the Viral Faceapp'sFilter Challenge
フェイスアップの最新ヴァイラル・チャレンジ、
エイジオールド・フィルターに警告されるリスク
Published on 7/19/2019
7月3週目にソーシャル・メディア上でヴァイラルになったのが、フェイスアップの最新のフィルターを使ったエイジオールド・チャレンジ。
フェイスアップのフィルターがヴァイラルになるのは初めてのことではなく、
これまでもジェンダーを入れ替えて 女性を男性顔に、男性を女性顔にするフィルター、ルックス向上のフィルターなどが
話題を集めてきたのは周知の事実。
でもその都度 IT専門家が警告してきたのが、フェイスアップを使用する将来的なリスク。
そもそもフェイスアップは2017年にワイアレス・ラブと呼ばれるロシアの企業によってローンチされたアプリで、
エイジオールド・フィルターはリリースから僅か数日であっという間に世界で1千万人のユーザーを獲得。
しかしアプリを通じて得た顔写真のデータの使い道については一切明らかにしていない企業。
またそのアプリの仕組みも単に顔にマスクを掛けるフォト処理ではなく、AIを用いたデザイン・フィルターを使用していることから
顔写真がフェイス・レコグニション・システム・データに取り組まれているのは確実。
したがってソーシャル・メディアを利用していても、いなくても、名前と顔が一致するデータが1つでも
インターネット上に存在した場合には、顔の画像がIDと結びついて
やがてそれがインターネット上で悪用されるリスクがあるというのが専門家によるリスクの警告。
それとは別にエイジ・フィルターによる画像が「エイジング=醜くなること」というイメージを植え付けたり、
エイジングを恐れる意識を人々に植え付け、それが余計な出費を煽る
美容整形やコスメティック企業によって利用されるのを危惧する声が聞かれるのも事実。
実際にエイジオールド・フィルターがこれまでのフィルターよりもヒットした背景にあるのも
若い世代がエイジングを 「やがて誰にでも訪れる悲劇」として捉えて恐れる心理と言われており、
そんな”怖いもの見たさ”がこのフィルターをヴァイラルにしたと指摘されています。
写真上は 言わずと知れたジェニファー・ロペスのフィルター前、フィルター後のスナップですが、
以下では同様にエイジ・オールド・フィルターを用いた30人のセレブリティのビフォア&アフターをご紹介しています。
テイラー・スウィフト
リアーナ
ケンドール・ジェナ
ジジ・ハディド
カーディ B
ベラ・ハディド
ジゼル・ブンチェン
キム・カダーシアン
アリアナ・グランデ
ジャスティン・ビーバー
レディ・ガガ
ドゥウェイン・ジョンソン
ケイト・モス
ケヴィン・ハート
ティモシー・シャラメ
ドレイク
ビヨンセ
キアヌ・リーヴス
ライアン・ゴスリング
カニエ・ウエスト
ニッキー・ミナージ
デヴィッド・ベッカム
カイリー・ジェナ
ジョナス・ブラザース
エミリー・ラタコウスキー
ウィル・スミス
ハリー・スタイル
イーロン・マスク
イギー・アゼリア
ドナルド・トランプ大統領
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