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ニューヨークのグルメ・ストア インデックス ニューヨークの食文化を語る上で、欠かせないのが グルメ・ストアの存在。 グルメ・ストアとは、生鮮食料品、プリペアード・フード(調理済みのフード)、パン、チーズを始めとする乳製品、デザート、 スパイスやオイル&ヴィネガー、コーヒー等、幅広いジャンルのアイテムを高い品質でセレクトしたショップ。 スーパー・マーケットのように、ナショナル・ブランドの大量生産フードが扱われていることはなく、 お値段が高い分、鮮度に優れ、なかなか手に入らない海外からの食材も数多く取り揃えているのがこれらのショップの特徴です。 どのショップも、自宅で料理をしないニューヨーカーのライフ・スタイルやランチのニーズを反映して テイクアウト・フードが充実しているので、 これらのグルメ・ストアを上手く利用すれば、適当なレストランに出掛けるよりずっと美味しい食事が味わえてしまうのは請け合い。 こうしたグルメ・ストアでは、お惣菜やスモーク・サーモンがパウンド売りになっていて、コツを掴むまではオーダーするのに勇気がいる場合もあるけれど、 切り売りのチーズならば、「このくらい」と手で大きさを示したり、スモーク・サーモンやプロシュートなど、切り売りのものは、「フォー・スリー・ピープル(3人分)」 などと人数を提示すれば、お店の人が適当な量をサジェストしてくれるので、それにしたがってオーダーしていれば大体間違いはありません。 多くのグルメ・ストアは既にパッケージ化したお惣菜も扱っているけれど、カウンターから購入した方が、フードは絶対新鮮で、味も良いので、 「お惣菜購入は、カウンターから」というのは、グルメ・ストアを利用する心得。 昨今のトレンドとしては、健康志向を反映してオーガニック・フードを積極的に扱うところが増えていて、 野菜や果物だけでなく、オリーブ・オイル、食肉、パンに至るまでオーガニックが登場している他、 ヴェガン(肉だけでなく、魚や牛乳を含む一切の動物性食品を取らない人々)に対応したデザート等も一部のストアの店頭に並ぶようになっています。 以下、マンハッタンで代表的なグルメ・ストア各店をご紹介します。 Zabars/ ゼイバーズ![]() ブロードウェイの80丁目のコーナーに位置するゼイバーズは、ニューヨーカーに最も長く愛されて来たと同時に、 ニューヨークの名所とも呼ぶべきグルメ・ストア。 ゼイバースと言えば、ニューヨークNo.1の味とバラエティを誇るフィッシュ・カウンター(生魚ではなく、スモーク・フィッシュを販売するカウンター)が あまりに有名であるけれど、それと同時にチーズや、その場で切り売りするハムやサラミのバラエティ、 自家製でローストする抜群の味わいのコーヒー豆など、様々な名物を持つストア。 同店のビジネスは、1934年にルイス&リリアン・ゼイバー夫妻が、当時そこに位置した ダイチ・マーケットのアペタイザー・カウンターを借りて、最高級のスモーク・フィッシュを販売し始めたのが出発点であったけれど、 そのビジネスは大繁盛し、やがて夫妻はダイチ・マーケットを買い取り、店名を ”ゼイバース” と改めることになります。 ![]() 自ら 魚を選んだり、コーヒーのローストを行うなど、ビジネスを人任せにせず、長時間のハード・ワークを厭わなかった ゼイバー夫妻のビジネス・ポリシーは、ベスト・クォリティを適正価格で提供すること。 1950年にルイス・ゼイバーが亡くなった後も、息子達がその後を継いで ビジネスを拡大し、 やがて、ストアの2階には、キッチン用品を幅広く取り扱うセクションがスタート。 その後、通信販売やケータリングのビジネスも加わり、店舗も拡張を続けて行きました。 今では、2万スクエア・フィート(1858平方メートル)の店舗規模を誇ると共に、 250人の従業員を抱え、1週間に平均3万5000人の来店客が訪れ、コーヒー豆だけでも1週間で3600キロを売り上げるという ニューヨークで最も多忙なグルメ・ストアとなったゼイバース。 他店とは毎日売れる量が異なるので、チーズ、オリーブ、プロシュートなど種類も豊富で、しかも品物の回転が早い分、 常に新鮮です。 また、お惣菜類も味が良く、名物であるスモーク・サーモン、スモーク・スタージェン(キャビアの親魚のスモーク)の味は絶品です。 