| |
脂肪を落とし、肌を若返らせる メソセラピー&メソリフト
そのプロセスと効果のリアリティ
若さと、美しい肌を保つための 手術の要らない手段として、
注入型のトリートメントが、すっかり一般に普及、定着したアメリカ。
現在は、顔の上半分にボトックス、下半分にはレスティレーンというのが、ハリウッドやソーシャリートの間での
最も一般的なトリートメントになっているけれど、ボトックスはご存知のようにボツリヌス菌で筋肉を麻痺させることによって、額、目尻、眉間のシワを消し去るもの。
一方のレスティレーンは、通称 「フィラー / Filler」と呼ばれる注入トリートメントの1つで、これは主に口の横の笑いジワや、年齢と共に薄くなった唇、
肉が薄く、こけてきた頬等に注入することによって、皮膚をふっくらさせて、シワを目立たなくし、皮膚の歪みや衰えを矯正するもの。
フィラーには、CUBE New Yorkの「ボトックスはもう古い・・・」の記事でも紹介している通り、シリコン1000、ラディアンス、
アルテコール等があるけれど、特にレスティレーンは、ヒアルロン酸をベースにした安全かつ、効果的なフィラーとして
FDA(連邦食品医薬品局)の認可を受けて以来、利用者が急増しているアイテムである。
このように、現在の美容整形の世界では、ボトックスとフィラーが注入型トリートメントの2大メインストリームとなっているけれど、
この2つからは得られない効果をもたらしてくれる注入型トリートメントとして、アメリカでは2〜3年ほど前から にわかに注目を集めて来たのが、
メソセラピーである。
メソセラピー For フェイス&ボディ
メソセラピーは1952年にフランスのミシェル・ピスター博士によって、
開発されたトリートメントで、決して新しいものではなかったりする。
当初は治療目的で行われていたこのテクニックは、長さ4mm、直径30ゲージの超極細の注射針を使用し、
細胞組織に直接薬品や有効成分を注入していくもので、最近では日本でも部分痩せを可能にする「脂肪溶解注射」として
知られるものである。
一般にメソセラピーは、フェイスとボディの2種類のトリートメントに区分され、
顔に対して行うメソセラピーは、ボディ・トリートメントと区別するために、「メソリフト」とも呼ばれていたりする。
メソリフトは、植物エキスやヴィタミン、ホメオパシー薬、アルファ・リポイック・アシッド等の
有効成分のミックスを顔全体に注入することによって、血色を良くし、シワを取り除く他、肌のテクスチャーを改善するもの。
年齢と共に肌から失われていく成分を、注入によって補給することにより、肌が老化前のコンディションと機能を取り戻すため、
ボトックスやレスティレーンのようにシワ取りの効果が中心だった従来の注入型トリートメントでは得られい、
肌本来の若返りを可能にしてくれるものなのである。
これに対してボディ・トリートメントは、ソイ(大豆)ベースの薬品を脂肪組織に注入することによって、
脂肪が分解され、分解された脂肪がその後、消化器官から排泄されることによって、部分的に余分な脂肪を落とすことが出来るというもの。
この部分痩せのための注入は、二重アゴの改善などにも目覚しい効果を見せるものである。
さらに、メソセラピーはダイエットやエクササイズでは決して取り除くことが出来ないセルライトにも、大きな効果を発揮することで知られており、
これは、セルライトの部分に注入した薬品が、脂肪の凸凹を作り出す細胞の結合組織を分解してくれるため。
同様の効果はライポサクション(脂肪吸引)でも得られると思われがちであるけれど、
実際には脂肪吸引を行うと、セルライトが悪化するケースが殆どで、しかも脂肪吸引の場合、その度合いに応じて1〜3ヶ月のダウンタイム (静養期間) を
要することになる。
また脂肪吸引は、リバウンド、すなわちトリートメントを受けた部分には脂肪がつかないことで知られているけれど、
逆にこのせいでその後体重が増えた場合、トリートメントを行った部分に脂肪がつかず、それ以外の部分にのみ脂肪がついてしまうため、
トリートメントをした部分、しなかった部分で脂肪の境界線のような凹凸がボディ・ラインに付いてしまう危険性があるものである。
この状態は、アメリカでは アンイーブン・ファット・デポジット(Uneven Fat Deposit、不均等な脂肪蓄積)として、美容整形医の間では
一般的に認識されているものであるけれど、この凹凸を元通りに直すことが可能なのもメソセラピーなのである。
具体的なトリートメントとは
メソセラピーは、ボトックスやレスティレーン、脂肪吸引等とは異なり、複数回数のトリートメントを要するものである。
フェイス・トリートメントのメソセラピーは、最初の3〜4セッションを1週間置き、その後2週間置きにもう2セッション、
計5〜6セッションを行った後、メンテナンス・セッションとして、年に2回程度が奨励されるもの。
これに対して、ボディの部分痩せや、セルライト除去のトリートメントは、年齢や体脂肪率などで、個人差はあるものの、
やはり4〜6回程度のセッションが必要とされるものである。
トリートメントのプロセスは、まず麻酔クリームを顔全体、もしくはボディパーツに塗布して、その効き目が現れるまで30分ほど置いてから、
注射を始めることになるけれど、メソセラピーは顔の場合もボディの場合も、肌に針を何箇所も刺すだけでなく、
