Aug. Week 1, 2017
”Doughnuts by The Donut King”
ドーナツ・キングが作るドーナツ &
遂に完成!クロコダイル・アイフォン・ケース



この夏、マンハッタンのブロードウェイ67丁目にオープンしたのが、ミートパッキングにあるセレブ・マグネットのシュガー・ファクトリー傘下のドーナツ・ショップ、 ”アーティサナル・ドーナツ&コーヒー・バー”。 地味にオープンした同店であるものの、フード・サヴィーなニューヨーカーの間では大きな話題を醸していて、その理由は”ドーナツ・キング”の異名を取る マックス・サンティアゴのドーナツがNYで初めて味わえるスポットであるため。

マックス・サンティアゴは、クリエイティブで時に奇抜なアイデアを盛り込んだ美味なドーナツで知られるペストリー・シェフで、 マイアミでデビューした彼のドーナツ店には、連日大行列ができたほど。 セレブリティの間でも彼のファンは多く、キム・カダーシアンからドレイクまで あらゆるセレブリティが彼のドーナツのファンで知られているのだった。








彼のドーナツは、コットン・キャンディ(綿アメ)をトッピングし、内側にレインボウ・クッキーを入れたものから、メープル・ベーコンをトッピングしたもの、 ボストン・クリーム・パイを真似たカスタード・クリームとチョコレートのコンビネーション、レモン・メレンゲ・ドーナツ、チョコレート+バナナ+ヘーゼルナッツなど デザートの可能性を全てドーナツで具現化するもの。
でもマックス・サンティアゴのドーナツ人気のカギを握るのは、そんなユニークなフレーバーもさることながら、独特のドー(ドーナツの生地)。 彼のドーはフレンチ・ブレッドのブリオッシュの生地を24時間寝かせたユニークなもので、 従来のイースト・ドーナツともケーキ・ドーナツとも異なる、なんとも不思議な食感。 しっとり、ふわふわであるけれど、空気のような膨らみではなく、密な柔らかさを感じさせるもの。
その独特のドーの食感が最も満喫できるのが、シンプルかつ定番のシュガー・グレーズ・ドーナツ。 上の写真の中のピンク色のグリッター・シュガーのアイシングを施したのがシュガー・グレーズ・ドーナツで、 このドーナツは常に一番人気になっているのだった。









そのアイデア溢れるドーナツの中には、クレーム・ブリュレ・ドーナツ、ハラペニョペッパーとコーンをトッピングしたテキーラ・アイシングのドーナツなど、 他のシェフが考えつかないものが多いのに加えて、 ケーキ並みに手間暇を掛けて作られるのも大きな魅力。
実際、彼のマイアミのストアではバースデー・ケーキからイベント用のテーマを盛り込んだケーキをドーナツでクリエイトしているのだった。

ただ問題はやはりドーナツなのでカロリーが高いこと。私は食べ過ぎ&飲み過ぎの翌日にも関わらず、誘惑に負けて同店のドーナツを2つ食べてしまったところ、 折角ガルシニア・カンボジアのサプリで痩せた体重を1.2キロも戻してしまったのだった。 そもそもダイエット中の人には糖分と脂肪分が多いドーナツはご法度であるけれど、特にマックス・サンティアゴのクリエイトするドーナツは カロリーが高いのが分かっていても途中で止められない、独特の食感と美味しさ。味わったことは後悔していないけれど、ダイエット中はもう2度と食べないと心に誓ってしまったのだった。







さて話は代わって、数日前にやっと仕上がって来たのが7月2週目のこのコーナーで取り上げたクロコダイル・アイフォン・ケース。 昨今はアイフォン・ケースを始めとするテック・アクセサリーをデコラティブにするのではなく、高級素材でグレードアップするのが ファッショニスタの間で高まってきたトレンド。しかも今やセレブやソーシャライトがクロコ素材をバッグやシューズなどで身に着けるケースが非常に増えてきていて、 今やTOGOのバーキンが ”庶民のバーキン” と呼ばれる時代。
そこでクロコダイルでアイフォン・ケースをオーダーしてみたけれど、結果は大満足。 型押しだと間違えられるかと思いきや、尋ねられるのは 「それってアリゲーター?、それともクロコダイル?」という質問。なので世の中がそんなにまでに素材に目を光らせる時代になったのかと思って驚いてしまったのだった。 昨日、バーで友人を待っていた時にも 隣に座った男性が私のアイフォン・ケースに気付いて、彼のオーストリッチの財布やら、アリゲーターの名刺入れを見せてくれたけれど、 彼のアイフォン・ケースは非常に高そうなメタル製。
そんな訳で使い始めて早々、カンバセーション・ピースになってくれているのがクロコダイルのアイフォン・ケースなのだった。

実はCUBE New Yorkで1週間だけ取り扱ったオリヴィア・パレルモのスネークやリザード・スキンのアイフォン・ケースが思いの他チープで、 現在CUBE New Yorkではオーダーをお受けしたお客様に払い戻しをしている最中。 オリヴィア・パレルモのアイフォン・ケースはニューヨークのブランドとのタイアップであったけれど、中国製のプラスティックのアイフォンカバーにスキンが糊で張り付けてあるだけという情けない品物。 どうしてファッショニスタのオリヴィア・パレルモが あんなチープな商品に自分の名前を付ける気になったのか、今も理解に苦しんでいるのだった。
それに比べて私がカスタム・オーダーしたアイフォンケースは、きちんとスキンがカーヴィングされていて、サイドにもスキンがあしらわれていて、人前に堂々と出せるクォリティ。なので、近日中に CUBE New Yorkで取り扱い開始予定です。


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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