今もファミリー・ビジネスの伝統が受け継がれている同店では、ビジネスの要職をゼイバー・ファミリーのメンバーが占めています。 お惣菜カウンター、チーズ・カウンター、フィッシュ・カウンターでは番号札を取らないとオーダーが出来ないので、どれを注文するか決める前に、 先ず番号札を確保することをお薦めします。 2245 Broadway At 80th St.. Tel : 212-787-2000 Fax : 212-580-4477 営業時間 : 8:00 〜 19:30 (月〜金) / 8:00 〜 20:00 (土) / 9:00 〜 18:00 (日) http://www.zabars.com/ Dean & Deluca / ディーン & デルーカ![]() ディーン & デルーカは、1973年に 当時、歴史の教師をしていたジョルジォ・デルーカ がソーホーにオープンした 小さなチーズ・ショップがその始まり。 その後、ジョルジォは 出版社で働いていた友人、ジョエル・ディーンと共に、今までに無いフード・ショップを開くためのアイデアを温め、 アーティストのジャック・セグリックと、シェフのフィリップ・ロハスの協力を得て、彼らが理想とするグルメ・ストアとして1977年にオープンしたのが ディーン& デルーカです。 「来店客に 料理を作る楽しみ、食べる楽しみ、見る楽しみを最大限に味わってもらいたい」 という彼らの思いがこもったストアは、 世界中の最高品質の食材を豪華に取り揃えており、中には当時、米国では一般に販売されていなかったものも数多く見られました。 例えば、バルザミック・ヴィネガー(バルサミコ)やサンドライ・トマト、ドライ・マッシュルームといった今ではお馴染みの食材も、 初めて取り扱ったのはディーン&デルーカでした。 ![]() ヨーロッパのオープン・エア・マーケットの雰囲気を都会的にスタイリッシュに表現した同店は、たちまち評判を呼び、 以後、ニューヨークの文化人たちに愛されてきたけれど、ことに、80年代以降のソーホーは 流行の発信地として、才能あるアーティストが集う街 として脚光を浴び、ディーン&デルーカは、その中でライフスタイルの一部としての食文化を確立した存在となりました。 そして1988年には、店舗面積を4倍に拡張して、現在のプリンス・ストリートとブロードウェイのコーナーのロケーションに移転。 広々した真っ白な店内は、高い天井、クラシックなコラム(柱)、イタリア産カラーラ大理石の床、白タイルの壁が シンプルかつ、心地良い空間で、 デザインはジャック・セグリックが担当。ステンレス・スチールの棚やディスプレイ・ケースには、豊富な種類の野菜や果物、 チーズやスパイスが彩り良く並び、「フード・ブティック」と呼ぶに相応しい洗練された雰囲気を漂わせたもの。 現在、ディーン&デルーカは、米国内でグルメ・フード・ストアを5店舗 擁しており、その中にはアッパー・イーストサイド店や、 カリフォルニアのナパ店舗も含まれて居ます。この他、ディーン&デルーカは7店舗のカフェも経営しており、マンハッタンには、 ミッドタウンのロックフェラー・センター店を始めとする6店舗のカフェがあります。 常連客としては、古くは今は亡きアーティストのアンディ・ウォーホールから 女優のはサラー・ジェシカ・パーカー等のセレブリティが名を連ねており、 「ハニバル」、「バスキア」といった映画のシーンにも登場しています。 趣味の良いキッチン・グッズやオリジナル・グッズも販売されているけれど、食材の価格は高め。 またカフェのコーヒーやエスプレッソは、味が薄めだと指摘されています。 それでも客足が途絶えないのはディーン&デルーカが ”ブランド”としての人気を確立し、支持されているからに他ならないでしょう。 560 Broadway (At Prince St.) Tel : 212-334-0796 営業時間 9:00〜20:00 (日曜のみ 10:00〜19:00 ) 1150 Madison Ave. (At 85th St.) Tel : 212-717-0800 営業時間 8:00〜20:00 (週7日) http://www.deandeluca.com/ Balducci's/ バルドゥッチス![]() 南イタリアからの移民だったルイス・バルドゥッチが1915年にブルックリンにオープンした青果店が始まりの老舗グルメ・ストア。 屋台販売形式でイタリアの食材も売り始めたバルドゥッチスは、1946年に息子のアンディー・バルドゥッチとマンハッタンのダウンタウン、 グリニッジビレッジに、より規模の大きなフード・ストアを開店。