Sep. Week 4, 2015
” Urbanspace Vanderbilt ”
アーバンスペース・ヴァンダービルト


アーバンスペースとは、屋外のスペースにフード・ヴェンダーを何軒も誘致して、 ストリート・フェア兼フード・コートのようなアトラクションを期間限定で行う企画。
この秋もマンハッタンでは、ブロードウェイ沿いのガーメント・ディストリクトでアーバンスペースがオープンすることになっていて、 ロブスター・ロール、タコス、ピザ、パエヤ、コーヒー、ドーナツなど、幅広いジャンルの ヴェンダーが、旅行者や近隣オフィスで働く人々のランチタイム・ニーズを満たすことになっているのだった。

そのアーバンスペースのインドア&パーマネント・ロケーションとして先週木曜にオープンしたのがここに ご紹介する アーバンスペース・ヴァンダービルト。
ここ数年のニューヨークは、ちょっとしたフードコート・ブームで、 プラザ・ホテルの地下のプラザ・フードホールに始まって、 ゴサム・ウェスト・マーケット や、 今年春にワン・ワールド・トレード・センターのすぐ傍にオープンしたル・ディストリクト など、 どんどんそのチョイスが増えているのは、Cube New Yorkでもレポートしてきたとおり。 でも、このアーバンスペース・ヴァンダービルトは、1日に75万人が利用する グランド・セントラル駅のすぐ北側、 ヴァンダービルト・アベニュー&45丁目の角という ハイトラフィックのロケーションに位置しているという点で、 他のフード・コートとは一線を画す存在になっているのだった。









これまでオープンしてきたフードコートは、不便なロケーションであったり、地下や2階に位置するものばかりで、 足を踏み入れてからからも、何処にどんなフードがあるかをフラフラ歩きながらチェックするところからスタートするので、 余計な時間をとられたり、食べたい物を考えているだけで疲れてしまう場合もあるのが問題点。
それに比べてアーバンスペース・ヴァンダービルトは、ロケーションが便利なだけでなく、地上階に位置していて、 しかも、ダイニング・エリアを取り囲むようにベンダーのブースが設置されているので、何が何処にあるかが非常に 見渡し易いセッティング。 24軒ものヴェンダーが、コンパクトに収まった空間で、 素早く テイクアウトや、イートインで味わえるようになっているのだった。

ヴェンダーのラインナップも、”ドー”のドーナツ 、 絶品ロブスター・ロールで知られる ”レッド・フック・ロブスター・ポンド”、 ブルックリンのグルメ・コーヒー店 ”トビーズ・エステート”、同じくブルックリンの有名ベーカリー”オーブンリー”、 グルメ・ヴェジタリアンの”トゥー・テーブルスプーン”、アジア・フュージョンの”ホンコン・ストリート・フード”、 ユニークなクレープ・メニューがウリのバー・シュゼット、 ノリータのジェラート・ショップ ”A.B. ビアジ”、ヴェジタリアン・ファストフードの”No.7 ヴェジー”、 本格的メキシカンの”ラ・パラパ・タコス・バー”など、とにかくヴァラエティに 富んだ充実したラインナップ。

ウィークデイは 朝7時から午後9時までオープンしているので、朝食、ランチ、そして アフター5のドリンクやディナーにまで利用できる上に、 週末も午前9時から午後5時までオープンしているのだった。








私にとって、アーバンスペース・ヴァンダービルドの最大のアトラクションは、何と言ってもロベルタ。
ブルックリンのブッシュウィックにあるヒップスター・ピザ・レストラン、ロベルタは、 ビル・クリントン元大統領も評判を聞きつけて訪れたほどの人気スポット。
私はそもそもナポリ風のピザが好きなこともあって、私のロベルタ好きは友人の間では良く知られているけれど、 中でもトマト・ソースを使わない”ホワイト・ガイ”(写真右上)が私の大好物。 ロベルタのピザの美味しさの秘密は、そのモチモチのドウにあるけれど、 ドウが美味しいピザ店は、ガーリック・ノット(ドウを結んで焼き上げたガーリック味のパン)も美味しいということは ピザ好きなら心得ている常識。
なので、ロベルタはそのガーリック・ノットにも定評があるけれど、残念ながら私が出掛けた日の午後2時には完売していた人気ぶりなのだった。 ガーリック・ノットに限らず、ロベルタはクロワッサン、チョコレートチップ・クッキー、スティッキー・バンなど、 ベークド・グッズが非常に優秀で美味。
今まではロベルタがブルックリンにあるお陰で、そのピザや、ガーリック・ノットを頻繁に食べられないことを 残念に思う反面、ダイエットには好都合だと思ってきたけれど、 こんな便利なロケーションにロベルタがオープンしてしまったのは 私にとって嬉しい反面、非常に危険な状況。
幸いロベルタは、ピザもパン類も サイズが小さめなので、それがせめてもの救いと言えるのだった。

Will New York 宿泊施設滞在


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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