Plastic Surgeons Reveal Their Most Requested Celeb Body Parts
スーパーモデル、リンダ・エヴァンジェリスタ、90年代のキャリア・ピークから
美容施術のダメージまでをタイムラインでご紹介

Published on 9/30/2021


90年代に大活躍したスーパーモデル、リンダ・エヴァンジェリスタ(56歳)が9月23日にインスタグラムを通じて行ったのが、 脂肪除去の美容施術、クール・スカルプティングによって彼女の容姿が永久的なダメージ受けたという告白。
リンダが受けたダメージは、クール・スカルプティングによって極めて稀に起こるPAH(Paradoxical Adipose Hyperplasia)という副作用で、 これは本来なら施術によって死滅していくはずの脂肪細胞が逆に大きくなって、脂肪層が形成されてしまうという逆転現象。 リンダは施術前にそのリスクについて十分な説明を受けていなかったとして、翌日9月24日にはクール・スカルプティングのメーカーを相手取って 5000万ドルの訴訟を起こしています。
90年代に、シャネル、ヴェルサーチ、フェンディ、クロエなどありとあらゆるブランドの広告やランウェイ、そしてヴォーグやバザールといった一流ファッション誌のカバーを飾り続けた リンダが最初にクール・スカルプティングの施術を受けたと言われるのは2016年。その前から徐々にウエイトを増やしていたのが彼女で、 副作用が出てからは それを改善するためにクール・スカルプティングのセッションを更に7回、そしてダメージ修復の手術を2回受けたと言われ、 過去3年間はソーシャル・メディアで顔さえも覆ったスナップしか見せていなかったのがリンダ。
ここでは、そんなリンダ・エヴァンジェリスタの輝けるキャリア時代から、モデル引退、そしてクール・スカルプティングの施術を受けたと思しき時期までの 彼女の姿をタイムラインでご紹介していきます。



80年代末、ロングヘア&エリート社長との結婚

80年代末、モデルとしてライジング・スターの時代のリンダはロングヘア。 1987年にはモデル・エージェンシー、エリートのフランス支社長、ジェラール・マリーと結婚し、スターになるお膳立てが整っていたのがこの時期。
写真上左のアルベルタ・フェレッティの広告はリンダを見い出したスティーブン・マイゼルの撮影で、デザイナー・ブランドのアパレルの広告でありながら、 リンダの顔のアップだけがフィーチャーされている当時としてはセンセーショナルなコンセプト。 この時のメークが後の彼女のスタンダードになって行きます。


90年、ショートヘアへの転身

90年代に入り、顔の美しさが引き立つショートヘアにした途端にスーパースターダムにのし上がったリンダ。 彼女を気に入って 頻繁に撮影していたフォトグラファーのスティーブン・マイゼルも同時にスーパースターダムにのし上がって行く 相乗パワーがありましたが、この時にスーパーモデルとしてリンダとコンビのような存在でスターになったのが、 かつてのリンダのルームメイトでもあるクリスティ・トゥーリントン。 2人は私生活でも仲が良く、シャネルは2人を一緒に広告にフィーチャーする時期が3シーズンほど続いていました。


ブロンド・センセーション

リンダを90年代のスーパーモデル・ブームの中でも飛び抜けたスターにしたのがブロンド・ヘアへの転身。 最初にブロンド・ヘアでNYファッション・ウィークのランウェイに登場した直後は、意外にもプレスには不評。 しかし徐々に顔とメークがブロンド・ヘアにマッチして変貌を遂げていったことから、”カメレオン”の異名を取るようになっています。 この頃までには リンダの我がままで、強気な性格がファッション業界でかなり有名になっており、「写真は美しくても、撮影時は悪夢」と評判でした。


レッド・トランスフォーメーション

ブロンドのイメージが定着した後にリンダが再び見せたのが、レッドヘアへのトランスフォーメーション。 「ブロンドの時の方が好きだった」という声もありましたが、ダークへの彼女がプラチナ・ブロンドを維持するには、 ブリーチをしてから染める必要があり、そのプロセスでヘアが傷んだことから、ダメージが少ないレッドにイメージ・チェンジしたと言われます。 このリンダの2回に渡るヘアカラー・チェンジは、モデル達におけるヘアカラーの概念を大きく変える結果になっています。



