Sep Week 1, 2012
” Gelatin Supplement & Cayenne Lemon Tea ”
” ゼラチン・サプリメント&カイエン・レモン・ティー ”



私が1年間で最もダイエットの必要を感じるのが、秋になってレイヤー・ドレッシングをするようになる時期。
ニットのトップやジャケットをレイヤーにすると、どんなにバランスを工夫しても、サマー・ドレスだけを着用しているよりも太って見える訳で、 特にこの季節、ウエスト・ラインをスッキリさせておくことは、服を着こなす上で非常に大切だと思うのだった。
そこで、手っ取り早く2キロ程度のダイエットに取り組もうと思った私は、過去2回トライして、いずれも2日間で2キロ程度落とした経験があるデヴィッド・カーシュの 48アワー・スーパー・チャージド・クレンズをしようと思っていたけれど、 そんな時に偶然見つけたのが、オプティマル・クレンズというダイエット兼クレンジング。
これはライス・パウダー、ソイ・パウダーをベースにしたベジタブル・プロテインのシェイクを1日4〜5回飲むという5日間のプログラム。 3日目と4日目はシェイクのみになるけれど、その前後3日は、指定された野菜や果物を食べてもOKで、 ジェニファー・ロペスやロバート・ダウニー・ジュニアも行なった、 「体重が減らせるクレンジング・プログラム」であることを謳っているのだった。

5日間のクレンジングは、ちょっと長いとは思ったけれど、それでもシェイクだけしか摂取できないのはそのうちの2日間のみ。 もし、プロダクトの謳い文句の通り、無理なく体重が落とせて、クレンジングで体調が良くなるのなら、CUBE New Yorkで取り扱うことも検討したいと思ったので、 早速取り寄せて、トライしてみることにしたのだった。
そんなリサーチを兼ねてスタートしたオプティマル・クレンズであるけれど、まず驚いたのがそのシェイクの不味さ。 私はダイエットを趣味にしているほどなので、これまで本当にいろいろなダイエット・プロダクトを試してきて、 食事の代わりに摂取する不味いシェイクは随分飲んできたけれど、 それでも、オプティマル・クレンズの不味さは想像を絶するもの。
お米のとぎ汁に腐ったきな粉とおからを ドロドロになるまで混ぜたような味で、1回目に飲んだ時には、胃がシェイクを消化するのを拒んでいるのか、 胸焼けのような感覚を味わって、 2度目に飲もうとした際には、シェイクの味が精神的なトラウマになっているせいもあって、 1口飲む度に横隔膜が痙攣して、吐き出しそうになるのをこらえなければならい状態。
同プログラムでは、そのシェイクを5日間に20杯以上飲まなければならない訳で、 シェイクの不味さに対する 恐怖感にも似たストレスが トゥー・マッチだと判断した私は、「これを5日続けるのは絶対に無理」と判断。 私は、一度やりかけたことを途中で止めるのは本当に嫌いであるけれど、身体が拒むほど不味いシェイクを 飲み続けることに 全く価値が見出せなかったので、180ドルも投資したオプティマル・クレンズを1日、というか半日で止めてしまうことにしたのだった。

正直なところ、「これを5日間飲み続けられるられるほどに忍耐強い、もしくは味覚音痴な人間が本当に居るのなら、お目に掛りたい」というほど 酷い味だったけれど、にも関わらず それが180ドルもするとことに 納得できなかった私は、 一体何がこの史上最悪に不味いシェイクの原料になっていて、 その不味さをこらえて飲んだ場合に、どんな健康的メリットがあるのかを、 オプティマル・クレンズのサポート・ラインに電話をして 訊いてみることにしたのだった。
ところが、電話に出てきたカストマー・サーヴィスは、 ADD(注意欠陥障害)ではないかと疑うほどに 話が飛んで、言う事が纏まらない上に、 「私がシェイクを飲めなかったのは、私の身体に毒素が沢山溜まっているから」と決め付けてくるあり様。

その後 20分程度話すうちに、彼女はボロを出して、 味の悪さについては かなりクレームが来ていることを 認めたけれど、 それでも彼女の説明では、 私の横隔膜が痙攣して シェイクを吐き出しそうになるのは、「私の身体に溜まりに溜まった毒素が、 シェイクに含まれているピュアなヴェジタブル・プロテインを拒んでいるため」 なのだそうで、 私は このあまりに意味が通らない説明に唖然としてしまったのだった。
もしその説明が正しいのなら、オプティマル・クレンズは身体に毒素が溜まっている人には向かないクレンジングである訳で、 全く役立たずのプロダクトであることを、自ら認めていることになるのだった。

