Playboy Club Is Back
In "#MeToo" Era


#MeToo 時代のNYCに再オープンしたプレイボーイ・クラブ、
その高額メンバーシップが売れる理由は?

Published on 9/21/2018


プレイボーイ誌の発行部数が年々下降線を辿る仲、プレイボーイ・エンタープライズが近年フォーカスし始めたのが プレイボーイというブランドのマネージメント。 その一環として33年ぶりにマンハッタンに復活したのがここにご紹介するプレイボーイ・クラブ。
プレイボーイ・クラブと言えば、誰もが頭に浮かべるのがウェイトレスを務めるバニーガールですが、 そのバニーガールは 立つ姿勢から 椅子に寄り掛かるポーズまで決められ、 トレイは必ず片手でホールドしなければならない等、 様々なルールをマスターしてトレーニングされているだけでなく、競争率の高いオーディションをクリアしなければならないという ハードルの高さで知られた存在。
来店客にも「バニーガールには触れてはいけない」というルールが設けられていますが、 そのプレイボーイ・クラブの第一店舗目がニューヨークにオープンしたのは1962年のこと。 バニーガール出身のセレブリティの中には、80年代のロックバンド、ブロンディのシンガー、デボラ・ハリーや、 モデルから女優に転身し、「アメリカン・ジゴロ」でリチャード・ギアとも共演したローレン・ハットン、 ちょっと変わったところではジョン・ボンジョビの母親も元バニーガール。
そのあまりに有名なアウトフィットはアメリカで初めて特許を取得したユニフォームで、 ハロウィーンのバニーガールのコスチュームも全てプレイボーイのパテント無しには生産できないもの。 2012年にラスヴェガスのホテル内にプレイボーイ・クラブがオープンしたのをきっかけに、 バニーガールのユニフォームのデザインはイタリアのファッション・ブランド、ロベルト・カヴァーリが手掛けるようになっています。





新しいプレイボーイ・クラブがオープンしたのは、2018年9月中旬でマンハッタンのミッドタウン西側のハドソン・リバーに極めて近いロケーション。 したがって交通の便が悪いものの、同クラブは車で乗り付けるリッチ・ピープルをターゲットにしたラグジュアリー・ラウンジとして経営されているので、 むしろ地の利の悪さは好条件。
このオープニングに当って、プレイボーイがパートナーシップを組んだのが、 マンハッタン内でオフィリア・ラウンジ、ウォーターマーク・バー等を経営するマーチャント・ホスピタリティ・グループ。 クラブ内は一般の人々でも入店できるプレイボーイ・バーと、メンバーのみが利用できるプレイボーイ・クラブに分かれていて、 そのメンバー・シップの価格は最低5000ドル(約55万円)から 最高10万ドル(約1100万円)まで。 とは言っても クラブ内で最もエクスクルーシブ なエリア、 ”ラビット・ホール”(「不思議の国のアリス」に登場するウサギの穴にちなんだネーミングで、 ”ワンダーランド”にアクセスできることを意味したもの)にアクセスする秘密の扉の鍵を 与えられるのは2 万5000ドル(約2750万円)以上のメンバーシップ。 ”ラビット・ホール”では様々なパフォーマンスや、リッチなディナー・パーティーが企画され、「投資額だけで最低30億円を擁する」と言われる トップ1%のニーズを満たすサービスやエンターテイメントが提供されることになっています。

オープンを待たずして 初回にオファーされた150人分のメンバーシップ、金額にして約2億5000万円相当が完売しており、 既に新たなメンバーシップ希望者がウェイティング・リストに名前を連ねているという人気ぶり。 プレイボーイ・クラブというと、どうしても80年代までのイメージで 葉巻を吹かしてヘビー・リカーを飲むような40〜60歳の男性クライアントを想像しがちですが、 新生プレイボーイ・クラブのクライアントは年齢層が遥かに若く、 オープン直後は20代&30代が殆ど。 特にIT関連のニューリッチが 多いことが伝えられています。








