Sunless-Tanning Success!!

お手本はジゼル&J・Lo
ナチュラルでセクシーなサンレス・タンニングを極める!



焼けた肌がアメリカでもてはやされる理由

「美白」などという言葉がもてはやされる日本とは異なり、 アメリカでは老若男女を問わず、きれいに焼けた肌はステイタス・シンボル。
ことに若い女性が男性にモテようなどと思ったら、どんなにきれいな肌をしていても真っ白ではダメ。 そもそもアメリカの男性は、スポーティーでアクティブな女性を好む傾向があるので、焼けた肌をしているだけで、女性はかなりイメージアップする。 また、肌を露出したファッションを着ている場合、焼けた肌をしていた方が、断然セクシーに見えるのも事実。
かつては焼けた肌といえば夏だけのアクセサリーだったけれど、今や冬も焼けた素脚にブーツは当たり前、 ナイトシーンでは、季節を問わずストラップレスやタンクトップを着る時代なので、 焼けた肌は1年を通じたステイタス・シンボルになりつつある。
ファッションの世界を見ても、引き続きモデルのトップに君臨するブラジリアン・モデル、 ジゼル・ブンチェン(写真右)にしても、現在、ハリウッドのファッション・アイコンNo.1のジェニファー・ロペス(写真左)にしても、焼けたトーンの肌でグラマラスを演出している存在。 彼女らは羨ましいことに、ナチュラルなスキン・カラーが焼けたトーン。 ジゼルはコーラル・トーンの透き通るような小麦色の肌で有名だし、ジェニファーは典型的なラテン系のオリーブ・トーンの小麦色をしている。
どちらも自信を持って素肌を露出して、男性にも女性にもセクシーだと感じさせる存在だけれど、 これが真っ白な肌だったら魅力が半減してしまうのは容易に想像がつくというもの。
一方、ソーシャル・ステイタスから言っても、焼けた肌をして健康そうにしていると、 それだけ経済的に余裕のあるライフ・スタイルを送っているように見受けられる。 焼けた肌を露出した女性が、クリスチャン・ディオールやロベルト・カヴァーリのブティックに行けば、 店員の接客態度まで違ってくる。 もちろん男性にしても焼けた肌をしていれば、それだけスポーツに長けている、そしてスポーツをする時間とお金がある、 もしくは「ハンプトン(NY郊外の高級リゾート)にサマー・ハウスがある」というイメージを与えるので、 女性にモテようと思ったら焼けた肌はマスト!である。
セントラル・パークで焼いた肌でも、ハンプトンで焼けたように見せれば、 商談の際に相手を威嚇できると考えているビジネスマンさえいるほどだから、焼けた肌は ビジネスの道具にさえなっている。
これだけの理由があるから、かつての欧米では日焼けによるシミ、シワのダメージなど省みることなく、 人々はオイルをべったり塗って何時間も太陽の下で肌を焼いていた。実際「シミは日焼で隠せるもの」 と向こう見ずなことを考える人々さえ少なくなかったのである。
でも、さすがにここ数年は皮膚ガンの危険や肌の老化への懸念が高まり、サンブロックがサンオイルの売り上げを抜くようになってきた。


サンレス・タンの正しいHow To

サンレス・タンというと日焼けサロンを想像する人もいるかもしれないけれど、 自然光より悪質な日焼けをクリエイトすると言われるのがサンベッド。 肌に最もダメージを与えるUVBで肌を深く焼き、シミ、シワのダメージより深刻になるのがサン・ベッドによる日焼けなのである。 しかも皮膚ガンになる可能性は自然光の3倍とも言われ、皮膚科医が最も肌に悪いと警告するのが日焼サロン通いである。
ことに20歳以前に浴びるUBVの量で将来 皮膚ガンになる確率が決まるといった医学データも得られており、 アメリカでは、18歳以下は親の承認なくしては日焼サロンでサービスを受けることが出来ないという 法律が制定される州が増えつづけている。
現在ティーンエイジャーが日焼サロンに通って肌を焼きたがるのはブリットニー・スピアーズや クリスティーナ・アギュレラといった彼女らのアイドルとするセレブリティの影響であるが、 彼女らの真似をしてローライズ・ジーンズとウエストを露出する短いトップを着て、ネームベル・ピアス(おへそのピアス)を付けていても、 肌が焼けていなければトレンディかつヒップに見えないというのは紛れもない事実。
しかしながら、アメリカでは毎年100万人以上が何らかのレベルの皮膚ガンと診断され、 毎年7000人が以上が皮膚ガンが原因で死亡していると言われ、 日焼けに対する警戒は高まる一方である。

