Oct Week 1, 2016
” Amber Line Necklace ”
アンバー・ライン・ネックレス


8月3週目のこのコーナーで、今年のMETガラで 女優のアンバー・ハードがつけていた ネックレスのコピーである ”コメット・エクストラ・テール・ネックレス” をご紹介した際に、 Cube New YorkのCJのセクションで何度もお買い物をして下さっているお客様から頂いたのが、 「アンバーがつけていた もう1つのネックレスに似たものをCJで作って下さい」 というリクエスト。

CJのセクションでは 近年のベスト・セラーの1つであり、 ネックレスの中では文句なしに一番売れているのが バー・ネックレス 。 実は そのバー・ネックレスをクリエイトするに際に、カーブしたバーのスタイルも検討したけれど、 この時はセレブの愛用者が多いストレートのラインを先に手がけて、 このスタイルの評判が良かったら、カーブのスタイルも手掛けようということになっていたのだった。





でもアンバーがつけているネックレスは、カーブ・ラインのネックレスというよりも、ダイヤモンドが並んだ ”ワン・エイス(8分の1)テニス・ネックレス” のようなスタイル。 ラインよりも石のインパクトが強く感じられるデザイン。
それだけにフォーマル色が強いような気がしていたけれど、写真上、下段の アンバーが METガラのアフター・パーティーで、 シンプルなパンツ・スーツに合わせてこのネックレスをつけている写真を見て、その考えを改めることになったのだった。
とは言っても、やはりセレブのアンバーがつけているネックレスと同じサイズだと、少し石のサイズが大きすぎると思ったので、1粒の石のサイズを0.3カラットに落として ニューヨークのダイヤモンド・ディストリクトで製作してもらったのがここにご紹介するネックレス。 ”アンバー・ライン・ネックレス”と名付けたこのネックレスは、アンバーがつけていたものよりも 石の数が2つ多い16個のシミュレーテッド・ダイヤをフィーチャーしたスタイル。 ネックレスの石をフィーチャーしたエリアの長さは約4.2pで、全長は約40p。
私は、ヴェルヴェットのリボン・チョーカーやスターライン・ネックレスとレイヤーにして愛用しているけれど、 繊細でありながら存在感があるのでとても気に入っているのだった。






ところで、今週はキム・カダーシアンがパリで強盗に10億円相当のジュエリーを盗まれて 大きなニュースになっていたけれど、 ジュエリー関係者の間で話題になっていたのは、ジュエリーが保険でカバーされていたか?ということと、 本当に本物であったのか?ということ。
ハリー・ウィンストンやブルガリ、ロレーヌ・シュワルツなどの一流ジュエラーが、オスカーなどのレッド・カーペットのために億円単位のジュエリーを貸し出す際には、 セキュリティ・チームも派遣して、セレモニーやアフター・パーティーが終わった途端に ジュエリーを没収するかのようにセキュリティが引き上げていく様子は毎年セレブリティが語っていること。

でもセレブリティ以外のリッチな人々は、ジュエリーをつけるために そこまでのセキュリテを雇ったりはしないものなので、 往々にして本物そっくりのフェイクを作らせて、特別なオケージョン以外、特に旅行の際には 偽物をつけるのは シミュレーテッド・ダイヤモンドが進化してからはほぼ当たり前のことなのだった。

キム・カダーシアンは、NYに戻ってから その警備に1日100万円を投じていることがレポートされていたけれど、 私がこのコラムを書いている10月6日付けのNYポスト紙によれば パパラッツィや犯罪から身を守るために 自分のボディ・ダブル(替え玉)になる そっくりさんを探しているとのこと。
でもボディ・ダブルを雇うと、そちらを本物に見せるためのセキュリティ・スタッフを雇うことになるため、 警備の費用が2倍に嵩むのは当然のこと。 そんな大金を投じながら、自分の安全を脅かしてまで 高額ジュエリーを身につけたいと思う女性は、おそらくキム・カダーシアンくらいしかいないようにも思えるのだった。

このアンバー・ライン・ネックレスはCJのセクション でお取り扱いをしています。


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。



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