NYC's Most Instagramed Restaurant in 2018

2018年にニューヨークで最もインスタグラムにポストされた意外なレストラン、
老舗インディアンのパンナ・トゥー・ガーデン

Published on 1/18/2019


パンナ・トゥー・ガーデンがオープンしたのは1975年。イースト・ヴィレッジの小さなインディアン・レストランで、 全く知名度も無く、ローカルなニューヨーカーを常連客にしてきたスポット。 そのパンナ・トゥー・ガーデンが突如ブレイクしたのはソーシャル・メディア、具体的にはインスタグラムの影響。 インスタグラムでインフルエンサー、および ”インフルエンサーWannabe” が まるで「自分が見つけた秘密の隠れ家的レストラン」のように紹介し始めたことによって火が付いたのが その人気。2018年にはニューヨークで最もインスタグラムにポストされたレストランとなって、 それに驚いた多くのローカル・メディアが 改めて40年以上前にオープンしたパンナ・トゥー・ガーデンの特集をするという現象が起こっていたのだった。



 



パンナ・トゥー・ガーデンの人気の理由は、何と言ってもその1年中がクリスマスのようなデコレーション。 店内の天井から滝のように釣り下がっているカラー・バルブや世界各国の国旗、チープなパーティー飾りは お金が掛かっていないのが一目瞭然であるものの、これだけの量でデコレートされていると圧巻。 これがモダンなビル内の新しいレストランであったら さほど魅力は感じられないけれど、 ニューヨークで長く生き残ってきた古く小さなレストランというところが ノスタルジックでキッチュな魅力を高めていて、 しかも非常にフォトジェニック。 ソーシャル・メディア上で人気を集めているとは言っても、コマーシャライズされた雰囲気が無いので ニューヨーカーのみが知る穴場的なムードを楽しむ人が多いのだった。
当初は予約を取らなかったパンナ・トゥー・ガーデンではあるものの、今では予約を受け付けており、 同時にウォークイン(予約無し)の来店客にも対応しているので、 週末には店の前に行列が出来ることも珍しくない人気ぶり。
そして来店客が着席したと同時に始まるのが写真撮影で、 パンナ・トゥー・ガーデンのインテリアとそのフォトジェニックさが如何に人々を引き付けるマグネットになっているかが 窺い知れるのだった。



 




パンナ・トゥー・ガーデンはそのウェブサイトで ”(インディアン・レストランの)ベスト・フードをサーヴィングしている” と謳っているものの、来店客がさほどこだわっていないのがフード。 特に昨今は優秀なインディアン・レストランがマンハッタンに増えてきたので、 同店の人気ぶりと味を比較して「オーバー・レイテッド(過大評価)」と批判するクリティックが多いのが実情。 でもその食事のサーヴィングが早い というのはウェブサイトで謳っている通り。
また昨今オープンしたイノベイティブなインディアン・レストランは1人当たりのディナーが60〜70ドル前後になるのが通常。 でもパンナ・トゥー・ガーデンは1人20〜30ドルでディナーが楽しめるという手ごろな価格。 ディナー・スペシャルを選ぶとアペタイザー、メイン、デザートのチョイスにライス、キャベツのサラダ、チャツネがついてきて1人約19ドル、2人で35ドルという マンハッタンではあり得ない激安ぶり。
さらに同店でディナーをする魅力は、BYOB(Bring Your Own Bottle)すなわち、お酒の持ち込みが可能なことで、 ただでさえフードが安価なインディアン・レストランにおいて、お酒を持ち込めば ディナーがさらに割安になるのは言うまでもないこと。それだけでなく、通常のインディアン・レストランでは味わえない ドリンクとフードのペアリングが来店客の好みで楽しめるのも魅力。 店側にとってはドリンク収入は激減するものの、リカー・ライセンスを取得せずに済むという利点があるのだった。
フードは見ての通りのトラディショナルなインディアン・フード。 でもライティングのせいで食事の写真が紫がかってしまうことから、同店でフードが美味しく見える写真を撮影するのは そう簡単ではなく、そんなチャレンジを好むインスタグラマーも少なくないのだった。



 


パンナ・トゥー・ガーデンは写真のように階段を上がった二階がレストランになっていて、 その階段を上がった向かいにあるのが、同じくインディアン・レストランで同じようなデコレーションをしている”Milon / ミロン”。 平日で行列が無い日は パンナ・トゥー・ガーデンの別の入り口だと思ってミロンに入ってしまう来店客も居るのに加えて、 行列してまでパンナ・トゥー・ガーデンで食事をしなくてもという来店者も多いとのこと。
結局のところ パンナ・トゥー・ガーデンの魅力は、1975年から営業する老舗店でフォトジェニックであること、 食事が安いこともあるものの、年々アップスケールになっていくニューヨークにおいて 他で味わえないノスタルジックなアドベンチャーを提供している点が大きいと言えるのだった。

Panna II Garden
93 1st Avenue #2, New York, NY 10003
Phone: (212) 598-4610
ウェブサイト:http://www.pannatwo.com

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