昨年春から定期的にヨガのクラスをとり始めるまでには、 ブランクが5年以上あったと思うのだった。
私がヨガを続けていれば良かったと後悔するのは、身体が年々柔軟性を失ってきていて、 以前ほど、脚を真っ直ぐ高く上げらたり、筋や筋肉を痛める心配をせずして 身体を捻ったり、曲げたりということが だんだん難しくなってきているため。一度硬くなり始めたボディを戻そうとするのは、柔軟性を維持するよりずっと難しいと思うのだった。
なのでランニングとテニスで、恐らく過去で一番体力があるのでは?と思われるのが現在であるけれど、 かつて1日30分程度しかワークアウトしていなかった頃の方が、遥かに身体が柔らかいというのは自分でも不満に思う部分なのだった。

さて、その私が先週末の日曜日に出かけたのが、自宅近くのアッパー・イーストサイドのPure Yoga / ピュア・ヨガで行なわれたホット・パワー・ヨガのクラス。
ピュア・ヨガは、先述の私が通ってきたエクイノックスが経営するヨガ専門のスタジオで、 最新設備のホット・ヨガ・スタジオや、ピラーテ・マシンが完備されている上に、 「デザイナーズ・ヨガ・スタジオ」と言われるほど、極めてスタイリッシュなインテリア。 マンハッタンには、他にアッパー・ウエストサイドにも ロケーションを構えているのだった。
このピュア・ヨガが週に2〜3回行なっているのが ”コミュニティ・クラス” と呼ばれる、メンバー以外の一般の人々にもオープンのクラス。
ピュア・ヨガは見目麗しい施設に見合う、高めに設定されたメンバーシップ・フィーが有名なので、 トライアルをせずにメンバーになるのは極めて勇気が要ること。 なので、このコミュニティ・クラスを取って、インストラクターや施設のクォリテイをチェックしようという人は多く、 私も ピュア・ヨガには興味津々だったこともあり、とりあえず日曜午後に行なわれているホット・パワー・ヨガのクラスを取ってみることにしたのだった。

室内の温度を36〜37度にして行なうホット・ヨガは、ビクラム・ヨガとも呼ばれるけれど、私の知人によれば、通常のビクラム・ヨガは 部屋の暑さで汗をかく分、あまり難しいポーズなどはなく、比較的簡単なヨガとのこと。
でもピュア・ヨガの ホット・パワー・ヨガは、ヴィンヤサ・ヨガ・ベースのアスレティックなヨガで、それほど簡単ではないクラス内容の説明がされていたのだった。 私はピュア・ヨガのメンバーがどの程度のレベルなのかも知らなければ、ホット・ヨガも初めてであったけれど、とりあえず 毎週ヨガに行き始めて1年以上が経過していることもあり、「それほどみっともない思いはしないだろう」という見込みと、「何事も経験」という気持ちでクラスを取ることにしたのだった。





ピュア・ヨガの施設は、本当に写真の通りのモダンなスタイリッシュさで、ホット・ヨガ・スタジオの外には、 ハーブの香りがする冷たいタオルが入った冷蔵庫が設置されていて、至れり尽くせり。
スタジオ内は、鏡が無いけれど、サウンド・システムも照明もハイテクで、ヨガ・マットは持参しなくても、スタジオ内のものが使えるようになっているのだった。
この日のクラスの参加者は12人ほどで、ピュア・ヨガに初めて来たという人は私を含め3人。ホット・ヨガが初めてというのは私だけで、 インストラクターに「水を持ってきた?」と訊かれたけれど、水を持参するのは ヨット・ヨガのクラスでは非常に大切なこと。 私は体温が高めなので、汗をかいている時にぬるい水飲むのが大の苦手で、そのためウォーター・ボトルを凍らせて持参していたのだった。 このアイデアは、水を飲むたびに体温が若干下がって、またエネルギーが沸いてくるので、大正解!
さらに、人によっては ホット・ヨガにはショートパンツの方が適していると言う意見だけれど、汗で肌が滑るとツリー・ポーズなどが出来ないと思ったので、 カプリ・パンツで出かけたけれど、それも私にとっては正解と言えたのだった。

ヨガはインストラクターによって、クラスの内容が大きく変わるけれど、この日は とにかくペースが早いインストラクターで、 誰にでも参加できるオープン・クラスとは言え、ビギナーには無理なレベル。しかも英語でヨガの言葉を理解していないと、 日本人にはついて行けないと思われるクラスなのだった。
室内の温度が、体温とほぼ同じということで、動き始めると、あっという間に汗まみれになってしまったけれど、幸いマットは汗をある程度吸収してくれる素材。 でも時間が経過して、顔から汗がボトボトしたたり落ちるほどの発汗になると、さすがに手のひらが汗で滑り始めて、ポーズがしにくくなってしまい、 何度もタオルで汗を拭う羽目になったのだった。



クラスが進むにつれてビックリしたのは、かなり周囲のレベルが高いということ。
例えば、日本語で言う「車輪のポーズ」、英語で言う「ホイール・ポーズ」(写真上)などは、 通常、フロアに仰向けになって、ボディを手足で持ち上げていくものだけれど、クラスの中の数人は、立った状態から後ろに反り返ってこのポーズをして、 さらに片足を天井に向かってあげるという、シングル・レッグ・ヴァージョンをしているのだった。
加えて、写真下のサイド・プランクというポーズにしても、腕立て伏せのポーズから、身体を横に捻る基本形は、 私が日頃通うジムでも誰もが出来るけれど、この状態で上の片足を曲げるポーズになるとクラスで出来るのは数人。 私もそこから上げた脚を斜めに伸ばすのが精一杯。
ところが、ホット・ヨガのクラスでは、何人もが 脚を天井に向けて伸ばす難度の高いポーズをしていて、 「どうしてこんな シルク・ド・ソレイユ みたいな人たちと 一緒にヨガをやっているんだろう?」と、自分で自分が不思議に思えてしまったのだった。



ホット・パワー・ヨガのクラスは、かなりフィジカルにハードなプログラムになっていて、難しいポーズを長くホールドしなければならなかったりするので、 相当 ヨガに慣れていると思しき男性でも、上げた脚がブルブル震えている様子が見て取れたけれど、 終わってどのくらい汗をかいていたかと言えば、ヨガ・ウェアを着たままシャワーを浴びたような状態。
でも一度、外に出ると気分爽快で、ホット・パワー・ヨガにデトックス効果があるというのを妙に納得してしまったのだった。

ピュア・ヨガについては、施設の良さと来ていた人たちのレベルの高さに感心してしまったけれど、 今やヨガはアメリカでも、ブームを超えたライフスタイルになって久しい時代。 一般の人々が 若い世代を中心に難度の高いポーズをどんどんこなすようになっている様子には、驚くばかりだけれど、 レベルの高い人たちと一緒にクラスを取るのはインスピレーションやモチベーションが得られる良い機会。
なので、機会を見つけて またピュア・ヨガのコミュニティ・クラスを取ってみたいと思っているのだった。





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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