多くのドクターが唯一安全な「日焼け」として奨励しているのは、 セルフ・タンニング・ローションを塗ることによるサンレス・タン。
サンブロック同様に昨今 売り上げをどんどん伸ばし、商品のバラエティも大きく広がっているのが、サンレス・タンニング・プロダクト、 もしくはセルフ・タンニング・プロダクトと呼ばれるフェイク日焼けグッズ。
日焼けが肌に悪いとは分かっていても、日に焼けた肌の色は諦められないという人々のためのプロダクトだけれど、 かつては「肌がオレンジになる」とか、「本当の日焼けに見えない」、「ローションの匂いが嫌だ」と、いろいろな文句が出たこのプロダクト・カテゴリーである。 しかし、ここ2年程度で色や使い心地については大幅な改善が見られている。
さて、この単にローションを塗るというシンプルな作業もちょっとしたテクニックを心得ているのと、そうでないのでは その仕上がりと持続力に大きな差が出てしまうのである。
以下がその正しいプロセスをご紹介すると・・・。


1. 顔もボディも、先ずスクラブ!
これは基本中の基本プロセス。 スクラブによって、角質化された皮膚の表面を取り去っておくことは、 フェイク・タンが長持ちする秘訣。このプロセスを怠ると、 せっかく色の着いた肌が1〜2回のお風呂で落ちてしまいます。
先ずお風呂でスクラブをして、その後(もしくはその翌日)の乾いた肌に(モイスチャーライザー等を塗らない状態で)セルフ・タンニング・ローションを塗るのが最も効果的なタイミング。 ローションの説明書に指定された時間乾かした後、シャワーでローションを洗い流して、普通にスキンケアをすればOK。 日焼けの効果は2〜3時間後から現れるのが普通です。
セルフ・タンニング・ローションはメーカーによって異なるものの「3〜5日ごとに塗り続ける必要がある」とされているけれど、 前の日焼けが残っていても、次にローションを塗る前には必ずスクラブをすることをお薦めします。



顔の白ニキビ対策
顔の白ニキビは、セルフ・タンニング・ローションによって茶色く変色し、ほくろやソバカスのように見えてしまうことがあるので、取り去っておくのが賢明。
洗顔とスクラブで落ちなかった白ニキビは、スキンケア・ツール(ビューティー・インポートで販売しています)を使えば、肌を傷つけることなく取り去ることが出来ます。


グローブを使う
セルフ・タンニング・ローションを全身に万遍無く擦りこむというのは結構時間の掛かること。 だから塗りこんだ直後に直ぐに石鹸で手を洗っても、手や爪がオレンジ色に変色してしまうということは多々あること。だからといって、変色を心配して慌ててローションを塗るとムラになるもと。
だからローションを塗る際は手袋を使うのが一番。この手袋はヘア・カラーについてくるようなゴム状のものが最も使い易いのでお薦め。ただしヘア・ダイで汚れたものの使用は避けてください。


先ずは足から…
セルフ・タンニング・ローションは足から塗り始めるのが基本。 理由は足の部分がある程度乾いたら座ることができるから。 足を最後に塗ると、足が乾くまで立ったままになるので、結構疲れます。


焼け易い場所を熟知する
セルフ・タンニング・ローションによる日焼けが不自然に見えるのは、 まだらの部分が発生してしまうため。
セルフ・タンニングの初心者が陥りやすいミスは、焼け易い膝、肘に普通にローションを塗ってしまうこと。この部分は簡単に色がついてしまうので、ローションは軽く撫でる程度につけるので十分です。