ここが大盛況を収めて、バルドゥッチスは、上で紹介したゼイバーズと比較されるほどの、 ダウンタウンを代表する元祖グルメ・ストアとなりました。 同店で有名なものといえば、オーナーの出身地を反映したプロシュート(生ハム)、サラミ、フレッシュ・モッツァレラ、手打ちパスタなどの イタリア食材の他、自家製ドライ・エージングの肉、バルドゥッチ家に伝わるレシピで作られたお惣菜料理の数々などであるけれど、 新鮮な野菜や果物にも定評があります。 パンやケーキ類は、有名ベーカリーから 仕入れもので、時にケーキ類は2日ほど経過して、乾いている場合もあるので注意が必要。 ![]() バルドゥッチスのフラッグシップであると同時にその存在感を最もニューヨーカーにアピールしていた、 グリニッジ・ビレッジ、6番街の本店は リース切れを理由に2002年に閉店。 現在、同店舗は下で紹介するシタレラとなっています。 その後、バルドゥッチスのフラッグシップとしてオープンしたのは8番街、14丁目コーナーの大型店舗。(写真) 見た目にもアップスケールで品揃えも豊富であるものの、ロケーション的には地味なので、以前のような客足は望めない店舗。 この他、マンハッタン内の支店としては、66St. のブロードウェイから西側に入ったアッパー・ウエストサイド店があります。 バルドゥッチスは、先述のようにイタリア系移民のファミリー・ビジネスであったけれど、2001年にサットン・プレイス・グルメ(Sutton Place Gourmet)社が 買収して、運営しており、その店舗網は今やメリーランド、ヴァージニア、ワシントンDC、コネチカットにまで広がりを見せています。 このサットン社の傘下には、コネチカット州のヘイデイ・グルメストアや、ワシントンD.C.エリアのレストラン・チェーンなどがあり、 現在そのヘイデイの店舗はバルドゥッチスにブランド替えをしている最中。 なので買収後のバルドゥッチスは、ニューヨークの老舗グルメ・ストアというよりも イースト・コーストのグルメ・チェーンという 様相が強まっています。 81 Eighth Avenue (at 14th) Tel : (212) 741-3700, Fax: (212) 991-1871 155A West. 66th St, New York, NY 10023 ( Broadway & Amsterdam Ave) Tel : (212) 653-8320 営業時間 : 両店舗とも 朝7時〜夜 9時 週7日営業 (8番街の店舗のコーヒー・バーは朝7時より営業) http://www.balduccis.com/ Citarella/ シタレラ![]() シタレラといえば、マンハッタンで 最も新鮮なシーフードを売るグルメ・ストアとして 長く知られてきた存在ですが、 ここ4〜5年ほどで急成長を遂げています。 第1号店のアッパー・ウエストサイド店が、お隣のフェアウェイ(以下で紹介)の勢いに押されて、影が薄くなってきたものの、 アッパー・イーストサイド店、、ミッド・タウンのロック・フェラーセンター・エリアにレストラン&テイクアウト・ストアをオープンするなど、 着々と店舗を増やし、今ではマンハッタン内に5店舗、郊外に2店舗を擁するニューヨークを代表する生鮮グルメ・チェーンとなっています。 このうち、最も最近にオープンしたのは、旧バルドゥッチス・フラッグシップであったグリニッチ・ビレッジの6番街に面した店舗。 ここは、ソーホーの「ディーン&デルーカ」との入札競争を経て 買い取ったロケーションで、シタレラらしく魚をメインとしながら、 青果や精肉、お惣菜やデザート類までをバランスよく揃え、バルドゥッチス時代より明るく、クリーンなイメージの店舗として生まれ変わっています。 ![]() シタレラは シーフード専門店としてスタートしただけあり、高品質な魚介類の品揃えは素晴らしいですが、 肉類も質が高く、お値段もグルメ・ストアとしては良心的なもの。 そのほか、パスタ、コーヒー、チーズ、チョコレート、ピクルス、パン等、品揃えは豊富。 お惣菜も美味しいと評判です。 またシタレラは、ニューヨーカーのライフスタイルを考慮して、カット・ヴェジタブル(直ぐに調理をしたり、そのままディップにつけて食べられるように 野菜をカットしてパッケージにして販売するスタイル)を 真っ先に取り入れたグルメ・ストア。 