"Mariah Carey's Performance Was Sabotaged?"
マライア・キャリーのニューイヤー・イヴ・パフォーマンスを巡る疑惑スキャンダル!
マライア側が激怒するその策略のシナリオとは?

Published on 1/2/2017 


2016年のタイムズスクエアでのカウント・ダウン・ショーで、そのメイン・アクトとしてパフォーマンスを行ったのが マライア・キャリー。
タイムズスクエアに集まった200万人のスぺクテーターに加えて、全米でそのライブ放映やストリーミングを視聴した 1千万人以上の視聴者に向けて2曲のパフォーマンスを行ったマライア。 とは言っても実際に行われたのは とてもパフォーマンスと言える内容のものではなく、 マライアにとっても、そして彼女の本来の歌唱力を期待してそれを見守ったファンにとっても フラストレーションだけがつのる結果になったのが同パフォーマンス。
そのパフォーマンス最中から明らかにテクニカル上の問題を視聴者に感じさせていたマライアであるだけに、 翌日にマライア側が3大ネットワークの1つABCで放映された同番組の プロダクション側に行ったのが猛烈な抗議の申し立て。 そしてその中でサボタージュ説を唱えたことから、メディアが一斉に報じたのがこのパフォーマンスを巡る疑惑で、 早くも2017年初のスキャンダルとなっているのだった。


マライアのディズアスター・パフォーマンス




カウントダウンのボール・ドロップ前、アメリカ東部時間午後11時40分過ぎからライブ放映されたマライア・キャリーのパフォーマンスは、 言うまでもなく、ABCが放映したニューイヤー・イヴの番組のメイン・アクト。
時間に遅れることで有名なマライアに、時間通りにパフォーマンスさせるために、プロダクション側はマライアとそのチームをタイムズスクエアで最高額のホテルに滞在させ、 リハーサルも滞りなく行われたものの、いざライブで1曲目の「エモーション」の演奏がスタートしても全く歌いだす気配を見せなかったのがマライア。 彼女は笑顔を保ちながらも、耳につけたサウンド・ギアの不具合をアピールする仕草を見せて、 ステージを歩き回り、ダンサーと共にその振付けは見せるものの、殆ど歌おうとせず 「観客に替わりに歌ってもらうわ!」、「ホリデイ・スピリッツを保とうとだけするわ!」といったコメントを曲の間にしていたのみ。 実際に演奏に合わせて歌っていたのは、タイムズスクエアに集まったスぺクテーターだけなのだった。
しかも1曲目の「エモーション」は、マライアの歌声が録音されていないカラオケ演奏だったので、 マライアは口を動かしてリップシンキング(歌うふり)さえしないまま終わったのだった。

2曲目の「We Belong Together」は、マライアの歌声がプレ・レコードされたものが流れたものの、 サウンドギアの不具合のせいで、それが殆ど聞こえないマライアは、曲の始めでは唇を動かす素振りを見せたものの、 途中からその努力さえも止めて、イヤフォンを外して、 ダンサーとの振付のみのパフォーマンスに終始。 これはタイムズスクエアの大画面で映し出されたマライアが全く歌っていないのに対して、 彼女の歌声が聞こえてくるというチグハグな印象を その場のスぺクテーターに与えており、 その様子は音と画像が時間差でズレるという屋外のパフォーマンスにありがちな様子とは全く異なっていたのは一目瞭然なのだった。

パフォーマンス終了後に、ホストのライアン・シークレスは 「たとえ彼女が何をしようとも、人々はマライア・キャリーが大好き」と、 マライアのパフォーマンスを批難しているのか、フォローしているのか判断に苦しむコメントでCMに入っていたけれど、 当然のことながら、ソーシャル・メディア上ではマライアのパフォーマンスの最中から、このパフォーマンスがトレンディングになっていたのだった。
その大半は、彼女のパフォーマンスを手抜きと見なすもの、 ”悲惨なパフォーマンス” と批判するものが多く、 中には「ISISがマライア・キャリーのパフォーマンスに対して犯行声明を出した」というジョークまで飛び出す始末。
彼女のせっかくのニューイヤー・イブ・パフォーマンスは、「歴史に残る酷さ」と指摘される悪夢になってしまったのだった。


マライア側の抗議



このマライア惨憺たるパフォーマンスに対する責任をその翌日のニューイヤーズ・デイに書面で抗議したのがマライア側l。
それというのも、マライアはパフォーマンス前にライアン・シークレスとのトークを始めた直後から、耳につけているサウンド・ギアの調子が悪く、 何も聞こえないと言い続けていたとのこと。 このサウンドギアの調子が悪いと、周囲の雑音があまりに大きいために、目の前でインタビューをする相手の声が聞こえないだけでなく、 歌おうと思ってもその演奏部分が全く聞こえないのは言うまでもないこと。
そのマライアの数回に渡るプロデューサーへの問題指摘は、プロダクション側から完全に無視され続け、 「単に周りのノイズ・レベルが高いだけ」と、その不具合に全く取り合う姿勢が無かったことが まず最初にその書面で抗議されているのだった。

