Sep. Week 1, 2013
” Marc Jacobs Beauty ”
”マーク・ジェイコブス・ビューティー ”



8月初旬に発売になったのが、今回ここにご紹介するマーク・ジェイコブス・ビューティー。
この秋にはジェイソン・ウーのような若手デザイナーも、そのコスメティック・ラインを発表することになっている他、 今やデザイナーだけでなく、ドリュー・バリモアのようなセレブリティも コスメティック・ラインを手掛けるようになって久しいけれど、 マーク・ジェイコブス・ビューティーは、久々に一流デザイナーが全てにこだわって、 詳細をコントロールしながら デベロップした本格的なライン。
容器から、カラー・ラインナップ、プロダクト・コンセプト、そして原料のフォーミュラまで 徹底的に ベストが追求されているのだった。
そんなこともあって、トム・フォード・ビューティー以来と言える話題性で登場したのが マーク・ジェイコブス・ビューティー。 発売前から 多数のパブリシティを獲得していた同ラインなだけに、 私も発売と同時に トライしたくてウズウズしていたのだった。





そんなマーク・ジェイコブス・ビューティーの全アイテムをチェックした第一印象は、発色が素晴らしいということ。
特に豊富なカラー・ラインナップが揃ったネールの美しさに魅かれてしまったけれど、 マーク・ジェイコブスのネール・ラッカーは、1度塗りでもボトルのカラーが出る 発色の優秀さで、しかも乾きが非常に早いのだった。

さらに極めて優秀と言えたのが、アイライナー。 マーク・ジェイコブス・ビューティーには、ジェル・クレヨンとプレシジョン・ペンという2種類のアイライナーがあるけれど、 前者はその名の通り、細身のクレヨン・スタイル。 後者は筆ペン・スタイルのリキッド・アイライナー。
どちらのライナーも、何度指で擦っても 崩れない 摩擦に強いラインが描けるけれど、 指とコットンで数回擦っても ラインがクッキリしていたのは クレヨンの方。
一方のリキッド・ライナーは ピグメントが濃くて、これ以上 濃厚なブラックは有り得ないというほど濃いラインが引ける一方で、 ラインのシェイプを細かくコントロールすることが可能。
アイライナーは、眼球の水分で にじんだり、瞬きの回数が多い人だと、まつ毛との摩擦でラインが崩れてくるので、 使ってみるまで 本当に良し悪しが分からないアイテムであるけれど、マーク・ジェイコブス・ビューティーの アイライナーに関しては、どちらもビューティー・エディターやブロガー達から高い評価を得ているプロダクト。
私も 現在使っているアイライナーを使い終わったら、是非ともマーク・ジェイコブスに乗り換えようと思っているのだった。





リップ・プロダクトも、魅力的なカラーが多いけれど、今はオーガニックしか使わないと決めているので、 ラッカー・リップ・ヴァイナルとネーミングされたリップグロスと、リップ・ジェルとネーミングされたリップスティックは 実際にアプライして見なかったアイテム。
逆に さほど興味が無かったにも関わらず、トライしてあまりの優秀さに驚いたのは リキッド・ファンデーション。 ジニウス・ジェル・スーパー・チャージド・ファンデーションとネーミングされたリキッド・ファンデーションは、 本当に開発した人を 「ジニウス!(天才!)」と思ってしまう素晴らしさなのだった。

テクスチャーは、普通のリキッド・ファンデーションより緩くて、少量で顔全体に伸ばすことが出来るけれど、 アプライした途端に 肌に溶け入って、あっと言う間に サラッとした ソフトな感触に仕上がるだけでなく、 ナチュラルな印象を保ちながら 肌の粗を隠してくれる 感激のプロダクト。 その感触は 仕上げのパウダーが要らない完璧さで、 私はこのプロダクトを使って 今までのリキッド・ファンデーションに対する概念が すっかり覆されてしまったのだった。
それだけでなく、その仕上がりのコンディションが1日中長続きするのもスゴイところ。 これには私だけでなく、 やはり同プロダクトをトライしたCUBE New York のスタッフも あまりのロング・ラスティングぶりに 驚いていたのだった。

マーク・ジェイコブス・ビューティーのプロダクトは、これまでのビューティー・プロダクトと異なる 極めて優秀な使い心地のものが幾つもあるけれど、それもそのはずで 同ラインは 特許取得の 最先端の原料を用いたハイテク・フォーミュラが 様々なアイテムに用いられているのだった。
アイシャドウ、ブラッシュ、ブロンザー、パウダーといった粉系も、優れた発色と共に、肌の水分、脂分と 理想的なバランスを保つので、メーク崩れ知らず。
さらに コスメティック・アイテムをバッグに入れて持ち歩くこと、人前でメークをアプライすることを意識して開発されているので、 見た目にファッショナブルなだけでなく、使い心地を考慮したディテールが感じられるのも 優れた点と言えるのだった。

私は トム・フォードの美意識の塊のようなプロダクトも好きであるけれど、マーク・ジェイコブスはそれに比べると ヒップで若々しく、ユーザー・フレンドリーなコスメティック・ライン。
既にウエスト・ヴィレッジのブリーカー・ストリートには、コスメティックの専門ブティックもオープンしているけれど、 マーク・ジェイコブスがここまで本格的なコスメティック・ラインを展開できるのは、彼がデザインするもう1つのブランド、 ルイ・ヴィトンの親会社LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の強力なバックアップの お蔭であるのは、紛れもない事実なのだった。

CUBE New York でも、来週からマーク・ジェイコブス・ビューティーを取り扱いの予定です。 お楽しみに!





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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