Thomas Keller Opened His First
New Manhattan Restaurant in 15 Years


ミシュラン3つ星シェフ、トーマス・ケラーが15年ぶりに
マンハッタンにオープンした新レストラン、TAKルーム

Published on 4/26/2019


カリフォルニア、ナパのフレンチ・ランドリー、マンハッタンのタイムワーナー・センター内のパー・セという2つのミシュラン3つ星レストランを手掛けるのが セレブ・シェフのトーマス・ケラー。 その彼が約15年ぶりにニューヨークに新しいレストランをオープンしたのが、3月15日にファースト・フェイズが一般公開になったばかりの ハドソン・ヤーズ。 その敷地内のショップス&レストラン@ハドソン・ヤーズの中にオープンしたのがここにご紹介するTAK ルームで、 TAK とはThomas Aloysius Keller / トーマス・アロイシウス・ケラー の頭文字からのネーミング。
ハドソン・ヤーズの目玉レストランであると同時に、ハイエンド・レストランとして期待を集めてオープンしたのが同店。 でも蓋を開けてみると、その期待とは若干異なるのが現時点のリアクションになっています。








TAKルームのコンセプトは60年代のグラマラスなアメリカン・ダイニング。テーブルサイドの 来店客の目の前でシーザース・サラダをドレッシングで和えたり、 見目麗しく焼き上げたロースト・チキンを切り分けるなど、2016年にオープンしたザ・グリル に非常に似通ったコンセプト。 でも残念ながら ザ・グリルに比べると そのラグジュアリーさが物足りないだけに、「お値段の高さだけが 脳裏に焼き付く」と指摘されるのがTAKルーム。 それもそのはずで、自家製ポテト・チップスがディップが付いているとは言え10ドル、レタスにドレッシングを和えただけのアイスバーグ・サラダが18ドル、 トマトソースのブカティーニが30ドル、 キャビアを添えたソフト・ボイルドエッグが46ドル、ドーバーソールが85ドル、フィレミニヨンが85ドル、 デザートのチーズ・ケーキが18ドル。その決して大きくないポーションを考えると、 高額レストランが多いマンハッタンの中でも かなり高めの ”ハドソン・ヤーズ”価格になっています。








その価格もさることながら、トーマス・ケラーのファンをがっかりさせているのは、 TAKルームのメニューの殆どが 彼が一足先にマイアミにオープンしたレストラン、”サーフ・クラブ”と 盛り付けまで含めて全く同じであること。 サーフ・クラブも60年代のラグジュアリーなアメリカン・ダイニングを 具現化したコンセプトですが、こちらの方が 高級カントリー・クラブのような作りなので、遥かにエレガントでエクスクルーシブな雰囲気。 なのでTAKルームはどうしても”二番煎じ” という印象が否めないところ。
そのためトーマス・ケラーの15年ぶりの新しいレストランを歓迎する熱烈なファンが居る一方で、 「何も新しさが無い」と失望する声も多く、 前評判とは裏腹に 賛否が大きく分かれているのが現時点でのリアクション。
そもそもトーマス・ケラーほどのシェフになると、来店客が期待するのは彼ならではの クリエイティブかつ独創的なディッシュ。でもTAKルームのメニューに並んでいるのは、 50年前から存在するクラシックなメニューに若干ひねりを加えた程度のユニークさ。 それに普通のレストランがチャージする約2倍のお値段をつけているので、 トーマス・ケラーに対する期待が大きければ大きいほど 逆に期待外れになるのが TAKルームでのダイニング・エクスペリエンスになっています。






でもTAKルームは必要以上に期待さえしなければ、当たり前のものを当たり前に美味しくサーヴィングしてくれる存在。 なので「ハドソン・ヤーズに行ってみる」、「トーマス・ケラーの新しいレストランをトライしたい」 という2つの目的を同時に果たすためであれば、 トライに値するレストラン。
しかしながら少なくとも現時点で最も賢明なハドソン・ヤーズ観光と言えるのは、 ヴェッセルに上って写真を撮影して、ショップス&レストランズ@ハドソン・ヤーズを15分ほどでざっと眺めて、 何も食べずに帰ってくること。 それほどハドソン・ヤーズ内のレストランは食事&サービスを含めて 全体的にレベルが低く、 その割に値段が高額と批判されている状況。
「唯一、お値段、味、サービスで外れが無い」と言われるのがシェイクシャックで、最も混み合っているのもシェイクシャック。 ですがハドソン・ヤーズのシェイクシャックはショッピング・モール内にあるため閉鎖的な雰囲気のインテリア。 マンハッタン内には幾つもシェイクシャックがあるだけに 「何もそんな店舗に行かなくても…」というのが実際のところです。

TAK Room
20 Hudson Yards, New York, NY 10001


Shopping
home
jewelry beauty ヘルス Fショップ 購入代行

Takルーム フェイバリット・オブ・ザ・ウィーク, ニューヨーク, NY時事トレンド情報, Yoko Akiyama, 秋山曜子 ビリオネア星座

★ Q&ADV 書籍出版のお知らせ ★



アマゾン・ドットコムからのご注文
楽天ブックスからのご注文


当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2018.

PAGE TOP