Vo.8 Feb. 2015
Kaoru Matsuoka

松岡 薫 さん
バーレスク・パフォーマー、インストラクター





★ プロフィール ★
山口県出身。某大学の経済学部を卒業後、2003年に渡米。エクササイズとして始めたベリーダンスに運命を感じパフォーミング・アートの世界へ。
現在は、ベリー・ダンス、ファイヤー・ダンス、バーレスクを融合させたパフォーマンス、レッスンを行う傍ら、 オフ・ブロードウェイやアンダーグラウンド系ナイト・クラブ、ラウンジ等で幅広く活躍中。
モデル活動や、テレビや 映画出演も行うマルチタレント。その活動の場の広さを活かし旅行者のための個人ツアーも展開中。 5月には「Asian burlesque Spectacular / アジアン・バーレスク・スペクタキュラー」に出演予定。
ウェブサイト::http://www.rainbowdancearts.com
ブログ::http://ameblo.jp/rainbowdancearts/





典型的な一日のスケジュールは?



朝 起きたら、まず瞑想をして、それから ”モーニング・ページ”と呼ばれる、ノート 1ページ分、「何でも思いついたことを書く」 ということをしています。 そこからオーガニック・コーヒーを煎れて、メールのチェックを始めます。
その後は日によってレッスンを受けに行ったり、ミーティングに出かけたり・・・と様々です。


常にバッグの中に入れて持ち歩いているものは?



① iphone、 ② スケジュール帳(糸井さんプロシュースのほぼ日手帳。書くほうが合ってると気付き、 去年よりグーグルカレンダーから 切り替えました、スケジュールだけでなく衣装やアクトのアイディアや思い浮かんだことなどなんでも書いてます。)、 ③ リラックマのウォーター・ボトル、 ④ 本(きもの関係やファッション関係、精神関係の書籍が多いです)、 ⑤ 化粧ポーチ。


パフォーマーとして ビューティーやダイエットで 常日頃から心掛けているこ と、
気を付けていることを教えてください。



ファー マーズ・マーケットやフード・コープで手に入る、ローカルな食材、オーガニックのものを食べるようにしています。 食べる量や 食べたいものは制限せず、食べたらその分動いて エネルギーを消費するのがモットーです。
職業柄、無理な姿勢やポーズをとることが多いので、ダンス以外にも ヨガや ビギナー・バレエは定期的に受けて体のバランスを整えるよう心がけていま す。 あとはなるべく自然の中に行ってリラックスしたり・・・。
ビューティーに関しては、 Foreo Luna Mini / フォレオ・ルナ・ミニ という美顔器がお気に入りです。 過去に喫煙していた時期があるせいで、毛穴が開き、 くすんでいたお肌が きめ細かくなり、1トーン明るくなったので、日常はファンデーションが 必要なくなりました。
パフォーマンスのお仕事の無い時は、なるべく肌に負担のないように過ごしています。アロマ・オイルを入れて 化粧水を手作りしたり、麻炭を生活に取り入れたりもしています。


バーレスクというパフォーマンスについて、そのセオリーやコンセプトを教えてください。



バー レスク・ダンスとは、かつて紳士淑女の社交場であったキャバレーのおけるショー・レビューの総称です。
華やかでセクシーな衣裳を身にまとった女性が美しく、楽しく、エロティックに、ユーモアたっぷりに、女性らしさを魅せながら、 時には衣装を脱いでいくパフォーミング・アートです。 近年クリスティーナ・アギレラと シェールの共演した映画「バーレスク」の影響もあり、注目が高まっています。
ニューヨークではクラシックなものはもちろん、ネオ・バーレスクと呼ばれる、 モダンなものや、ナード(オタク)・レスクとよばれる アニメやファンタジー映画、ゲームのキャラクターをテーマにしたものなど、ジャンルが広がってきてい ます。


パフォーマンスのコスチュームはどこからアイデアを得て、どうやって調達していますか?



雑誌や美術館、ギャラリーや道行く人など、アイデア・ソースは様々です。人が着ているコスチュームを見て「私だったら こうするのに…」と思いついたり。 マンハッタン内の生地屋さんや 素材屋さんを巡って自分で作る場合もあります。
既製品であっても、そのまま使わずにカスタムすることが多いです。クリスタルやアップリケを つけたり、使いやすいようにジッパーやフックなどを調整したり。 最近、着付けも習っているので、着物を衣装にしたり、和のテイストの入ったコスチュームもお気に入りです。





バーレスクやドラッグ・クイーン・パフォーマンス。ツアーもなさっているかおるさんですが、
これまでどんなクライアントに対してどのような ツアーをされてきましたか?



