Sep. Week 4, 2013
” Derma Needle Roller ”
”ダーマ・ニードル・ローラー ”



私は仕事柄、ビューティー・ガジェットを見つけてはトライするけれど、1度使ってみて飽きてしまったり、 あまり効き目が無かったプロダクト、使い続けることが出来なかったプロダクトには、 2度と見向きをしないタイプ。
そんな私が、唯一 何度も買っては トライしているのが、ここにご紹介するダーマ・ニードル・ローラー。

私が最初にダーマ・ニードル・ローラーを使い始めたのはもう10年以上前になる2002年頃。 当時、アンジェリーナ・ジョリーなどのセレブリティが スパ・サロンで ダーマ・ニードル・ローラーのトリートメントを 受けるようになったというニュースを読んで、ビバリーヒルズの有名サロンにわざわざ電話を掛けて 送付してもらったのが、私にとって初めてトライしたダーマ・ニードル・ローラー。
当時、受取ったローラーを見て、あまりにチープな作りに驚いたのを良く覚えているけれど、にも関わらず お値段は1本が約100ドル。加えて不当に高額な送料も支払ったので、かなりの出費であったけれど、 それを暫くの間 愛用し続けていたのだった。




ダーマ・ニードル・ローラーは、誰にでも簡単に使えるプロダクトで、単にローラーを肌の上で転がすだけ。
肌のデリケートな部分は加減しながらローラーを当てなければならないのと、ローラーを複数の方向に前進、後退させながら転がして、 肌に満遍なく,様々な角度から ローラーを当てることが大切なのだった。 したがってローラーさえ入手すれば、わざわざサロンで受ける必要が無いトリートメント。
でも最初に使ったローラーは、ニードルの間隔が空き過ぎていたのに加えて、針の強度が弱く、言ってみれば粗悪品。 ビバリーヒルズのサロンの ぼったくり プロダクトを 押し付けられたという印象なのだった。

そこで、もっと効果的なプロダクトを探しているうちに入手したのが、2本目のダーマ・ニードル・ローラー。
このプロダクトは、ハンドル部分も針の部分も、使い心地も1本目よりもかなりグレードアップしていたのと、 ニードル消毒用のスプレーが付いてきたので、やはり暫く愛用し続けていたのだった。
ダーマ・ニードル・ローラーは、実際のところ 針が皮膚を貫通して肌を刺激するプロダクトなので、 洗浄や消毒をしっかりやってから使わないと、肌にバクテリアを混入させてしまうことになるのは必至。 なので 消毒を頻繁に心掛けていたけれど、その時は逆にその消毒用のスプレーのせいで皮膚が乾燥するというトラブルが起こったのに加えて、 ニードルの刺激があまりに痛すぎて、それがストレスになってしまい、使い続けることが出来なくなってしまったのだった。
そのため結果的に、2本目のダーマ・ニードル・ローラーも ギブアップすることになったのだった。




ではダーマ・ニードル・ローラーにどんな効果があるかと言えば、針が皮膚細胞を刺激して、コラーゲンやエラスティンの分泌を 促す効果、皮膚細胞の再生を活発にする効果で、その結果シワや色素沈着に驚くほどの改善をもたらすのがこのプロダクト。
また皮膚の引き締め効果も高いことから、たるみが改善されて 顔の輪郭が整ったり、血色が良くなって、肌が滑らかになるといった メリットも もたらしてくれることが明らかになっているのだった。

そんなボトックスやフィラーを使わず ダーマ・ニードル・ローラーが もたらす効果があまりに素晴らしいので、 懲りずに同プロダクトに挑戦することにした私は、今度はダーマ・ニードル・ローラーについてきちんとリサーチすることにしたけれど、 その結果分かったのは、私が2本目に購入したダーマ・ニードル・ローラーは、針が長過ぎて その分、皮膚に負担が掛っていたということ。 ダーマ・ニードル・ローラーの針の長さは最短で0.2mm程度、最長で3mmまでが製品化されているけれど、 針が長ければ長いほど、肌への刺激が強まって、出血の可能性が高くなるのだった。
従って皮膚が弱めの顔用には 短めの針のローラーを使い、ボディや頭皮用には長めの針のローラーを 使用するのが正しいチョイス。 より高い効果を狙って 無理に長い針を最初から選ぶと、 あまりの痛みに使い続けることが出来なかったり、皮膚が傷ついて 細かい点線のように出血したり、 それがそのまま かさぶたになるなど、肌に逆効果をもたらす原因になってしまうのだった。

そこで私が数週間前に購入に至った 私にとって4本目のダーマ・ニードル・ローラーは、 針が0.25mmの長さ。最もマイルドに近いローラーであるけれど、それでもアングルを変えながら皮膚に何度も当てると かなりの痛みを伴うもの。
私がローラーを使用するのは もっぱら夜のシャワーの際で、クレンザーをつけて クラリソニックで 洗浄した後の肌、クレンザーが顔についたままの状態で使用しているのだった。
そして洗顔後は通常通りのスキンケアをするけれど、ダーマ・ニードル・ローラーを使用するもう1つのメリットは スキンケア・プロダクトの浸透が非常に良くなるということ。
特にへヴンのビー・ヴェノム・マスクのように、蜂に刺されたコンディションを皮膚細胞に察知させて、 コラーゲン、エラスティンの分泌を高めるプロダクトには、ニードルの刺激が相乗効果になるように思えるのと、 万一ローラーにバクテリアが付着していた場合には、ビー・ヴェノム・マスクのアンチバクテリア効果が その対策になってくれるので、私はマスクとの併用を自ら実践するだけでなく、推奨しているのだった。





ダーマ・ニードル・ローラーは、顔だけでなくボディや頭皮にも使えるプロダクトで、 ボディ用、男性用のローラーも登場しているけれど、 ボディに使用した場合は、ストレッチ・マークやセルライトの改善はもちろん、 手術の傷などを徐々に平らにしていく効果が認められているのだった。
また頭皮に使用した場合は、頭皮の皮膚細胞が刺激、活性化されることから、 抜け毛を防ぎ、育毛を促進する効果があるとのことで、 ここ2〜3年の間に心臓が弱い、もしくは血圧に異常があって、ミノキシジルが配合された育毛剤を使用できない人々の間で、 絶大な支持を集めつつあるのがダーマ・ローラーなのだった。

ダーマ・ローラーの難しい点は、自分に合った針の長さが 使ってみないと分からない点であるけれど、 私ほど痛みに強く、しかも肌も丈夫な人間が、一番マイルドなプロダクトを使っているくらいなので、 私がビギナーに薦めるのは断然短い針で、針が密に装着されたもの。
短い針のローラーで、肌に当てるプレッシャーを自分で調節することによって、 長い針のローラー同様の効果が得られるというのが、私の意見なのだった。

とは言ってもローラーは刺激を与えすぎると、皮膚が熱を持ったり、出血してかさぶたが出来るといった問題が生じる場合があるのと、 ローラーの痛みがストレスになって使い続けられない場合も出てくるので、 最初はマイルドに、そして使い続ける事が大切だと思うのだった。

ダーマ・ニードル・ローラーは、様々なアンチエイジング効果以外に、デトックス効果も認められているプロダクト。
これだけ利点と注意点が共存しているプロダクトは少ないといえるけれど、 だからこそ、私が何度も購入しては 使用と挫折を繰り返してきたプロダクト。
でも、今度こそは欲張らずにマイルドなローラーを選んでいるのに加えて、夜の洗顔時のルーティーンに加えているだけに、 以前よりもずっと長く使い続けられると確信しているのだった。





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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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