モデルキャリア後期

ヘアをレッドにした後のリンダは、再びダークヘアに戻ったり、ブロンドに染めたりしていましたが、この頃までにはランウェイやグラビア撮影にヘア・エクステンションが用いられるようになり、 モデル自身のヘア・スタイルやヘアカラーがさほど話題にならない時代に突入。 リンダがモデル・キャリア後半でお気に入りだったのは写真上中央のボブカットのヘア。
私生活ではエリート・フランスの社長、ジェラール・マリーと1993年に離婚していたリンダは、1994年から当時TVシリーズ「ツイン・ピークス」で人気が高かったカイル・マクラクランとの交際をスタート。 結婚確実と言われながらも2人は1998年に別れており、この年にリンダはモデルを一度引退。 後にカムバックを果たしています。


2004~2006年

2004年の写真はMetガラのもので、2005年の写真はランウェイのスナップ。2005年の写真はパーティーでのスナップで、 エイジングは進んでいても、スーパーモデルとしての容姿を100%保っていたのがこの時期です。


2007~2009年

2007年のスナップはヴァニティ・フェア誌のオスカー・パーティーでのもの、2008年の写真はカンヌ映画祭のレッド・カーペット上のもの、そして2009年のスナップもレッド・カーペット上のもので、 徐々にルーズなシルエットのアウトフィットが増えてきたのがこの頃です。


2012年、養育費請求訴訟の法廷ファッション

写真上、2012年にはリンダが 現在のセルマ・ハイヤックの夫で、グッチを傘下に収めるカーリングのCEO兼会長、フランソワ・アンリ・ピノーから 彼との間に生まれた私生児の養育費を勝ち取るための裁判を起こしており、NYの裁判所で毎日のように披露していたのが法廷入りのファッション。 痩せて見える服と、若干太目に見える服がミックスしていましたが、右から2番目の花柄ドレスの後ろ姿はスーパーモデル時代の身体のシャープさが無くなったと 厳しい指摘を受けたもの。


2012~2014年

2012年、2014年の写真は共にMetガラのスナップ。2012年はスリムなドレスでの登場でしたが、 2014年はボディ・ラインが全く分からない巨大なシルエットのドレスで登場。しかし頬がこけて、顔のエイジングが進んだ印象になっています。 中央は2013年のイベントのレッド・カーペットスナップで、当時「フィラーやボトックスはしていない」と語っていた彼女の肌がパンパンに張っていたことが 指摘されていました。この頃からボディは少々ふっくらしたイメージです。


2014~2015年

写真上、2014年の顔のラインにも見られるように、ウェイトを若干増やしていたのが当時の彼女。 この頃からフィラーを使用し始めたとも言われ、顔のふっくらしたラインはフィラーによるものか、ウェイトが増えたためかは不明。
中央は2015年のMetガラでのスナップ。この時も以前のような現役モデルのスリムさはなく、ふっくらした顔のラインがフィラーか、 ウェイトが増えたためかがジャッジし難い状況。右側も同じく2015年のスナップですが、ブロンザーとヘアスタイルのせいで、 Metガラのスナップほどは顔がパンパンのイメージではなくなっています。


2016~2017年

写真上左、2016年のスナップは東京でのもので、リンダが最初に明らかにオーバーウェイトな姿でスナップされた時。
写真上右側の2017年のスナップは空港でのもので、やはりリンダが太り過ぎて、全く以前の面影が亡くなったことが ニュースになっていました。


2016~2019年

クール・スカルプティングで身体に永久的なダメージを受けたことを告白したリンダのインスタグラムのポストには一切の写真添付がありませんでしたが、 多くのメディアがその記事に使用したのが写真上左と中央の2016年とも2017年とも言われる時期のスナップ。 ウェイトが増えて顔の輪郭がすっかり変わってしまったリンダですが、髪の毛のコンディションも今までで最悪と言われるもの。 写真上右は、2019年の自らのインスタフラムで公開された写真で、ベースボール・キャップで顔を隠しての登場。 2017年以降は彼女のボディラインを捉えた写真は全く存在しておらず、 果たして彼女の言う永久的なダメージがどのようなものなのかが憶測を呼んでいます。
その一方でパンデミック中には元夫で、エリート・フランスの社長、ジェラール・マリーに対して、未成年時代に受けた性的虐待行為の訴えが 元エリート・モデル達から起こされていますが、リンダは夫ではなくモデル達の言い分を支持するコメントをしていました。


Shopping
home
jewelry beauty ヘルス Fショップ 購入代行

Q & Adv, Yoko Akiyama, 秋山曜子, キャッチ・オブ・ザ・ウィーク, ニューヨーク, NY時事トレンド情報, Yoko Akiyama, 秋山曜子, ル・パヴィリオン

★ 書籍出版のお知らせ ★




当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2020.

PAGE TOP