Who Is Misha Nonoo?
メーガンの親友、ロイヤル・マッチメーカー、石油富豪と再婚したソーシャライトデザイナー、
その交友関係が注目を浴びるミーシャ・ノヌー
Published on 10/4/2019

英米の多くの人々が、その作品を見たことが無くても名前を知るようになったファッション・デザイナーがミーシャ・ノヌー。
というのも彼女は英国王室ダッチス・オブ・サセックスこと、メーガン・マークルの親友として知られ、
ハリー王子に彼女を紹介したマッチメーカーであるだけでなく、2人の間に生まれた息子、アーチーのゴッドマザーと噂される存在であるため。
その彼女は、メーガンがスタートしたチャリティ・クロージング・ライン、”スマートセット”のコラボレーション・デザイナーに選ばれ、
9月に行われたそのお披露目イベント(写真上左)で多数のパブリシティを獲得。
またそのコラボに合わせたタイミングでニューヨーク・ブティックもオープン。
でもそれよりもミーシャが多大なパブリシティを獲得したのは、9月20日に行われた彼女と石油富豪の御曹司、マイケル・ヘスとのウェディング。
そんなパブリシティ続きで、すっかり著名デザイナーの仲間入りを果たしたのがミーシャ・ノヌーであるものの、
実は彼女はソーシャライトとしてメディア&ファッション業界やハイソサエティでは既に極めて有名な存在。
メーガンと親友ということで一般に広く知られるようになった彼女であるものの、
メーガンをプリンセスに仕立て上げたキング・メーカーならぬ、プリンセス・メーカーとしてのパワーを持っていたのがミーシャなのだった。

イラク人の富豪の父親とイギリス人の母親を持つミーシャ・ノヌーが生まれたのはバーレーンで、家族がイギリスに移住したのは彼女が11歳の時。
今やその年間の学費が軽く500万円を超える良家の子女が通う名門、ACS インターナショナル・スクールに通った彼女は、
既にその時点でデザイナーになることを夢見ていたとのこと。
やがてパリでファッションの修行をした彼女は、ニューヨークの高額のテーラード・クローズを手掛ける小さなアトリエに勤め、
21歳にして彼女が初めて手掛けたのがジャケットとコートだけの 独自のブランドの小さなコレクション。
両親の財産と自らのソーシャル・コネクションを駆使して、ファッション・エディターやスタイリストの間で
「知る人ぞ知る」デザイナーになっていった彼女のプロフィールは、2012年に同じくイギリスのハイソサエティ出身のアレクサンダー・ギルクス(写真上一番右)と結婚したことで
更にアップ。
そのアレクサンダーはイートン在学時代からハリー王子とは親友関係で、父親は著名かつ極めて裕福な皮膚科医。
2人は16世紀に建造されたヴェニスの古城で3日間に渡る欧米のハイソサエティを集めたウェディングを行っており、
それに出席していたのがハリー王子の従姉であり ミーシャと極めて親しい英国王室、ユージーン王女とベアトリス王女。
ミーシャはその前年2011年4月29日に行われたウィリアム王子とキャサリン妃のウェディングにも出席しており、
ロイヤル・コネクションがかなり深いことで知られる存在なのだった。

一方、ミーシャが9月に再婚したマイキーの愛称で知られるマイケル・ヘスは、石油業でビリオネアとなったレオン・ヘスの孫息子であり、
現在父親のジョン・ヘスがCEOを勤めるヘス・コーポレーションの後継者。
ヘス家のはアメリカで最も裕福なファミリーの1つで、NFLのニューヨーク・ジェッツのオーナー。
マイキー・ヘスもミーシャ同様にユダヤ教徒で、ハーバード大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールに進み、
その在学中に知り合ったトランプ大統領の娘婿、ジャレット・クシュナーの弟であるジョシュア・クシュナーとは親友同士。
ジョシュア・クシュナーはスーパーモデルのカーリー・クロスと昨年結婚し、今年春に2度目の挙式を行っているけれど、
マイキー・ヘスはスーパーモデルのハイディ・クルムと親しい友人同士として知られる存在。
またベアトリス王女とも交友関係があり、ソーシャル・コネクションの広さはミーシャに決して劣らないのが彼。
ハーバード卒業後はゴールドマン・サックス、ロイヤル・ハシェミット・コートを経て、
現在は大手企業買収で知られるKKR & Co.に勤めるキャリアのエリート街道を歩んでいるのだった。
ミーシャとの交際をオープンにしたのは、2018年のハリー王子&ミーガンのロイヤル・ウェディングにカップルとして登場した時のこと(写真上、左から2番目)。
同じ年の夏には音楽業界のビリオネア、デヴィッド・ゲッフィンのヨットで、ジョシュ・クシュナー&カーリークロス、シンガーのエリー・ゴールディングらと一緒に
2人がヴァケーションを楽しむ姿が報じられており、
マイキーがミーシャにプロポーズしたのは、2019年2月のヴァレンタイン・デイのこと。
その約6カ月後に挙式というのは、ハイソサエティではショットガン・ウェディングと言えるスピード結婚。
というのもハイソサエティ・ウェディングは複数の日程で行われ、エクスクルーシブなロケーションやケータリングの手配など、
準備に時間が掛かるのもさることながら、ゲストのスケジュールを確保するために
最低1年がの猶予を設けるのが一般的と見られるため。
でもハイソサエティの面々は2人のウェディングに出席するためならば 喜んでスケジュールを調整したようで、
欧米メディアがこぞって書き立てる著名ゲスト達が姿を見せていたのだった。

