SATC Reboot, "And Just Like That..." So Far

「SATC」リブート、「アンド・ジャスト・ライク・ザット」、
撮影中の評判、ファッション、噂の数々、So Far

Published on 8/6/2021


「セックス・アンド・ザ・シティ(以下SATC)」のリブート版ドラマとしてHBO/Maxが現在製作しているのが「And Just Like That…」。
1998年〜2004年に 6シーズン、94エピソードが放映されたTV版のSATCは、今もストリーミング・サービスやケーブル・チャンネルで人気を集めていますが、 その映画版が製作されたのは2008年のこと。それに次ぐ2本目の映画は2010年に封切られましたが、以来主演でキャリーを演じるサラー・ジェシカ・パ―カーと、 番組の人気キャラクター、サマンサを演じるキム・カトゥラルの不仲が原因で、3本目の映画製作がキャンセルされたのがほぼ10年前のこと。
それ以降、シャロン・ストーンをサマンサ役にキャストする、アフリカ系アメリカ人が演じるサマンサ同等のキャラクターをクリエイトするといった方向で、 「SATC」シークウェルの製作が検討されていましたが、結局のところサマンサ不在のまま キャリー、シンシア・ニクソン演じるミランダ、 クリスティン・デイビス演じるシャーロットの3人のメイン・キャラクターの50代の人生を描く 30分番組、12エピソードのシリーズとして2021年初夏から撮影が始まったのが「And Just Like That…」。
その撮影のファースト・ショットとして一般公開されたのが写真上左のスナップ。 右側は1本目の映画のシーンの3人ですが、14年のギャップがあるだけにファンにとっては時の流れを感じさせたのがこのスナップ。 それと同時に、同じキャラクターを描いていても「セックス・アンド・ザ・シティ」というタイトルはもう不適切であることを実感させていました。



賛否両論、サラー・ジェシカ・パ―カーのファッション


TV版でも映画版でもSATCで最も大きな話題を提供してきたのはキャストのファッション。そのため「And Just Like That…」でも、 メインキャスト3人のために巨大なワードローブ・クローゼットが提供され、そのドレス・リハーサルにもかなりの時間を掛けていることが報じられています。
現時点で公開されているサラー・ジェシカ・パ―カー演じるキャリーのファッションは、作家からポッドキャスターに転じ、子供が居ないライフスタイルを反映して、 引き続き型ににはまらないファッション。特にリサイクルが目立つのがアクセサリー。
写真上左から2番目のピンクのドレスに合わせたベルトは映画版の1本目でも着けていたもの。 またTV版で人気を博したキャベツのように巨大なサイズのフラワーコサージュも かなりスケールダウンして再び登場。 同じくTV版で人気が沸騰したフェンディのバゲットも、TVエピソードで持っていたマジェンタカラーのシークィンのものが登場しています。


キャリーと言えば、ニューヨーカーが決して被らないタイプのハットをコーディネートするのがその独特のスタイルでしたが、「And Just Like That…」でもそれは健在。 特に写真上右のスタイルはレイヤーにしたクロスボディ・バッグと共に多くの人々が首を傾げたスタイル。 着用しているのは1990年代のクロード・モンタナのジャンプ・スーツから、ウォルマートでセールになっているサンドレスまで様々で、 アドヴェンチャラスではあるものの、必ずしも趣味が良いという訳ではないスタイルで、あえて話題性を狙った型破りさを取り入れている印象です。

シャーロット & ミランダのファッション So Far


シャーロットとミランダのファッションは、TV&映画時代と印象が殆ど変わっていませんが、 シャーロット役のクリスティン・デイビスのボディ・ラインが年齢に応じて緩んだせいもあって、 ギャザー・スカートやパフ・スリーブ、ラッフルといったシルエットの着こなしが少々厳しいのは誰もが感じるところ。 そもそもヴァージニア州やノースキャロライナ州ならばまだしも、ニューヨークの50代の女性でこのファッションを着用している人を探すのは難しいと言えるほど、 リアリティが欠落しているのが彼女のスタイル。
一方シンシア・ニクソンはボディ・ラインはキープしているものの、現時点でスナップされている彼女のワードローブは支離滅裂。 とても同じ人物のクローゼットから着用しているとは思えない不思議なバラエティを見せています。



その他のカムバック・キャストと、ストーリー・ラインの噂


当初はミスター・ビッグことジョン・プレストンを演じたクリス・ノース、ミランダの夫スティーブを演じたデヴィッド・アイゼンバーグといった 男性キャストが出演しないと言われた「And Just Like That…」でしたが、蓋をあければ彼らに加えて、エイデン役のジョン・コーベット、 スタンフォード役のウィリー・ガーソン、2作目の映画で彼と結婚したスタイリスト、アンソニーを演じたマリオ・カントーネもカムバック それ以外に特筆すべきカムバックは、ミスター・ビッグの2人目の妻、ナターシャ役を演じたブリジット・モイナハンがカムバック。 ちなみにブリジット・モイナハンはナターシャを演じた直後からNFLクォーターバックのトム・ブレイディと交際し、 彼との間に一児を設けたものの、その妊娠中にブレイディがジゼル・ブンチェンと交際を始めており、TV版SATCのストーリーラインに類似した 経験を実生活で演じていました。
「And Just Like That…」では、ポッドキャスターになったキャリーと夫のジョンの夫婦関係の悪化がストーリーラインの中核と言われる一方で、 ファースト・エピソードで彼が死去するという噂、もしくはサマンサ死去のニュースで番組がスタートするという噂が番組関係者の話として流れています。