針で皮膚を撫で付けるようにして、トリートメント部にくまなく 注入を行っていくもので、
そのテクニックは従来の注射の針を刺すというものよりも、針でなぞるようなモーションであったりする。
一部では「痛みや出血は無い」などと謳われているトリートメントであるものの、麻酔クリームを使用しなければ、特に顔の場合、
かなりの激痛を味わうことになる。(麻酔クリームを使用すれば、針を深く刺した場合以外は、殆ど痛みは感じられない。)
また注入するエリアが広い分、出血も、ボトックスやレスティレーンのような 通常の注入型トリートメントよりも多めになるのは
いたし方ないことである。
トリートメント後は、腫れを防ぎ、肌のコンディションを整えるために、マスク等をするのが一般的で、
これらのプロセスが全て終了するまでには、約1時間を要することになる。
副作用は殆ど認められておらず、ダウンタイムも無い 安全なトリートメントであることがメソセラピーの利点であるけれど、
時に注射針によるニードル・スクラッチ (針によるひっかき傷) が出来る場合があり、その治癒には4日〜1週間を要することになってしまう。
こうしたニードル・スクラッチは、メークをすればある程度は隠せるものの、
やはり大切なミーティングや、イベントを近日中に控えているような時期には、少なくとも初めてのメソセラピーのセッションは
控える方が賢明と言えるものである。
メソセラピーはソイ・ベースの薬品を使用することから、大豆アレルギーがある人には不適切なトリートメントであり、また妊娠中の女性、
心臓病の薬を服用している人、近年がん治療を行った人等も、受けることが出来ないトリートメントである。
信頼できるドクターであれば、トリートメント前にアレルギー・テストを行ってくれるので、その場合、アレルギー副作用に関する心配は無用である。
その効果と普及について
メソセラピーは、50年以上の歴史を持つトリートメントでありながら、ボトックスのようなメジャーなトリートメントに比べて、
まだまだ知名度は低く、アメリカでは草分け的なドクターが存在する一方で、現時点では
多くの医師達が徐々にメソセラピーの効用に目を向け始めてきた段階である。
したがって、トリートメントが行われた件数のデータなども発表されるには至っていないものの、
医師達に対するトレーニングやレクチャーは盛んに行われているものである。
これに伴って、昨年頃からメソセラピーをトリートメントに加えるドクターが増えてきているものの、
中には正規のトレーニングを受けず、トリートメントをスタートするドクターが存在するのは、
ボトックスが普及し始めた頃と同様である。
メソセラピーは、ボトックス等と同様、その費用が決して安価ではないだけに、
正規のトレーニングを受けた、経験豊かなドクターを探すことが、確実に効果を得るために必要不可欠である。
メソセラピーは、概して即効性があるトリートメントではないため、1回目のセッションでは その効果が自覚出来ない場合も
決して少なくないのが現状である。
ボディ・トリートメントの場合、1回のトリートメントでは 脂肪が柔らかくなったことを自覚する程度であったり、
フェイス・トリートメントのメソリフトの場合、肌に若干の張りが感じられる程度に過ぎなかったりする。
効果が目に見えて現れるのは、3回目以降のトリートメントで、
ボディならば 脂肪が落ちて、身体の凹凸が滑らかになり、フェイスに関しては 血色の良い、健康的な肌になり、
シワが徐々に改善されて行くことになる。
その反面、二重アゴの改善については、1〜2回のトリートメントで十分な効果が現れるのが一般的で、
トリートメントを行う部分や個人差で、その効果の現れ方は異なることになる。
さて、以下に紹介するテスティモニアルは、今回の取材にご協力を頂いた ロバート・ピテラ医師から
提供して頂いたもの。
ピテラ医師は、アメリカにおけるメソセラピーのパイオニアとして、数多くのレクチャーをこなし、医師達に対する
指導を行う一方で、パーク・アベニューの自らのクリニックで 患者のトリートメントも行っており、
アメリカン・ボード・オブ・メソセラピーのディレクター、アメリカン・ソサエティ・オブ・メソセラピーの役員を務める
メソセラピーの第一人者と言えるドクター。
以下の写真は、全て彼のクリニックで行われたトリートメントの実例を撮影したものです。
30代女性。Afterの写真は、4回のトリートメントによって腹部の脂肪を落としたもの。
20代、出産2ヵ月後の女性。Afterの写真は、5回のトリートメントによって太腿の凹凸を滑らかにし、脂肪を落としたもの。
40代男性。Afterの写真は、5回のトリートメントによって腹部とその両側の脂肪を落としたもの。
40代女性。Afterの写真は、1回のトリートメントの行った2週間後に撮影したもの。

50代女性。4回のトリートメントによって口の横と目尻のシワを改善したもの。
ピテラ医師のクリニックは以下の通り。
医師の夫人で、クリニックを共に経営するHanakoさんは日本人なので、
日本語の問い合わせが可能です。
Robert P. Pitera M.D.
Aesthetic Alternatives
20 Park Avenue New York, NY 10016
Tel: 212-947-2626
www.meso-spa.com
|