そのゲストリストに含まれていたのはハリー王子&メーガン、ケイティ・ペリー&オーランド・ブルーム、ジョシュア・クシュナー&カーリー・クロス、ベアトリス王女、ユージーン王女、
ポール・マッカートニー夫妻、ニッキー・ヒルトン・ロスチャイルド&ジェームス・ロスチャイルド、カープール・カラオケで知られるトークショーホストのジェームス・コーデン、
イヴァンカ・トランプ&ジャレット・クシュナー夫妻、
ジャスティン・ビーバーのマネージャーとして知られ、数カ月前にテイラー・スウィフトの過去のアルバムの版権を全て買い取ったことで物議をかもしたスクーター・ブラウン、
元ルパート・マードック夫人でプーチン大統領やブレア元英国首相と個人的に親しいウェンディ・マードック、
前述の音楽業界の重鎮、デヴィッド・ゲッフィン、ギリシャの海運王の御曹司でかつてパリス・ヒルトンと婚約していたこともあるスタブロス・二アルコスと
現在彼と婚約中で ビリオネアのローマン・アブラモヴィッチと離婚したアートコレクター兼マガジン・エディターのダーシャ・ズーコヴァ、
ヘッジファンダーのニコ・ミズラヒと彼の妻でセレブ御用達のスタイリスト、ジェイミー・ミズラヒ、
ソーホーハウスの創設者の1人でメーガンの親友として知られるマーカス・アンダーソン、
オプラ・ウィンフリーの親友として知られるCBSのキャスター、ゲイル・キング等で、
これだけのセレブリティやソーシャライトが一堂に会したウェディングは、ハリー王子とメーガンのウェディング以来と言われたほど。
式が行われたのはローマにある巨大な映画撮影施設で、敷地内にはプライベートな神殿もあるゴージャスなロケーション(写真下)。
そこで3日間半に渡って行われたウェディングであるものの、通常土曜日に行うはずの挙式を金曜日に繰り上げたのは
その直後にアフリカ諸国歴訪を控えたハリー王子とメーガンのスケジュールに合わせてのもの。
メーガンはヴァレンティノの150万円のブラック・オーガンジーのドレスで姿を見せ、夫妻は挙式の日のみの滞在。
一方のミーシャが着用したのは自らデザインした写真下のレースのウェディング・ドレスで、
ヴェールの長さは10メートルと伝えられているのだった。


前述のように一般の人々の間では殆ど知られていないデザイナー、ミーシャ・ノヌーの作品ながら、
彼女の幅広い社交関係と ジェイミー・ミズラヒのようなセレブ・スタイリストが彼女をサポートしているお陰で、
その作品を着用したセレブリティは意外に多いの実情。
写真上は左からイヴァンカ・トランプ、ニッキー・ヒルトン・ロスチャイルド、エマ・ワトソン、ミーシャの作品を着用したメーガンとミーシャ、
アマル・クルーニー、ピッパ・ミドルトン。
大半の欧米女性は、ミーシャの作品を前述のメーガンがスタートしたチャリティ・クロージング・ライン、”スマートセット”の
コラボレーションで初めて見たという状況。
そのため彼女が今後デザイナーとしてどう活躍するかは未だ未知数であるものの、
メーガンは自分の王室入り実現の立役者であるミーシャには深く感謝しているようで、
どんなに忙しくても定期的に彼女に連絡を取り、バースデーやホリデイにも必ずミーシャにはメッセージを贈っているとのこと。
実際のところマイキー・ヘスとの再婚で、ミーシャの社交ネットワークと財力は更にパワーアップしており、
一時「アーチーのゴッド・ペアレンツになるのでは?」と噂されたジョージ&アマル・クルーニーの比ではないパワーとネットワークを
現在のミーシャが持ち合わせているという指摘も聞かれるのだった。
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