一人で旅行にいらした方、出張でいらした方などをオフ・ブロードウェーショーや、ニューヨーカーの間で人気のアンダーグランド系のショーにお連れしたり、 お食事をセットアップして、バーレスクやパフォーマンスについてお話をしたり、社員研修でいらした方々のショッピング・ツアー等も行いました。 その他、日本からいらしたダンサーやドラッグ・クイーンのためのコスチュームの調達のお手伝いをしたり、ニューヨークに住んでいるクライアントのためには、 バチェラレット・パーティーやバースデー・パーティーをドラッグ・クイーンのショーがあるラウンジでセットアップしたり、 あとはブロードウェイの知り合いに頼んで、バックステージ・ツアーに旅行者のグループをお連れしたことなどもあります。
日本から旅行でいらっしゃる方のナイトライフというと、短い滞在中にレストランに出かけたり、ブロードウェイのショーを観たりという、 ありきたりの過ごし方をしている方が多いのですが、そういう方達が私のツアーに参加されると、やはり珍しいカルチャーでインパクトが強いこともあって、 物凄く喜んで下さいますし、かなりエキサイトして下さいます。 ニューヨークに住んでいる日本人の方からも、日本からいらしたお友達をパフォーマンスやラウンジにお連れしたいけれど、ご自身がそうした場所に 行ったことが無いという理由で、ご依頼を頂く場合があります。
企業研修や出張でいらした方達などは、ストリップティーズに行くのは風俗っぽいイメージで気が引けても、ナイトライフのカルチャーを勉強する意味で バーレスクや様々なパフォーマンス・ラウンジには行ってみたいという方が多いので、 そういう方達をご希望に沿うスポットにお連れするのも得意です。
バーやラウンジは、レストランとはちょっと雰囲気もマナーも異なるので、何を着てそうした場所に行って、どんなドリンクをオーダーしたら良いのか、 チップは幾ら位払うのか?とか、NYに住んで 日が浅い方や、ご旅行でいらっしゃる方は分からないことが多いようなのですが、 そうした不安も、私がガイドを勤めることで払拭することが出来ます。


かおるさんが最も影響を受けたパフォーマーやダンサーは?



最近では美輪明宏さんです。去年コンサートに初めて行き、あまりに素晴らしかったので…。美輪さんのようにマルチタレントなアーティストに憧れます。 現代のバーレスクの女王と呼ばれるディータ・フォン・ティーズのパフォーマンスもライブで観たのですが、 ボディ・ラインの美しさはもちろん、衣装や小道具、大道具、ラインストーンの多さにとっても興奮しました。
身近では、着付けの先生のまゆこさん、ベリーダンスのJehanなど。 二人とも素晴らしいパフォーマーというだけでなく音楽の才能に秀でていたり、衣装や小道具も自らデザインし、作成したりと、学ぶところが多い存在です。


お仕事柄、頻繁にクラブやラウンジに出掛けられるかおるさんが、
プライベートのナイトアウトで出掛ける場所は?



Sakamai / サカマイ
友人が火曜日に焼酎ナイトというイベントをしているので、たまにのぞきます。食事が美味しい!

The top of the Stanford / ザ・トップ・オブ・ザ・スタンフォード
ミー ト・パッキングのホテル内のバーです。行く機会があれば、是非レストルームをチェックしてみてください。


 オフブロードウェイや映画、TVでもお仕事をされるかおるさんですが、
アメリカのオーディションで最も大切なことは?



どんどん挑戦することと、緊張せずに自分をだすこと。
それと人脈を広げること!知り合いからオーディションの連絡をもらったり、ヒョイっとショーに直接入れてもらえたり。ラッキーに巡りあえます。


ニューヨーク、 もしくはアメリカでのエンターテイメントの
仕事を目指す方へのアドバイスをお願いします。



自分のワクワクやハッピーに従えば、 必ず何かの形で実を結ぶと思います。私はダンスを始めたのが23歳と遅かったのですが、 始めた瞬間から「これだー!」と トキめき、続けてきた結果、ダンスのジャンルも広がり、 テレビや映画と、どんどん活動の場が広がりました。 興味のあることには どんどん挑戦してみるといいと思います。
そして、前述のように人脈を広げること。出逢いは宝だと常々感じています。


編集後記
かおるさんとは、この記事の取材で初めてお目に掛かりましたが、事前に拝見したウェブサイトのパフォーマーのイメージとは異なり、 快活で、ビジネス・マインドの女性でした。
その後もミーティングや写真撮影でお会いしましたが、さすがにショー・ビジネスの世界にいらっしゃるとあって、とても時間厳守。 実はこのページのトップのヘッドショットは私が撮影したのですが、シャッターを連続で押しても、1枚も目を瞑っている写真が無いという、 写真写りはもとより、写真のカンの良さなどで、パフォーマーとしてのかおるさんの力量を感じ取った次第です。
パフォーマンスやダンスのレッスン以外にも、業態開発リサーチをしているビジネス・マンにバーレスク・ツアーをなさっていたり、 幅広くご活躍されるかおるさんですが、やはりそうしたお仕事に恵まれるのは 人を魅了するチャーミングなお人柄が大きな要因になっていると思います。 加えて、短時間でも中身が濃いミーティングが出来る シャープな頭脳もお持ちで、 かおるさんとは、とても楽しくお仕事が出来ました。
今後、Cube New Yorkのコンシアージュのセクションにツアーをご登録くださることになっているので、 バチェラレット・パーティーや、出張でいらしたビジネスマンのバーレスク・ツアーをご希望の方は、 サイトからお申し込みいただけるようになります。 お楽しみに!

Yoko Akiyama, Cube New York, Inc.

Will New York 宿泊施設滞在



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