Gwyneth Paltrow's Super Expensice Health Summit
裕福な白人女性が7〜49万円のチケット代を払う
グウィネス・パルトロー主宰のグ―プ・ヘルス・サミット、

Published on 1/30/2018




マンハッタンのサウスストリート・シーポートを会場に1月27日に行われたのが、今回で2回目となるグ―プ・ヘルス・サミット。
Goop/グ―プは、グウィネス・パルトローがスタートしたライフスタイル・ブログで、今ではヘルス&ビューティー・グッズからファッション・アイテムまで、 オリジナル・ブランドを手掛ける小売業を手掛けるほか、マガジンの出版やカフェの経営にも乗り出すなど、 ビジネス分野を拡大中の存在。
一時は経営不振も伝えられたものの、今ではグウィネス自身がハリウッドの仕事をほぼ休止状態でグ―プのビジネスに全力を注いでいる状況で、 プライベート企業なので売り上げなどについては一切未公開であるものの、 インヴェスターが付いたことで、3年ほど前から経営が安定し始めたことが伝えられているのだった。




でも、グ―プというと 医療や健康の専門家から「胡散臭い」と言われるヘルス・アドバイスの掲載や、ヘルス・プロダクトの販売で知られる存在。 昨年には、「最も下らないヘルス・アドバイス・アワード」を受賞し、 専門家がグ―プが薦めるヘルス・グッズの効能の無さをこぞって批判していたのだった。
にも関わらず、グウィネス本人のイメージを好むファンや、長年のグ―プの読者の中には、盲目的にグウィネスが薦める600ドルのブレンダーを購入したり、 水晶の卵型の物体を性器に挿入して骨盤トレーニングをしたり、毎年の年明けにはグ―プに掲載されるデトックスやクレンジングを実践し、 グウィネスの料理本のレシピを忠実にフォローするなど、そのライフスタイルにグ―プの影響がどっぷり感じられる女性は少なくないのだった。

そんな女性達が昨年一同に集まって話題をかもしたのが、グース・ヘルス・サミットの第一回目。この時はグウィネスと個人的に親しい キャメロン・ディアス、トリー・バーチ、ニコール・リッチー、そしてミランダ・カーらが パネル・ディスカッションに登場。 会場には名前のあるブランドから、胡散臭いものまでヘルス&ウェルネス関連のブースがファッショナブルに並んでいたけれど、 今回はその2度目の開催。参加者は限定600人で、最も安価なチケットが ”ターメリック”と呼ばれるクラスの 約7万円。 その次がジンジャーというクラスのチケットで、お値段が約22万円。そして最高のクラスは ウィークエンダーと呼ばれて、宿泊ホテルまでが パッケージされた49万円で、グウィネスとグ―プへの熱心な信仰ぶりを窺わせる出費ぶり。 同イベントのチケットは1日で完売したことが伝えられているのだった。
参加者には入場パスの替わりにタッセル付きのネックレスが配られ、そのタッセルのカラーで幾らのチケットを購入したかが 直ぐに見分けられるというシステムになっているのだった。








朝8時からスタートしたイベントは、ロフトスタイルの広々した会場内が、様々なセクションに区切られていて、 ストレッチ・ジーンズやヨガパンツといった出で立ちで参加している女性達は、そこでギフトバックに入れて全員に配られた シープスキンのスリッパに履き替えて、リラックスしながら会場内が歩き回ることが出来るというシステム。
会場内では、 フェイシャルのセクション、メディテーションやヨガ、ピラテスのクラス、 スピリチャル・リーディングのセッション、パネル・ディスカッション、 アロマ・セラピー、メークアップ・セッション、アーユルヴェーダ・オイル・マッサージなどのトリートメントが行われ、 約12のフード・ステーションには、スーパー・ヘルシーなサラダやスムージー、フルーツ&ヨーグルト等が並んで、 好きなものがピックアップ出来るシステム。 最低ランクのチケットでも7万円を支払っているとあって、これらは全てチケット代に込みのサービス。 グディーズ・バッグと呼ばれるお土産バッグには、20社のスポンサーからのグッズがぎっしり詰まっていて、 小売価格で約10万円分のプロダクトが入っていると言われるのだった。




これが2000ドルのチケットになると、更にそのグディーズ・バッグの内容が充実するだけでなく、 今回のパネル・ディスカッションに登場したドリュー・バリモア、ローラ・リニー、チェルシー・ハンドラーといった セレブリティと歓談する機会が与えられ、ウィークエンド・パッケージは移動の車の手配から、 ホテルまでが含まれて至れり尽くせりパッケージ。グディーズ・バッグも最も豪華で、 Tumiのトランクに入れて、ヨガマットからグウィネスの著書、ビューティー&ヘルスグッズなどがぎっしり詰まっているというもの。
多くの参加者は、チケット代以外にも会場でグッズを購入するケースが多いので、合計でかなりの出費であるけれ、 このイベントに参加する女性の多くは白人の裕福な層。わざわざオハイオ州クリーブランドや、イリノイ州シカゴ等、 地方から同イベントのためにやって来た女性も多いとのこと。
主宰のグ―プ側にとっては、スポンサーがギフトやフード、サービスを提供してくれるので、かなりのドル箱イベントで、 メディアは「歪んだヘルシー志向の宗教がかったイベント」と叩いているけれど、 確実にパブリシティを獲得していることは確かなのだった。





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