これによって、輸送中にキズが付いてしまったような野菜も、その部分を切り落として、店頭に並べることが出来るようになったために、 多くのストアが追随するようになったけれど、シタレラのカット・ヴェジタブルは他店に比べてずっと新鮮で質が良いことでも知られています。 アッパー・ウエストサイド店 2135 Broadway (75th St) Tel: 電話番号; 212-847-0383 営業時間: 7:00 〜 21:00 (月〜土) / 9:00 〜 19:00 (日) アッパー・イーストサイド店 1313 Third Avenue (75th St) 営業時間 : 7:00 〜 21:00 (月〜土) / 9:00 〜 19:00 (日) ロックフェラーセンター店 1250 6th Ave ( 49th St) 営業時間 : 7:00 〜 19:00 (月〜土) / 9:00 〜 18:00 (日) グリニッジビレッジ 424 6th Ave (9th St) 営業時間 : 7:00 〜 21:00 (月〜土) / 9:00 〜 19:00 (日) ハーレム店 461 West 125th Street 営業時間 : 11:00 〜 20:00 (月〜金) / 10:00 〜 20:00 (土) / 10:00 〜 19:00 (日) http://www.citarella.com/ Gourmet Garage / グルメ・ガレージ![]() 1981年に開業したグルメ・ガレージは、シェフ達にもなかなか手に入らない食材を世界中から入手する卸売り食品商社としてスタートしました。 でも90年代入る頃から、マンハッタン内にグルメ・ストアが増え初め、それらが流行りだした事から、 グルメ・ガレージも 92年に彼らのソーホーの倉庫(現在のソーホー店)を一般にオープンし、レストランへ出荷した後の残りの野菜やフルーツ、 一般では手に入らない様々な食材を、レストランに対して卸すのと同じ値段で 売り始めました。 すなわち、シェフ等、食のプロにしか入手出来なかった食材、もしくは新鮮な野菜や果物を 一般に、しかも 卸値で売るという コンセプトを実践した訳です。 ![]() このビジネスは、当然のことながらメディアの注目を集め、グルメなニューヨーカーが食材を求めて多数足を運ぶようになったため、 グルメ・ガレージは卸売りよりも、小売業にビジネスをシフトして行き、その結果、仕入れたパンを売るセクション、お惣菜セクションが加わる一方で、 店内を改装するなどして、ディーン&デルーカ等のグルメ・ストアと競合できる体勢を着々と整えていきました。 今では すっかり同店のシンボルとなった トマトをフィーチャーしたロゴも、こうしたプロセスの間に生まれたもの。 現在、グルメ・ガレージはマンハッタン内に5店舗を擁し、そのコンセプトも通常のスーパー・マーケットとグルメ・ストアの 中間を行く路線となっています。 スーパー・マーケットよりも断然優秀なのは野菜や肉の鮮度。でも、ゼイバースやシタレラ等のグルメ・ストアに比べて弱いのは、 お惣菜セクションで、デザート類も高品質が望めないのがグルメ・ガレージの弱点。 なので、自分で料理をする人の方が楽しめるのが同店と言えるでしょう。 ソーホー店 453 Broome St. Tel : 212-941-5850 営業時間: 7:00 〜 21:00 ウエスト・ビレッジ店 117 Seventh Ave South (10th St.) Tel :212-699-5980 営業時間:7:00 〜 22:00 アッパー・ウエストサイド店 2567 Broadway (96th St.) Tel :212-663-0656 営業時間:7:00 〜 22:00 アッパー・イーストサイド店 301 East 64th St. (Bet. 1st & 2nd Ave.) Tel : 212-535- 6271 営業時間:7:00 〜 20:30 アッパー・イーストサイド /カーネギーヒル店 1245 Park Ave. (96th St.) Tel :212-348-5850 営業時間:7:00 〜 21:00 http://www.gourmetgarage.com/ Trader Joe's / トレーダー・ジョーズ![]() ニューヨークには2006年2月にデビューしたトレダー・ジョーズは、オープン当時は、店の外に入店待ちの人々の行列が出来ていたほどの 人気を博していたけれど、この理由は同店がオーガニック野菜を初めとするヘルシーな食材を安価で提供するため。 