涼しい部屋で乾かす
部屋の湿度が高いと、セルフ・タンニング・ローションの乾きが悪いだけでなく、 ローションの使い心地がベタベタするので、不快な思いをすることになってしまう。 だから、セルフ・タンニング・ローションを塗るときは涼しい、冷房の効いた部屋で行うことが大切。 ことに汗をかくほど暑い部屋では、汗と脂に含まれた油分がローションの浸透を妨げます。


アフター・ケアにモイスチャーライザーを使う
安いセルフ・タンニング・ローションでも、高いローションでも仕上がりの日焼けのカラーには大差無し!というのは様々なメディアの実験で立証されていること。
でも安いローションの問題はモイスチャーライザーやヴィタミンが十分に含まれていないので、 肌の表面がすぐにカサカサしてきたり、ボロボロ剥けて来たり、かゆみが感じられる場合さえあること。
これは水分、脂分、及びビタミンの不足によるものなので、安いローションを使った人は、 必ずアフター・ケアとしてモイスチャーライザーを使用することをお薦めします。
またフェイク・タンは肌が潤っているほど長持ちするので、 ことにドライスキンの人は、毎晩モイスチャーライザーをつける必要があります。 逆に言えば、肌がドライだと焼けた部分がどんどんカサカサになって剥けていってしまいます。


ブロンザーを使う
フェイク・タンの生命は日焼けよりずっと短くて、きちんとスクラブした肌にローションを塗ってもやっと4〜6日もつ程度。だから3日〜1週間に一度はセルフ・タンニング・ローションを塗らなければならないのは先述のとおり。 でもフェイク・タンが落ちてしまうのを心配して、お風呂に入っても肌が擦れないなどという思いをしていては不愉快。
そこで部分的に落ちてしまった部分、またはムラになってしまった部分を補う手法として有効なのが、 ブロンザー。
ことにグリッターが入ったものを使うと、肌に微粒子の光沢が広がって、光を綺麗に反射してくれるので、 実際の肌の色より透明感のある日焼け色が演出できます。 ことにジゼルやJ・Loのような肌はブロンザーのグリッター無しには実現しません。



お薦めプロダクト

多くのメーカーがセルフ・タンニング・ローションをボディ用と顔用に分けているけれど、 実際のところ、顔用とボディ用はそれほど大差無いというのが現実。 化粧品カウンターのセールスの人は「顔には顔用を使わないと…」と脅かすけれど、 実際のところボディ用を顔に使用したところで、よほどデリケートな肌でない限りは大丈夫。 (それほどにデリケートな人は顔用を使用したところで問題が生じます。)

値段の安さや色の付き具合、使い心地で優秀といえるのはニュートロジーナの サンレス・タンニング・フォーム(写真左)。 これはムースのように泡状のもので、サッと肌に浸透してくれるので、ベタツキ感も無し。 セルフ・タンニング・ローション特有の匂いがあるは玉にキズ。 しっかり焼き色をつけたい人にはエクストラ・ディープがお薦めですが、 それでも真っ黒ではなく、小麦色程度の仕上がりです。一度スクラブをするとかなり落ちてしまう表面的な日焼だけれど、 お値段が安いのでそれも仕方ないといったところ。もちろんモイスチャーライザーの併用が必要なタイプ。

腕や足にセルフ・タンニング・ローションをつけて出かけてしまいたい人にお薦めなのは、 シャネルのパーフェクト・カラー・セルフ・タンニング・ローション。(写真右、右側) SPF8のサンブロックが入っているので、適度に日焼けを防ぎながらセルフ・タンニングを行ってくれます。使い心地が非常に軽いので、日中につけていても不快感はありません。 ただし、サンブロックとして使用するにはSPF8は非常に弱いので、日に焼けたくない人は、 SPF30のサンブロックを併用する必要があります。