プレイボーイ・クラブのオープニングは、ファッション・ウィーク終了直後とあって 多くのセレブリティが訪れ、 ロビン・シックがヒット曲「Border Line」のパフォーマンスを見せるなど、華やかであったことが伝えられていますが、 そのオープニング・パーティーで誰もが話題にしていたのが、 「プレイボーイ・クラブが#MeTooムーブメントの中で どう受け取られるのか?」ということ。 というのもプレイボーイという雑誌、及びそのカルチャーは女性をセックス・オブジェと見なしてサクセスを収めてきた存在。 加えてプレイボーイ・クラブと言えば、リッチな男性客にセクシーなバニーガール達が誘惑的な笑顔でサーヴィスをする 男性上位の世の中を絵に描いたような存在。
ところが、蓋を開けてみれば完売した初回メンバーシップのうちの40%が女性クライアントによる購入。 しかも現時点では 来店客に女性の姿が非常に多いことが伝えられ、 女性の社会進出や収入のアップもさることながら、プレイボーイに象徴されるタイプのエンターテイメントに 女性がオープンマインドになって、「男性のためのもの」という偏見を持たない様子が 明らかになっています。
その一方で、今やキム・カダーシアンのようなセレブリティが毎日のようにヌード・セルフィーをポストするようなご時世とあって、 若い男性客は バニーガールが特に肌を露出しているというイメージは持たないよう。 「バニーガールよりも その場で出会える ニューヨーカーが目当て」という声も聞かれていました。

インテリアは高額のメンバーシップに相応しく、リッチなデコレーション。 壁にはプレイボーイのメモラビリアと呼べるようなアートや写真が沢山飾られているのは当然のこと。 最もフォトジェニックなエリアの1つは赤いウォールペーパーのグロット・ラウンジで、 プレイボーイのロゴのバニーをフィーチャーした600ガロンの水槽にトロピカル・フィッシュが泳ぐ様子が ライトアップされたセクション。
前述の「ラビット・ホール」は未だ建設中であるものの、高さ3メートル、 重さ130キロのクリスタル・シャンデリアがフィーチャーされるとのことで、 「不思議の国のアリス」に登場したラビット・ホール同様、 深い穴に入り込んだような、天井が高く インティメートなスペースに仕上がる見込みです。









メンバーシップが高額とあって、バーやラウンジのメニューも高額なのは容易に想像がつくところ。 フードのメニューを担当するのは長年 ノブ でシェフを務めたリッチー・ノーター。 宮城牛のステーキを乗せたトースト、スパイシーなハマチ・タルタルを乗せたクリスピー・ライス、オイスター・ロックフェラーといった アペタイザーは一般客が入れるバーでもオーダーが可能。 ミレニアル世代のリッチな客層にアピールすべく、スシ・メニューも充実しており、 それをデザインしているのが ニューヨークの4つ星レストラン、パー・セ等で腕を磨いたタバサ・イェ。
また ドリンクはレストラン&クラブ界の著名なコンサルタント、フレッド・デックスが監修しており、 「ケアレス・ウィスパー」など、独特のネーミングのオリジナル・カクテルから、Louis XIII のコニャックまで 幅広く、ラグジュアリアス なセレクション。 ワイン&シャンパンは、アメリカン・ソムリエのプレジデント、アンドリュー・ベルによるセレクションで、 こちらもメガリッチが一晩に何百万、何千万円という支払いをアメリカン・エクスプレスのセンチュリオン・カードで していけるように、高額ボトルが充実したラインナップになっています。

プレイボーイ・クラブは年中無休で、営業時間は午後5時〜午前4時となっています。

Playboy Club New York
512 W 42nd St, New York, NY 10036
TEL: 212-644-8227
ウェブサイト:PlayboyClubNYC.com


Shopping
home
jewelry beauty ヘルス Fショップ 購入代行

Q & Adv, Yoko Akiyama, 秋山曜子, キャッチ・オブ・ザ・ウィーク, ニューヨーク, NY時事トレンド情報, Yoko Akiyama, 秋山曜子, セレブの売れないNYの物件

PAGE TOP