トレーダー・ジョーズは、ジョー・コロンべが1958年に ロサンジェルスで 「プロント・マーケット」 というコンビニエンス・ストアをスタートしたのが始まり。 やがて、1967年にはこの店を改装&拡張し、ネーミングを「トレーダー・ジョーズ」と改めたことから、今日のビジネスが生まれました。 広い店内を 国内外からの グルメ・フード、オーガニック・フードで埋め尽くし、しかもそれを驚くほどの手ごろな値段で提供するという 彼のオリジナルのコンセプトは、大成功を収め、今ではアメリカ全土には200以上の店舗を構えるビッグ・ビジネスになっており、 その店舗数は今後も増加の一途を辿ることになっています。 ![]() また、オリジナル・フードの開発も行っている同チェーンは、例えばニューヨーク進出に当たっては、ニューヨーカーの好みに合わせてドレッシングや トマト・ソースの味をもアレンジするといった徹底したマーケティング・リサーチも行っており、この成功が単なる値段の安さによるものではないことを 証明しています。 下で紹介するホールフーズが同様のオーガニックを主体にした品揃えを比較的高価格で行っていることから、ことに この2つのチェーンが 大きくビジネスを展開する西海岸では、「裕福層のホール・フーズ、大衆層のトレーダー・ジョーズ」という見方も強いけれど、 確かにトレーダー・ジョーズは庶民的な雰囲気で、グルメというよりは質実剛健のイメージ。 サラダ、ディップ、スシ等、プリペアード・フード(既に調理されたフード)は既にパッケージ化 された状態で販売しているけれど、 テイスティング・カウンターがあるので、様々なフードをそこで味見してから購入することが可能です。 トレーダー・ジョーズではワインも扱っており、ニューヨーク店ではワインはお隣の店舗に分けられています。 こちらも大半が3〜9ドルという激安ワインで、ワイン評論家曰く、「トレーダー・ジョーズで扱う5ドル以下のワインの質は、同じ価格帯の中ではベスト」と 限定的ながらも評価を受けています。 142 East 14th Street (3rd & 4th Avenues) グロサリー・ストア Tel : 212-529-4612 ワイン・ショップ Tel :(212) 529-6327 営業時間: 9:00〜22:00 (月〜土) / 9:00 〜 21:00 (日) http://www.traderjoes.com/ Whole Foods Market/ ホール・フーズ・マーケット![]() ホールフーズ・マーケットは1980年にテキサス州で創業し、アメリカの経済好況と健康志向、環境への配慮等を背景に成長を遂げてきた フード・チェーンで、今ではアメリカとイギリスに合計184店舗を数えるメガ・チェーンに成長しています。 ホール・フーズが掲げるのは、オーガニック食品、健康食品、ナチュラルなスキンケア商品、サプリメント、ハーブなどを総合的に、そして幅広く揃えた 商品構成。 青果物や食肉については、オーガニックの取り扱いを前面に打ち出しているものの、顧客が選択できるように オーガニック以外の食品も取り混ぜて扱っており、その区別がはっきり分かるように表示してあることから、 ヘルス・コンシャスな ライフスタイルの消費者に圧倒的な支持を受けるに至っています。 ![]() マンハッタン内のフラッグシップと言えるのは、2004年にコロンバス・サークルのタイム・ワーナー・センター地下にオープンした店舗ですが、 そのオープン時には、他のグルメ・ショップやスーパーに比べて、食材の値段が高く設定してあることが指摘されていた ホールフーズ。 実際、同店の魅力は決して価格ではなく、オーガニックの野菜や食肉などは、今では他店より安価に手に入る場合が少なくないので、 多くの人々は、オーガニックの食材で調理されたお惣菜やテイクアウト・フード、他ではあまり見かけないオーガニックのスナックやシリアルなどを 購入している場合が殆ど。 ことに好きなものを好きなだけコンテナに入れて購入するサラダ・バーは人気を集めており、 サラダだけでなく、インディアン・フードや、パスタ、チキン料理などもこのセクションに並んでいます。 