Hot Dog Joint's Secret Bar " PDT " & 2 More Lounge
ホットドッグ・ジョイントの電話ボックスから入る秘密のバー、” PDT ”





イースト・ヴィレッジのセントマークス・プレースにあり、深夜まで営業していることで知られるのが ホットドッグ・ジョイント、Clif Dogs / クリフ・ドッグス。
ホットドッグ発祥の地、ニューヨークにあって同店のホットドッグ・ジョイントとして評価は、 インターネット上では10点満点中8〜8.5ポイントといったところである。
ところが、このクリフ・ドックで 2007年4月から夜な夜な来店客が訪れては、電話ボックスの中に消えていく姿が 見られるようになったけれど、この電話ボックスこそが クリフドックのシークレット・バー、PDTの入り口なのである。

”PDT” は 「Please Don't Tell」の略。 とは言っても、オープン程なくPDTはインターネット上や、メディアで取り上げられ すっかり有名な存在になってしまった。 なので、エッジーなニューヨーカーのでは PDTを訪れる優越感は5月半ばほどで消えてしまったけれど、 まだまだ好奇心から同店を訪れる人々は後を絶たず、人気のスポットになっている。



PDTで出されるのはクリフドッグと同じメニュー。ドリンクはビールとカクテルで、 クリフドッグとまったく異なるのはそのインテリアと雰囲気。
ここはバー&ラウンジのセッティングとなっており、 オーダーしたホットドッグをあっという間に平らげて直ぐに出て行くという場ではなく、 ハングアウトしながら、ドリンクと一緒にホットドッグやテイタートッツ(摩り下ろしたポテトを固めてフライにしたもの) を楽しむスポットになっている。




同店は、予約を優先させるポリシーにしているため、まずは電話で予約をしないと入店できないというシステム。
それだけに来店客をルックスやファッションで選ぶスノッブさがなく、店内ではスタッフもフレンドリーである。 でも問題視されているのはかかっている音楽の趣味が今ひとつであること。 なので、音楽にこだわる人にとっては今ひとつエンジョイできないスポットになる可能性はあるといったところ。

同店には、さまざまな人気ホットドッグがあるけれど、ソーセージにベーコンを巻いてアボカドを添えたチワワ・ドッグや パイナップルをトッピングにしたホットドッグは中でも人気が高いもの。
この他、アメリカではめったに見かけないアメリカン・ドックもクリフドッグのメニューから選ぶことが可能になっている。
カクテルは10ドル前後。でもホットドッグと一緒に味わうならば、ビールがもっともお勧めです。

PDT
113 St Marks Pl. New York, NY 10009
Tel : (212) 614-0386



この表向きはホットドッグ・ジョイント、電話ボックスをくぐり抜けると秘密のバー&ラウンジというコンセプトは、 同店が初めてではないもの。
ニューヨークで近年、もっとも早くこのコンセプトを実践したのが、2005年7月にオープンしたLa Esquina / ラ・エスキーナである。(写真下)
同店については、2005年8月3週目のキャッチ・オブ・ザ・ウィーク でも 触れているけれど、こちらは道路に面した1階はコーナーというメキシカン・デリ。 そして、ここの従業員専用の入り口から階段を降り、キッチンを通り抜けて辿り着くのがラ・エスキーナである。



こちらも、オープン当初の2005年7月〜8月にかけては客層も抜群にホットであった同時に、 スタイリッシュでない人々は門前払いされていたスノッブなスポット。 しかしながらその3ヶ月後には一般に存在が広まり過ぎてしまい、以来は旅行者を含む 誰もが入れるスポットになって久しい存在。
したがって秘密のエクスクルーシブなスポットというスリルはすっかり失せてしまったけれど、 逆に入店しやすくなってプレッシャー無しに楽しめるスポットになったのは事実である。
同店をスタートしたのは、80年代後半にマンハッタンで最もホットなクラブであった、M.K.、エリア等をプロデュースし、 その後 バウリー・バー(B・バー)、ジョーズ・パブを手掛けたサージ・ベッカー。 それだけに、経営の上手さで 生き残っているナイト・スポットである。

La Esquina
106 Kenmare St New York, NY 10012
Tel : (646) 613-7100


これとは若干異なるコンセプトで、2005年10月にローワー・イーストサイドにオープンしているのは、Back Room / バックルーム。
このバック・ルームは、英語でスピークイージーと呼ばれる隠れ酒屋がコンセプト。 店の前には看板など一切なく、「イーストサイド・トイ・カンパニー」と書かれた小さな門を開けて、 細い通路を奥に入っていくと辿り着くのが、このバー兼ラウンジである。
クラシックな雰囲気で落ち着いた店内は、隠れ酒屋をコンセプトにしているだけあって、 ワインがコーヒー・カップで出されたり、ビールが紙袋に入ったまま出されたりと、 まるで禁酒時代の手入れを恐れているかのようなプレゼンテーション。 そしてそれを楽しむのがこのバーである。



ただでさえ見つけるのが大変な同店であるだけに、ここに辿りついてホッとしてしまう人も少なくないけれど、 同店にはまだまだ秘密があって、それは店内奥の本棚の裏にある隠し扉。 その扉の向こうにあるのが さらなるシーレット・スペースになっているVIP ルーム。
残念ながらこちらはリストに名前が載っている人しか入ることができないけれど、 シークレット・バーに、さらにシークレットがあるという奥の深さも魅力なのがこのバック・ルーム。
同店もオープンから時間が経つにつれて、メディアに取り上げられて かなりその存在が知られるようになってきたけれど、 他では味わえない面白みがあるだけに、 好奇心から訪れる人々が後を立たないスポットになっています。

Back Room
102 Norfolk St New York, NY 10002
Tel: (212) 228-5098