通常、ライブ・パフォーマンスにおいては、マイクの不具合、今回のようなイヤフォンの不具合に備えて、 バックアップの機材が用意され、問題が起こればすぐにそれを取り替える体制が整っているのは当たり前。 にも関わらず、プロダクション側がその問題を放置したとあれば、 それに悪意があったと解釈したくなるのも理解できるポイントで、その抗議文でマライアのマネージャーは、 その怒りの感情を表現する、全文大文字の記載でクレームを申し立て、 「パフォーマンスを続けさせず、途中でやめさせるべきだった」とまで語っているのだった。
マネージャーはそれに止まらず、イヤフォンの不具合、及びその問題の放置について、 ソーシャル・メディアで話題を煽るために故意に行われたもの、 すなわちマライアのパフォーマンスがプロダクション側によりサボタージュされたという疑惑説も併せて展開。 マライアに対する正式な謝罪を求めているのだった。


本当に策略があったのか?その目的と動機は?



マライアのパフォーマンスにプロダクション側の策略があったかについては、様々な憶測があり、 それというのもマライア・キャリーは、今時のエンターテイメント界で唯一、身勝手に振る舞っても仕事が無くならない極めて異例の存在。 時間に遅れて、特別な待遇を望むだけでなく、それを当たり前とする彼女に時間通りにライブ・パフォーマンスをさせるのは、至難の業で、 アーティスト10人分を扱う労力がマライア1人に注がれるとさえ言われるもの。
今回のプロダクション側はそんな彼女の扱いを「オペレーション・マライア」と呼んで、別チームを編成していたほどなのだった。

そのマライアが、2014年にロックフェラー・センターの点灯式に出演した際には、放映局であるNBCが彼女のパフォーマンスを事前にビデオ撮影したけれど、 その日が雨であったため、マライアは屋根があっても、雨天の屋外パフォーマンスを拒み、その収録のために集まったファンは雨と寒さの中で、3時間も待たされたという伝説的なエピソードもあるほど。 したがってプロダクション側にとっては、決して好ましいゲストとは言えないのがマライア。
それでもパブリシティ目的に ここまで酷いパフォーマンスをプロダクション側が望んだかというのは疑わしいポイントで、 それというのも、こんな不名誉なパフォーマンスを故意にさせたとすれば、ABCで過去に何十年にも渡って放映されてきた伝統ある同番組に スーパースターが誰も出演したがらなくなるのが目に見えているため。

それよりも、この悪夢のパフォーマンスの原因と見られていたのは、この日、マライアがつけていた巨大なダイヤモンドのテニス・ネックレス。 そのネックレスがマライアの首の後ろ、髪の毛の下で、 サウンド・ギアのコードを引っ掛けては、引っ張る結果、マライアのイヤフォンが外れそうになるという様子を スタッフは何度も目撃していたという。
このためマライアのサウンド・ギアの不具合は、単に彼女のネックレスに引っかかっているだけと 問題が軽視された一方で、それを直すために マライアにネックレスを外すように、もしくはコードと絡まないようにするようになどと、彼女の機嫌を損ねるようなことを わざわざ指摘しようというスタッフが誰も居なかったのは全く不思議ではないこと。 それほどマライア・キャリーというパフォーマーは、スタッフがカリカリするほどデリケートに扱わなければならないという意識が スタッフに浸透していたのだった。

マライアのパフォーマンスについては、ニューヨーク・タイムズ紙などが同情的な見解と、少なくとも放映中は笑顔を保ったマライアを評価する姿勢を見せていたけれど、 マライア本人がパフォーマンス終了後に、不満を露わにしていたことは、ホストのライアン・シークレスのマライアに対する「Have More Champagne, Daring」という ライブ放映されたコメントにも表れていたもの。
ちなみに、2016年にはアデルもグラミー賞の際に、グランド・ピアノに装着したマイクが弦の上に落ちて、 その反響をイヤフォンで聞かされたせいで、さすがのアデルが音程の狂ったパフォーマンスを行い、悔し泣きしたエピソードも伝えられていたのだった。

そのマライアについても不本意さを表すかのように、通常カウントダウン終了までホストと共に壇上に止まるというニューイヤー・イブのパフォーマーのしきたりを破って、 先にその場を去っており、2016年最後に 非常に後味の悪いパフォーマンスを強いられたことは確かなのだった。

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