また、既にパッケージ化されたサラダやサンドウィッチ、スシなども豊富に揃えている他、 店内には購入したフードを味わうカフェテリア・セクションがジュース・バーや、コーヒー・バーと共に 設置されているので、ホール・フーズをランチ・スポットに利用するニューヨーカーは非常に多いのが実情です。 レジは常に行列が出来ているけれど、30以上のキャッシャーがテキパキと会計を済ませている上に、 スタッフが来店客を次々と空いたレジに誘導するので、意外に待ち時間が少なくて済みます。 コロンバス・サークル店 10 Columbus Circle Tel : 212-823-9600 チェルシー店 250 Seventh Ave. Tel : 212-924-5969 ユニオン・スクエア店 40 East 14th St. Tel : 212-673-5388 http://www.wholefoodsmarket.com/ Grace's Marketplace / グレーシーズ・マーケットプレース![]() グレーシーズ・マーケットの店名の ”グレース” とは、同店のオーナーであるグレース・バルドゥッチ・ドリア女史のこと。 彼女は、上で紹介したバルドゥッチスの創業者、ルイス&マリア・バルドゥッチの娘であり、 10歳になる頃から親のビジネスを手伝い、グルメ・フードのビジネスには精通した人物。 その彼女が、1955年からバルドゥッチスで働き出したジョー・ドリアと結婚したのは1957年のこと。 やがて、夫妻はアッパー・イーストサイドに自分達のグルメ・ストアをオープンしようとした際、当初はバルドゥッチのストア名を 名乗ることを希望したと言われますが、これをファミリーから許可されなかったために、グレーシーズ・マーケットプレースと名付けたと言われています。 ![]() 同店の品揃えは、バルドゥッチスの影響が強く見られるものの、アッパー・イーストサイドの住人のニーズに対応した ものになって来ており、バルドゥッチス同様、仕入れでまかなっているベーカリー・セクションには、 ブランチで人気のスポット 「サラベス・キッチン」のマフィンや、「ミッシェル・ロンドン」のペストリーなどが揃っています。 ただ、価格は高めに設定されており、食材の質は良いものの、野菜、肉類、スモーク・サーモン、お惣菜類など、どれをとっても 他店で購入するよりも高くついてしまうのが問題点。 また昨今では、新しいアップスケールなストアが増えてきたこともあり、天井が低く、作りが古い同店は、 どうしてもオールド・ファッションなイメージで捉えられがちである。 1237 Third Ave. (Bet 71 & 72 St.) Tel : 212-737-0600 営業時間 7:00 〜 20:30(月〜金) 8:00 〜 19:00 (土、日) http://www.gracesmarketplace.com/ Fairway / フェアウェイ![]() ここで紹介する中では、トレーダー・ジョーズと並んで庶民的なイメージで、グルメ・ストアと呼ぶよりも、グルメ・スーパーストアと呼ぶ方が 相応しいのがこのフェアウェイ。 薄利多売がモットーとした同店は、新鮮な野菜や果物が安価で手に入る上に、シリアルや洗剤なども取り扱い、ワンストップ・ショッピングで、 食材から日用品までが手に入ることから、アッパー・ウエストサイドの住人に大きな支持を集めているストア。 ![]() 肉や魚の質や鮮度はシタレラやイライズには劣るものの、お値段は良心的。 残念ながらチーズのセクレションは他店に比べて種類が少なく、面白味が無いのと、お惣菜はグルメというよりは庶民的な テイストとプレゼンテーション。 ここ数年、拡張に次ぐ拡張を続け、2階にオープンしたオーガニック部門もすっかりその人気が定着。他店に比べて、種類も多く、価格も割安なため、 このセクションを目当てに同店に足を運ぶ 健康志向のニューヨーカーも多いと言われるほど。 併設のオーガニック・カフェは、2000年にオープンして以来、本格的なクッキングで人気を博しており、2006年秋からは、 同カフェ・オープン当時のシェフで、かつてのエド・コッチNY市長のパーソナル・シェフとしても知られた ミシェル・ロンドンが同カフェのシェフとしてカム・バックするという朗報も聞かれています。 2127 Broadway (bet 74th & 75th Sts) Tel : 212-595-1888 営業時間: 朝6:00 〜 深夜1:00 (月〜金) Eli's Manhattan & Eli's Vinegar Factory |