Vo.3 Sep. 2014
Hideji Horiko

堀古 英司さん





★ プロフィール ★
ニューヨークに拠点を置く投資顧問会社、ホリコ・キャピタ ル・マネジメントLLC最高運用責任者。
東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)為替資金部ドル・円ディーラー、部長代理、同 ニューヨーク支店バイス・プレジデントを歴任した後、 ニューヨークにてファンド・マネジャーとしてヘッジファンドの運用に携わる。 関西学院大学経済学部卒、ニューヨーク大学 大学院(ビジネススクール)にて金融を専攻、経営学修士 (MBA)。2006年、アメリカで最も優れたアジア系ビジネ スマン50人の1人としてアジア・アメリカ・ビジネス・アウォード受賞。
テレビ東京「ニュース モーニング サテライト」、「ワールド ビジネス サテライト」をはじめ、TVやラジオに多数出演。 日本シニア・アメリカン・フットボール協会に加盟するチーム “LEGENDERS / レジェンダーズ”に所属する 現役アメフト選手。
著書『リスクを取らないリスク』(クロスメディア・パブリッシング/2014年9月16日 出版)





典型的なウィークデイ&ウィークエンドのスケジュールは?



朝6時起床、18-19時まで仕事をした後、1時間はジムかセントラルパークでランニング。その後仕事に戻る日もしばしばあります。 2008年から NYのフラッグ・フットボールのリーグに参戦していて、週末のうち1日は練習か試合をやっています。


毎日の食生活とエクササイズのルーティーンは?



朝は軽く、昼は野菜中心、夜は野菜とたんぱく質中心の食事を心掛けています。スポーツをしているのでたんぱく質を多めに摂るようにしており、Chirping Chicken/チーピング・チキンのロースト・チキン(写真上右から2番目)が好物です。
エクササイズは毎日1時間、ジムかセントラルパークでランニング。


接待でよく使うニューヨークのレストランは?



(写真上、左より)
Sugiyama / スギヤマ   251W 55th St, (212)956-0670, http://www.sugiyama-nyc.com/
15 East / フィフティーン・イースト 15 E. 15th St, (212)647-0015, http://15eastrestaurant.com/
Wasan / 和参  108 East 4th Street, (212)777-1978, http://wasan-ny.com/
Palm / パーム  837 Second Ave, (212)687-2953, http://www.thepalm.com/


フットボールがキャリアやパーソナリティに与えた影響は?



スポーツマンシップ、誠実さ、ルールの厳守、努力、とことんまで分析した上でのリスク・テイク。
フットボールとヘッジファンド運用に必要な要素は、実は全く同じと言っても過言ではありません!




今シーズンのNFLで注目しているチームやプレーヤーは?



デンバーブロンコスのワイドレシーバー、ウェス・ウェルカー。小柄にもかかわらずナンバー1ターゲットです。







初の著書、『リスクを取らないリスク』 の ターゲット・オーディエンスと、
中核となるメッセージを教えてください。



日本はもともとリスク回避志向が強い上に、少子高齢化によってますますリスクが取れない国になっていきます。 そのような中、個々で取るべきリスクは取り、しっかりしかるべきリターンを掴んでいってもらいたい、というのがメッセージです。20代から高齢の方まで、幅広い層に読んでいただきたいと思っています。



堀古さんのギルティ・プレジャー(悪いと知りつつも、やめられない楽しみ)とは?



昼は殆どサラダなのですが、週に1回だけカツカレー。あと、たまにバーガーキングのフレンチフライ。そして夜は食後のアイスクリーム(たまに笑)。


仕事や人生におけるフィロソフィーやモットーは?



中学から大学まで関西学院で ”Mastery for Service / マスタリー・フォー・サービス” というモットーの下に学びました。 「将来、人々に奉仕できるために鍛錬する」という意味です。 ずっとこの教えだったので、頭と身体に染み付いています。
自分が常に鍛錬していなければ、人の役に立つ事は出来ないので、いつもこのモットーを心掛けています。


ファッションには気を使わないとおっしゃりながらも スタイリッシュな堀古さんですが、
ショッピングのポイント、もしくはポリシーは?