子役の成長ぶり


「And Just Like That…」で時の流れを感じさせるのはお馴染みのキャストのエイジングもさることながら、 以前の子役たちの成長ぶり。ミランダの息子、ブレイディを幼い頃から演じてきたナイオール・カニンガムは、 「And Just Like That…」では、すっかり母親の身長を追い越し、既にガールフレンドが居る身。
シャーロットの中国からの養子縁組の娘、リリーは引き続きキャシー・アンが演じ、 映画版1本目のSATCの後半にシャーロットが出産した次女のローズは、「And Just Like That…」では アレクサ・スウィントンが演じ、彼女もティーンエイジャー。 ミランダもシャーロットもすっかり家族を持つ母親という雰囲気で描かれています。
ちなみに実生活ではミランダ役のシンシア・ニクソンはかつて交際した男性との間に二人の子供を設けたものの、 その後レズビアンとしてカミングアウトし、2012年に現在の妻と結婚。2018年には第一子がトランスジェンダーであることをオープンにし、 2019年には民主党のNY州知事に立候補。 一方、クリスティン・デイビスはずっと未婚で、2011年に娘を、2018年に息子をそれぞれ アフリカから養子縁組しており、アフリカ系アメリカ人である子供達のために人種差別問題非常には熱心に活動。 今となっては彼女らの実生活の方が、ミランダやシャーロットよりも遥かにドラマティックなものになっています。





グレー・ヘア & スプレー・ヘア


「And Just Like That…」の撮影が始まった途端に指摘されたのが、ミランダ役のシンシア・ニクソンがプラチナ・ブロンドのようにも見える 白髪頭でそのまま撮影に臨んでいたこと。TVと映画の「SATC」ではレッドヘアに染めていた彼女ですが、今回はショートのグレーヘアで エイジングを隠さない状態での出演。
サラー・ジェシカ・パ―カーは、撮影がオフの週末にノーメイク&白髪頭でブランチをする様子がスナップされて、 話題を醸していましたが、その翌日のセットでは再びブロンドヘアで戻っていたことから、ヘアがスプレーによる テンポラリー・ダイによるブロンドであることが明らかになっていますが、 ヘアのボリュームにはエクステンションが使われているとのこと。
シャーロット役のクリスティンは、増毛プロダクトのスポークス・ウーマンであることから、ヘアのボリュームとカラーはしっかり演出されています。

キャストのエイジング


「And Just Like That…」の興味の対象でありながら、ファンに失望を与えかねないリスクになっているのがキャスト達のエイジング。
クリス・ノースは出演を決めてから、少々ダイエットをしたとのことでしたが、それでも時代遅れのGrandpaシルエットのスーツを着用。横顔は顎と首の境目がなくなって、 すっかりトランプ状態。 一方のサラー・ジェシカも、素足や手の甲に浮き出た血管が目立っていますが、これらはおそらく映像処理で消されると思われるもの。
でも番組の課題であり、ディレクターのマイケル・パトリック・キングの手腕が問われているのは、そんなエイジング・キャラクターをどう見せるかではなく、 どれだけストーリーラインや台詞で年齢を重ねたキャラクターの人間性の深みや魅力を表現出来るか。 アメリカでは70年代に年配の女性の親友関係を描いた「ゴールデン・ガールズ」がメガヒットになっていますが、 人気の秘密になっていたのは シャープでシニカルなユーモアに加えて、様々な経験を積んだ年代だからこそ持ち合わせる温かみがあるキャラクター。 すなわちキャラクターに魅力があれば、年齢に関係なくビューワーにアピールする訳ですが、 マイケル・パトリック・キングはその単調なキャラクターやストーリーラインが「SATC2」で酷評されていたことから、 彼の従来の手腕ではエイジング・キャラクターに若い頃を凌ぐ魅力をもたらすのは難しいという悲観的な声が聞かれています。 新たに加わるキャストの魅力に期待する声も聞かれますが、 やはり長年のSATCファンにとってはお馴染みのキャラクターのエイジング・ライフを興味深く描いて欲しいというのが本音になっています。

ファンのリアクションは?


先日ソーホーで行われた「And Just Like That…」のロケでは 大勢の見物人がスマートフォンを構えてシャッターチャンスを狙う姿が見られましたが、 集まっていたのはもっぱら再放送で「SATC」を観ている若い世代。 ソーシャル・メディアの中には、「And Just Like That…」でキャストが着用しているファッションをフォローするポスト等も見られますが、 同番組は撮影の段階で多数のパブリシティを獲得している極めて珍しい存在。
したがって話題性とファンからの期待度が高いのは紛れもない事実で、ハリウッドでも 「果たしてSATCで未だ稼げるか?」は興味深く見守られています。


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