いずれにしても、私が思ったのは オプティマル・クレンズが、 たとえ身体に良く、効果があったとしても、 ここまで飲む人間の味覚を省みないプロダクトを販売するのは、無責任かつ横暴だということ。
私は、ダイエット・プロダクトで随分お金を無駄にしているので、CUBE New York で ダイエット・プロダクトを扱う際は、 自分か友人がトライしたもののみを扱っているけれど、オプティマル・クレンズに関しては、 その 「トライする」という域にさえ辿り着けない酷いプロダクトなのだった。




しかも ふと考えれば、 この不味いヴェジタブル・プロテイン・ベースのシェイクを1日5杯飲んだところで、 植物性たんぱく質は 動物性たんぱく質の3分の1程度しか身体に吸収されないもの。 私がヴェジタリアンが決して身体に良いとは思わないのも、良質なたんぱく質は動物性からの方が、遥かに効率良く摂取できるためで、 加えて私は 自他共に認めるコラーゲンの信者。
医療関係者の中には 「コラーゲンはプラシーボー効果以上の利点を身体にもたらさない」 と いう意見もあるけれど、私の場合、エクササイズをするための骨や腱の健康から、肌や爪の強さまで、「コラーゲン=動物性たんぱく質」 の恩恵を 実感して生きているのだった。

そんな私が、過去10ヶ月以上に渡って摂取して、両親にまで送って飲ませているのがコラーゲンを豊富に含むゼラチンのサプリメント。
これは皮膚科のドクターに薦められて、半信半疑で飲み始めたけれど、1〜2週間で、肌や体調など、 身体に関する全般が改善されたのを感じて、以来、朝晩2錠ずつ、欠かさず飲み続けているのだった。
同サプリメントは、ゼラチン・パウダーをカプセルに収めただけと思しきもの。 なので、どのブランドでも同じかと思って友人に薦めたところ、 彼女が摂取したゼラチン・サプリは「胃にもたれた」のだそうで、友人が ゼラチン・サプリのファンになったのは私が愛用するブランドを摂取するようになってから。 したがって、ゼラチンなら何でもOKという訳ではないようだけれど、サプリの場合、ゼラチンで作った料理やゼリー、ふかひれのスープなどを食べるよりずっと効率良く、簡単に コラーゲンが摂取できるもの。私は既に何人もの友人に同サプリを薦めているけれど、年齢性別に関係なく、非常に感謝されているのだった。




ところで、オプティマル・クレンズは見事に「お金の無駄」以外の何物でもなく終わったけれど、説明書を読んで1つ役に立ったことがあるのだった。 それが、オプティマル・クレンズが夜寝る前に飲むことを奨励しているカイエン・レモン・ティー。
このカイエン・レモン・ティーは、カイエン・ペッパー小さじ半分程度とレモンの厚切りスライスを2〜3枚を入れたカップにお湯を注いだだけのもの。 説明書では、鍋で煮立てるように書いてあったけれど、カップにお湯を注ぐだけで十分効果が得られるのだった。 レモンに関しては、手でジュースを絞ってから お湯を注いだ方がベターのようで、レモンの皮に含まれるエッセンシャル・オイルが大切だとも言われるのだった。
カイエン・レモン・ティーにシナモンや、メイプル・シロップを加えるとマスター・クレンズ・ダイエットのレモネードになってしまうけれど、 これを毎晩飲むのは、便通のため。 私は、決して便秘症ではないけれど、カイエン・レモン・ティーを飲みだしてから、食べる量が変わっていないのに、 便の量が増えているという思いを経験しているのだった。

カイエン・レモン・ティーは オプティマル・クレンズがクリエイトしたものではなくて、インターネット上には 同様のティーのレシピが沢山見られるけれど、そうしたサイトの中には、このティーをダイエット目的のために飲むことを 奨励しているものもあるのだった
そもそも朝、起床後と 夜 眠る前にお湯をカップに1杯飲むだけで、 ダイエットに役立つと言われているので、眠る前のカイエン&レモン・ティーを長く飲み続ければ、徐々に体重が落とせるのかもしれないけれど、 体重が減っても、減らなくても、快便の習慣は 特に女性には非常に有り難いこと。
個人的にはカイエン・レモン・ティーは、お湯が冷めてからではなく、なるべく熱い状態で飲むほうが効果があるように思うのだった。

私はお湯が真っ赤になるくらいにカイエン・ペッパーを入れてしまうけれど、スパイシーではあっても、 舌や喉がヒリヒリするほどではなく、レモンがスパイシーさをかなり緩和するので、熱い状態で飲むと、 カイエンよりレモンの味の方が強く感じられるのがこのドリンク。
そもそもオプティマル・クレンズの不味さを思ったら、何でも飲めてしまうのは事実だけれど、 カイエン・レモン・ティーを飲むのは全くのストレス・フリー。しかも安価で簡単に続けられるものなので、 便秘症の人はもちろん、便秘症でない人にも 身体のためにお薦めというのが私の意見なのだった。





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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