ショッピングに行く時間がなかなか取れないので、取れた時には纏め買いをする傾向があります。 特に欧州出張時(笑)。
積極的に購入するのは フットボールやビジネスに関するもの。例えば自分の背番号である28番の入ったTシャツ、 ブル&ベア模様の入ったネクタイ(以下の注釈参照のこと)や、仕事で分析している会社の優れた商品です。 企業を分析して、株価動向を見ていると、ヒット商品が一足先に分かるんですよ。

注釈:好況を意味するブル(雄牛)・マーケット、不況を意味するベア(クマ)・マーケットをイメージして、表にブル&右肩上がりの株式チャート(写真上左から2番目)、裏にクマ&右肩下がりの株式チャート(写真上一番右)をフィチャーしたエルメスのネクタイ。


堀古さんにとってのライフ・ワーク、もしくは生き甲斐とは



日本はこれから少子高齢化が進みます。高齢化は先進国共通の課題ですが、それに人口減少が加わるのは日本とドイツだけです。
どうしても経済力が弱くなります。そんな中、年金が足りない、老後が心配というのは共通の問題です。 僕はそういうお金はアメリカで運用するのが一番良いと思っているんです。 アメリカも少子高齢化は進みますが、人口はカナダと並んで、先進国の中で最も増加していきます。 日本のような株主を軽んじるような問題もありませんし、資産運用をするなら、この国が一番なんです。 徐々にそうした考えのお客様が日本でも増えているのは、すごく有り難いです。
日本社会に住む人たちの 安定した老後のための資産運用に 大きな遣り甲斐と使命を感じているだけに、僕はNYに居なければならないと思っています。 今後は、もっともっとその役割を拡大していきたいと考えています。



編集後記
私が 堀古さんに最初にお会いしたのは、2年前の友人宅のパーティー。その時に堀古さんが着ていらしたのが エルメスのプルオーバーで、 一見ラルフ・ローレンの280ドル程度のプルオーバーと変わらないルックスながら、”さすがエルメス!” とうならせるような精密なディテールや 素材の素晴らしい手触り、そして何よりそのお値段がこの時のパーティーで大きな話題を提供していて、「ファッションへの投資を心得ている方だなぁ…」と思っていたら、 案の定、投資のスペシャリストでいらしたというのは、私にとって とても面白く感じられた結末。
金融の世界でバリバリお仕事をしつつ、学生時代からずっとフットボールを続けていらっしゃる点も とても興味深く感じたので、 ”Cube New York初の日本人男性フィーチャー”ということで取材を申し込んでしまいましたが、 奥様が以前から Cube New Yorkのサイトを読んでいて下さったこともあって、超多忙なスケジュールにも関わらず、 快くご協力頂きました。
記事のためのミーティングの際には、ミラノで購入したという Boggi/ボッジのシャツで登場した堀古さんですが、 実は私も大のフットボール・ファン。なので取材兼ミーティングの際には、何度も話がフットボールに脱線して、 予定時間を大幅にオーバー。 学生時代から大きな怪我を全くせずに、肉体的に最もタフなフットボールをプレーしてきた堀古さんは、自らを「ラッキー」と 言っていたのですが、私が尊敬するマルチ・ミリオネアのビジネス・ウーマンに言わせると「資産運用はラッキーな人に任せるべき」とのこと。 なので2008年の金融破綻の際に、多くのヘッジファンドが投資家による資産の引き出しで苦しんだにも関わらず、 ホリコ・キャピタル・マネージメントはその問題が殆ど無かったというのは、納得のエピソード。
本を読むのが嫌いな私ですが、今回の取材を通じて堀古さんといろいろなお話をして、是非 著書を読んでみたいと思った次第です。

Yoko Akiyama, Cube New York, Inc.


Will New York 宿泊施設滞在




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