さて、昨年登場したセルフ・タンニング・ローションで特許を取得しているスペシャル・フォーミュラというのがバン・ドュ・ソレイユから登場したラディアンス・エタ二ール。(写真右、左側) 中が二つに分かれた容器は、1つがゴールド・トーンの日焼けスキンを実現してくれる特許取得のカラー・エンチャンサー・ハイドロッシと呼ばれるローション。もう1つがヴィタミンE、プロ・ヴィタミンB5に加えて、キウィ、アロエ、カモミールなどを含むボタニカル・エキスが含まれたローション。 こちらは軽く心地好い香りで、肌をしっとりさせてくれるもの。
容器では別々になっているこの2つのローションが使用時にはポンプから一緒に出てくるので、 それを一緒に肌に塗ることによって、自然な輝きのあるフェイク・タンを実現してくれるというプロダクト。 約30分から1時間で効果が現れるという即効性です。
今年はコパトーンなどもこれを真似たプロダクトを出しているけれど、このプロダクトの問題は、 カラー・エンチャンサーの色が服に着くと服が茶色くなってしまうこと。 そしてカラー・エンチャンサーは、いわゆるカラー・ファンデーションの役割もしているものなので、「素早く焼けた!」と思っていると、 シャワーでカラーが流れてしまうこと。

CUBE New Yorkが最もお薦めするのは、今年から取り扱いを始めたナチュラ・ビセーのセルフタンニング・クリーム(写真左)。 顔とボディの双方に使えて、ベタツキやセルフ・タンニング特有の匂いは最も感じられないタイプなので、 ローションを塗ることがストレスにならないのは最大の利点。 だから朝のシャワーの後身体に塗って、15分後には洗い流すことなく、服を着て出かけられます。 ちなみにSPF10が入っているので、日常生活ではサンブロックとしても役立ってくれます。(ビーチや 屋外でのスポーツにはSPF30を併用してください) またスクラブをしても日焼が落ちないのも魅力。 これを使用する場合は、一度に肌を焼こうとするのではなく、毎日少量のローションを毎日塗り続けることによって 自然で、自分でも本当の日焼のように思えてしまうフェイク・タンが実現します。 もちろん少々お値段が張る分、モイスチャーライザーは必要ありません。

さて、ブロンザーは顔用、ボディ用と分けるのが理想的。 というのもブロンザーは2時間ほどで洗い流せるものではなく、1日8時間から10時間肌に塗られた状態になっているから、肌のコンディションを変えてしまうだけの影響力をもつ場合もあるため。 ボディ用でお薦めのブロンザーはベネフィットのフラミンゴ・ファンシー。(写真左、左側) お値段が安めなのも魅力。特にミニスカートにサンダルという場合や、胸や肩を出したトップを着用する場合にこれをつけると、肌の輝きが断然違います。



最後に顔用のブロンザーとしてお薦めなのは、シャネルのシアー・ブリリアンス。(写真左右側)
ファンデーションの代わりとしても、ハイライターとしても使用できるもので、 液が緩く、サラッとしているので、非常に薄く伸ばせて、しかも微粒子のグリッターがナチュラルなグロウ(輝き)を生み出します。 イエロー・ベースのブロンズなので、日本人の肌色にも絶妙にマッチ。 普通の濃い目のファンデーションを使うのとでは、透明感と輝きに断然差があります。
またこの夏の新製品としてシャネルからは、ブロンジング・パウダー、その名も「サンリット・パウダー」が登場しているけれど、 シアー・ブリリアンスと一緒に使用しても、しなくてもこれは非常に優秀なプロダクト。 そもそもシャネルのパウダーはプロの愛用者が多いことで知られる優秀さだけれど、 微粒子のグリッターが含まれているパウダーは、滑らかで健康的な日焼けのフィニッシング・タッチとして完璧。 セットされた幅の広い平たいブラシが、ブロンザーを薄っすら伸ばしてくれます。


こうしてみると、サンレス・タンニングは「手間とお金が掛かる」というのは否定できないところ。 昨今のアメリカのスパではスクラブの後、セルフ・タンニング・ローションを塗ってくれるというサービスがあるので、 それを利用すれば手間は省けるかもしれないけれど、お値段は100ドル前後掛かってしまう。
でも、夏なのに色白で病弱そうにしているのもイヤだし、だからといってジゼルやJ・Lo並みに日焼けして、 やがてはシミ&シワだらけ、もしくは皮膚ガンになったというのでは困りもの。 そう考えると、セルフ・タンニングで安全に日焼した肌は、リゾートで焼いた肌よりも ずっとステイタスの高いものと言えるかもしれない。



Photo: Giselle photo : Polo Ralph Lauren, Jennifer Lopez photo: Sony Music